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1:リベンジャー
投稿者:
リベンジャー
俺は…復讐する相手を間違えていたのかもしれない。
高校生の頃から、『女子中学生の先生』という職業に憧れていた。 自分が中学生だった頃、同学年のJCは、俺達のことをガキ扱いし、若い男性教師の噂ばかりしていた。その時のイメージが強かったのだろう。『俺も、あいつらの先生になれれば!』と。 そこで、自分なりに一生懸命受験勉強をし、二流だが教育学部のある大学に進んだ。 ところが、卒業し、教員免許は取れたものの、県の教員採用試験に受からない。 同じように不合格になった仲間は皆、臨時採用教員に登録し、働きながら来年の採用試験を目指した。俺もそうしようとしたが、登録しても4月に着任できるのは、工業高校と小学校しかなかった。 他のバイトをしながら、公立中の空きが出るのを待つという方法もあったのだが… 俺は待ちきれず、私立中学を目指す事にした。だがこれも、よほどの学歴があるか、コネでもないかぎり採ってもらえない。県内のほとんど全ての私立学校に履歴書を送ったが、面接まで漕ぎ着けたのはたった1校。それがエリス学園。有名なお嬢様学校だった。 面接の日、俺は精一杯の対策をして臨んだ。 しかしその1週間後、結果を聞くために再び学園を訪れると、採用担当の事務長が渋い顔で 「残念ですが、先生を女子部の教員として採用することはできません。しかし、昨年新設された男子部の方なら…」 俺の落胆の表情が伝わったのか、事務長はフォローするように 「そちらで頑張って頂いて、認められれれば、いずれ女子部への異動も可能です。先生の努力次第ですが…」 俺は迷った。 将来の共学化に向けて新設されたエリスの男子部は、まだ何の実績もないため、他の私立中学に入れなかった凡庸な生徒ばかりで、評判はあまり良くなかった。しかもこの学院の教師は原則、普通の会社で言う契約社員。いわゆる非正規雇用だった。 それでも俺が、ここに勤める事を決めたのは、学園を訪れた俺にあいさつしてくれた、エリスJC達の輝く笑顔。公立中のJCとはレベルが違う。 裕福な家のお嬢様だからといって、美少女になるとは限らない。よく見れば平凡な顔立ちの娘もいるのだが、大切に育てられ、磨き上げられた肌と髪、上質な生地の制服、世の中の暗部を知らない穏やかな生活。それらがか彼女らを美しく見せるのだろう。 『男子部の教師になるのは、この娘たちの先生になる足がかりだ。それに同じ敷地内にあるのだから、多少の交流はあるかも知れない』 俺はそう考えた。 ところが、勤め始めてみると、女子部との交流なんてまるっきりない。女子部のの校舎に入れるのは、年に1度文化祭の時に、駐車場整理に駆り出される時だけだった。 それでも俺は、次年度の異動を目指し、懸命に努力した。授業を工夫し、部活の顧問も引き受け、校長、教頭にも気に入られようと、愛想を振りまいた。なのに… 2年目の秋のある日、例の事務長に呼ばれた。異動の話かと、喜び勇んで事務室へ出向いた俺に、事務長は 「残念なお知らせです。男子部は、来年度からの募集を停止します。それで、先生との契約も、今年度で終了ということに…」 俺は愕然とした。事務長の言うことは分かる。一向に評判が上がらず、少子化と不景気で定員割れしそうな男子部を、ここで閉めるのは合理的経営判断なのだろう。来年度の1年生がいないのなら、教員は減らさなければならない。しかし、なんで俺が真っ先に切られるんだ?かんなに努力してたのに… 公立学校の採用試験は、もう終わっていた。俺は再び、県内中の私立中学に採用の申し込みをしたが、全て断られた。俺は人格否定された気分になり、それ以上就職活動しないまま、年度末を迎え、失業した。 