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1:労働食用奴隷はる
投稿者:
千景
春香の家は貧しかった。
父が居らず、母と2つ年下の妹菜穂と3人で、小さなあばら家に住んでいた。 母は働きすぎて身体を壊し、いまは春香が朝早くの新聞配達、学校に行く前と学校から帰っての農作業など懸命に働いていた。 春香は母と妹を愛していた。 自分はいっぱい働いて空腹でも、妹には自分より多く食べさせた。 妹は見た目も可愛いだけでなく、利発で周りの人からも愛されていた。 妹は母と春香の宝物だった。 その妹がもうすぐ中等学校に上がる。 義務教育だが、やはりお金がかかる。 春香も中等学校の生徒だが、お金がないので制服すら着れず、学校では一人だけボロボロの古着を着て惨めな思いをしていた。 菜穂が特別な奨学金を受けられる可能性がある、と言う話を春香の家がある地区を担当する小役人が持ってきた。 最後は中央政府から来る偉いお役人が決めるそうだ。 でも、既にあちらこちらからコネや賄賂等の話もある。 「それでは、とても菜穂は受けられないですね..。」 春香は諦めかけた。 しかし、小役人はこう言った。 「その方はまだ思春期の女の子がお好きだそうだ。」 それは、春香に「可愛い菜穂のために、自分の身体を犠牲にしろ」と言うことだった。 「でも、私のような不細工でがさつな女の子なんか...」 春香は、自分が痩せて、農作業で肌も荒れて、日に焼けて色黒で、普通の家庭の女の子と比べられないくらいみっともないことを自覚していた。 「それが、その方はこれまでも、貧しい家の娘を何人も都に連れて帰ってるらしい。」 「偉い地位にある方が、卑しい身分の女の子を好むこともたまにはある。」 小役人は重ねて春香を説得した。 この小役人は基本は悪人ではなかった。 ここで春香が高級役人の目に止まり、都に連れていってもらうことになれば、妹の菜穂に奨学金が出るだけでなく、母親も幾らかまとまった金がもらえるだろう。 連れていかれる春香も、もしかしたらお気に入りとなり、贅沢な暮らしができるかもしれない。 少ないても、今のような食うや食わずの生活からは逃れられるはず。 そして何よりも、そんな女の子を世話した自分自身も評価してもらえて、出世できる。 そう考えてのことだった。 春香は自分を高級役人に差し出すことを承知した。 母は強く止めた。 妹の菜穂も「私のために、お姉ちゃんがそんなことしないで..」と泣いた。 しかし春香の気持ちは変わらなかった。 数週間が過ぎ、いよいよ高級役人が来る時が来た。 あの小役人が来て、春香だけを家の外に呼び出してこう言った。 「あの方のところに行く件だが、やはり止めた方が良い。」 春香は、やはり競争相手が多く私みたいなみすぼらしい女の子では駄目なんだ..と思った。 しかし、小役人の話は違っていた。 「あの方は、年端も行かない女の子を、痛め付けるのがお好きだそうだ..。」 「あの方から都に連れていかれた女の子で、家に帰ってきたのは殆どいないらしい。」 そう小役人は春香に告げた。 「この地区であの方のところに行く話になっているのはお前だけだから、絶対に選ばれる。 しかし、そしたらお前は酷い目に会うことになる。」 さらに声を小さくして、こうも言った。 「あの方は、自分が楽しんだ後、女の子を外国に奴隷として売ってしまうこともあるらしい..」 都の高級役人なら、そんなことも出来るかもしれない。 春香は、自分が裸にされて、鞭で打たれ、男から犯され、檻に入れられ、船に積まれて売られ、外国で惨めに死ぬことを想像した。 そして小役人に言った。 「私、その方のところに行きます。だから妹をお願いします。」 あばら家の戸口のところで聞き耳を立てていた母と妹が、泣きながら飛び出してきた。 「お姉ちゃん、やめて!お願いだからやめて!」 「春香、止めておくれ。お前を外国で独りで死なせたりできないよ!」 二人は必死に春香を止めた。 しかし春香の決心は変わらなかった。
2021/03/30 05:06:57(MTUkLXrH)
投稿者:
千景
