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PTA役員…紀子
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:シナリオ 官能小説
ルール: エロラノベ。会話メインで進む投稿小説
  
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1:PTA役員…紀子
投稿者: 俺も初心者
山内紀子49歳。
夫の正明51歳と、高校3年の娘の理花との3人家族。

紀子は1人娘とゆうこともあり、理花の小中と、PTAの活動に積極的であり、比較的PTAの役員を引き受けることがあり、
理花の高校最後となる今年度もPTAの役員を引き受けていた。

夫の正明は中堅企業の管理職をしており、わりと収入もよいほうで、正明の収入だけでも十分なのだが、娘の理花が中学に入ってからは、理花の塾代の足しにでもなればと思い、車で10分ほどのとこにあるファミレスで、10時~16時までのパートをしていた。

理花の高校が夏休みにはいるのも後数日とゆうある日、
16時からのパートが当欠することになってしまい、紀子が21時まで延長ではいることになった。
娘の理花に連絡して夕飯のことは頼んだので、家のことは心配なく、仕事にはいれたのであった。

夕方18時ごろを過ぎた頃から店もだんだん忙しくなってきたので、慌ただしく動きまわる紀子であった。

19時をまわったころ、若い男女4人組を紀子は案内したのだが、その中の1人の男の子がなんとなく見覚えのある顔だと思い紀子は考えていた。
女子の2人が制服だったので高校生だと思い、(娘の知り合いだったかな?)などと考えていたのだが店も忙しく、仕事してるうちに、紀子はそのことを考えるのも忘れてしまっていた。

後少しで21時になるとゆう時に、紀子はレジにいて、さっきの若い4人組がちょうどお会計にきたので紀子がレジを担当した。
見覚えのある男の子がお金を払い、紀子はありがとうございました!と、若い4人組の後ろ姿を見ながら、(あっ!あの子理花と同じ中学の子だ!)と思い出した。

娘と中学の同級生とはいえ、娘の理花ともほとんどなんの接点もない少年なのだが、PTAの集まりで名前がでることもあった少年なので紀子は知っていたのだ。
中学のころ、その少年がよく遅い時間に出歩いている、などの報告があったのだ。
なので、紀子は少年のことを思いだしたが、その場で特に声をかけることをしなかった。

仕事が終わり紀子は車を走らせて、コンビニで明日の食パンを買おうと思い、帰り道のコンビニに立ち寄った。

コンビニの入り口付近に化粧品が置いてあり、ふと見ると、さっきの少年が1人でいたので、声をかけようかと迷っていたら、その少年が手にしてた整髪剤らしきものを、すっとポケットにそのまま入れたとこを見てしまった。
(えっ!どうしよう?万引き?)
紀子が少し混乱していると、その少年はすーっとコンビニから出て行ってしまった。
紀子もとっさにコンビニをでて、少年を追いかけていた。
路地を曲がったところで紀子は
「ちょっと待ちなさい!今何かポケットに入れたでしょ!出しなさい」
何も答えず俯いてる少年にたたみかけるように
「あなた、○○中学だった吉沢君よね!?」
「早く今ポケットに入れたもの出しなさい!」
言うと同時に紀子は少年のポケットに手を入れ、持ちかえってきたであろうヘアワックスを取り出した。
「持ってきたのはこれだけ?」
黙って頷く少年に紀子は
「ちょっとここで待ってなさい!逃げてもあなたのことはわかってますからね!」
紀子は少年に釘をさすように言い、ヘアワックスを持ってコンビニへと入っていった。