エリス学園に出勤しないようになり、エリスJCを遠目にも見ることもできなくなると、俺をアッサリ捨てた学園への恨みが止めどなく湧いてきて収まりが付かなくなった。 『このままで済むと思うなよ!リベンジしてやる!』 しかしどうやって? 俺のような小物が、学園の建物に火をつけたり、トラックで門に突っ込むなどの騒動を計画しても、上手くやれるとは思えない。 学園長や理事長のスキャンダルをネットに書き込むという手もあるが、俺はそれができるほど彼らのことを知らない。 そこまで考えて、ふと思い付いた。 『エリスのJCたちは、学園にとって、上流家庭から預かっている宝物。それが、学園の元教師に汚されているとなったら?噂になるだけでも、学園にとって大きなイメージダウンのはずだ!』 憧れのエリスJCを、汚す。性的に。通学路で待ち伏せしてレイプとか?いや、それよりももっと手軽に汚す方法がある。電車痴漢だ。 エリスの娘たちは家は裕福だが、学園の駐車場が狭いことと、社会勉強を兼ねて、原則全員電車通学だった。 だが、その路線には当然ながらサラリーマンも乗っている。俺が知らないだけで彼女らはすでに、電車内で大人たちの指で汚されているのかも知れない。 そうなのか? 俺はとりあえず、学園の最寄り駅からの定期券を購入し、エリスJCたちの電車内での様子を観察してみることにした。
2022/05/13 09:24:15(m28h0TQG)
投稿者:
リベンジャー
女の子によって、一番恥ずかしい行為というのは、微妙に異なるようだ。後背位だったり、アナルだったり。あゆみの場合それは、クンニだったようだ。
更に、この時彼女はすでに、自分が『クリ攻めに弱い』ということを自覚していたので、『嘗められたら絶対にメロメロになっちゃう!』と予感していたのだろう。 俺は膝頭から手を離し、あゆみの手をそこから引き離そうとするが、その間に脚を閉じてしまう。 そこで俺は、彼女の両手首を掴んだ状態でタイミングを測り、引き離すと同時にそこにむしゃぶりついた。 「あっ!いやぁ!そこ、やめて…おかしくなっちゃ…んっ!だ、だめぇ…」 はじめあゆみは、かなりの力で俺の額を両手で押して、唇をそこから離そうとした。だが、俺の舌先がクリにヒットし、集中的に嘗め転がし始めると、見る見る力が抜けて行き、嘗めても嘗め切れないほどの愛液が滴り落ちて、シーツに大きなシミを作った。 その感じまくる様子を見て、俺はたまらなくなり、急いでズボンとトランクスを脱ぎ捨て、あゆみの身体の上を這い上がった。 その動きにあゆみには『その時が来た』と分かったのだろう。破瓜の衝撃に大声を上げ、思いがけず人を呼んでしまわないよう、自分のパジャマの袖口を口にくわえた。 その日の痴漢で、あゆみの膣穴の位置は把握していた。綺麗な一本筋の、一番下あたり。だが今は、M字に開脚させても肉厚の肌色の襞に隠されていた。そこへ向かってチンポを突き出すと、亀頭が襞を押し開いて膣口の輪の中に収まり、同時にあゆみが「くっ!くぅ~っ!」と悲痛な声を上げ、背中を弓なりにしてのけ反った。 だが、そこから先が進まない。処女の膣道は、奥が狭くなっているので簡単には奥まで入らないと聞いていたが、前のふたりの時はそこまで苦労せず、奥まで達した。 思えば、処女JCに正常位で挿れるのは、これが初めてだった。そのせいだろうか?人間以外のほとんどの哺乳類は、後背位で交わる。正常位というのは、案外不自然な交わり方なのかも知れない。 そんなことを考えながら、身を乗り出して接合部に体重を掛けて行くと、血まみれの陰茎が、輪の中に少しずつ呑み込まれて行った。 そしてそれが、一番奥まで到達した時だった。 突然、膣道が入り口から奥に向かってウネウネと動き出し、激しく射精を促されるようになって…なんと、全くピストン運動をしない内に、溜まった全てを子宮口に向かって発射してしまった。 