春香が高級役人に差し出される前日、狭い家の中で親娘三人でいつものように貧しい食事をして、薄い毛布にくるまって三人で抱き合って寝た。
金持ちや高貴な方達と違って、貧しく卑しい身分の者達の別れはそれだけだった。 「行ってきます。」 「行ってらっしゃい。身体を気をつけてね..。」 「お姉ちゃん、早く帰ってきてね..。」 家を出てからは、酷い人生しかなく、懐かしい家族にももう会えない、そう分かっていても、母と妹はこう言って春香を送り出した。 付き添いの小役人は、春香と目を合わせられなかった。 高級役人が宿泊している町で一番のホテルに連れていかれ、最上階に上がった。 高級役人の秘書に引き合わされたが、彼は自分の主人の生け贄となる春香を見ても「ああ、またか」と言う位の感情しか現さなかった。 「これに名前を書いて。」 事務的に置かれた紙に書かれた文章は難しく、春香には分かりにくかったが、ここまで付き添ってくれた小役人が小声で教えてくれた。 「生命も人権も、全部主人の持ち物になるのを承知します、って書類だよ..」 小役人は、これまで世話をしたことで春香に情が移っていたし、家族のために自分を犠牲にしたいと言う春香の健気さに好感を持っていた。 出来ればそんな春香に酷いことをさせたくない。 しかし、ここで春香が決心を変えてしまったら、高級役人から自分が悪い評価を与えられてしまう。 だから不安だった。 しかし春香は、ペンを取ると躊躇いもなく自分の名前を書いた。 「字が下手ですみません」 とだけ言った。 秘書は側にいた女性の召し使い二人に指示して、春香を別の部屋に連れて行かせた。 春香はそこで着ていた服ををすべての脱がされ、熱いお湯の風呂に入れられ、全身を洗われた。 美容のためではない。 卑しい身分の汚れや臭いが、高級役人に不快な思いをさせないための用意だった。 だから脇や股間も力を入れて擦られた。 痛かったが、それ以上に春香の心には、自分の汚いところを洗ってくれる召し使いの女性に対するすまない気持ち、それとやはり思春期の少女としての羞恥でいっぱいだった。 小役人は部屋の隅から春香の洗われた裸体を見て、「ほう!あの貧乏娘が..」と春香の思春期の女の子独特の美しさに感心していた。 痩せているし、顔や手などは日に焼けている。胸も薄くあばら骨も見えそうだが、貧しい乳房の先端には周囲の肌よりほんの少し濃い程度の薄い茶色の小さな乳首が見えた。 尻も硬い印象だか、それでも女の子らしい曲線を描いている。 ロリコンではない小役人にとって性的な興奮はなかったが、それでも思春期の少女の裸体は美しいものだ、と感じられた。 身体を洗われた後、春香は着るものを何も与えられず、二人の召し使いは春香の脱いだ服を全てまとめて箱に詰めた。 そして、春香が乏しい着替えや日用品を入れて持ってきた袋と共に、それを小役人に渡し、持って帰るようにと言った。 「それではこの娘の衣服などはそちらで与えてくださいますか?」 小役人の質問に召し使いはこう答えた。 「家畜には服も日用品も必要ない!」 春香が可哀想になり、小役人は自分より年も下である召し使いに懇願した。 「せめて、この娘の家族の写真くらいは持たせてあげたいのですが..」 しかし返ってきた返事は 「だめです。あなたは早くお帰りください。 殿様がこの家畜をお待ちなんです。」 小役人は大の男なのに泣きそうな表情になって春香を見た。 春香は無表情を装っていたが、目には涙が浮いていた。 しかし健気にその細い全裸の身体を小役人に向け、 「これまでお世話して下さってありがとうございました。母と妹をよろしくお願いします。」と言うと、深々と頭を下げた。 小役人は何か他に伝えたい事はないかと聞こうとしたが、二人の召し使いから 「殿様が来られます。」 との声と共に部屋の外に押し出された。
21/03/30 06:13
(MTUkLXrH)
投稿者:
千景
春香は殿様と言う言葉に不安と恐怖を覚えながら、両手で胸と下を隠した。
