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1:香帆ちゃん、ごめんね。
投稿者:
サターン白
◆DlyW/s8ibQ
僕は11歳、小学6年生でした。
新興住宅地だったので、近所に同じ年の子どもが多く、子ども達は、代わるがわるそれぞれの家にゲームやマンガ本を持ち寄って、遊んでいました。 香帆ちゃんと真衣ちゃん、ケイタ君に花咲君と僕、この5人は、家が近いこともあり、よく花崎君の家に集まっていました。 香帆ちゃんは、殆ど自分から話をしない口数の少ない物静かな女の子でした。 でも、大人びた雰囲気の美少女だったこともあり、地元の祭りがTVに紹介された時は、数秒足らずのインタビューが町の評判になるほどの女の子でした。 学年は僕の一つ下の小学校5年生でしたが、誕生日は2ヶ月しか離れておらず、この頃は、僕よりも身長も伸びて、お姉さん的な存在になっていました。 ケイタ君は、小学4年生。 やんちゃ盛りで僕のかわいい弟って感じで、彼も僕を慕ってくれていました。 真衣ちゃんは、小学2年生、ケイタ君が好きと公言する活発な女の子でしたが、今思うと少し変わった子でした。 猫が鳴いていると真夜中に出歩いて、お巡りさんに保護されたり、思ったこと、見聞きした事を、正確に事細かく話すので、噂話などみんなこの子の前では話さないようにしていました。 花崎君は、まじめで皆がうるさいと他の部屋に行って勉強をしていました。 本人は、嫌がっていましたが、皆ハナと呼んでいました。 その日は、梅雨の蒸し暑い日でした。 ハナはいつものように、別の部屋で宿題をするため、僕たちが揃った頃には既に部屋を出ていました。 香帆ちゃんと真衣ちゃんは、宿題を済ませて、いつものように読書をしています。 僕とケイタ君は、ゲームをしていましたが、何度もプレイして飽きた事もあり、結局、雑誌などを読んでいました。 暫く誰も話さず、しーんと静まり返っていましたが、急にケイタ君が話し始めます。 「ねぇ、僕くん、エッチ仮面のこと、知ってる?」 「6年生の誰かがエッチ仮面じゃないかって噂してるよ」 「エッチ仮面の噂ってあれ本当なの?」 「4年2組の水泳の授業が終わって着替えようとしたら女子の下着が無くなってたんだって。」 「その時、6年生は、スケッチ大会で自由にあちこち行けたから、そうじゃないかって」 「そんなの盗んでどうするんだろう?」 「エッチ仮面が被るんだって、その為に盗んだんじゃないかって佐藤が言ってた」 「大人だと凄い力が出てくるんだって」 「被るって?頭に」 「いや、そんなので力が出る訳がないじゃん」 急に真衣ちゃんが話し出します。 「香帆ちゃんのクラスの子のリコーダーも、吹こうと袋から出したらいつもと違う結び方だったという事件があったんだよね」 「そうなんだ!」 「香帆ちゃん、それ本当?」 こくりと頷き、香帆ちゃんは、読んでいた本に栞を挟んで一度閉じます。 「先生が、体操着とか水着、リコーダーなどは、全部必ず家に持ち帰るようにって、この前お話があったの」 「本当にいるんだ!エッチ仮面」 「普段は小学6年生。だけど、女子のパンツを被るとエッチな子どもに変身します!」 ケイタ君は、インタビューをするように僕に握りこぶしを差し出し、「あなたがエッチ仮面ですねっ?」 「パンツ被ったのは、あなた僕くんですよねっ?」 「正直に答えて下さいっ」 普段はもの静かな香帆ちゃんが、クスクス笑っています。 「う、受けてる?」 「さぁ僕くん、白状しなさい、さぁっ」 ケイタ君推しの真衣ちゃんも、一緒になって、僕に問い詰めてきます。 この時、香帆ちゃんの笑顔がめちゃめちゃ可愛かったのです。 この笑顔の流れを止めちゃだめだという気持ちと香帆ちゃんへの淡い想いが、無意識に自分をおかしな方へ引っ張っていきました。 「ぼ、僕は、いや、お、俺がっ」 「そうだっ、よく見破ったな!