まさか処女の膣がこんなことに…俺の錯覚だろうか?それとも、これが名器という物なのか? いずれにしても、今回もたいした抵抗もなく、レイプをやり遂げた。この様子では、あゆみがこのことを親や警察に訴えることは、万に一つもなさそうだ。噂にもならず、エリス学園にはノーダメージだろう。 となれば、次のターゲットを探さなければならない。 俺はチンポを引き抜いてズボンを履き、まだパジャマの袖をくわえたまま動けずにいたあゆみに布団だけ掛けてやり、黙って入ってきたサッシから出て行こうとした。その背中に向ってあゆみが 「エリスの…男子部の先生、だよね?」 と言いかけて来た。 俺は反射的にベッドへ戻り、乱暴に布団をめくると、スマホのストロボを焚いて 血と精液まみれのアソコと顔の写真を何枚も撮った。 「ご、ごめんなさい!撮らないで!誰にも絶対言わないから!」 と言いながら必死に顔とアソコを隠した。 「……なんで知ってる?」 「……前に学園祭で、駐車場整理してるの見たことあって…私、一度見た人の顔、忘れないから…」 俺は驚いた。まさか、あゆみにそんな特技があるとは。 「……もう、先生じゃねぇよ。3月でクビになった」 「えっ?なんで…あ、じゃあもしかしてこれは、エリスへの復讐?」 俺はまたも驚かされた。たったこれだけの情報で、この犯行の動機を見抜くとは、12歳にしてはなかなかの洞察力だ。 「…あたしだけじゃなくて、他の子も襲うの?」 「お前には関係ねぇよ。じゃあな!」 これ以上長居すると、余計なことまで喋ってしまいそうだったので、俺はそれだけ言うと、サッシを開けて外へ出た。
22/07/10 06:58
(XxY/s/XA)
投稿者:
リベンジャー
家に辿り着くと、俺はさっそくファイルを開いて次のターゲットを選び始めた。
3人のエリスJCの処女まで奪ったのに、学園へのリベンジは一向に進まない。方法が間違っているとは思いたくなかった。何が悪いのか?俺は少し焦りだしていた。 その2日後、俺は学園の最寄り駅近くのコインパーキングに車を停め、改札を通り、物陰から選んだ少女が通るのを待ち構えていた。 するとふと、誰かが後から近づいてきて、いきなり俺の手首を掴んだ。 ギョッとして振り向くと、なんと、あゆみだった。 しかしその時の彼女は、いつもの目力の強さ、意志の強さはなりを潜め、恥ずかしそうに俯いていた。 「なんだよ?邪魔しに来たのか?」 「……もう、エリスの子、襲うのやめて。」 「お前には関係ないって…」 「や、やめてくれたら、代わりにあたしが!」 俺はまたしてもギョッとした。この子には、彼女の寝室に忍び込んだ時以来驚かせられっばなしだった。 俺は迷った。この状況であゆみを抱いても、エリス学園へのリベンジにはならない。また性欲を満たすという意味でも、もう処女ではなくなった彼女よりも、その日ターゲットに選んだまだ何も知らない子のスカートに手を入れ、クリを弄り、強制的に発情させることの方が魅力的に思えた。 だがこの時のあゆみの態度。自分が犠牲になって同じ学校の生徒を守るという正義感からの行動…だけではないように思えた。 結局俺は、好奇心に勝てず、その日の痴漢計画を中止してあゆみを車まで連れて行くことにした。 車内で二人きりになると 「エリス学園の子って、よわっちいから、あたしみたいにされたら、不登校になったり、最悪ジサツしちゃったりしそう。そうなったらあなただって、後味わるいでしょ?」 あゆみは自分の行動を、そう説明した。 「それだけか?」 「……あの時、あなたにアソコペロペロしてもらって…それが、どうしても忘れられなくて…」 それだけ言うと彼女は、とうとう恥ずかしさに両手で顔を覆ってしまった。 ある程度予想はしていたが、まさか本当にこんなことが? 詩織という少女も、元々そうした願望があったためか、クリ攻めで発情させられた後は、抵抗せずにセックスを受け入れた。しかし、性犯罪者である俺と、もう一度ヤリたいとは考えなかっただろう。 俺は耳まで赤くして恥じらうあゆみに強烈な萌えを感じ、勃起が止まらなくなった。 「俺のアパート行くか?」 そう尋ねると、あゆみは小さく頷いた。