どんな方だろうか? 噂では少女をいたぶって喜ぶ人らしいから、優しい人ではないのは確かだろう。 淡い期待などしないほうが良い。 春香はそう自分に言い聞かせた。 いきなり奥のドアが開いた。 二人の召し使いは、膝を屈めてスカートを両手で少し持ち上げ、上半身を深く下げると言う目上の人に対する礼を行った。 二人の召し使いにとっても、こんなに早く殿様が入ってくるのは想定外だったようだ。 したがって、春香に対する礼の指導も、何もされてなかった。 春香は、二人が姿勢を低くしたのを見て、反射的に自分も踞り、土下座の姿勢になった。 ツカツカと硬い踵の音がする。 それが近づくと、いきなり春香の土下座した頭の上に、靴の裏が触れた。 体重を乗せてではなかったが、春香は殿様から頭を踏まれていた。 頭上で声がした。 「ほうっ、最初から土下座か。 出来の良い家畜と見える。 お前たちが、教えたのか?」 まだ熟年と言う程の声ではなかった。 まだ若さが残っているが、それなりに地位に応じた落ち着きと風格があった。 二人の召し使いの片方が、怯えを含んだ口調で 答えた。 「申し訳ありません。殿様のお出でになる前に十分な指導が出来ませんで..」 もう一人が答えた。 「この家畜、勝手に土下座いたしました。」 殿様が誉めているのだから、「はい、私達が仕込みました。」と答えれば、自分達の評価を上げられる筈なのに、二人の召し使いはそれをしなかった。 「嘘がばれたら、どれほど恐ろしいか..」 それが二人の言葉、声に現れていた。 春香はもともとバカな娘ではない。 これだけの会話を聞いて、今自分の頭を踏んでいる男が、どれほど恐い存在なのかを理解した。 男は春香の頭を踏んでいた足をのけ、「立て」と命じた。 高貴な方の前で、貧弱な裸を晒すのは、恥ずかしさより、惨めさが勝った。 そのまま土下座を続けたかった。 しかし、利口な春香は、そんな自分の気持ちを殺して、立ち上がった。 胸も下も隠さずに、真っ直ぐに立った。 初めて殿様の顔を見た。 きれい..。 恐さにも関わらず、春香はそう思った。 確かに殿様の顔は整い、地位に相応しい威厳さえ感じられた。 体格もすらりと長身であるが、釣り合った肩幅もあり、運動で鍛えたような逞しい胸や腕の筋肉も伺われた。 しかし、その顔の表情には、一片の情けも思いやりも、いや、人間らしい感情そのものが欠如していた。 殿様は、本当に家畜を検分するような目付きで春香を見た。 正面から見た後、「横を向け」と命じ、春香が横を向くと、また頭の上から足下まで見下ろした。 「歳は?」 簡単な質問だが、横の召し使いが緊張したのが感じられた。
21/03/30 09:55
(MTUkLXrH)
投稿者:
千景
新しい女の子には、まだ家畜としての言葉使いも礼儀も何も教えていない。
今、もしこの女の子が不躾な言動をしたら、殿様は私達二人にその責めを負わせるだろう。 時間がありませんでした..、そんな理由は殿様は認めてはくださらない。 良くて鞭打ち、悪くすると、せっかく家畜どもを上から飼育、調教する立場から追いやられて、自分達が家畜に落とされる可能性もある。 いや、殿様は、気が向けば自分の家臣、奴隷、家畜の命を自由に奪うこともできるのだ。 それも、想像したくない程残酷にである。 『ぐずぐすするな!はやく、はやくお答えしろ。しかし、余計なことは喋るな!』 二人の召し使いの女性は、やきもきしながら心の中で唱えた。 春香は答えた。 「13です。」 幸いなことに、春香の声は殿様の気にさわることはなかったようだった。 「13か..。ちょっと小さいな。」 殿様は白い手袋を嵌めた右手で、春香の薄い左の乳房をぐいっと掴んだ。 掴むには薄過ぎる乳房だった。 鋭い痛みが春香の胸に走った。 召し使いは、恐怖と緊張で硬直した。 この女の子が、悲鳴をあげたら..。 「痛い」だの「やめて!」だの殿様に逆らうような言葉を吐いたら..、私達もおしまいになるかもしれない! しかし、春香は耐えた。 激しい痛みに、目を硬く閉じ、唇を噛み締めたが、辛うじて姿勢は崩さず、声も上げなかった。 続いて殿様は、春香の身体のあちらこちらを点検するかのように触り、覗き込んだ。 目の瞼を広げられ、口を開けさせられ、髪の毛を掴まれて首を前後に揺さぶられた。 両方の乳首も、摘ままれ、引っ張られた。 