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恋人以上兄妹未満
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:シナリオ 官能小説
ルール: エロラノベ。会話メインで進む投稿小説
  
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1:恋人以上兄妹未満
投稿者: 108
ID:aaa599
みなさん、こんにちは。108です。
今回は、ノベライズ風にしてみました。
テーマは胸キュン青春群像です(笑)。
官能部分は、前半チラホラですが後半にはがっつりと盛り込む予定です。
楽しく読んで頂ければ幸いです。
では、さっそく。


「恋人以上兄妹未満」

私には京子と言う同じ歳の幼馴染みが居ました。
もちろん保育園からの記憶しかありませんが家がお向かいのため、赤ん坊の2人が一緒に写っている写真が残っています。
家族同士でキャンプや旅行にも出掛けていましたが、特に母親同士の仲が良かったため、私と京子は、いつも一緒に居る兄妹のように育ちました。
小さい頃から水泳が得意で活発な京子を姉のように慕い、当時背の低かった私は、いつも京子について回り、どこに行っても弟と間違われました。
小学校2年生ごろからは私の母が働きに出た為、学校から京子の家に帰っていました。
私は一人っ子でしたが京子には年の離れた妹と弟が居り、いつも一緒に遊んでいましたが小学校6年生になった頃から、京子とは疎遠になりました。
思春期に入り、お互いの親からは、よく言われていた「2人で早く結婚して孫を見せて」等の言葉も疎ましくなりました。また、お互いが男女として意識しだした時期であったため、世間にありがちな行動ではありましたが学校以外では顔を合わせても無視するような状態でした。
中学、高校と同じ学校でしたがほぼ口も聞かず、時には家が近所というだけで友達に冷やかされ、恋愛の対象になる事はお互いに無かったと思います。 つづく
 
2017/08/29 13:43:54(xXIL7uVb)
52
投稿者: エロ熊♂
ID:kuma9075
108様、初めまして。エロ熊と云います。久しぶりに「官能小説の館」を覗いて見て、「恋人以上兄弟未満」の題名に惹かれ、読み始めた所、たちまち引き込まれてしまい、気がつけば此の作品の虜になっておりました。
当方 55ですが、学生時代にこんな出会いと経験が出来て居たらなぁと、想いを馳せたり、京子の圭太への想いが堪らなく愛しく描かれておられ、男目線から、こんな女性と巡り逢いたいと一度は思ったと思います。又 自分も関西圏ですが、会話のキャッチボール、間合い。もう 最高です。
続きを楽しみにしております。宜しくお願いします。
17/09/09 11:53 (VUIqjqY5)
53
投稿者: 108
ID:aaa599
コメありがとうございます!大変励みになります
続きをお楽しみに下さい。
17/09/10 07:43 (nzJK3vqe)
54
投稿者: 108
ID:aaa599
最終話
京子「こんなんしてたら、ほんまに妊娠するな(笑)」
私「妊娠してもせんでも、京子と結婚するから」
京子「恋人期間5時間で婚約やん!その前は兄妹みたいやったのにな」
私「ほんまやな(笑)。」
京子「圭太、チビやったのに知らん間に男の子になったな。お母ちゃん嬉しいわ」
私「なんでお母ちゃんやねん。自分で兄妹や言うてるやん」
京子「ほな綺麗なお姉ちゃんやな」
私「昔は、京子をほんまに姉ちゃんみたいに感じてたけど、今は俺が兄ちゃんにならんとなって思うわ」
京子「圭太は昔から兄ちゃんみたいやったよ。チビで恥ずかしがり屋やったけど、後ろから私を見守ってくれてる兄ちゃんやと思ってたで」
私「そうやったん?」
京子「圭太は私と違って、昔からしっかりしてるやん。家では昔から、わがままな妹は、しっかりした兄と比べられてますねん(笑)」
私「うちの家は、女の子が欲しかったみたいやから、京子ちゃん可愛いな~て言うてんで。今でも(笑)」
京子「圭太ママやろ?女の子が欲しかったて、しょっちゅう言うてるわ(笑)」
私「京子、大学行くん?」
京子「うん。行きたい大学があるねん」
私「そしたら、あと5年ぐらいは結婚できんな」
京子「圭太が今すぐ結婚したいって言うたら、大学行かんでもいいで、ほんまに」
私「オレもそう思ったけど、結婚は、大学出てからでも出来るしな。今、やりたい事をやらんとな」
京子「今はもっとエッチがしたい!」
と、京子が布団に潜り込み、私のものを咥えてきました。
結局、私達は朝までに5回エッチをして寝てしまい、ホテルからの電話で起こされました。
眠い目を擦りながら、急いでチェックアウトを済ませホテルを出ると、台風一過の空は綺麗に晴れわたり、眩しい陽射しが降り注いでいました。
2人で駅までの道を歩きながら、
京子「うち、へんな歩き方になってない?」
私「なってる。やばい人やな」
京子「そんなに変になってる?」
私「おしっこ、めっちゃ我慢してる人みたいやで(笑)」
京子「まじで?(笑)。まだ圭太のが入ってるみたいな感じがあんねん」
私「何か取り忘れてるんちゃうか?」
京子「何を忘れんねん(笑)」
私「おんぶしたろか?」
京子「お父ちゃん、おんぶして~!」
私「そこは、あなた~!ちゃうん(笑)」
京子「あなたとか言わんし!」
おんぶされた京子が空を見上げながら、
京子「めっちゃええ天気やん!今から、もう1回プール行っとく?(笑)」
私「同じこと考えてたわ(笑)てか、京子、後ろからパンツ丸見えちゃう?」
京子「うそっ?降ろして」
私はミニワンピース姿の京子をおんぶしたまま更に高く持ち上げ、走り出しました。
京子「やめろっ、見えてるって!」
圭太「毛がはみ出す?(笑)」
京子「あほか!毛ないし!」
圭太「京子、帰ったら、おっちゃんとおばちゃんに言うわな。真面目に付き合ってるって」
京子「うん。うちは、圭太ママにさっきメッセージしたけどな」
圭太「はやっ!」
京子「圭太、降ろして!パンツが食い込んで来た」
圭太「それ、見たいな」
京子「変態か!はよ降ろせって」
圭太「駅まで降ろさんし!」
京子「マジで止めろって(笑)」

おわり
17/09/10 07:45 (nzJK3vqe)
55
投稿者: 108
ID:aaa599
あとがき
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。青春し過ぎましたか?(笑)
コメントいただいた方々、ありがとうございます。コメントいただけると、読んでいただいた実感が湧いてきて、とても励みになりました。
ライトノベルを読んだ事ないので正解が分からず書きましたが台詞回しで書くと、案外スラスラと筆が進み楽しく書けました。
皆さんも楽しく読んでいただけたのなら幸いです。
次回作を書いてますので、またアップしたいと思います。
旧作も読んでいただければ幸せです(笑)。
17/09/10 07:46 (nzJK3vqe)
56
投稿者: 日本茶々!
名作のご提供をありがとうございました。
毎回読み終えるとほのぼのとさせられたものです。

次回作も楽しみにお待ち申し上げます。

なお、ささやかな要望ですが、次回作もできれば作者名からすぐ連想できるように「108」さんでお願いいたします。



17/09/10 15:16 (IVOmSh.i)
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