紀子が出てきた時に、少年は逃げずにその場で待っていたので
「ちょっとお話ししたいからいいかしら?私の車に乗って!」
少年は黙って紀子の車に乗り込んだ。
「ここじゃなんだから…○○のマック行くわね!」
紀子は万引きしたコンビニの近くにいると、少年が万引きしたのがお店の人にわかってしまうと思い、機転をきかせて車を走らせたのだった。
俯いたままの少年に
「どうしてこんなことしたの?万引きは犯罪よ!」
なにを紀子が言っても少年はうつむいたまま何も答えないので紀子も少し落ち着いて、話を変えてみようと思い
「吉沢君よね?うちの娘と○○中学の同級生なの!さっきお店にきた時に見たの。」
「はい!吉沢です。娘さんって誰ですか?」
やっと口を開いてくれた少年に
「山内理花よ!あんまり知らないでしょ?(笑)私は理花が中3の時にPTAしてたから、なんとなくあなたのことも知ってたの!運が悪かったわね(笑)」
冗談ぽくあえて少年の気持ちを和ませるために紀子は言うと少年は少し笑いながら
「そんなことは…(笑)」
少し和んできたのだか紀子はまた強い口調で
「でもね、悪いことは悪いんだから後で吉沢君のお母さんにも連絡するわよ!」
そんな話しをしてたらマックに到着して、紀子は少年に席に座らせて、少年のためのコーラと自分のコーヒーを買って戻ってきた。
「コーラでよかったかしら?さっきもファミレスでコーラ飲んでたから!」
「はい、いただきます。」
万引きが見つかり緊張していたせいか、一気にコーラをゴクゴク飲む少年を見ながら紀子は
「さてと!まず吉沢君の自宅の電話かお母さんの携帯の番号教えてもらえる?お店には私のほうから謝って、ヘアワックスは買い取ってきたけど、お母さんには報告しておかないといけないから!」
「母はいません…自宅の電話ありますけど、たぶん父もいないと思います。」
「お母さんいないって?吉沢君はお父さんと2人で暮らしてるの?ご兄弟は?」
「姉がいますけど、母親が出てった時に姉も1人で独立しました。」
「そうなの…一応おうちの電話番号教えてちょうだい!」
母が出てったと聞き、気の毒に思う気持ちも紀子にはあったのだが、本当のことかどうかもわからないので、とりあえず自宅に電話しようと思い聞いた。
「はい!これです。」
少年は素直に電話番号を書いて紀子に渡した。
受け取った紀子はその番号にかけるが、やはり誰もでることなく留守番電話に切り替わった。
「本当に誰もいないみたいね?お父さんは何時ごろ帰ってくるのかな?」
「たぶん…今週は帰ってこないかと思います。二週間ぶんの食費もらったから…」
「えっ?吉沢君はいつも1人で生活してるの?食事はどうしてるの?」
「父にまとめてもらったぶんで外食したり、コンビニで買ってきたり、適当にしてます。」
(ああ!だから吉沢君は中学のころよく夜なのに外にいて噂があったんだ!)
急に少年がどうゆう生活をしているのかが気になり始め
「だからさっきのファミレスでも吉沢君がみんなのぶんをおごってたのかしら?」
「はい、みんなにおごるから付き合ってもらってるんです。それで…さっきも本当はお金あったら買いたかったんだけど、ファミレスでお金全部使ってしまって…すいませんでした。」
素直に謝る少年をみて紀子はかわいそうになり
「そうだったのね!でもやっぱり万引きはいけないわね!欲しくても我慢しなきゃ!どうしてもそのワックスがなきゃ生活できなかったわけでもないんだし…とりあえずこのワックスは私が買ってあげました!出世払いよ!(笑)」
笑いながら先ほどコンビニから買い取ってきたワックスを少年に笑いながら手渡した。
「いいんですか?ありがとうございます。」
「いいのよ!そのかわりもう万引きなんかしないって約束してね!わかったかしら?」
「はい!約束します。本当にごめんなさい。」
「約束よ!じゃあもうしないと約束してくれた吉沢君を信じて、このことは学校にもお父さんにも言わないでおいてあげるから!」
「本当にありがとうございます。」
何度もお礼を言われ紀子はすがすがしい気持ちになっていた。
「あら、もう22時ね!高校生は帰らないと!送ってくわ!」