足を大きく広げさせられ、股間を乱暴に指で弄られた。 殿様としては、それは愛撫などではなく、「今度買った家畜は良い品かどうか、ちょっと見てみるか」そんな感じだった。 春香は、大きく足を広げて、上半身を前屈されると言う、思春期の女の子にとって絶対にしたくない姿勢までさせら、性器や排泄のための穴まで調べられた。 しかし、春香はその辛さに耐えて 「はい」 「畏まりました」 「失礼いたします」 この三つの言葉以外は口に出さなかった。 一通り春香の身体を調べた後、殿様はびくびくしていた召し使いに対し 「うん、良い家畜だ。飼おう。」 と告げた。 殿様は春香に 「我慢強そうだな。 虐めがいがありそうだ。 お前を飼ってやる。」 と告げた。 「どうだ、嬉しいか?」 そう告げた時、春香は無表情に前を向いたまま 「はい、ありがとうございます」 とお礼の言葉を言った。 これで終わりの筈だった。 二人の召し使いはほっとしかけた。 その時だった。 無表情の春香の目から、涙がポロッと一粒流れ落ちた。 召し使いは、心臓が停まりそうになった。 しかし殿様は 「家畜でも嬉し涙か..、よかろう。」 と満足げに言うと部屋を出ていった。
21/03/30 23:02
(MTUkLXrH)
投稿者:
千景
殿様が退室するのを、春香は再び土下座して見送った。
二人の召し使いも、深々と頭を下げて見送った。 ドアが閉まっても、10秒間そのままの姿勢で礼を続け、殿様が戻らないのを確かめてから頭を上げた。 「お前、これまで貴い方にお仕えしたことがあるのか?」 召し使い達は、気になっていた事を春香に聞いた。 「ございません。」 「殿様がお前の身体をお調べする事など、だれかに聞いたのか?」 「いえ、聞いておりません。」 「お前、まだ男は知らない筈だったな?」 「はい。」 二人の召し使いは、顔を見合わせながら頷いた。 この子は、殿様が気分を壊さないために、どうしたら良いかを本能的に察知した。 今のところ、この子の態度が良かったので、私達は助かった。 この娘は良い家畜になりそうだ。 今夜さっそく、殿様の寝室に送り込まれるだろう。 そこに送られた娘は、たった1度の殿様の遊びで、心も身体もボロボロにされる。 その後、殿様の農園や鉱山等に送られて、本当に家畜として生かされ、働かされる。 ほんの数人、玩具として殿様のお気に召して、繰り返し呼ばれる女の子もいる。 寵愛されると言うのとは違う。 一度の拷問で心が壊れず、拷問の遣り甲斐がある、そう言うことである。 かえって自分の不幸を重ねるだけだ。 この子は、そうなりそうだ。 でも、お気に入りの玩具がある間は、気難しい殿様も機嫌がよいことが多い。 それは、殿様にお仕えする大勢の者達にとって、幸せなことだった。 「ついておいで。」 召し使いは春香に言った。 普通なら「来い!」である。 召し使いは、殿様との初顔合わせを無事に終わらせた春香に対し、ほんの僅かだが、好意的な気持ちを持った。 春香は二人に挟まれるようにして、ホテルの廊下を歩いた。 足の下は、生まれてこの方踏んだことのない柔らかな絨毯だし、高い天井から下がる豪華な照明器具、壁に掛けられた美しい絵画。 所々に立つ立派な服装をした殿様の家臣たち。 そのような豪華な中で、春香だけが痩せてみすぼらしい裸で歩かされている。 ここまで殿様に随行した家臣は多い。 廊下に厳つい制服で警備で立つ衛士。 目立たなく質素であるが洗練された服装の事務官。 そのような人の目に触れながら歩かされ、春香は「自分だけは裸の家畜なんだ」と強く意識した。 思春期の女の子としての羞恥心は、捨てなくてはいけないんだ。 私はもう人間じゃないんだ。 そう思うのだが、無意識に手は胸や前を隠そうとする。 右側の召し使いが、そんな春香の態度に気がついた。 冷たい声で、「やめなさい!」と注意する。 春香は、ハッとして手を下ろした。 素直な良い子..。 年上の召し使いは、そう思った。 これなどは、本当なら「なにしてる!家畜なのに隠すな!」と叱られ、鞭を与えるくらいの過ちである。 それが軽く叱っただけなのは、この召し使いの春香を好ましいとの思いからだろう。 