俺がエッチ仮面だあぁぁあっ」 「でっでたなっエッチ仮面っ、お前をこらしめてやるっ」 「お前にごときに何が出来るッ、姫はいただくぞッ」 そう言うや香帆ちゃんの腕を掴み、「この女は人質だッ。」と自分がいたベッドに引き上げました。 「ま、まてっエッチ仮面」 「お前は、見どころのあるやつだ、特別に手下にしてやろうッ」 「それッ」 「うわあああっ」 「もう、お前は俺の忠実な部下だ、わかったな」 「はい。エッチ仮面様、何でも言ってくださいっ」 「よし、お前は逃げないように、女の脚を持つんだっ」 足をバタつかせて抵抗を見せる香帆ちゃん、ケイタ君は、脚の上に身体を覆い、脚を押さえ始めました。
2023/07/16 22:03:17(QTgOb6UF)
投稿者:
サターン白
◆DlyW/s8ibQ
僕は、香帆ちゃんの両腕を掴んで、ベッドに座らせます。
投げ出した脚は、ケイタ君が、必死に抱え込んでいました。 ちょうどその時、タイミング悪く、真衣ちゃんのお母さんが迎えに来て、玄関先で呼んでいる声が聞こえてきました。 まずい。 慌てて僕は、掴んだ腕を離します。 ケイタ君も、起き上がって何もなかったように座り直します。 「あ、おばあちゃん家に行くんだった、ケイタ君、僕くん、ごめんね。」 「香帆ちゃん、じゃあね。エッチ仮面なんて懲らしめちゃって」 真衣ちゃんが部屋を出ていきます。 ドアが開いた時、夏の日差しが僕と香帆ちゃんを照らしました。 薄手のワンピースが透けて、躰の線が浮かんで見えています。 腕を離したのに香帆ちゃんは、腕を後ろにしたままでした。 さらに真衣ちゃんにバイバイと手を振ったにもかかわらず、また後ろに手をやります。 香帆ちゃんは天然でも何でもなく、成績もいい女の子です。 ドアがしまり、真衣ちゃんの声が遠ざかっていきます。 また沈黙が訪れました。 どうして香帆ちゃんは、逃げずにそのままいるんだ? 一瞬見えた、胸の膨らみに、急に息が苦しくなり、心臓がドキドキと早鐘のようになっていました。 「エッチ仮面再開ッ」 僕は、香帆ちゃんの背中に身体をくっつけて、お腹に手を廻し、抱きつきました。 「エッチ仮面2号参上ッ」 ケイタ君が香帆ちゃんの片足に抱きつきます。 僕は、香帆ちゃんに、きゃあぁっとかヘンタイっとか、平手打ちされて、それでエッチ仮面は終わる程度に考えていたのです。 しかし抱きついても、香帆ちゃんは、「はっ」と時折、息を吸うくらいで、抵抗らしい抵抗をみせません。 さすがに、脚に纏わりつくケイタくんには、手で払い除けるようなしぐさを見せますが、すべてが弱弱しく、途中からは、頭を下げて、無言で耐えるようになっていました。 「エッチ仮面様、次はどんな攻撃をしますかッ」 ケイタ君も僕も、周りに咎めるものがいないので、いつもとは違うテンションになっていました。 「ん?僕くん、ちょっと待って」 「ひょっとして、香帆ちゃん泣いてる?」 膝を抱えて下を向く香帆ちゃんが泣いているのでは? 女の子を泣かせたとなると、ただ事ではないことは知っていました。 「えっ、香帆ちゃん、泣いてるの?ね?」 僕も心配になって、足下から覗き込んで表情をうかがいます。 「かーほちゃん、ねぇ?こっち向いて」 少し顔を上げてこっちを見る香帆ちゃん、泣いてはおらず、僕達の取り乱した様子が可笑しいのか、心配そうな二人を横目にクスッと笑顔を向けました。 「なんだ、嘘泣きだ」 「嘘泣きで俺たちを騙そうとしやがった」 「こうしてやるッ」 ケイタ君は、香帆ちゃんの靴下を剥ぎ取ると、足の裏を中心にくすぐり始めました。 「きゃああぁっ、や、やめてぇっ、アハハハっ、はぁ、はぁっ、アハハハハッ」 僕も、お腹やわき腹をくすぐり始めます。 さらに笑い声が大きくなり、身体をよじって抵抗する香帆ちゃんでしたが、暫くするとあまり声をあげることもなくなり、くすぐりにあまり反応しなくなりました。