車に乗り込み少年の自宅まで道案内をされながら運転してると、
万引きを見つけた時よりも紀子自身の気持ちも落ち着き、あらためて若い男性と2人で車に乗ってるとゆうことを紀子は、車に立ち込めた若い男の匂いで感じた。
意識してしまいそうになるのを紀子は振り払うように運転に集中した。
間もなく少年のマンションの前に着き、ホッとしたような残念なような気持ちだったが紀子はそんな態度を悟られまいと
「明日も学校あるんだから、もう遅いから出たりしないのよ!」
気丈に言って帰ろうとしたら
「今日は本当にすいませんでした!それにワックスまで買ってもらって、ジュースまでご馳走になって…ありがとうございました」
紀子の顔の前で少年が深々と頭を下げたので、また若い男の匂いを鼻に嗅ぎ、紀子はめまいがしそうになるのをおさえて
「気にしなくていいのよ!なんかあったら私はあのファミレスで土日以外の16時まではだいたいいるから!また遊びにきてね!」
「はい!おやすみなさい。」
少年がエントランスに入るのを見届けて、紀子は車を出発させ自宅に戻った。

「ただいま~理花、夕飯ありがとう!」
「おかえり!遅かったね?お父さんと夕飯適当に食べたよ!お母さん夕飯はお店で食べてきたんだよね?」
「うん、お風呂入ろうかな?」
紀子はそのまま洗面所にいき、服を脱ぎ始めて最後の下着に手をかけておろした時に
(ヤダ…やっぱり濡れてる。)
若い男と車の密室で少し一緒にいたとゆうだけで、紀子は反応してしまっていたのだ。
シャワーを浴びパジャマになりリビングにいくと、まだ娘の理花がリビングでテレビを見ていたので
「ねぇ理花?中学の時の同級生で吉沢君て理花は覚えてる?」
「うん!吉沢智樹でしょ?智樹君…どうしたの?」
「今日お店に友達と来ててね!ほら、あの子色んな意味で有名だったから、お母さんもわかったのよ!向こうはわからないと思うけどね!」
「あはは、確かにヤンチャで有名だったよね!相変わらずヤンチャしてた?(笑)でも彼、けっこうイケてるでしょ?中学ん時はかなりモテてたよ!」
「そうなんだ?今日も女の子と一緒にいたから…やっぱりモテるのね?」
「うん、智樹君て運動も出来たし、ちょっと影がある感じで大人っぽかったから、人気あったよ!まぁ、うちは全然タイプじゃないけどね!(笑)お母さんのタイプ?」
「ち、違うわよ!もう寝るね。おやすみ。」
娘の理花に急にタイプ?と聞かれて動揺してしまったのをごまかすために、紀子はそそくさと自室に戻ってきた。

自室で髪の毛を乾かしベッドに横になり、今日のことを考えていた。
(智樹君の親や学校に言わなくてよかったのかしら?この対処方法でよかったのかしら?)
紀子は自問自答していたが、智樹と一緒の車に乗って、智樹の若い男の匂いを感じとってしまった自分(*^^*)また思いだしてしまい
(イヤァ……アン…ダメよ…智樹君……)
智樹に車でせまられるのを妄想してしまいながら
紀子は下着に手を潜りこませてしまっていた。










