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労働食用奴隷はる
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:空想・幻想小説
ルール: あなたの中で描いた空想、幻想小説を投稿してください
  
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1:労働食用奴隷はる
投稿者: 千景
春香の家は貧しかった。
父が居らず、母と2つ年下の妹菜穂と3人で、小さなあばら家に住んでいた。
母は働きすぎて身体を壊し、いまは春香が朝早くの新聞配達、学校に行く前と学校から帰っての農作業など懸命に働いていた。
春香は母と妹を愛していた。
自分はいっぱい働いて空腹でも、妹には自分より多く食べさせた。
妹は見た目も可愛いだけでなく、利発で周りの人からも愛されていた。
妹は母と春香の宝物だった。
その妹がもうすぐ中等学校に上がる。
義務教育だが、やはりお金がかかる。
春香も中等学校の生徒だが、お金がないので制服すら着れず、学校では一人だけボロボロの古着を着て惨めな思いをしていた。
菜穂が特別な奨学金を受けられる可能性がある、と言う話を春香の家がある地区を担当する小役人が持ってきた。
最後は中央政府から来る偉いお役人が決めるそうだ。
でも、既にあちらこちらからコネや賄賂等の話もある。
「それでは、とても菜穂は受けられないですね..。」
春香は諦めかけた。
しかし、小役人はこう言った。
「その方はまだ思春期の女の子がお好きだそうだ。」
それは、春香に「可愛い菜穂のために、自分の身体を犠牲にしろ」と言うことだった。
「でも、私のような不細工でがさつな女の子なんか...」
春香は、自分が痩せて、農作業で肌も荒れて、日に焼けて色黒で、普通の家庭の女の子と比べられないくらいみっともないことを自覚していた。
「それが、その方はこれまでも、貧しい家の娘を何人も都に連れて帰ってるらしい。」
「偉い地位にある方が、卑しい身分の女の子を好むこともたまにはある。」
小役人は重ねて春香を説得した。
この小役人は基本は悪人ではなかった。
ここで春香が高級役人の目に止まり、都に連れていってもらうことになれば、妹の菜穂に奨学金が出るだけでなく、母親も幾らかまとまった金がもらえるだろう。
連れていかれる春香も、もしかしたらお気に入りとなり、贅沢な暮らしができるかもしれない。
少ないても、今のような食うや食わずの生活からは逃れられるはず。
そして何よりも、そんな女の子を世話した自分自身も評価してもらえて、出世できる。
そう考えてのことだった。
春香は自分を高級役人に差し出すことを承知した。
母は強く止めた。
妹の菜穂も「私のために、お姉ちゃんがそんなことしないで..」と泣いた。
しかし春香の気持ちは変わらなかった。
数週間が過ぎ、いよいよ高級役人が来る時が来た。
あの小役人が来て、春香だけを家の外に呼び出してこう言った。
「あの方のところに行く件だが、やはり止めた方が良い。」
春香は、やはり競争相手が多く私みたいなみすぼらしい女の子では駄目なんだ..と思った。
しかし、小役人の話は違っていた。
「あの方は、年端も行かない女の子を、痛め付けるのがお好きだそうだ..。」
「あの方から都に連れていかれた女の子で、家に帰ってきたのは殆どいないらしい。」
そう小役人は春香に告げた。
「この地区であの方のところに行く話になっているのはお前だけだから、絶対に選ばれる。
しかし、そしたらお前は酷い目に会うことになる。」
さらに声を小さくして、こうも言った。
「あの方は、自分が楽しんだ後、女の子を外国に奴隷として売ってしまうこともあるらしい..」
都の高級役人なら、そんなことも出来るかもしれない。
春香は、自分が裸にされて、鞭で打たれ、男から犯され、檻に入れられ、船に積まれて売られ、外国で惨めに死ぬことを想像した。
そして小役人に言った。
「私、その方のところに行きます。だから妹をお願いします。」
あばら家の戸口のところで聞き耳を立てていた母と妹が、泣きながら飛び出してきた。
「お姉ちゃん、やめて!お願いだからやめて!」
「春香、止めておくれ。お前を外国で独りで死なせたりできないよ!」
二人は必死に春香を止めた。
しかし春香の決心は変わらなかった。
 
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2021/03/30 05:06:57(MTUkLXrH)
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