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PTA役員…紀子
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:シナリオ 官能小説
ルール: エロラノベ。会話メインで進む投稿小説
  
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1:PTA役員…紀子
投稿者: 俺も初心者
山内紀子49歳。
夫の正明51歳と、高校3年の娘の理花との3人家族。

紀子は1人娘とゆうこともあり、理花の小中と、PTAの活動に積極的であり、比較的PTAの役員を引き受けることがあり、
理花の高校最後となる今年度もPTAの役員を引き受けていた。

夫の正明は中堅企業の管理職をしており、わりと収入もよいほうで、正明の収入だけでも十分なのだが、娘の理花が中学に入ってからは、理花の塾代の足しにでもなればと思い、車で10分ほどのとこにあるファミレスで、10時~16時までのパートをしていた。

理花の高校が夏休みにはいるのも後数日とゆうある日、
16時からのパートが当欠することになってしまい、紀子が21時まで延長ではいることになった。
娘の理花に連絡して夕飯のことは頼んだので、家のことは心配なく、仕事にはいれたのであった。

夕方18時ごろを過ぎた頃から店もだんだん忙しくなってきたので、慌ただしく動きまわる紀子であった。

19時をまわったころ、若い男女4人組を紀子は案内したのだが、その中の1人の男の子がなんとなく見覚えのある顔だと思い紀子は考えていた。
女子の2人が制服だったので高校生だと思い、(娘の知り合いだったかな?)などと考えていたのだが店も忙しく、仕事してるうちに、紀子はそのことを考えるのも忘れてしまっていた。

後少しで21時になるとゆう時に、紀子はレジにいて、さっきの若い4人組がちょうどお会計にきたので紀子がレジを担当した。
見覚えのある男の子がお金を払い、紀子はありがとうございました!と、若い4人組の後ろ姿を見ながら、(あっ!あの子理花と同じ中学の子だ!)と思い出した。

娘と中学の同級生とはいえ、娘の理花ともほとんどなんの接点もない少年なのだが、PTAの集まりで名前がでることもあった少年なので紀子は知っていたのだ。
中学のころ、その少年がよく遅い時間に出歩いている、などの報告があったのだ。
なので、紀子は少年のことを思いだしたが、その場で特に声をかけることをしなかった。

仕事が終わり紀子は車を走らせて、コンビニで明日の食パンを買おうと思い、帰り道のコンビニに立ち寄った。

コンビニの入り口付近に化粧品が置いてあり、ふと見ると、さっきの少年が1人でいたので、声をかけようかと迷っていたら、その少年が手にしてた整髪剤らしきものを、すっとポケットにそのまま入れたとこを見てしまった。
(えっ!どうしよう?万引き?)
紀子が少し混乱していると、その少年はすーっとコンビニから出て行ってしまった。
紀子もとっさにコンビニをでて、少年を追いかけていた。
路地を曲がったところで紀子は
「ちょっと待ちなさい!今何かポケットに入れたでしょ!出しなさい」
何も答えず俯いてる少年にたたみかけるように
「あなた、○○中学だった吉沢君よね!?」
「早く今ポケットに入れたもの出しなさい!」
言うと同時に紀子は少年のポケットに手を入れ、持ちかえってきたであろうヘアワックスを取り出した。
「持ってきたのはこれだけ?」
黙って頷く少年に紀子は
「ちょっとここで待ってなさい!逃げてもあなたのことはわかってますからね!」
紀子は少年に釘をさすように言い、ヘアワックスを持ってコンビニへと入っていった。