家畜だから、人間並の羞恥心など許されない。 それが建前だが、この買われたばかりの娘は、まだ思春期の女の子としての強い羞恥心を持っているのに、健気な意志の力で必死にそれを押さえようとしている。 春香より年上の召し使いは、それを密かに好ましく思った。 自分だって、数年前に初めて裸を晒してこの娘と同じような思いをし、心の中で泣いたことがあった。 それから死ぬような努力を重ね、時には一緒に買われた仲間を裏切ることもやり、数百人の家畜の中から、信じられない幸運でやっと今の地位に就いたのだ。 本来なら、殿様の分身として、家畜に辛く当たるべきである冷酷な召し使いの筈であった。 でも、殿様の目に触れず、差し障りの少ない今なら..、ほんの少しだけ情けを掛けてあげても..。 それが、殿様に家畜として飼われて、やっと人並みに服を着れる身分になった召し使いの、 最大限の人間としての贅沢であった。
21/03/31 05:21
(LJPm1lVv)
投稿者:
千景
春香が連れていかれた部屋は、それまでの豪華な雰囲気の場所とは明らかに違った、冷たいコンクリート壁の細長い部屋だった。
床も硬く冷たいコンクリート。 壁も何の装飾も窓もない。 天井からは、電灯が一つだけ下がっていた。 床には質素な折り畳み椅子が3つ。 二人の召し使いは、それぞれ椅子に座った。 「お座り。」 年上の方の召し使いが言った。 春香は一瞬迷った。 座っても良いのかしら? 身分の上の方の前で..。 しかし、ほんの僅かの時間の迷いの後、春香は座った。 コンクリートの床に正座したのだった。 若い方の召し使いは、「ほうっ?」とちょっと驚き、年上の召し使いは、唇の端をほんのちょっとだけ上に上げたようだった。 若い召し使いに気づかれない程度だったが、微笑んでしまったのだ。 これは家畜として買われた女の子の全員がさせられる儀式だった。 座るように言われて、躊躇して座らなければ、命令に従わないと言って怒られる。 「座ってもよろしいのでしょうか?」など聞き返すような子も同じだ。 しかし、中には家畜のくせに、人間のように椅子に座ろうとする馬鹿者もいる。 そんな馬鹿者には、最初から全身に鞭をくれてやるようになっていた。 家畜は殿様の物だが、調教、躾で鞭を与えることは許可されている。 事実、全身に鞭の痕を着けて御前に引き出された家畜がいて、鞭打った召し使いは殿様に訳を聞かれた。 その結果は、その馬鹿な家畜の少女は、殿様の面前でも更に鞭で打たれ、あげくに10人以上の男の奴隷の中に放り込まれて、女としての初めての経験が輪姦となった。 数時間に及んだ輪姦の結果、少女は前後の穴が裂けて血だらけになり、正気を失って屠殺処理となったものだ。
21/03/31 10:42
(LJPm1lVv)
投稿者:
千景
春香は、予想外に早い殿様との初顔合わせ、召し使いの試験、と二つの関門を通り抜けた。
硬い床に正座した春香に、若い方の召し使いが、殿様のおもちゃとしてどうあるべきか簡単に話をした。 殿様は、お国のため、国民のために、とても忙しく大変なお仕事をなさっている。 お前達は、それのお疲れを少しでもお慰めしなくてはならない。 殿様は、少女の苦しむのをお好みになる。 お前は、そのために、殿様の前で苦しんで、殿様をお慰めするためにここに来た。 だから、苦しみから逃れようとするな。 逃れようとしても、無駄なのだ。 お前の身体も命も、全て殿様の物だと理解せよ。 そして、殿様の前で拷問を受け、苦しみ悶える姿をお見せせよ。 それで責め殺されても、幸せと心得よ。 春香は、コンクリートの床に正座して、神妙にこの説教を聞いた。 理解する、しないに関わらず、もう苦しむ道しか自分の前には無いのだ。 それは分かった。 ただただ苦しめられ、苦しみ悶えて死んでいく姿を見て頂ければ良いのだろうか...。 若い召し使いの説教が終わった時に、年上の召し使いが、小さな声で独り言のように言った。 「しかし殿様は、痛み苦しみに叫び回る女の子より、悲鳴を噛み締めて我慢する女の子の方がお好みにも思える..」 春香は賢かった。 確かに、自分が助かろうとか、苦痛から逃げようとかのためには、どんな努力をしても無駄。 