22/07/24 21:30
(fLKhUL8a)
投稿者:
リベンジャー
「俺のアパート、ボロくてきたねぇぞ?お前が見たこともないような」
「大丈夫。あたしそういうの、気にしないから」 セレブなあゆみは、庶民で独身男性の俺が、ボロくて汚いアパートに住んでいることは否定しない。それを前提として『あたしは庶民の暮らしを見下したりしない、という美徳を持っている』と言ったのだ。かなり上から目線の物言いだが、まあ、今更驚きもしなかった。 部屋に招き入れると、ワンルームのコンパクトな作りが珍しいのか、しばらくキョロキョロ見回していたが、やがて 「シャワー借りていい?」と聞いた。 俺はそれを許さず、手首を掴んでベッドに座らせた。 心菜、詩織はエリスの制服を着たまま犯したが、あゆみの時はパジャマ姿だった。なので今日はぜひ、制服姿でヤリたかった。ベッドの上で、正常位で。 「あ、汗かいちゃってるから、シャワー…」 「汗なんて、全部俺が嘗め取ってやるよ」 「…変態!」あゆみは怒ったフリをしたが、抵抗はしなかった。彼女だって、ここまで来たからにはすぐにでも始めたいのだ。 俺はブラウスのリボンを解き、ボタンをひとつずつ外して行った。 白地に薄いピンクのフリルが付いた、お姫様ブラが現れた。 まだ発育途上のためか、固いカップは入っていないので、簡単に首元まで捲り上げ、ピンクの乳首を嘗め始める。 「あんっ!あっ…あっ…」 始めてすぐ、喘ぎ始めるあゆみ。今日はもう、感じていることを隠す必要もない。 左右を交互に嘗めて、きれいな円錐型に勃起させる。その間わざと、アソコには触れない。 あゆみは『アソコペロペロ』が忘れられないと言った。当然、それが始まることを期待しているはずだが、わざと焦らす。 そして、あゆみが堪らず、自分で少しスカートを捲くって見せた所で、ようやく足元に回ってスカートの中に頭を突っ込み、ショーツを脱がした。 嘗める前に観察すると、つい2日前に大人サイズで入り口の襞を押し開き、一番奥まで蹂躙し尽くしたはずなのに、もうすっかり元の清楚な姿に戻っていた。 あゆみからは、アソコも俺の顔もスカートの中に隠れていて、いつそれが始まるのか分からない。焦らされながら、呼吸を荒くしてその時を待っている。 あまりに焦らされるので不審に思い、あゆみが首を持ち上げたタイミングを狙い、両手の親指で襞を大きく開き、ダイレクトにクリに吸い付く。 「あっ!」 見事にカウンターが決まり、あゆみは大きくのけぞった。 『そういえば、陰核包皮ってのかあったな』 俺は充血して肥大したクリ豆の先端を狙って吸い出すようにして吸ってみた。 すると包皮の中から陰核の本体が現れたので、それを舌先で嘗め転がしてやると、あゆみは 「ん~~っ!」 と叫び、激しくイヤイヤをした。 『このまま嘗め続けたら狭いイカせられそうだな』 そうは思ったが、俺の方ももう限界だったので、スカートから顔を出し、挿入の体勢を取った。 するとあゆみは、手の中に握っていた物を差し出した。コンドームだった。 おそらくあゆみは、駅で俺の手を掴む前から、こうなることを想定していたのだろう。そして、これからも… ヤル機会が増えれば、妊娠させる確率も上がる。俺はあゆみの望み通り、ゴムを装着してからゆっくりと挿入した。 「くぅっ…」 あゆみが小さく呻く 「まだ、痛いのか?」 「ん…ちょっとだけ」 「そうか、じゃあ、ゆっくり動くぞ」 「え?