紀子が出てきた時に、少年は逃げずにその場で待っていたので
「ちょっとお話ししたいからいいかしら?私の車に乗って!」
少年は黙って紀子の車に乗り込んだ。
「ここじゃなんだから…○○のマック行くわね!」
紀子は万引きしたコンビニの近くにいると、少年が万引きしたのがお店の人にわかってしまうと思い、機転をきかせて車を走らせたのだった。
俯いたままの少年に
「どうしてこんなことしたの?万引きは犯罪よ!」
なにを紀子が言っても少年はうつむいたまま何も答えないので紀子も少し落ち着いて、話を変えてみようと思い
「吉沢君よね?うちの娘と○○中学の同級生なの!さっきお店にきた時に見たの。」
「はい!吉沢です。娘さんって誰ですか?」
やっと口を開いてくれた少年に
「山内理花よ!あんまり知らないでしょ?(笑)私は理花が中3の時にPTAしてたから、なんとなくあなたのことも知ってたの!運が悪かったわね(笑)」
冗談ぽくあえて少年の気持ちを和ませるために紀子は言うと少年は少し笑いながら
「そんなことは…(笑)」
少し和んできたのだか紀子はまた強い口調で
「でもね、悪いことは悪いんだから後で吉沢君のお母さんにも連絡するわよ!」
そんな話しをしてたらマックに到着して、紀子は少年に席に座らせて、少年のためのコーラと自分のコーヒーを買って戻ってきた。
「コーラでよかったかしら?さっきもファミレスでコーラ飲んでたから!」
「はい、いただきます。」
万引きが見つかり緊張していたせいか、一気にコーラをゴクゴク飲む少年を見ながら紀子は
「さてと!まず吉沢君の自宅の電話かお母さんの携帯の番号教えてもらえる?お店には私のほうから謝って、ヘアワックスは買い取ってきたけど、お母さんには報告しておかないといけないから!」
「母はいません…自宅の電話ありますけど、たぶん父もいないと思います。」
「お母さんいないって?吉沢君はお父さんと2人で暮らしてるの?ご兄弟は?」
「姉がいますけど、母親が出てった時に姉も1人で独立しました。」
「そうなの…一応おうちの電話番号教えてちょうだい!」
母が出てったと聞き、気の毒に思う気持ちも紀子にはあったのだが、本当のことかどうかもわからないので、とりあえず自宅に電話しようと思い聞いた。
「はい!これです。」
少年は素直に電話番号を書いて紀子に渡した。
受け取った紀子はその番号にかけるが、やはり誰もでることなく留守番電話に切り替わった。
「本当に誰もいないみたいね?お父さんは何時ごろ帰ってくるのかな?」
「たぶん…今週は帰ってこないかと思います。二週間ぶんの食費もらったから…」
「えっ?吉沢君はいつも1人で生活してるの?食事はどうしてるの?」
「父にまとめてもらったぶんで外食したり、コンビニで買ってきたり、適当にしてます。」
(ああ!だから吉沢君は中学のころよく夜なのに外にいて噂があったんだ!)
急に少年がどうゆう生活をしているのかが気になり始め
「だからさっきのファミレスでも吉沢君がみんなのぶんをおごってたのかしら?」
「はい、みんなにおごるから付き合ってもらってるんです。それで…さっきも本当はお金あったら買いたかったんだけど、ファミレスでお金全部使ってしまって…すいませんでした。」
素直に謝る少年をみて紀子はかわいそうになり
「そうだったのね!でもやっぱり万引きはいけないわね!欲しくても我慢しなきゃ!どうしてもそのワックスがなきゃ生活できなかったわけでもないんだし…とりあえずこのワックスは私が買ってあげました!出世払いよ!(笑)」
笑いながら先ほどコンビニから買い取ってきたワックスを少年に笑いながら手渡した。
「いいんですか?ありがとうございます。」
「いいのよ!そのかわりもう万引きなんかしないって約束してね!わかったかしら?」
「はい!約束します。本当にごめんなさい。」
「約束よ!じゃあもうしないと約束してくれた吉沢君を信じて、このことは学校にもお父さんにも言わないでおいてあげるから!」
「本当にありがとうございます。」
何度もお礼を言われ紀子はすがすがしい気持ちになっていた。
「あら、もう22時ね!高校生は帰らないと!送ってくわ!」

車に乗り込み少年の自宅まで道案内をされながら運転してると、
万引きを見つけた時よりも紀子自身の気持ちも落ち着き、あらためて若い男性と2人で車に乗ってるとゆうことを紀子は、車に立ち込めた若い男の匂いで感じた。
意識してしまいそうになるのを紀子は振り払うように運転に集中した。
間もなく少年のマンションの前に着き、ホッとしたような残念なような気持ちだったが紀子はそんな態度を悟られまいと
「明日も学校あるんだから、もう遅いから出たりしないのよ!」
気丈に言って帰ろうとしたら
「今日は本当にすいませんでした!それにワックスまで買ってもらって、ジュースまでご馳走になって…ありがとうございました」
紀子の顔の前で少年が深々と頭を下げたので、また若い男の匂いを鼻に嗅ぎ、紀子はめまいがしそうになるのをおさえて
「気にしなくていいのよ!なんかあったら私はあのファミレスで土日以外の16時まではだいたいいるから!また遊びにきてね!」
「はい!おやすみなさい。」
少年がエントランスに入るのを見届けて、紀子は車を出発させ自宅に戻った。