 
2014/09/10 20:26:20(1.lOhG/1)
12
投稿者: 俺も初心者
ショッピングモールに到着して、まず理花のお気に入りのお店に寄った。
理花の成績がまずまずよかったので、服を買ってあげると約束していたのである。
理花は何枚か持ってきて、
「これとこれとこれがいいな!3枚までOK?」
などと言ってくるので、
「ダメよ!1枚だけよ!(笑)」
ここぞとばかりにねだってくる理花を軽く紀子はあしらい
「じゃあシャツとスカートと一枚ずつならいいわよ!お父さんとお母さんと1枚ずつってことで!ワンピースだったら上下だからそれだけで1枚よ!(笑)」
理花が手に持ってるのは、フレアのミニスカートとそれに合わせたTシャツと、夏らしい爽やかな花柄のワンピースであった。
「ええ~!迷うなぁ…このワンピ超カワイイんだけどこれだと1枚だもんなぁ…」
ぶつぶつ考えてる理花であった。
紀子はそのワンピースを見ると、確かに上品で可愛いデザインであった。
「じゃあこれ、お母さんが買って着ようかな♪」
紀子が冗談で言うと理花が食いついてきて
「うん!これなら落ち着いてるし、お母さんが着ても全然大丈夫だよ!」
紀子が買えば自分が借りればいいことだととっさに考えて、理花はがぜん紀子にワンピースをすすめてきた。
理花も紀子とほとんど体型は同じ感じで、若いぶんウエストやお尻は紀子よか細身であるが、紀子の服でもサイズは大丈夫なのであった。
「冗談よ!(笑)こんな若い子のお店の服、お母さんが着れるわけないじゃないの!」
「どこで買ったかなんかわからないよ!お母さんもこのサイズで大丈夫だと思うから、ちょっと着てみなよ!」
「えー!で若い子のだから体のラインも出そうだし…丈も短いんじゃないの?」
「ゆったりしてそうだから大丈夫だと思うよ!いいからお母さん着てみようよ!」
試着室に連れて行かれ紀子は渋々着替えて鏡を見た。
(思ったよりウエストやお尻はきつくないわね!でもちょっと丈が短いかな…)
膝上のミニ丈なのが気になるが、紀子は少し若返ったような気持ちになり迷っていた。
「どうかな?おかしくない?」
外で待ってる理花に声をかけた。
「全然おかしくないよ!お母さんピッタリだったね!お母さんがピッタリなんだから、うちも着れるな♪(笑)」
理花は紀子の姿を自分におきかえてイメージしながら
「はい!じゃあ決定!そのワンピはお母さんが買ってね!(笑)」
「理花ったら、まったくもう…」
苦笑いしながら元の服に着替えて紀子は出てきた。
理花の上下と自分のワンピースの会計をすまし、軽くお昼を理花と一緒に食べて、夫の正明の昼食と食料品の買い物をすませて駐車場に出ると、雨がポツポツ降ってきて、車に乗り込む頃にはゲリラ豪雨となってきた。
「うわー、いきなり降ってきたわね!早く帰りましょ!」
「うん、凄いね!花火今日大丈夫かな~?」
「すぐやむとは思うけどね…」
雨の中車を走らせて2人は家へともどった。
14/09/19 20:59 (ba1suJNk)
13
投稿者: 俺も初心者
家に戻り理花が先ほど買ってもらった服を正明に見せてる間に、紀子は正明の昼食を食べれるように準備して後片付けまで済まし、理花と正明が自室に戻ったのを確認した後、スマホを開いてみると智樹からのメッセージが入っていた。