でも、拷問の苦しみに耐えようと努力したら、殿様からは認めてもらうこともあるんだ..。 もちろん、拷問の遣り甲斐がある、と言う認められ方なのだが..。 それでも、人間として何かに努力して認められる、と言う細い道はあるような気がした。 最後に年上の召し使いが言った。 「これからお前は家畜として『はる』と言う名前で呼ばれる。前の人間の名前はもう無い。」 春香は、いや、はるは二人の召し使いに深々と土下座した。 そらからはるは、手押し車に載った、縦横高さが共に1.2メートルの家畜用の檻に入れられた。 もちろんこの寸法では、はるは立てないし、身体を伸ばして横になることも出来ない。 檻の中には、水の入った陶器の皿と、多分排泄用の素焼きの壺が置かれた。 「いつ殿様がお呼びになるか分からない。 休める時に休んでおけ。」 年上の召し使いは、いかにも事務的な口調で、檻の中で正座しているはるにそう言った。 それは、はるに対して仏心を感じた自分を、同僚の若い召し使いに気づかれないようにとの用心だった。 年上の召し使いは、先輩である年上の召し使いに比べて、自分の職務、つまり殿様の意を体して自分より下の家畜達を厳しく躾ることのみに気持ちを注いでいる。 例え同僚で先輩であっても、私の仏心は殿様への裏切りと捉え、彼女は私を売るだろう。 年上の召し使いは、そう思った。 彼女は、部屋を出て行く時、灯りのスイッチを切った。 それは、新しい家畜を、慣れない環境の中で闇の中に1人放置し、恐怖心を高めるための行為のようであった。 二人の召し使いがドアから去っても、闇の中に1人取り残されたはるは、やはり10秒間、狭くて無理な姿勢ではあったが、土下座をした。 それからやっと、身体を丸くして檻の中で寝転んだ。 「灯りを消してもらえなかったら、きっとずっと正座してたろうな..」 はるは暗闇、沈黙の中で、年上の召し使いに感謝の気持ちを抱いていた。
21/03/31 15:13
(LJPm1lVv)
投稿者:
千景
夢で母と妹と会っていた。
いきなり明るいライトの光を当てられ、はるは自分が檻に入れられた家畜になっていた事を思い出した。 「殿様がお前をお望みだ。」 シックなメイド服の召し使い二人と、後ろに白い質素なショーツだけの裸の少女が四人いた。 召し使いの命令で、半裸の少女四人がはるの入った檻を押し、廊下を移動させた。 廊下には数メートル毎に、厳つい制服を着た衛士が立っている。 顔は真っ直ぐ前を向き直立不動の姿勢であるが、目は自分の前を通る半裸の少女と檻に入った全裸のはるの姿を凝視していた。 廊下の奥の部屋の前には、一段とスマートで逞しく、制服もきらびやかで、しかも美貌な衛士二人が立っていた。 美貌の衛士の視線を浴びて、はるは羞恥を覚えた。 重いドアが開き、はるを入れた檻は、明るい光に照らされた部屋へと入っていった。 はるは、初夜を迎える部屋を、薄暗く扇情的な雰囲気ではないかと想像していたが、全く違っていた。 まだ殿様はお目見えになっていない。 二人の召し使いだけでなく、四人の半裸の家畜少女も緊張している。 いや、家畜少女達は強く怯えていた。 四人とも顔は青ざめ、小刻みに震えている子もいる。 反対側のドアの外から声がした。 「お出でになられます。」 その声と共に、召し使いは腰を落とし上半身を屈め、家畜少女達は土下座した。 はるも、檻の中で土下座した。 皆一斉に殿様に対する礼をした..筈だった。 はるの檻の横に並ぶ四人の家畜少女のうち、一番右にいた少女だけ、僅かに腰を落とすタイミングが遅れた。 動作の遅れを取り戻そうと、頭を床に擦り付ける動作が乱れた。 重々しく下げる筈の頭が、僅かに早い動きで、ピョコと言う感じで下ろされたのだ。 ツカツカと言う硬い靴の音が近づく。 はるの檻の前まで来た。 僅かな静けさの後、土下座が遅れた家畜少女が土下座している場所で、バシン!と肉が強く打たれた音がした。 同時に「ひっ!」と少女の短い悲鳴が聞こえる。再び、バシン!バシン!と音が続いた後、「グエッ」とくぐもった苦痛の声が聞こえ、人間がゴロゴロと床を転がる音がした。 土下座が遅れた少女は、殿様の持つ重い鞭で背中を打たれた。 それを無言で耐えることが出来ず、上半身を起こしてしまった。 少女の短い悲鳴と、許してもいないのに勝手に顔を上げたことを不快に感じた殿様は、さらに二回重い鞭を振るい、さらに硬く重いブーツで少女の顔を蹴り飛ばしたのだった。
