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イベントコンパニオン・奈々子
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:イベントコンパニオン・奈々子
投稿者: TAKUYA
ID:taku60
身長168㎝。大学時代、イベントコンパニオンのバイトの勧誘を受け、興味本位で引き受けてしまった。
しかし、現場で支給された制服は、制服とは言えないようなエロい物だった。
丈の短いトップスでお腹は丸出しで、デコルテ部分ばかりか、胸の谷間もくっきりと見えてしまう。それにスカートは極々短く、ほんの僅かに屈んだりするだけで、ショーツが見えてしまうような物だった。

身長が高いことがコンプレックスで、普段からなるべく目立たないような服装をしていた奈々子にとっては、衝撃と言える衣装に戸惑いながらも、周りには自分と同じくらいか、さらに背の高い女性が、凛として佇んでいる様を見て、少しだけは気が楽になったけれど、緊張は簡単には解けない。
ただ・・・・プロのメイクさんに化粧をしてもらった時、それまで、これと言って特徴が無く、美人とはとても思えなかった自分の顔が、みるみる華やかな女性になっていくのを見て、ワクワクする気持ちだけは、ある意味、大きな収穫だった。

そして、いよいよ会場へと進み出るのだが、そこにはいわゆるカメラ小僧と呼ばれる男たちが無数にいた!
主催者側からの視点で考えるならば、彼らがネット上にたくさんの魅力的な写真を拡散してくれることによって、情報が拡散してくれることは、願ったり、叶ったりなのだろうけれど、その撮影の仕方は、尋常ではなかった。
女性だけを取るだけではなく、宣伝する商品も同時に撮っているのだが、明らかに女性だけを撮っている人がいる。それも、身体のパーツ毎に、それも角度を変えながら・・・・・

周りのコンパニオンたちは、そんな彼らの行動など気付いていないかのように、自然な笑みを浮かべているけれど、菜々子はどうしてもその笑顔が自然には出来ない。
それに・・・アングルを変えられる毎に、シャッターが切られる毎に、自分自身の身体が彼らによって切り取られ、この日の夜、彼らのパソコン上や脳の中で改めて組み立てられ、卑猥なフィギュアが作られてしまう。そして、その作り出された自分の身体が、彼らの体液によって汚されてしまうような、悍ましい妄想さえ浮かんでしまう!

肉体的な面はともかく、精神的に疲労困憊して一日目を終えたのだが、それとは別に、ある女性の行動が気になった。
奈々子は、出番から戻ってトイレに入ったのだが、同じタイミングで入ったはずの女性が、なかなか個室から出来なかったのだ。
奈々子は、少し心配になってしまい、トイレの方を気にしていたのだが、出て来たのは五分以上、経ってからだった。それに、顔がとても紅潮しているようだったし、歩き方もぎこちなく感じた。
とは言え、トイレで何かあったのかを訪ねることも出来なかった。

予定していた日程通り、行事は進み、最終日。
数人の女性たちから、また別のイベントで会いましょう!今回は、お疲れさまでした・・・と言う意味で、軽く飲み会をすることとなった。

その飲み会で、初めての体験について聞かれた奈々子は、正直に答えた。
「あのカメラマンたちは、いつもあんな風なんですか?もしそうなら、とても、この仕事を続けていく自信はないかな・・・・」
すると、ある女性が即座に言った。
「しかし・・・仕方がないんじゃない!?男たちにとって、一般女性とは比べ物にならないくらい、私たちはとっても魅力的な女なんだから・・・。」
他にも・・・・
「アイドルにしてもグラビアをする女性にしても、女子アナ、女優さんでも、多くの男性ファンがいる女性たちは、皆そうだと思うけど・・・・・陰ではオナペットにされているはずなんだし、それは魅力的な女の宿命だと思うけど・・・・」
つまり、彼女たちは、自分たちが撮影をされている時、彼らのオナペットにされていることを、暗に認めていたのだ。それも、ポジティブに考えている!

奈々子は、そうした考え方をしないと、コンパニオンだけではなく、アイドルなどの華やかな仕事は出来ないのかな・・・・と、漠然と思った。
しかし、一般男性ならばともかく、いかにもオタクっぽくて気持ちが悪い男たちのオナペットにだけはされたくない!と言う気持ちは拭い切れない。

それはともかく、この飲み会の最後に、菜々子は皆からメールアドレスを教えて欲しい、と言われ、交換をすることになった。この世界は広いようで狭く、また遭うことになるだろうから、その時には、なるべく情報を共有したい、と言うのだ。
奈々子は、あくまでも興味本位で参加しただけであって、続けるかどうかは未定ではあったけれど、何らかの時には、助け合える時が来るかもしれない・・・と思い、それに応じることにした。

そして・・・その夜、自宅に戻った頃に、一通のメールが届いた。
一緒に飲んでいた「乃蒼」さんと言う女性で、例のトイレで長く留まっていた女性からだった。
そのメールに添付されていたのは、トイレ内で撮られた写真であり、それもオナニーをしている写真だった!
「私・・・彼らに写真を撮られ、彼らの妄想の中で、どんなことをされてしまうのか・・・それを想像すると、濡れてしまうの。
それに、みんな、口では彼らのことを気にしていないような口ぶりだけど、本当は私みたいな子が、意外と多いはず。
なぜなら・・・・、本当に撮影されるのが嫌な子は、すぐにこの仕事を辞めてしまうから・・・・」

奈々子は、このメールにどう返信したらいいか分からず、暫くは放置していたのだが、少し気になったのでメールをしてみることにした。
「例えば・・・どんなことをされることを想像しているんですか?
きっと、普通にセックスをされるだけではないんでしょうね。」
すると・・・少し間を空けてから、乃蒼さんのメールが届く。
「彼等は、すぐには手を出すことはないでしょうね。
まずは順に服を脱ぐように命じながら、撮影をするはず。
あるいは、彼らの用意した淫らなドレスを着せられたり、卑猥なランジェリーを着せられたり、様々なポーズをさせての撮影会・・・。でも、これはあくまでも彼らの前戯に過ぎない。
その後は、普通の子では堪えられないような、羞恥と屈辱の時間が延々と・・・・。
具体的な変態プレイを考えると、確かに怖いけど・・・」

この日は、これ以上の会話はなかったのだが、その数日後、彼女からあるメールが入った。
「自宅で撮影会をしたいと思うんだけど、カメラマンになって欲しいの。
もちろん、これは依頼だから、それ相応の御礼はするつもりです。」

 
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2021/11/20 22:54:59(efBmfx80)
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