「朝はちゃんと起きて行きましたよ!偉いでしょ?ご褒美なんかありますか?(笑)時間ギリだったんで朝はレスできませんでした!さっきゲリラ豪雨で現場が中止になったので、今から帰ります!かなり雨でびしょ濡れになったけど、日当は1日分もらったのでラッキーです♪(笑)今日は夕方から花火行くので、紀子さんにお金返すのはちょっと待っててください…。使いこまないように気をつけまーす!(笑)」
智樹からのメッセージを読みながらクスクス笑ってしまい
(智樹君たら本当にかわいくて憎めないわ…♪)
昨夜から智樹からのメッセージがなく、落ちこんでたことも吹き飛んでしまうほど、紀子は嬉しかった。
「智樹君、バイト初日お疲れさまでした。ご褒美?起きるのがあたりまえなんだから、そんなものもちろんありません!(笑)でも、ちゃんと起きてバイト行ったみたいなので安心しました!雨凄かったでしょ?早く着替えて風邪ひかないようにね!花火楽しんできてね♪」
すぐに智樹から返信があり
「ちぇっ!ご褒美なしか…(笑)明日は日曜でバイトないけど、来週は月曜から土曜まで一週間ガッツリ行くから、全部遅刻しなかったらご褒美ある?(笑)考えといてくださいね♪(笑)なんか服がビショビショでむっちゃ寒くなってきたから、早く帰って着替えますね!」
「はいはい!一週間ちゃんと行けたらご褒美考えとくから!(笑)頑張ってね!」
(智樹君たら…ご褒美なんて…何がいいのかしら?)
軽くあしらったつもりの紀子だが、本当に智樹からご褒美をねだられたら、なんでもしてあげたいとゆう気持ちであった。
そこから智樹からの返信を待ったのだが、返信が来ないので諦めて家の片付けや掃除などしてたら、理花が花火に出かけていった。
正明と2人の夕飯を食べ、シャワーも済ませてリビングでくつろいでいると、理花が帰ってきた。
「お帰り!花火中止にならなくてよかったね。どうだった?」
「うん、凄い人が多かったけど超綺麗で感動したよ。」
「そう!よかったね♪」
「けっこう友達や知り合いにも会ったけど…あっ!この前話しにでてた中学の同級生の吉沢智樹もいたし!」
「そ、そうなの?」
急に智樹の名前が理花からでて、紀子はドキッとしてしまうのであった。
「智樹君も彼女つれてたし、会う友達みんなカップルなんだもん!うちも来年は絶対彼氏みつけて彼氏と花火行こうっと♪(笑)」
(智樹君、やっぱり彼女いるのね…)
気持ちがまた落ちてきたが、娘の理花の前なので、つとめて冷静をよそおい、
「そうだよね!吉沢君なら彼女いないわけないもんね!理花、お風呂入っちゃいなさい!」
もっと智樹の情報を聞きたい気持ちもあったが、これ以上聞くと、気持ちが落ち込むばかりなので、紀子は話しをきりあげて自室に戻った。
(智樹君に彼女…いて当たり前よね!私なにこんな落ち込んでんのかしら…智樹君今ごろ彼女と…)
ベッドに仰向けになりながらまた智樹のことを考えてしまうのであった。
智樹のことを考えてしまうと、自然に秘部に手がいってしまうのであった。
(智樹君…私も…紀子も…智樹君が欲し…い…アアン…他の女の子なんて…いや~…アン…アン…)
