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人妻の堕落
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:人妻の堕落
投稿者: 貴之
小島裕子は、旦那を送り出した家のリビングでパソコンに向かっている
ディスプレイには黒地に赤色の模様がちりばめられた下品なデザインのサイトが表示されている

裕子の人生に最高と最低の経験はない
学校の成績も悪くはないがトップではない
友人はたくさんいたが、就職や結婚などの変化で疎遠になる程度の関係
職場では認められていたが、何かを任される程ではない
3年前に結婚した旦那を愛しているが、出張と残業とセックスレス
何もかもがそんな人生だった

退屈なほど平和で、気が狂いそうになるほど安全な長い長い時間は、裕子の心を蝕み仮面を剥ぎ取る
深夜まで自分しか存在しない家の中は、他人の視線とゆう刺激を奪い裕子の気を緩めさせ、そうゆう場合においてほとんどの人がそうなるように、裕子もまた悪い方に、自分でもそうとは気付かずに進んで行った


パソコンを使いインターネットを楽しむようになり、裕子はすぐにアダルトサイトに通い始めた
ただでさえ退屈なのだから、平和な他人のニュースなどよりも刺激を選ぶのは当然だったろう

ただ、そこで裕子は止まれなかった
裕子自身も知らなかった性癖
どこにでもいる、誰とも違わない、いたって普通の女とゆう仮面の下には、屈辱と理不尽と羞恥に反応するマゾが棲んでいたのだ

最初は読むだけ
けれどすぐに、自分の指で自分を弄り始めた

内容は普通のセックスからアブノーマルなモノに変化していき、最近では調教の体験告白のサイトに入り浸るようになっていた

何日間も続いた

1日にする回数も増えた

好きなだけできるから、時間だけは無限に自由だから、裕子は自分の変化に気付いていなかった
どれだけ快楽とゆうエサに弱くなっているか
どれだけ刺激を体が、心が求めているか


裕子は足を開き、右手をマウスにおいたまま左手の人差し指をクリトリスに這わせた
いつもするようにゆっくりと・・・ゆっくりと動かしていく

快楽が満ちてくる

けれど数分後、溶けかけた思考を突然のインターホンの音が現実に引き戻した


二度めのインターホンに急かされ、あわてて玄関に向かう

扉を開けると、そこには醜い男が立っていた
脂ぎった顔、分厚い唇、醜く突き出た腹
とても不快な印象の、けれど見たことのあるはずの男が何者か、男の言葉で思い出す

「あの・・・月極めの契約更新の件で・・・」

そうだ、この男は駐車場の管理人だ
旦那の通勤に使う車を停めている駐車場の管理人
もうそんな時期か・・・つまりは結婚して再来月で丸三年・・・

「あの、、、更新との事なんで、ハンコもらえますか?」
裕子の思考を男の声が邪魔する
本当に不快な男だ・・・

不機嫌になりながら振り返り、リビングに戻りハンコを探した
玄関に戻ると男は、なぜか焦っていた
汗をかいている顔が、さらに不快感を増す

裕子はさっさと追い出したくて急いで捺印したが、急かす暇もなく男は、書類を鞄になおしもせずに玄関を飛び出していった


なんなんだ?とゆう疑問は、裕子の心にはあまり湧いてこなかった
そんな不快な醜い男の挙動よりも、楽しい時間を邪魔された事実を考えていた

パソコンの前の椅子に、10分ほども惚けていただろうか
裕子は心の落ち着きを感じ、左手の指をスカートの中に入れながら右手でマウスをクリックした
リロードのマークを見つめながらゆっくりとクリトリスを刺激する
黒地に赤色の模様がちりばめられた下品なデザインが更新された

スレッドが増えてる

裕子はスレッドの標題を読んだ瞬間に悲鳴を上げた



隠れマゾ 淫乱人妻 裕子
2014/02/04 10:37:03(LIruynoC)
42
投稿者: 貴之
あの後・・・深夜に旦那がホテルの部屋をでた後も耕三との行為は続いた
膣に出された精液を、自分の指で掻き出し身体中に塗り付け、それを小便で洗い流されたのはもう朝の6時を回っていた

体を洗い、準備をしてそのまま新幹線に乗り、昼過ぎには街に戻っていたが、さすがに耕三は裕子を開放した
裕子は、いつもそうするように服を着替えて、わざとダイニングのテーブルの椅子やベットの布団を少し乱してからソファーに横になった



目を覚ますと、もう時計の針は18時を回っていた
裕子はまだ睡眠の足りない体をノロノロと起こす

ふと脳裏を不安がよぎる
それは小さな針のような違和感だった

何かを忘れている

しなければいけない何かを

裕子は、まだハッキリとしない頭で考える
これは何だろう
全てしたはずなのに
支配され、抑圧され、理不尽にまみれ理性が溶かされた後の・・・いつもなら幸福に包まれる感覚さえ感じているはずなのに

何かを忘れている

しなければいけない何かを

そうしなければ耐えられないほど大切な・・・一番の事
14/02/09 19:17 (Uu8sE221)
43
投稿者: 貴之
いつもと逆だな・・・

そう思いながら晴樹は裕子を玄関で見送る
裕子の表情は、少し抜けたように虚ろに見えたが、、、いや遊びにいく訳ではなし当然と自分の考えを否定した

古い友人が突然倒れた、、、そう聞かされたのはつい2日前の事だった
身寄りのない友人を少しでも助けたい・・・そう話す裕子を引き留める術などあるはずもなく、晴樹はせっかくのたまの連休を一人で過ごす事を決意する

一人で過ごすには広すぎる部屋の中で、普段妻が体感しているだろう静寂を感じながらパソコンの前に座る


―――――

不思議な感覚だった
裕子は今でも、その瞬間の衝動が理解できていない

ただリビングでふと目に入った電話器に、引き寄せられる気がした
足を踏み出した時、連絡しなければと思い始めた
その思いは一歩ごとに強まり、受話器を手に取る頃には切実なものに変わっていた

連絡しなくては
もう我慢できない
何度でも欲しい
一番好き・・・
早くしなければ・・・耐えられない

何がかはわからない
けれど裕子の指は、裕子自身も知らない番号を押していく


「もしもし」

野太い声が聞こえる
裕子には覚えのない声

しかしその声は裕子を知っていた
「裕子です」と名乗ると、一瞬の間をおき笑い初めた

男の言葉の意味は理解できないものも混ざっていた
けれど裕子の心は、その通りだと思った


よく連絡してきた
耐えられなくなったんだな
たっぷりやるぞ
もう待てないだろう
我慢できないだろう
早く来い
たっぷり与えてやるぞ
コレが一番好きなんだろう?
我慢できないんだろう?
早く来い

男は待ち合わせ場所を指定し、また嬉しそうに笑いながら電話を切った
14/02/09 19:37 (Uu8sE221)
44
投稿者: ゆみ
また読ませて頂きました
いつもこのあとどうなるのかが楽しみで見てしまいます

妄想なら主人に迷惑をかけないのでいいかと思いました
14/02/09 20:34 (kVW..Dn9)
45
投稿者: 貴之
責めるわけではありません
誤解を与えたのなら謝ります
悪いだのとは思ってもいませんよ

貴女が興奮したことに欲情しただけです
14/02/09 21:28 (Uu8sE221)
46
投稿者: ゆみ
ごめんなさい、誤解していません
別に怒ってもいません
私も誤解をさせてしまってすみません
変態妄想をして興奮しました
14/02/09 22:43 (kVW..Dn9)
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