23/07/18 15:32
(rLy9pQ86)
投稿者:
サターン白
◆DlyW/s8ibQ
「あ、あれ?」
「僕のくすぐり攻撃が効かなくなるなんて、そんな馬鹿な」 くすぐりに反応をしなくなった香帆ちゃんは、ぐったりと脱力して、はあっ、はあっと息を荒げていました。 香帆ちゃんの身体が僕にもたれて、何ともいえない、いい匂いのする髪の毛が顔に当たります。 「僕くん、香帆ちゃんまた、演技をしているのかも」 「そうだな、さっきみたいに、騙されるんじゃないぞ」 僕がちょうど声を発した時、香帆ちゃんの耳が口に当たりました。 と同時に「きゃ」っと短い悲鳴を上げる香帆ちゃん。 僕は、おもわず今の反応を確かめるように、口を耳元に寄せてくっつけました。 「あ、あっ」「はぁっ」 身体がビクッと反応しています。 「ふぅうぅっ、すぅううぅっ」 目をぎゅっと固く瞑り、声を殺すように息をする香帆ちゃん、僕は、なにか必死に耐えているようにも感じました。 「じゃあ、これはどうだ」 おもわず僕は、香帆ちゃんの耳にキスをしていました。 耳の縁から耳たぶ、耳の孔にスタンプを押すように、唇をつけていきます。 今度は、身体が、ビクビクッと細かく震えています。 「うっ、はあっ、ああっんッ」 初めて聞く、艶っぽい声に僕もケイタ君も、おもわず手を止めて顔を見合わせます。 お互いその声に、理性が吹き飛んでいました。 ケイタ君も顔を香帆ちゃんに寄せて、僕と同じように耳やうなじに、あからさまにチュッ、チュッと音を立てて、キスを始めます。 ケイタ君の大胆なキスに僕も負けじとほっぺたやうなじにキスを始めました。 「あっ、あっ、だ、だ、はあっ、はあぁっ」 明らかに、息が速くなり、既に顔も真っ赤になっていました。 「エッチ仮面様ッ、ここッ」 「これですッ」 そう言って指を指したのは、ワンピースの首元から背中にあるファスナーです。 「ど、どうします?」 正直僕は、そこまで考えていませんでした。 とっくの昔に香帆ちゃんに反撃されて、しょぼくれて終わっているはずなのに。 手を後ろにして、まるで自分から虐めて欲しいみたいにするから、こうなった訳だし。 そう、香帆ちゃんが、もう止めてって、言えば、止めてるのに。 そうだ、やめてって言われたら、すんなりやめよう。」 さすがにファスナー下げたら、そう言うだろう。 そうだ、それで終わりでいいじゃん。 そんな身勝手な結論を出します。 いざファスナーを持つと手が震えていました。 ケイタ君と目で合図をします。 「いくぞっ」「ごくっ」 髪を挟まないようにして、ファスナーを下ろします。 一気に下げようとしましたが、力加減がわからず途中で裏地に引っ掛けてしまいました。 ヤバい。 早くしないと、騒がれて、やめてって言われちまう。 「どう?うまく下りない?」 ケイタっ余計な事、言わないでくれっ。 焦った僕は、引っ掛かった裏地を外そうとファスナーを引っ張ります。 香帆ちゃんも、これ以上引っ張られないよう服を引き、押さえます。 同時に力が加わったのか、プッという音と共にファスナーが一気に開いて背中が露わになりました。 お互い無言でしたが、僕は、香帆ちゃんの腕を持ち、ケイタは、持ち上げた腕の隙間に服を通して、脱がし始めました。 片腕を脱がせると、僕は無意識にTシャツを脱ぎ、上半身裸になりました。 香帆ちゃんは、息を荒げながら、必死に手で胸を隠して抵抗していました。 ケイタは、もう片方の腕を引き剥がそうとしますが、上手く行かず「僕くん、そっちから引っ張ってッ」と僕に声をかけます。 香帆ちゃんは、うずくまり、身体を丸めて必死の抵抗を見せますが、裸の僕が後ろから抱きつき肌を密着させると、「ああぁ~っ」と観念したような、今まで聞いたことのない声を上げて、脱力していきました。
23/07/20 02:58
(mlL5BHmx)
投稿者:
(無名)
最高ですね。続きが気になります!