動くの?」 思えば初めての時は、奥まで挿れたとたん、絞り出されるように感じてすぐに発射してしまったので、この少女には挿入後にピストン運動があるというイメージがなかったのだろう。 俺は無言でゆっくりと出し入れし始めた。 「あ…なにコレ?この前と違う…な、なんか…あっ!」 男の俺には、膣内で動かれるのがどんな感じか想像するしかないが、クリ攻めなどとは違う種類の快感があるのだろう。 そしてまた、膣が入り口から奥へ、くりかえし蠢き、射精を誘った。 そのせいもあり、ほんの1分ほど動けただけで、またもあっけなく射精させられてしまった。 セックスが終わっても、あゆみはしばらく呼吸を荒くしたまま余韻に浸っていたが、やがてゆっくり起き出してシャワールームに入った。 彼女がシャワーを浴びている間、俺は迷っていた。 あゆみが俺との行為を求めているのは間違いないので、このままセフレとして付き合うことになるのかもしれない。だがそうしたら、エリス学園へのリベンジはどうする?その時の俺は、まだその事へのこだわりが消えていなかった。 俺のそんな迷いにはお構いなく、あゆみはシャワーから出て服を着ると、当然のようにラインの交換を持ちかけて来た。 断れる訳がない!これからも、抱くたびにどんどんエロくなって行くだろう、未成熟な身体。拒絶し、手放してしまうのはあまりに惜しい。 こうして俺とあゆみのセフレ交際が始まった。
22/07/26 22:26
(TN5Yoa1B)
投稿者:
リベンジャー
次の約束の日。俺はあゆみをエリス学園まで車で迎えに行こうとしたが、「乗り込む所を知り合いに見られたら面倒だから」と断わられた。
ではどうするか? その日あゆみはなんと、俺のアパートの前までハイヤーでやって来た。 アパートには車の運転ができない老人もいるので、ハイヤーが来るのは珍しくないが、普通JCはセフレの家に行くのにハイヤーを使おうとは考えないだろう。 その日のセックスが終わると、あゆみは「この部屋の鍵がほしい」と言い出した。理由を聞くと「はやく着きすぎちゃった時、外で立ってたら目立つでしょ?」とのことだった。 俺が合鍵を1本渡してやると、それ以来俺が外出している時でも構わずやって来ては、ゴロゴロしている。 どうも彼女は、ここを『隠れ家』として気に入ったようだった。 しかし、かと言って、俺の留守に掃除や洗濯をしておいてくれるということもなかった。その代わり、「使わせてもらってるお礼に」と、見たこともないような高級食材、主に肉を買って来ては、冷蔵庫に入れておいてくれた。おかげで俺の食生活はずいぶん豊かになった。 そんな風に俺たち関係は続いた。 あゆみの存在に癒やされた…とは認めたくないが、次第にエリス学園にリベンジしたいという気持ちは薄らぎ、また生活費も必要だったので、俺は学習塾の非常勤講師を始めた。しかしさすがにここで『JCの先生』をやる気にはなれなかったので、小学生対象の塾を選んだ。まあ、それなりに楽しかった。 それから2年半が過ぎた頃だった。 あゆみは15才になっていた。 俺の部屋のベッドでゴロゴロしていた彼女が、ふと思い出したように 「ねぇ、先生って今、ヒセイキコヨウ?」 俺は彼女が、似合わない堅苦しい用語を使ったのでおかしくなり、 「ああ、そうだよ。エリスでもそうだった。就職してからセイキコヨウになったことはないな」と教えてやった。 するの彼女は少し考えてから 「…正社員、なりたい?」と聞いた。 「そりゃあな。でも大学出てからだいぶ経ってるし、もうマトモな所はムリさ」 俺は内心、『なんでセフレのあゆみとこんな話をしてるんだ?』と思ったが、とりあえず話に付き合ってやることにした。するとあゆみは 「…おじいちゃんに、頼んでみようか?」と言い出した。 