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御田植祭りの麻由子
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ロリータ 官能小説   
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1:御田植祭りの麻由子
投稿者: (無名) ◆8OwaNc1pCE
まだ少し肌寒い5月、里山の棚田を取り囲むようにして、人垣が出来ていました。
おお、けっこう集まるんだな。
大勢のカメラマンの間をぬうようにして、あぜ道を進みます。
こちらへ・・。
役場の職員に案内された場所には、神主や村長、地元の名士らしい来賓者などがすでに並んでいました。
私は、民俗学の学術員をしていて、今日は西日本のある地方で行われる、御田植(おたうえ)神事の調査に訪れていました。
既に水田は、田起こし、水張り、代掻き(しろかき)を終え、花飾りを付けた牛が馬鍬(まんが)を引き、最後の代掻きを終えた所でした。
牛が引き上げ、神主が祝詞(のりと)を読み上げると、早乙女たちが現れます。
厳粛にしなければならないのですが、大きな拍手が沸き起こります。

農作業着を模した早乙女装束に身を包んだ少女たちが、鈴を鳴らし神田の中へ入っていきます。
少女たちは、早乙女と呼ばれる巫女で、彼女たちは田の神様へ五穀豊穣をお願いする使いとなります。
御田植祭は、多少の違いはあるものの、日本中で行われている神事で、早乙女は穢れのない処女であることは勿論、初潮前の少女が行うのが一般的です。
これは、早乙女が神様への奉納物としての供儀という側面があり、現代にも受け継がれていることは否定できないというのが一般的です。
この地方の早乙女装束は、白衣、袴、すげ笠といった実際の野良着の形に近いものになります。
たすきや腕や足を覆う、手甲、脚絆というものが無いのですね。
帯も細いものです。
あんな婚礼のような太い帯で田植えは、普通しませんけぇの。
口には出さなかったが、他と比べると、袴はズボンのようだし、腕も足も露出して、神事としては華やかさに欠ける、そんなことを感じていました。
海も遠い、川もないここでは、神事と言えども衣装にまで金がかけられんかったって事でしょう。

まだ水が冷たいのか、少女たちは、目を細めて身震いしながら、田に入っていきます。
ここは皆、小学5年か6年生の子ども達がやることになっちょります。
三田という役場の青年は、朴訥ながら要所要所で、説明を入れてくれます。
今まで見てきた他の所より年齢が上ですね。
だいたい11歳か12歳の子がするんは、この後の神楽が影響しちょるそうです。
こまい(ちいさい→幼いの意)子だとうつらうつらして、舞が出来んですから。

暫くの間、拍手が続きましたが、程なくして静粛した厳かな雰囲気に変わります。
8人の少女は、二手に分かれ、田の周りを歩きながら自分たちの側にある神鏡に向かって、2礼2拍手1礼をします。
神主が再度、祝詞と読み上げると、少女たちにお祓い棒を掲げ、お祓いが終わると少女たちは、田植え唄を歌いながら苗を植えていきます。
太鼓の音に合わせて半歩づつ下がり、左手に持った苗から少し取り、水の中に右手を入れて、植えていきます。
田園の爽やかな風に混ざってこだまする少女の歌声。
あぁいいなぁ、癒されるなぁ・・。
僕は、仕事を忘れるほど、少女たちの澄んだ唄に聴き入っていました。
正面の女の子は、背も高く、長い脚が印象的です。
流れるような動きで苗を植えて行きます。
ズームレンズで覗くと、汗を浮かべ顔が赤く上気していました。

白粉をせず、唇だけ真っ赤な紅を施した少女を見るのは初めてでした。
覗き見をするように少女を見つめていると、なんだか思春期の頃に戻ったようです。
一瞬ですが、少女と目が合ったような気がしました。
長い睫毛、切れ長で涼しげなまなざし、宝石のように輝く瞳にドキッとします。
また見つめていると、今度は、はにかんだような眼差しに感じました。
本当に目が合ったのだろうか・・。
それに何かモヤモヤする、なんとも言えない落ち着かない気持ちが湧き起こってきます。
観客の望遠レンズは、なにか別のモノを狙って、会場内は、どこか張り詰めた緊張感が漂います。
あっ。
レンズの先を追うと、少女の袴が濡れて肌に貼りついています。
足を半歩、動かすごとにシャッター音が露骨に響きます。
僕の側からは、うっすらと股間にスジのような皺が現れます。
下着は履いていないんだ・・。
前屈みになると露骨に尻を狙うカメラマンたち、牛の足跡が深みになって、時折バランスを崩す少女。
一斉にシャッターの音が起こります。
そのうち鼻息を大きくしたような、どよめきが湧き起こります。
細い帯は、上着の襟を押さえるには、役に立たず、裾も濡れて、そのうち張り付いて、腕を伸ばすたびに、胸元が開くのです。
そのたびに、女の子は、恥ずかしそうに手をやり、開く胸元を押さえます。
濡れた手で触るので、白い上着は、濡れて貼りつき、少女の幼躰が浮かび上がっていました。
気がつくと他の観客と同じ様に、少女の青い果実を狙ってシャッターを切りつづけました。
泥で汚れ、ふるっと震える少女の膨らみが見えると思わず、あ・・と歓喜の声が洩れていました。

何かありましたか・・。
い、いや、美しい声だなぁ・・。
悟られまいとはぐらかすように僕は応えます。
お清めのお神酒を飲んどりますんで、顔が赤いのはそういう事です、はい。
未成年の女ごん子に酒というのは、法律に触れちょりますが、これは神事ですので、昔からの習わしに乗っちょりますんで・・。
そうか、どうりで皆、顔が赤いと思ったが、そういうことか・・。
昔は、1合呑んで、真っ直ぐに田植えが出来れば豊作間違いなしとされましたが、苛めになりますんで、最近は線に沿って植えるようになりました。
去年は、丙午(ひのえうま)の年より数が少なかったですが、今年は粒がそろってございます。
なにか会話がかみ合わないようにも思えるが、今年は、無事に御田植祭が出来たということなんだろう。
俺は、もう一度先ほどの少女を見つめていました。
少女たちは、整列して観客にお辞儀をすると、ひときわ大きな歓声とシャッターを切る音が里山にこだましていました。
一番後ろを歩く、背の高いおなごん子が麻由子といいまして、今夜の神楽舞の主任(トリ)を彼女が努めます。
あぁ、そうですか。
俺は、わざと生返事というか、頭の中はあの子が麻由子という名前で、今夜、またあの子に会えて、少女の舞いが見れる、という歓びで頭がいっぱいでした。
 
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2025/09/23 16:55:06(oWo/U84o)
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