21/03/31 20:10
(LJPm1lVv)
投稿者:
千景
蹴り飛ばされた少女の顔は鮮血で染まり、低いうめき声をあげて床の上でぐったりなった。
若い召し使いが顔を下げたまま立ち上がり、呻いている少女に近づいた。 介抱するのではない。 後ろに回ると、少女の首に自分の腕を回して、力を込めた。 呻いていた少女は、頸動脈を圧迫されて脳に血液が回らなくなり、気を失った。 「申し訳ございません。直ぐに処理いたしますが、屠殺をお望みでございましょうか?」 召し使いの言葉に、殿様は 「いや、それはまだ良かろう。 しかし、最下位の家畜に落とし、昼間は重労働、夜は男どもに自由にさせよ。」 と答えた。 若い召し使いは、 「お情けを賜り、この者に替わりましてお礼を申し上げます。」 と言って土下座した。 そして頭を上げようとした時に、殿様のブーツに僅かに家畜少女の血がついているのを見つけると、 「すみません、失礼いたします。」 と断ると、ブーツに直接口を着けて血痕を舐め清めた。 檻の中で土下座しながら、必死に耳をすませ、視線を動かして、はるは自分が入れられたこの恐ろしい世界を実感した。 二人の召し使いは、はるにとっては神様のようにも思える存在だった。 それが、今は命じられなくても、殿様の靴を舐めている。 「もう良い。」 殿様の一言で、召し使いは後退りして殿様から離れた。 「お前の忠誠は分かっている。」 殿様は若い召し使いに、お褒めの言葉を与えた。 若い召し使いは、再び深く土下座し、お褒めの言葉に対する感謝の気持ちを現した。。 召し使い様のお陰で、殿様はご機嫌がよろしくなったようだ..。 残った3人の家畜少女達は、そう思った。 しかし、次の殿様の言葉に、全身の血が凍った。 「こいつらは、自分より上位のお前が靴を舐めたのに何をしておるのか..」 殿様の手に握られていた重い鞭が振り上げられた。 土下座した三人の家畜少女の背中に、何度も振り下ろされる。 赤い線が、白い肌に何本も生じた。 初めのころは土下座したまま耐えていた少女達も、あまりの苦痛に床に這い、転がって、悲鳴をあげ始めた。 それを見ながら、二人の召し使いは、もう何も言わなかった。 こうなってしまっては、もう殿様をお止めできない。 1人の少女は、背中を打たれる痛みに耐えかねて、身体を仰向けにした途端に、膨らみつつある乳房に鞭を受け、鞭が直撃した乳首が裂けたようになり、気を失った。 一人の少女は、尻を中心に激しく打たれ、唯一身につけていた白いショーツも破れて真っ赤に染まり、本人は苦痛のあまりに気絶した。 最後の一人は、無意識に逃げようと四つん這いで這っていたところを、横から蹴り倒された。 殿様は、倒れた少女の開いた足の間を狙って力いっぱい鞭を入れた。 「ギャー!」 恐ろしい悲鳴を上げて、一撃でその少女も気絶した。 「つまらん!情けない奴らだ。」 殿様は、3人が簡単に気を失った事が不満だった。 今夜は新しい家畜を責める前に、先輩格の家畜達が責められるのをたっぷり見せて、恐怖を味わわせるつもりだったのだ。 それが、ほんの数分しかこいつらは耐えられないのか! 殿様の目が、檻の中のはるに注がれた。 「この家畜を出せ!」 二人の召し使いに命令が下る。 以前このような場面で、新しい家畜少女が恐怖のあまり檻にしがみついて、なかなか出でて来れないことがあった。 そのような事が起きないように、今では電気ショックを与える電撃棒も用意していた。 年上の召し使いは、檻の扉に取り付けられている鍵を開け、はるに出でて来るように命令した。
21/03/31 21:31
(LJPm1lVv)
投稿者:
千景
はるは召し使いから教育されたとおり、殿様の前二メートルの床の上に正座し、慌てずにゆっくりと土下座した。