この2年半の間、あゆみがゴロゴロしている時とかの雑談で、なぜ県庁職員の娘の彼女がそこまで裕福なのか、少しずつ分かって来た。あゆみの父も高給取りだが、彼女の亡くなった母親の父が、ケタ違いの資産家なのだ。母親からの遺産相続や、祖父からの生前贈与で、あゆみの名義になっている資産もかなりあるらしい。 俺はそれを知った時『とんでもない娘に手を出しちまったな』と驚いたが、何年付き合っていても彼氏ではなくセフレなので、自分には関係ない話だと思っていた。 そもそも俺は、JCに対する性欲の強さは人一倍だが、物欲はあまりないのだ。 金は餓死しない程度にあればいいと思っていた。 「なんでお前が俺の仕事の事を心配してくれるんだ?」 俺が聞くと 「…それなんだけどね、あたしもうすぐ16になるから…」 ここで初めてあゆみは、資産家の祖父とその『ファミリー』の間にある掟について、教えてくれた。 そのファミリーに属する娘は、16までに自分で交際相手を決めなければならない。できなければ、家長の祖父が、相手を決める。政略結婚だ。 一方娘が自分で選んだ男ならば、よほど浪費癖か、犯罪傾向のある男以外なら尊重される。 ここまで聞いて俺はようやく、あゆみがもうすぐ16になることと、俺が正社員になる話がつながった。 しかしあまりに突飛な話だったので思わず 「何おまえ、俺のこと好きなの?」と聞きてしまった。 「そういう訳でもないんだけど……」 あゆみは少し口籠ったあと 「あたしがその気になれば、カレシはすぐにできると思う。先生より若くて、イケメンで、将来ユウボウな…」 「失礼だな!」俺は苦笑するしかなかった。「でもそしたら、もう先生とは会えなくなっちゃうでしょ? あたしたち、スゴく相性がいいみたいだし…」 言いながらあゆみは俺の背後に立ち 「このカラダを手放すのはシノビナイかなって…」と言った。俺は笑って 「そりゃ普通、男の方のセリフだろうが?」と言ってやった。 あゆみが言ったことを分かりやすく言い換えれば、こうだ。 彼女がその気になれば、若くてイケメンなカレシはすぐできるだろうが、そうした男とのセックスでは、俺とヤる時ほど気持ちよくなれるとは思えない。かといって二股はイヤなので、とりあえず俺をカレシに仕立て上げて祖父に紹介する。 だがそれにしても、非正規雇用の塾講師では見栄えが悪すぎるから、今の内になんとかしてしまおう。そういうことだろう。 だがいくら孫の頼みでも、そんな資産家が、会った事もない俺の、仕事の世話をしてくれるものだろうか? 俺は半信半疑ながら、塾講師になる時に創った履歴書と職務経歴書をプリントしてあゆみに渡した。 「どんな会社がいい?」と聞かれたが、俺がエリス学園へのリベンジのために何をしたか知っている彼女に『教師に戻りたい』と言う訳にも行かないので、『教育関係』とだけ答えた。 すると、1週間も経たない内に、ある会社から「入社面接日程のご案内」という通知が届いた。そこは、教育産業業界では最大手、学参や教材の販売から通信教育まで、全国的に展開している超有名企業だった。
22/08/06 23:55
(l.mxn4Gv)
投稿者:
リベンジャー
俺は驚き、動揺して、すぐにあゆみに電話した。
するとあゆみは、さも何でもない事のように 「あ、通知届いた?ねぇ先生、スーツって持ってたっけ?」 「あ、ああ。それくらいは」 「そう?じゃあ遅刻しないで、ちゃんとした格好で行ってね。そうすれば、入社できることになってるから」 あゆみの口ぶりでは、面接前からすでに入社は決まっているみたいだったが、いくらしっかりしていても15歳の少女の言うことを鵜呑みにはできない。これは人生を立て直すチャンスかも知れないのだ。JCの先生になるという妄想に取り憑かれ、解雇された学園への復讐心でグチャグチャになった、俺の人生の。 俺は真剣にその会社の事を調べ、でっち上げの志望動機を暗記して、面接に望んだ。 