嫉妬しながらも、智樹の顔や智樹の匂い、智樹の仕草など思いだしながら、激しく指を動かしてしまいながら紀子は自分の指で達してしまった。
紀子も正明とは10年以上レスなので、時々は自分で慰めることも以前からあったのだが、智樹と出会った日からは、毎晩のように智樹を想ってオナニーしてしまうのであった。
智樹とLINEでやりとりしたいが、彼女と一緒にいるのがわかってるので、LINEも送れずに諦めて眠るしかなかった。
14/09/25 20:49 (4pnDeB74)
14
投稿者: 俺も初心者
次の日紀子は、またいつもどおりの6時に目覚めて、すぐにスマホを確認したのだが、智樹からのメッセージは入っていなかった。
今日も正明と理花は日曜日で休みなので、しばらくベッドでスマホを眺めながら、智樹にLINEしようか考えていた。
(おはようの挨拶なんだからいいわよね?でも…昨夜から彼女と一緒だったら…)
色んなことを考えると、智樹にメッセージを送ることはできなかった。
諦めて下に降りて、洗濯と朝食の支度をしていると、やがて正明と理花も降りてきたので、3人でいつものように朝食を食べながら、今日の予定を2人から聞くと、
正明は明日の商談に必要な資料をまとめたいので、少し会社に出勤するらしく、理花は友達と出かけるとゆうことであった。
朝食の後片付けや、家事をしてると、正明も理花も出かけていった。
ひととおり家事を済ませ、2人が出かけたので自室にスマホを取りにいくと、智樹からのメッセージが入っていた。
「紀子さん、おはようございます。昨夜から風邪ひいたみたいで俺かなりヤバいです!今日は1日寝てます…」
(えっ!智樹君風邪って…!?もしかして昨日バイトで雨に濡れたから?)
「智樹君、風邪大丈夫?昨日雨に濡れちゃったからかしら?お薬はちゃんと飲んでる?ご飯はちゃんと食べられるの?」
紀子は母親のいない智樹が風邪をひいて苦しんでるのが心配でたまらなくなっていた。
「薬はうちになかった…食べるのも作るのがシンドくて…昨夜から食べてないです。」
(あ~どうしよう…彼女に来てもらうのかしら?彼女といってもまだ高校生だろうし…高校生の女の子に母親的なことはできないだろうし…今智樹君に必要なのは母親がわりになれる存在…)
自分に言い聞かせるように紀子は返信した。
「ちゃんとお薬飲んで栄養とらなきゃ治らないわよ!お薬と食べるもの持ってってあげるから!何か食べれそうなものはある?」
「特に好き嫌いないから…なんでも大丈夫です!紀子さん、来てくれるの?ありがとうございます。」
「お買い物してから行くけど、なるべく早く行くから!着いたら電話するから、寝てていいわよ!それじゃぁ後で!」
いくら看病とはいえ、49歳のノーメイクじゃ恥ずかしくて智樹と顔をあわせられないと思い、軽くメイクをした。
洋服も今着てるデニムパンツとTシャツを脱いで下着姿になり、なぜか無意識に紀子は最近買って、まだ一度も付けてない新品のピンクのブラとパンティをつけ、昨日娘の理花と一緒に買ったワンピースを着てみた。
姿見で写った自分の姿を確認して
(ちょっと丈が短くて気になるけど、これならカジュアルだから大丈夫ね!智樹君苦しんでるから急がなきゃ!)
早く智樹のもとへと行ってあげたい気持ちが紀子を急がせた。