「ただいま~理花、夕飯ありがとう!」
「おかえり!遅かったね?お父さんと夕飯適当に食べたよ!お母さん夕飯はお店で食べてきたんだよね?」
「うん、お風呂入ろうかな?」
紀子はそのまま洗面所にいき、服を脱ぎ始めて最後の下着に手をかけておろした時に
(ヤダ…やっぱり濡れてる。)
若い男と車の密室で少し一緒にいたとゆうだけで、紀子は反応してしまっていたのだ。
シャワーを浴びパジャマになりリビングにいくと、まだ娘の理花がリビングでテレビを見ていたので
「ねぇ理花?中学の時の同級生で吉沢君て理花は覚えてる?」
「うん!吉沢智樹でしょ?智樹君…どうしたの?」
「今日お店に友達と来ててね!ほら、あの子色んな意味で有名だったから、お母さんもわかったのよ!向こうはわからないと思うけどね!」
「あはは、確かにヤンチャで有名だったよね!相変わらずヤンチャしてた?(笑)でも彼、けっこうイケてるでしょ?中学ん時はかなりモテてたよ!」
「そうなんだ?今日も女の子と一緒にいたから…やっぱりモテるのね?」
「うん、智樹君て運動も出来たし、ちょっと影がある感じで大人っぽかったから、人気あったよ!まぁ、うちは全然タイプじゃないけどね!(笑)お母さんのタイプ?」
「ち、違うわよ!もう寝るね。おやすみ。」
娘の理花に急にタイプ?と聞かれて動揺してしまったのをごまかすために、紀子はそそくさと自室に戻ってきた。

自室で髪の毛を乾かしベッドに横になり、今日のことを考えていた。
(智樹君の親や学校に言わなくてよかったのかしら?この対処方法でよかったのかしら?)
紀子は自問自答していたが、智樹と一緒の車に乗って、智樹の若い男の匂いを感じとってしまった自分(*^^*)また思いだしてしまい
(イヤァ……アン…ダメよ…智樹君……)
智樹に車でせまられるのを妄想してしまいながら
紀子は下着に手を潜りこませてしまっていた。










 
2014/09/10 20:26:20(1.lOhG/1)
2
投稿者: 俺も初心者
翌日、紀子は16時にファミレスの仕事を終え、車に乗り込もうとすると、
「あの~山内さん…こんにちは。昨夜はどうも。」
紀子の車のそばに智樹がいたらしく声をかけられた。
紀子はビックリして
「あら!智樹くん、どうしたの?」
急に智樹が現れたため動揺して、昨夜は『吉沢君』と呼んでいたのだが、昨夜の回想で『智樹君』と心の中で呼んでいたため、とっさに智樹が現れて思わず『智樹君』と呼んでしまったが、智樹はまったく気づいた様子もなく紀子はホッとした。
「あの~、昨夜いただいたワックスのお金を返そうと思って…これで足りますか?」
智樹は千円札を財布からだして紀子に手渡そうとした。
「何言ってるのよ!吉沢君昨夜お金ないって言ってたじゃない!?このお金はどうしたの?それに出世払いでいいって言ったはずよ!だからこれは受け取れないわ!」
智樹の出した手を引っ込めるため、紀子は智樹の腕を掴み押し返した。
「いえ、でも、せっかくお金借りれたから、俺持ってるとまた使っちゃいそうだし…」
智樹も引き下がらず、掴まれた腕を掴み返して、紀子の手のひらをこじ開けて千円札を握らせようとした。
智樹に腕を掴まれ、手のひらまでこじ開けられそうになってる紀子は、智樹の力強さにドキッとしてしまうのだが、そんな場合ではないので必死に説得した。
「あのね、吉沢君!私そんな借りてきたお金返してもらっても嬉しくないの!あなたがちゃんと働くようになったらちゃんと返してもらうから!その時はもちろん倍返しよ!(笑)」
腕を掴まれながら智樹を見上げながら紀子は言った。
智樹を見上げて間近で智樹を見て
(本当にカッコいいわ!これならモテるはずよね)
と思い、少しポーッとしてしまうのであった。
今日の智樹は学校の帰り道らしく、昨夜とは違い、高校の制服だったし、ましてや昨夜と違い、まだ明るいところで昨夜より近い距離の智樹に紀子はよけい意識してしまっていた。
「わかりました!俺夏休みバイトするから、そしたら自分のお金で返しますから…その時はちゃんと受け取ってくださいね。」
落としどころがみつかったところで紀子も素直に
「はい、わかったわ!」
と答えた時に、パートの同僚が「お疲れさま」と紀子と智樹のほうをニヤニヤしながら見て声をかけてきて、
まだ智樹に腕を掴まれままの紀子は「あっ!お、お疲れさまです」すぐに手をふりほどきながら答えたが、同僚はニヤニヤしながらそんな紀子を見ながら
「紀子さん、若い彼氏できたの?いいわねぇ。」
とからかったように言ってきたので紀子は全身真っ赤になってしまいながらも
「もう、何言ってんのよ!そんなんじゃないから!娘の同級生で返したいもんがあるってゆうから…」
必死に言い訳する紀子を面白そうに見ながら同僚は笑いながら車に乗り込んで帰っていった。
「もしかしてなんか誤解されちゃいましたか?」
智樹が心配そうに尋ねてきたが
「そんなわけないでしょ!誰が見たって親子よ!(笑)智樹君ごめんね!こんなオバサンと誤解されちゃったら智樹君だっていい迷惑よね?あはは…」
紀子はかなり動揺してる様子で、また『智樹君』と呼んでしまった。
「俺は全然大丈夫です!むしろ誤解されて嬉しかったりして。」
そんな智樹の本気とも冗談ともとれる言葉に紀子はまたまた体がカーッと熱くなってしまい
「もう、みんな何言ってんのよ!あぁ~なんか熱くなっちゃったからマックで冷たいものでも飲んでく?あっ!こんなオバサンとじゃ智樹君恥ずかしいか?(笑)」
「いえいえ、全然恥ずかしくないです!マック行きましょう!マックでジュース代ぐらい俺がだしますから。」
「とりあえず行きましよう!乗って!」
これ以上お店の人に見られたくないのもあって、早くこの場を離れたい一心で、智樹を乗せてマックへと走り出した。