23/07/22 10:31
(.omjRPM/)
投稿者:
サターン白
◆DlyW/s8ibQ
「ぼ、僕くんッ、な、なにやってんだよッ、こっちを手伝ってよッ」
僕は、露わになった背中や胸を隠そうと必死になっている香帆ちゃんを見ると、自分たちのしてる事は、さすがにやりすぎたと感じていました。 でも、同時にあられもない姿の香帆ちゃんを見たら、それ以上に、もう訳が分からなくなって、でも、ケイタの好き勝手にさせたくはないし、気がついたら覆い隠すように抱きついていました。 ただ、声を上げた香帆ちゃんの様子が気になります。 「香帆ちゃん?」 抱き上げ、上体を起こし、呼びかけますが、返事がありません。 不規則に、は、はあぁっ、はあぁっと肩で息をしていました。 ケイタは、僕が抱き起こすのを見ると、「僕くん、それじゃ服が脱げないじゃんッ、腕ッ、腕を掴んでッ」と上から目線で命令するや、引き剥がすように引っ張ります。 脱がせられまいと服をつかんで抵抗を見せる香帆ちゃん、その手を引き剥がそうとするケイタ。 「僕くんッ、何だよッ、何やってんだよッ、早くッ、早く腕を掴んでッ」 結局、ケイタの勢いに押されて言うがまま、香帆ちゃんの腕を掴み、細い手首をぎゅうっと握ると、あっけなく指が開いて、服を離しました。 ケイタは、待ち構えたように、馬なりになり、ワンピースを引っ張り、脱がせていきます。 今更ですが、結局僕も加担してしまいました。 「おっぱいッ、香帆ちゃんのおっぱいッ」 「うわぁ、もう大人のおっぱいじゃんッ」 僕達の好奇な目に晒された香帆ちゃんのバストは、丸みに欠けた円錐型の膨らみとはいえ、想像していたよりもずっと性的な魅力に溢れていました。 「僕くんッ、そのままっ、そのまま腕を掴んで離さないでいてッ」 そう言うや、腰の辺りに手を入れ服を掴むと、素早くワンピースを剥ぎ取ってしまいました。 「はっ、はぁっ、は、はっ、はっ、はぁッ」顔を真っ赤にして、香帆ちゃんは僕に腕を掴まれ、脱力したまま、ただ荒い息を続けていました。 「香帆ちゃんのパンティーって小さいね。まじめだと思ってたけど見かけによらずエッチなのかな」 「!」 ヤバい、ケイタの奴、今度は、パンティーまで剥ぎとろうっていうのか? ケイタは、香帆ちゃんの横に来ると、僕と同じように服を脱いで上半身裸になります。 それだけじゃなく、半ズボンも下ろしました。 「みて、もうおちんちんがこんなに硬くなっちゃったっ」 おもわず僕は、香帆ちゃんを守りたくて、抱き抱えるようにして、膝の上に香帆ちゃんを乗せました。 しかし、僕のペニスもケイタ同様に、今まで経験したことのないほど、固く反り返っていました。 火照った香帆ちゃんのお尻が僕のペニスに当たります。 一瞬だけ、香帆ちゃんがびくっと震えたように感じました。 ケイタは、僕の動きを察したのか、香帆ちゃんに身体をくっ付けるように横に座ると、「か、かほちゃぁああんッっ、ま、前から、す、好きだったんだぁああっ」 まるでスローモーションを見ているかのように、ケイタの顔が香帆ちゃんのバストに埋もれていきます。 ケイタの口は、香帆ちゃんの乳首に吸い付いて、ちゅっ、ちゅっと大きな音を上げて吸っています。 「ケ、ケイタッ、お、お前っ、な、なんてことをするんだあぁッ」 「あああぁぁぁっ、あ、ぁぁあああぁんっ」 僕の声を無意味なものにする、小刻みに震える喘ぎ声をあげる香帆ちゃん、その手は、ケイタを払い除けようとするのではなく、背中に腕を廻し、抱きしめているようにしか見えません。 