車で家を出て、途中のスーパーに立ち寄り、薬局で風邪薬、栄養ドリンク、解熱剤、熱さまシート、アイスノン等買い、食料品では野菜、卵、ヨーグルト、スポーツドリンクを買い込み、急いで智樹のマンションへ向かった。

智樹のマンションのすぐそばにコインパーキングがあったので、そこに車をとめ紀子は智樹に電話をした。
「もしもし、智樹君大丈夫?今着いたんだけど…智樹君のお家は何号室かな?うん、わかった!今すぐ行くから…」
智樹から部屋を聞き、荷物を持って車から降りて智樹の部屋へと向かうまで、
(お薬と食料品置いてすぐ帰ったほうがいいかな?でも作るのがしんどいって言ってたから、食べれるように用意してあげたほうがいいのかな?)
わずかな距離を歩く間、色んなことを考える紀子であったが、部屋が近づくと紀子の心臓はどんどんドキドキしてくるのであった。

14/09/26 01:00 (x52tcF6c)
15
投稿者: 俺も初心者
とうとう智樹から聞いた部屋の前に着き、一度深く深呼吸してから紀子はチャイムを押した。
すぐにドアが開き智樹が出迎えてくれた。
「紀子さん、すいません!汚ないけどあがってください。」
「あっ…智樹君…大丈夫?いいのよ寝てて…これ置いて帰るから、ちゃんとお薬飲んで、ご飯ちゃんと食べてね!」
ドギマギしながらさっさと荷物を置いて帰ろうとした紀子を智樹は呼びとめた。
「あれ?紀子さんが作ってくれるんじゃなかったんだ?野菜とかあっても俺作る気しないし…」
買い物の袋を覗きながら
「主婦の裏技見せてもらえると思ってたけど…紀子さん帰っちゃうんなら、またしょうがないから、なんも食べずに寝るしかないなぁー(笑)」
「わ、わかったわよ!簡単に食べれるもんだけ作るから、ちゃんと食べたらおとなしく寝とくのよ!」
呼びとめられて本当は嬉しかったのだが、仕方なくとゆう感じを出しながら紀子はサンダルを脱ぎ部屋の中へと入った。
「やった~♪紀子さんの手料理食べれるんだ!キッチンこっちです!」
「もう~智樹君たら…!病人だからたいしたもん作らないわよ!」
無邪気に喜ぶ智樹が可愛くてたまらないのだが、恥ずかしさから素っ気なくしてしまう紀子であった。
キッチンに入り、買い物袋から薬とアイスノンと冷えピタシートを取り出し
「今熱あるんでしょ?解熱剤だから今すぐ飲んで寝てなさい!即効性あるからすぐに熱は下がると思うから!」
解熱剤を智樹に手渡した。
「はーい!」
智樹は言われるまま解熱剤を素直に飲んだ。
「そしたらすぐ熱下がると思うから、少し寝てて!お布団はどこ?」
「こっちだよ!」
アイスノンと冷えピタシートを持って智樹のベッドまで一緒に行き、
「これ枕にすると冷たくて楽になるから!」
枕もとにアイスノンを置き
「ちょっとエアコンも冷やしすぎね!」
リモコンで設定温度を高めにして
「これでよし!じゃあお雑炊でも作るから、出来るまでちゃんと寝てなさいね!」
手際よく智樹をベッドに寝かせた。
「これ冷たくてめちゃめちゃ気持ちいい♪」
「うふふ、冷たくて気持ちいいでしょ♪あっ!そうだ!これも貼っときなさい!」
熱さまシートを取り出しベッドに横になってる智樹のおでこに貼った。
「えー!これちょっと恥ずかしいなぁ~(笑)」
おでこに貼られたシートが気になるらしく智樹は手でおでこを触っていた。
「病人なんだからいいの!はい、じゃあ急いでお雑炊作るから、出来るまでおとなしく寝てなさいね!お鍋や調味料、あるもの使わせてもらうね!」
紀子は笑いながらキッチンへと戻り、お鍋や調味料の確認をした。
(お鍋もあるし調味料もあるし…なんとかなるわね!)
紀子は手早く雑炊を作りあげ、盛り付けてから智樹を起こしに行った。