「顔を上げよ。」 殿様の声がして、初めてはるは顔を起こした。 両手は湯かに付いたままである。 恐かった。 鞭で打たれたかもしれない..など具体的な事にではなく、ただ殿様が恐かった。 その殿様の目が、はるの目をじっと見ている。 自然に身震いがしそうで、堪らなかった。 とてつもなく恐いのに、はるは殿様の顔を美しいと思った。 人間のものじゃない、神様を形取った彫刻のような美しさ。 冷たく恐ろしいお顔。 殿様の口が動いた。 「名は?」 恐ろしさに心も凍りつき、頭の中は焦って空回りしているにも関わらず、「はると申します」とはるは答えた。 恐怖に捉えられた頭と別の、条件反射のようなものだった。 「ふん、はるか..」 殿様は右手の鞭を振り上げた。 殿様から打たれる時は逃げるな、そう教わっている。 はるは顔を下げ、正座して両手を床に付いたままの姿勢で、打たれる覚悟をした。 一撃目は、左の肩だった。 生まれて初めての鞭は、痛火を押し付けられたような痛みに感じた。 思わず身体を捻って苦痛から逃げようとして、はるは思い止まった。 殿様が自分の背後に回った。 背中を打たれる! そう思った途端に、背中にも火を押し当てられるような苦痛が炸裂した。 それも、2回、3回、さらに連続して打たれた。 はるは、必死に床に着いた腕で上半身を支えた。 殿様の打つ手が止まった。 またはるの前にまわり、鞭がはるの顎の下に差し込み、顔を上げさせる。 「何回打った?」 殿様の声には、面白がるような響きがあった。「13回でございます。」 はるは答えた。 「ほう?ちゃんと数えていたか。」 新しいはると言うおもちゃに、殿様は少しだけ興味を引かれた。 「お前、悲鳴も上げなかったな。 私の鞭は弱くて、痛くも痒くも無いか?」 どうお答えすれば良いのだろう? はるは、答えを探すかのように、僅かに顔を左右に振った。 年上の召し使いが、はるをじっと見ているのが見えた。 はるは、お答えした。 「とても..、痛とうございます..。」 殿様はますます面白く感じた。 「それなのに我慢したか? 我慢して、何かお前に良いことでもあるのか?」 そう言うと、また激しい一撃をはるの肩にくわえた。 その苦痛を耐えるため、はるはさすがに直ぐには言葉が出なかった。 しかし、痛みで止まりそうだった心臓が再び脈打ちだすと、はるはこう答えた。 「それが、殿様に飼われる家畜の役目と教えられましたので..」 殿様はちょっと首をかしげるような素振りをすると、今度は側で待機している年上の召し使いを見て、さも面白そうに笑いだした。 「お前の教え子か? いや、素質がありそうではないか!」 殿様は、しばらく考えてから言った。 「試してみようではないか。」 別室から、逞しい大男が数人呼ばれた。 「吊れ。」 殿様の命令で、天井から下げられた鎖が用意された。 年上の召し使いが殿様に伺った。 「吊りは、逆さにいたしますか?」 殿様の答えは 「よかろう。」 だった。 はるの両方の足首に革の足枷が嵌められ、天井の滑車から下ろされた鎖に繋がれた。
21/04/01 10:55
(FFWHf.8S)
投稿者:
千景
はるは、逆さに吊られた。
頭が殿様の腰の高さだった。 はるの足首は、足枷で60センチ開かされていた。 思春期の少女の性器が、立っている大人の目の高さにあった。 腕は縛られず、下にだらんと垂らした状態だった。 殿様は、手に持った鞭の柄の先で、はるの性器をこじ開けるように触り、小陰唇やクリトリスをグリグリと弄った。 しかし、それは痛め付けるのではなく、単なる遊び、いたずら程度だった。 「やはりこの年では、ヒラヒラも色が薄いな..」 そう言ったかと思うと、白い手袋をした指でまだ完全に埋まっているクリトリスをぐいっと剥き上げた。 敏感な粘膜の部分を弄られて、はるは激しい痛みを感じた。 鞭とはまた違った痛みだった。 しかし、はるが元々恥ずかしい痛みとして覚悟をしていた痛みとは、このようなものではなかったのか。 この後、さらに割れ目の奥の穴に、激烈な痛みを受けるはずだった。
21/04/01 18:01
(FFWHf.8S)
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