「あっ、ああっ、か香帆ちゃんっ、どうしてっ」 だらんと力が抜け、僕のペニスにぐっと香帆ちゃんの重さが伝わってきます。 それは、天にも昇るような、頭の中を掻き混ぜられるような、初めての快感でした。 「ああぁぁっ、き、きもちいいっ、香帆ちゃんッ、最高だぁっ」 僕は、ケイタが乳房を揉んでいた側の手を払い除けると、まだ青い果実の乳房を摘まみ、その感触を堪能するように、揉みしだきます。 息を荒げる唇に、口を寄せると、貪るように舌を刺し込んで、口の中を舌で掻き廻していました。 チームプレイのような関係の僕とケイタ君でしたが、ここで完全にライバル意識を剥き出しにして、香帆ちゃんという獲物を奪い合う様相を見せ始めていました。
23/07/22 16:05
(kIUU4xDR)
投稿者:
サターン白
◆DlyW/s8ibQ
額に汗を滲ませ、苦悶の表情を浮かべている香帆ちゃん。
その口から、こぼれ漏れ出てくる喘ぎ声に、僕の理性は、とうの昔に消え失せ、これ以上ケイタの好きにさせてたまるか、俺の獲物だ、俺の香帆ちゃんだ、とケイタの手を払い除けて、拒む香帆ちゃんの乳房を揉み、口中を犯すように舌を出し入れ、していました。 勢いでしたとはいえ、果実のように甘く潤う香帆ちゃんの舌に触れると、麻酔をしたように頭が痺れて、香帆ちゃんの呻く声も、ばたつかせる必死の抵抗もお構いなしに、なにかに取り憑かれたように、舐めて、溢れでる甘露な蜜の唾液をじゅるっじゅるっと音を立てて吸っていました。 しばらくして少し落ち着くと、僕の手や顔、ケイタの頭を掴んでは、懸命に引き剥がそうとする香帆ちゃんに気がつきました。 香帆ちゃんからは、想像もつかない「うう~っ、ううぅ~っ」と唸るような声が時折、聞こえてきます。 なのに、僕は香帆ちゃんの口の中を執拗に掻き廻し、粘膜の感触にいつまでも浸りたくて、動きを速めることはあっても弱まることは決してありませんでした。 香帆ちゃんの舌に吸い付くと僕の口の方へ引っ張って、ちゅう、ちゅうっとすすりました。 「あっ、あっ、あんっ、あっ、あんっ」 身体がぶるぶるっと細かく震えては、子猫が鳴くような声を上げる香帆ちゃん。 この声は今、僕が舌を吸ったからか、それともケイタの乳首のキスが言わせているのか。 香帆ちゃんが、ケイタを抱きしめた事で、僕は焦っていました。 手汗で湿った指で、つけ根から先端へと乳房の形を確かめるようにして、撫でまわします。 女の子のおっぱいは、マシュマロのようにやわらかいと思っていたのに、ソフトテニスのボールのような感触、ぎゅっと握ると同じような力で押し返してきます。 第一印象は、そんな感じでした。 ゼリーくらい柔らかかったらいいのに…想像とは違っていましたが、何度も揉んでいるうちに僕は、このフニフニとした感触の虜になっていました。 少しひんやりする乳首の先を親指と人差し指で摘まんで、くりくりと動かすと「あ、あ、ぁぁ、あ、ああ~っ」とケイタの時とおなじような声が聴こえてきて、心の中で、思わずガッツポーズをしていました。 乳首は、弾力を増して固くなり、尖っていきます。 少し力を強めて乳首を摘まんでは、併せて聞こえてくる喘ぎ声に、僕の興奮が一段と高まっていきます。 僕のキスから逃げようと抵抗する香帆ちゃんを押さえ、手で無理やり口を開かせると、舌を伸ばして出し入れします。 