14/09/26 15:17 (x52tcF6c)
16
投稿者: 俺も初心者
智樹に声をかけるとすぐに智樹は起きてきた。
リビングのテーブルに出来上がった雑炊をだし
「熱いうちに食べちゃいなさい!」
「はーい!わぁ~うまそう♪いただきます。」
紀子は智樹の正面に座った。
「熱いからあんまり急いで食べて、舌ヤケドしないようにね!(笑)まだあるからたくさん食べて元気になってね。」
「うん、ありがとう♪」
ハフハフしながらもガツガツと智樹は紀子が作ってくれた雑炊を食べながら、
「ヤバいこれ!めっちゃ俺のタイプ♪紀子さんさすが主婦のプロですね!」
紀子は美味しそうに食べてくれる智樹を見て嬉しくなって
(やっぱり来てあげてよかったわ…)
と思いながら
「うふふ…よかった♪智樹君のお口にあったみたいで!」
「なんかこうゆうのって…すげ~久しぶりかなぁ?」
何かを思い出してるように智樹がつぶやいた。
「こうゆうのって?お雑炊食べたのが久しぶりだったの?そうよね…自分じゃこんなもん作らないしね!」
「うん…雑炊ももちろん久しぶりだけど…こうやってなんか作ってもらって食べたのも久しぶりかも♪なんかやっぱりいいよね!こうやって作ってもらって食べられるって…」
高校3年といえば、それが当たり前なのだが、母親が出て行ってしまい、父親もあまり家に戻れない智樹にとってはその当たり前のことが嬉しかったようだ。
(まだまだ甘えたい年頃なのに…智樹君かわいそう…)
智樹の言葉にこみ上げてきそうになってる紀子はこらえながら明るく、
「そうだよね…。でも、こんなのでよかったらいつでもまた作りにきてあげるから!」
「本当に?嬉しいなぁ~♪じゃあまた風邪ひかなきゃだね!(笑)」
「(笑)バカなこと言ってないで早く食べてお薬飲まなきゃ!」
「そうだよね!明日バイト行けなかったらご褒美も消滅しちゃったら困るし!(笑)」
「えー!そんな約束したっけ?(笑)そうそう♪だから早く元気にならないとね!智樹君凄い汗かいちゃったね!食べたらまず着替えないと!」
ご褒美と智樹に言われドキッとしてしまう紀子なのだが、なんでも智樹のためにしてあげたい気持ちはますます強くなっていた。
「紀子さん、ご馳走さまでした。本当だ!すげ~汗かいちゃった!」
その場で智樹はTシャツを脱ぎながら上半身裸で立ち上がり、替えのTシャツを探しにいった。
紀子からは智樹の後ろ姿が見えていた。
「ちゃんとタオルで汗拭いてから着替えなさいよ!」
普段、中高生の腰パンにはだらしない…と、否定的な紀子であるが、智樹がTシャツを脱ぐと腰パンになっており、思わず上半身の裸と腰パン姿を後ろから見入ってしまい恥ずかしくなるのであった。
紀子の子供は理花だけで男の子がいないので、高校生の男の子の上半身の裸だけでも紀子にとっては刺激的すぎるのだが、腰パンまで間近に見て動揺してる紀子だったが、動揺を悟られないように冷静に智樹に言った。
「はーい!おっ、あったあった♪これでいいや!」
智樹はクローゼットからTシャツとパンツとハーフパンツを取り出し、まずその場でTシャツを着て、パンツとハーフパンツを持って脱衣所と入っていった。
(さすがにパンツは脱衣所で履きかえるのね…)
少しホッとしながら紀子は思った。
脱衣所で智樹が着替えてる間に薬の用意をしといた。
着替え終わった智樹が戻ってきたので
「はいこれ飲んで、またおとなしく寝てなさいね!」
「はい…うわっ!これ超苦っ!」
愚痴を言いながらも智樹はちゃんと薬を飲んだ。
「はい♪よく飲めました!(笑)じゃあ私は片付けするからちゃんと寝てなさいね!」
智樹は素直にベッドに入り、紀子は食器類を洗い片付けた。
片付けが終わり、汗かいた洗濯物を洗ってあげようかと思い、智樹のベッドに行って声をかけた。
「洗濯機回すけど、他に洗う服ない?」
「えっ!洗濯機?いいよ…そんなの…」
さすがにさっき脱いだパンツもあるので智樹はぶっきらぼうに答えた。
「ダメよ!汗たくさんかいてるんだから、こまめに洗濯しないと!じゃあ今入ってるのだけ回しとくね!」
「えーっ!!」
困ってる智樹を無視して紀子は脱衣所に入り、洗濯機の中をみると、Tシャツもパンツも裏返しのまま丸めて放り込んであったので、1枚づつなおしながら、ほんのり智樹の匂いがしてきて
(ああ…智樹君の匂い…)
めまいがしそうな感覚を我慢しながら、裏返しをなおしてると、智樹のさっきまで穿いていたであろうと思われるパンツが出てきて、
(さすがにこれはいじらないほうがいいわね…)
諦めて洗濯機を回し始めた。

替えの冷えピタを持って智樹のベッドへ様子を見に行くと、智樹は目を開いていたので、
「智樹君、ちゃんと脱いだら裏返しなおさなきゃね!全部裏返しだったわよ!(笑)」
「やべえ…まさか紀子さんに洗濯してもらうとは思わなかったから…油断してた!(笑)」
「普段からちゃんとやっとけばいいのよ!(笑)智樹君これ替えたほうがいいわよ!」
寝てる智樹のおでこから冷えピタをはがし、新しいものを貼ろうと、智樹の髪の毛を左手で上におさえながら、右手だけで冷えピタをはがして貼ろうとして戸惑ってると、いきなり智樹に右手の腕を掴まれて、そのまま智樹のほうへと引っ張られてしまい、気づくと智樹の顔が間近にあった。
「キャッ…」
思わす声をあげてしまった紀子だったが、すぐに智樹は背中から紀子を抱きしめて引き寄せながら、間近にある紀子の唇を塞いだのであった。


14/09/28 22:31 (kcpCjgJL)
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