マックについて
「智樹君、ちょっと場所とっといて!」
智樹にジュース代とはいえ払わすわけにいかないと思った紀子は、智樹に席取りさせてる間に飲み物とポテトを注文して、智樹の待つ席にと座った。
落ち着いて座って周りを見渡すと、昨夜とは違い、客の半分ぐらいが高校生や中学生みたいな感じであった。
みんな友達同士で来てる感じで、紀子は制服姿の智樹と向かい合わせで同じ席に座ってるのが、妙に恥ずかしく、また紀子を意識させてしまうものだった。
智樹のほうはまったく気にした様子もなく
「いくらでしたか?俺払いますよ!」
またお金を出そうと財布を開けてきたので、さすがにこんなとこで受け取るわけにもいかないし、まして智樹にだしてもらおうとも思ってなかったので
「いいの!後でね!」
とその場をなんとかおさめた。

話をそらすため紀子は学校の夏休みのことや、夏休みのバイトのことなど聞いていた。
明日までで学校は終わりで、夏休みは日雇いの現場作業に行くと聞いて、
「暑いから大変ね!ちゃんと食べてちゃんと寝なきゃダメよ!」
ついついお母さん口調で言ってしまうのであったが、母親が出てしまっていった智樹にとってはそれが嬉しいらしく、素直に
「はい!はい!」
と返事して
「俺、母ちゃんいなくなってそんなこと心配してもらったことなかったから…めちゃめちゃ嬉しいです。」
(そうか…智樹君大人びてるけどまだまだお母さんに甘えたいんだね!)
そんなことを紀子は考えてると胸がキュンとなるような感じだった。
無意識のうちに…いや、智樹に頼られたい気持ちからか紀子は食事や洗濯や掃除、普通母親がするであろうことをどうしてるのか聞いて、全部自分でやってるとゆう智樹が不憫になり、なんとかしてあげたいとゆう気持ちが強くなってきていたのである。