ところが、面接官が俺に尋ねたのは、この会社に入社する意志はあるか?入社したら、どんな部署に配属されたいか?いつから出社できるか?この3点だけ。本当に面接前から採用されると決まっていたのだった。 俺は、あゆみの祖父が想像以上に大物であるのに気付き、怖くなった。 しかし何はともあれ、俺はその会社で働き始めた。 今度こそ、頑張れば必ず報われるような気がしたので、がむしゃらにがんばった。 入社後1か月が経った頃。あゆみのお祖父様からお招きがあった。表向きは『就職を世話してもらったお礼』ということだったが、実際は『あゆみの相手』の見極めだ。そしてあゆみにとってはこれが、16才までにやり遂げなければならない重要な『儀式』なのだった。 俺は初めてあゆみの家まで彼女を車で迎えに行き、お祖父様のお屋敷を訪ねた。 応接室で、ふたりして緊張して座っていると、現れたのは拍子抜けするほど、柔和な顔つきの小柄な老人だった。 俺が型通りの挨拶とお礼を述べると老人は、 「だいぶ活躍なさっているようですね。安心しました。」と言って微笑んだ。 あとは、世間話。といっても俺の生い立ちやあゆみとの出会いのことは聞かれない。専ら、このファミリーの歴史、昔の苦労話やお祖父様の若い頃の失敗談など、面白おかしく聞かせてくれた。 そして、話の締めくくりに 「孫のこと、どうぞこれからも宜しくお願いしますよ」と言って軽く頭を下げると、席を立った。 俺の車で二人きりになると、あゆみは「乗り切った~!」と言って息を大きく吐き出した。 これであゆみはとりあえず、お祖父様や親戚から交際相手のことを聞かれることはない。付き合っている男さえいれば、いつそいつと結婚するかなどは、本人たちの自由でいいらしい。 俺も、大事な役割をこなすことができて、安堵していた。 その1週間後、今度はあゆみの父親が、俺の勤め先を訪ねて来た。 俺はお祖父様の時よりも、更に緊張した。 何しろ俺は、この男の家に夜忍び込み、大切な娘をレイプしたのだ。その上今は、その娘をセフレにし、更に彼氏のフリをしてお祖父様に挨拶までした。これらの内のどれかひとつでもバレたら、その場で叩きのめされそうだった。 父親は、職場の応接室に通された。 俺はノックしてその部屋に入るなり、 「はじめまして!お父様に挨拶もしないで、勝手なことばかりして、申し訳ありませんでした!」と立ったまま頭を下げた。 すると父親は立ち上がり、俺を手で制して 「それはいいのです。どうぞお直り下さい。」と言った。 父親に促されて席に着くと、彼は 「私はその事を責めるために来たのではありません。元々娘の交際については、本人と義父に任せてあるので。」 俺が安堵した様子を見せると、続けて 「今日私は、立場的な義務として、あなたに説明をしに来たのです。あゆみの交際相手として義父に認められるとは、どういうことなのか。」と言った。 あゆみの父の説明によると… お祖父様に挨拶を済ませ、認められると、ファミリーの準メンバーとして迎えられ、必要ならある程度の支援が受けられる。今回の俺の転職のように。 しかし、若い男女のことなので、うまく行かずに別れることもある。その場合も、ただ準メンバーから外れるだけで、特に挨拶や報告は要らない。との事だった。 ここで俺は、気になっていたことを聞いてみた。 「もし、あゆみさんと別れてしまった場合、俺はこの会社にもいられなくなるんですか?」 すると父親は笑いながら手を振り 「ここは一流企業ですから、そんな理由で解雇したり、冷遇したりはできません。まあ、その後も順調に昇進できるかは、あなた次第ですが」 俺は内心喜んだ。何しろ俺とあゆみは恋人同士ではないので、いつ彼女に本当に好きな相手ができるか分からないのだ。 