舌先で口の中を撫でまわし、唾液や粘膜を掻き取ると、ちゅううっと吸い、ケイタに聞こえるように喉を鳴らしました。 「んっ、んっ、んんっ、はぁっ、はあッ、はああッ、んっ、んっ、んっ」 「くちゅっ、くちゅっ、くちゅっ、ん、ぅんんっ、ごきゅっ、はぁあっ」 (ケイタ、どうだっ、香帆ちゃんは俺の舌の虜だっ、もう俺のものだッ) 遠慮を知らない僕は、さらに舌のつけ根、喉の奥、奥へと侵入していきます。 「ひっ、いっ、いやっ、う、うぅうんっ」 香帆ちゃんは、僕から離れようと顔を背け、手を伸ばして、押し離そうとします。 顔を背けた反対側から待ち構えたように、ケイタが割って入ります。 「あっ、そ、そんなっ、あ、ああっ」 香帆ちゃんの頬に手を添えると、舌を伸ばして、僕がしてきたように唇を重ね、同じように貪り始めました。 僕も香帆ちゃんの口を狙い、もう一度顔を向けますが、身体がケイタの方を向いていて、僕の入り込む余地はありません。 元々、背中側から、身体をひねって香帆ちゃんを責め続ける事に無理があり、明かにケイタの方が優位なポジションにありました。 僕は、香帆ちゃんから一旦離れて、体制を整えることにしました。 しかし僕のこの判断は、間違っていました。 ケイタがこんなチャンスを逃すはずは、ありません。 素早く香帆ちゃんの両足を持ち、開脚させるとそのまま押し倒して、自分のブリーフを香帆ちゃんの股間にぴったりと密着させ、ぐりぐりと押し付けました。 「だ、だめっ、ケ、ケイちゃん、だ、だめっ」 何となく漠然としていた性交という、行為を今、目の当たりにして、僕は正直、固まっていました。 しかし、こともあろうことか、その先、続きを見たいとも思っていました。 ケイタも顔を赤らめ、興奮していました。 二度三度と股間を押し付けると、「大丈夫だよ、僕らは、まだ子どもだもん、それより聞きたかったこと思い出したっ。」 「真衣ちゃんが言ってた香帆ちの猫、あれ本当は香帆ちゃんでしょ?」 「!」 香帆ちゃんは首を左右に振ると、それ以上ケイタに話をさせないように手で口を押えました。 「僕も初めて聞いた時は、びっくりしたもん…」 「なんだ?急に。香帆ちゃんちの猫?そんなの飼ってないだろ」 「どうしてそんなに動揺するんだ?」 「真衣ちゃんに訊いたら…」 「や、やめてぇっ」 おもむろにケイタは、2階から聞こえてくる物音に気付くと、「ヤバい、そろそろハナちゃんが降りてくる時間だ。」 「この続きは、明日にしようよ。僕くんも勿論いっしょで。」 「真衣ちゃん明日もいなし、大丈夫だよね。」 「さ、急いで、ハナちゃんが気づいたら大変だから」 丁度、ワンピースを着たところで、ハナちゃんが戻ってきました。 「僕くん、ケイちゃん、何してたの、あんまり騒ぐと真衣ちゃんのお母さんに怒られちゃうからさ、たのむよ」 「あ、あれ、真衣ちゃんは?」 「おばあちゃん家にいくって帰ったよ。」 僕は、今までのことを隠そうと努めて明るく話します。 「じゃ、さようなら」 話の途中で、香帆ちゃんが帰っていきます。 僕もそのまま家に帰りましたが、逃げるように香帆ちゃんはその場から離れていきます。 その日の夜は、自分のした事の大きさに悩まされて中々眠ることが出来ませんでした。
23/07/29 23:02
(.80RcpMe)
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