14/09/10 22:24 (1.lOhG/1)
3
投稿者: ゆうじ
その後の紀子さん、待ってます。
14/09/11 07:15 (NZd8me1x)
4
投稿者: エロトピア2号
近親相姦の『絶頂母』とか、
寝盗られの『何であいつが』みたいな、
駄作愚作には為らないよう願いつつ、
続きを御期待申し上げます。
14/09/11 12:47 (.po1sxbZ)
5
投稿者: 俺も初心者
そうは思っても現実的には智樹の洗濯や食事の用意をしてあげられるわけでもないので、効率的な洗濯のしかたや掃除方法、食品の保存方法や簡単なレシピなどを教えてあげると、その都度智樹は、
「へえー凄い!」
と感心しきったように聞いてくれるので、つい紀子も多弁になる。
ひとしきり家事全般の話しを終えた時、
「理花ちゃんは紀子さんみたいな立派なお母さんに育てられたからあんないい子なんですね?やっぱり俺とは全然違うな…」
「そんなことないわよ!智樹君は素直でとってもいい子よ!ただみんなが少し誤解してるだけ!私は昨夜から智樹君みてきてちゃんとわかったから!」
ニコリと優しく微笑む紀子をみて、心癒される智樹であった。
「本当にそう思ってくれますか?紀子さん…」
「もちろんよ!」
智樹に真剣な表情で見つめられドギマギする紀子であった。
しばらくの沈黙があり紀子は考えごとをしていた。
(今紀子さんって呼んだわよね?なんで私の名前を知ってるのかしら…)
『紀子さん』と呼ばれて嬉しいのだが、なぜ名前を知ってるのか疑問になり思いきって紀子は智樹に聞いてみた。
「智樹君、なんで私の名前しってるの?」
「ああ!ほら、さっきのファミレスで紀子さんの同僚の方が、『紀子さん』って呼んでたから!それで名前わかったんですよ。あっ!『紀子さん』じゃ失礼でしたか?」
照れたように言う智樹に紀子は嬉しさを押し殺しながら、
「ううん、全然いいわよ!私も智樹君って呼んじゃったし…あっ!あのね、理花が智樹君て呼んでたから、昨日理花と話してて…もちろん、智樹君が万引きしたことは言ってないから安心して!」
「それ言われたらヤバいですよ(汗)いまだに万引きしてるなんて中学の奴らに思われたらマジでヤバいですって!(笑)それで…理花ちゃん俺のことなんか言ってましたか?」
「そうなんだ!智樹君の弱み握ったわね(笑)」
「だからもう紀子さん、それだけは許してくださいよ~(笑)」
お互い昨夜のことが冗談として受け取れるようになってきたぐらいに2人は打ち解け始めていた。
「理花がねぇ…智樹君はモテてたって言ってたわよ!」
「全然モテないですよー!理花ちゃんこそ男子から人気あったから!明るくて可愛いってみんな言ってましたよ!あっ!俺はタイプじゃなかったけどね!(笑)」
それを聞いて紀子は昨夜理花がまったく同じことを言ったのを思い出して吹き出してしまった。
「あれ?なんかおかしかった?」
紀子が吹き出したのわ不思議そうにみながら智樹が聞いた。
「違うのよ!昨夜理花も智樹君のことカッコいいって言った後に、自分のタイプじゃないって、智樹君と同じこと言ってたからおかしくなっちゃったのよ!ああ…おかしい(笑)」
笑い転げる紀子であった。
「ヒドイなぁ~紀子さん…俺のことタイプじゃないとかって理花ちゃんが言ったからって、そんなに笑うことないし(笑)」
紀子にとって楽しい時間だったが、あっというまに18時近くになっていて、夕飯の準備や洗濯物の取り込みがあったので
「大変!もうこんな時間!帰らなきゃ…智樹君も明日学校最後だから、ちゃんと帰って遅れないようにね!」
智樹は少し寂しそうに紀子を見て
「はい。わかりました!俺、明後日から早速バイト行くから…日払いでバイト代でるから、明後日必ずワックスのお金返します!明後日、お金渡したいんですけど…」
帰りしたく始めてる紀子にたずねた。
「私、土日はパートお休みなの。慌てて返さなくてもいいわよ!」
「でも…そうだ!紀子さんの番号教えといてください!バイト代はいったら連絡します!」
「そうね!一応私も智樹君の番号聞いといたほうがいいわね!昨夜も聞きそびれちゃったし!」
番号交換してマックを2人は出て
「送ってくわ!乗って!」
智樹の家は歩けるところだったが、また夜遊びしないようにとの意味もあり、紀子は智樹に乗るように促した。
「はい!」
素直に助手席に乗り込み紀子の運転する車は発進した。
すぐに智樹のマンションの前に着き
「さっき教えたとおりにご飯作ってみて!じゃあね!」
紀子は名残りおしさを振り切るように言った。
「紀子さん、今日もありがとうございました。バイト代はいったら連絡します。」
深々と頭を下げる智樹に、昨夜と同じ匂いを紀子は感じながらも
「うん!智樹君もバイト無理しないでね!じゃあね」
智樹が降りたのを確認して家路にと急いだ。
14/09/11 16:57 (0t7koJMC)
6
投稿者: 俺も初心者
智樹をおろして、いつもより帰りが遅くなったので、買い物もせずに、あるもので済まそうと思い、そのまま紀子は家へ帰った。
「ただいま~」
「お帰り!遅かったね?」
娘の理花が帰っていた。
「うん、お店の人とちょっと立ち話しちゃってた!洗濯物入れてくれたの?ありがとう。」
きちんとたたんである洗濯物を見て紀子は理花にお礼を言って、
「すぐご飯の支度するからね!」
そのままの格好でエプロンだけつけて、紀子はキッチンへ入った。
食事の支度をしてたら近くに置いてあった紀子のスマホがブーッと鳴り、覗いてみると
『吉沢智樹君が電話番号で友達になりました』とLINE表示が入っていた。
(そうか、電話番号交換でLINEの友達になるんだったわね!)
などと思いながらまた智樹のことを思い
(智樹君ちゃんと今日は食事してるかな?洗濯はしたのかな?うちにくれば食べさせてあげるんだけど…)
そんなことばかり考えながら紀子は夕飯の支度を終わらせた。