しかしあまり嬉しそうにするの、それが目的で彼女に近づいたみたいになるので、平静を装い、次の質問。 「ファミリーのメンバーになって…何か、求められる役割みたいなものはあるのですか?」 すると父親は、しばらく俺の顔を眺め、言葉を選びながら 「そういうのは、特にありません。一族の会社経営や資産運用は、義父と血縁の男性が担うので。我々娘婿に求められるのは、元気な子供を作って、立派に育てることだけです。」 俺が「よく分かりました。ありがとうございます。」と礼を述べると、父親は安心したように微笑み 「あゆみのこと、どうぞ宜しくお願いします」と言って頭を下げた。 あゆみの父親を見送り、俺はひとますホッとしたが、時間が経つにつれ、次第に腹が立ってきた。 『男が、ファミリーに迎えられて、期待されるのが子供を作ることだけ?それじゃあまるで…』 その日はちょうど、あゆみが部屋に来る日だったので、俺は彼女に父親が来たことを話すと、皮肉たっぷりに 「まるで種馬みたいだな」と言った。 あゆみは最初、俺が何を不満に思ってるのか分からずにキョトンとしていたが、やがて 「いいじゃん!その方が気が楽だよ?お父さんなんか、仕事が趣味みたいになってるし」と言った。 確かにあゆみの父親みたいな男にとっては、ファミリーの仕事に煩わされることもなく、家族の生活の心配もせずに、仕事で好き放題できる環境は理想なのかもしれない。 それでも俺が、納得行かない顔をしていいると、あゆみがふいに『いいこと思いついた!』というような顔で 「そうだ!ねぇ先生?今でもエリス学園に、リベンジしたい?」と聞いた。 「ああ、そうだな。チャンスがあれば」 「じゃあさ、おじいちゃんにシュッシしてもらって、近所にもっとスゴイ学校作っちゃえば?エリスの先生も生徒も引き抜いて。エリスにとっては大打撃だよね?」 俺は正直『とんでもねぇ事を言いだすな!』と思ったが、あゆみが言うと強ち夢物語でもないのが、却って怖い。 しかしそこで俺は、話がおかしな方向になっている事に気づき、驚いた。その拍子についストレートに 「なぁ、いいのか?その流れだと、お前は俺と…」 するとあゆみもハッとして、見る見る真っ赤になり、叫ぶように 「わかんないよ、そんなの!この先生への気持ちが、何なのかなんて…あたし、マトモに恋愛なんかしたことないんだから!先生のせいで…」 俺は呆気にとられた。 この2年半前、俺はこの子を力づくで犯した。最低な始まりだった。だが、その後ずっと快感を共有し、互いの身体を貪り合う間に、心が通い合ってしまったらしい。こんなこともあるのだから、男と女は分からない。 しかし俺は悪党なので、甘い言葉で気持ちを受け止めることなど、できたものではない。代わりに彼女を抱きしめ、ベッドに連れて行って、いつもの倍くらい時間をかけてたっぷり気持ちよくしてやった。 俺は、復讐する相手も、方法も間違えたらしい。その証拠にエリス学園から捨てられて3年近く経ったのに、未だになんのダメージも与えられていない。 それどころか、まるでエリス学園を含むセレブの世界にリベンジ返しされたようになっている。 あゆみの祖父のファミリーに迎えられ、将来が開けたが、その反面もし万一、ファミリーの体面を汚すような犯罪に手を出したら、どんな報復が来るか分からない。 それがイヤならさっさとあゆみと別れてファミリーから抜ければいいのだが、年を追うごとにますます美しく、魅力的になって行くあゆみに、思いがけず好意を向けられて…それを自分から振り捨てるなど、できる男がいるだろうか? まるで、セレブの罠に絡め取られ、雁字搦めになったみたいだ。 どうにも、逃れられそうにない。
22/08/16 10:48
(iy3wMQTe)
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