夫の正明も帰ってきて、いつものように家族3人の食事をして、
「明日の成績表はどうだ?」
「うん、たぶんまぁまぁかな?」
などと夫の正明と娘の理花を話してるのを聞きながら紀子は、
(智樹君も明日で終わりって言ってたわね。智樹君の成績はどうなのかしら?)
そこでも智樹のことを考えてしまってる紀子であった。

夕飯の後片付けを終え、紀子は最後にお風呂にはいり、湯船の中でまた智樹との今日の会話や、智樹のしぐさなどボーッと考えてしまっていた。
シャワーをだし、智樹のことを考えていると、自然にシャワーをあてながら、胸やクリトリスを自分の手で触ってしまい
(あぁ…智樹君…イヤッ…アンッ…ダメ…)
智樹に触られてるのを想像しながら達してしまう紀子であった。

お風呂をあがってパジャマに着替えて、自室に髪の毛を乾かしに戻ると、充電していた紀子のスマホに、LINEメッセージがはいっていた。
トーク画面を開くと『吉沢智樹君①』の表示があり、開いてみると、
「今日もごちそうさまでした!あの後、紀子さんに教えてもらったとおり、夕飯作ってみました!超簡単で美味しかったですよー♪紀子さんは主婦の神ですね!(笑)また色々教えてくださいね。」
それを読んで紀子は1人でニヤニヤしてしまい、急いで返信をした。
「それはよかった!智樹君はなんでも飲みこみが早そうね!色々まだ主婦の裏技はあるから、また教えてあげるからね!(笑)」
すぐに智樹から返信が来て
「主婦の裏技ってなんかやらしそう。(笑)どんな技でもバッチ来いですよー(笑)」
紀子は返信を読んで誤解させてしまったかな?と、顔が赤くなってきたが、不思議とそんなことを智樹に言われても嫌な気持ちはせず、むしろ嬉しいぐらいであった。
だが立場を考えると、そんな話にのるわけにはいかないし、これ以上のそんな会話は恥ずかしかったので、
「もー、そうゆう意味じゃないって!(笑)それよか智樹君は明日の成績表はどうなの?自信あり?(笑)」
すぐ話しをすり替えて返信した。
「あ~成績…バッドだなぁ(笑)明日、父親が帰ってくるって!たぶん俺の成績見て怒るために帰ってくるんだろうな!(笑)明後日の朝には戻るらしいから…まぁお金なくなったから戻ってきてくれるのはよかったけど!(笑)」
「そうなんだ!明日お父さん帰ってくるのね!よかったわね!」
そんなやりとりをずっと紀子は智樹としていて気がつくと、23時になるとこだったので、もっとLINEでやりとりしたい気持ちをおさえて、
「もう23時だから寝なさいね!明日も遅れないようにね!おやすみなさい。」
「はい!わかりました!紀子さん、おやすみなさい。」
紀子にはいつも素直な智樹であった。
14/09/11 21:39 (0t7koJMC)
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