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野良
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ロリータ 官能小説   
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1:野良
投稿者: (無名)
(妄想です)…両親が相次いで亡くなり実家を相続した。2つ上の姉は居るが「相続税とか面倒くさいから何にもいらない…昌幸もう連絡しないでいいよ」と信じられない言葉だった。農家の不安定な収入を無くす為、土地の一部にアパートを建てて大家になった。近くに大学がある為すぐに部屋はいっぱいになり、家賃収入で安定する様になった。残りの畑で野菜を作り、直売所で「○○さん家の…」で売り出した。…数年そんな暮らしを送っていた。30になる頃、収穫直前の畑が荒らされた事があった。俺はすぐに畑に感知自動録画する監視カメラを設置した。すぐに効果があった。設置した翌日、カメラのメモリーを取り出しチェックした。そこには信じられない光景が映っていた。時間は夜の9時過ぎだった。二台あるカメラに映っていたのは女の子だった。収穫直前のトマトとキュウリを貪っていた。しかも姉妹で映っていた。何故女の子が…と俺は思った。そしてその夜、俺は捕まえ様と畑に隠れて、その姉妹が来るのを待った。
 
2017/08/14 18:19:44(m4nH5X4q)
7
投稿者: (無名)
「条件て何ですか?」とひなたは聞いた。「条件は仕事を手伝う事」と言ったら「分かりました」と言った。「あの…おじさんの名前…は?」「あっ俺は加藤昌幸で年は29歳だよ」と言うと「えっ?29歳?」と驚いた。「もっと上だと思った?」と聞くと「…はい…すみません」と言った。「ははっ…老け顔だから良く年齢言うと驚かれるよ」と言って、免許を見せるとひなたは計算して「ホントだ…」と言った。「まぁ2人から見たらおじさんだからおじさんで構わないよ」と言うと「私は名前で呼びます」と言った。ご飯を食べ終わり満腹になると、沙希は眠くなったのかウトウトし始めた。俺は席を立って空いてる部屋に布団を二組敷いた。「暫く使ってなかったからカビ臭いと思うけど、布団敷いたから使って」と言うと「ありがとうございます」と言い、ひなたは沙希を連れて行き寝かせ、ひなたも「私も寝ますね…おやすみなさい」と言って襖を閉めた。俺は自分の部屋に行き、これからどうしようかと考えたが、いつの間にか眠っていた。
17/08/15 01:24 (Wn9On1Cm)
8
投稿者: (無名)
次の日の朝、朝の仕事を終え俺が朝食の支度をしていると、ひなたが起きて来て「おはようございます」と言った。俺も挨拶をして忙しくしていると「手伝います」と言って、手伝い始めた。手際は余り良くなかったが包丁は使えるみたいだった。朝食が出来るとひなたは沙希を起こしに行った。沙希は寝ぼけ眼で起きて来て寝癖が凄かった。ご飯を食べながら「これから直売所に荷物卸しに行くから2人は待ってる?」と聞くと「手伝います」と言った。2人が積み込みを手伝ってくれた。3人で軽トラに乗り込み直売所に行った。直売所で「おう加藤君っ」と声を掛けられた。直売所の所長だった。「あれっ!?この子達は?」と聞かれ「あっ従姉妹の子供です」と言い「夏休みで家に遊びに来てるんです」と言ったら「可愛い子達だねぇ」と言った。ひなた達は自己紹介をした。所長は「よろしくね」と言った。別段怪しまれる事なく済んだ。荷物を指定の所に置き事務所に行き、前日の売り上げ金を受け取り、空になった籠をまた軽トラに積んだ。
17/08/15 01:47 (Wn9On1Cm)
9
投稿者: (無名)
ひなたが「いつ収穫したんですか?」と聞いた。「朝の5時前だよ」と言うと「早いですね」と言った。「朝4時頃起きて畑行って収穫して来て、それから袋詰めと箱詰めして、朝飯食べて直売所に行って荷物を卸す…これがいつもの朝の流れだよ」と言うと「凄いっ知らなかった」と驚いて言った。「そっ…農家は大変なの…だから残さず野菜食べてね」と言うと「そうですね」と言った。俺は続けて「昼間は生えた雑草採ったり次の種を植えたりするんだよ」と言うと「ずっと働きっぱなしですね」と言った。「まぁ家は畑が小さし夏野菜専門みたいなもんだから他の所よりは幾分楽な方だよ」「へぇ…そうなんですか?」「他の所はほぼ一年中働いてるよ」「ホント大変ですね」「うん…農家辞める人も多いよ」「えっ?何で?」「ほら一年中働いてるから異性との出会いも少ないんだよ…だから皆辞めて都会に行っちゃうんだ…」「そうなんですか…」と言った。「でも昌幸さんは何で農家をしてるんですか?」と鋭い事を聞かれた。
17/08/15 02:10 (Wn9On1Cm)
10
投稿者: (無名)
俺は答えに詰まった。考えている内に家に着いた。俺は「畑にいるから」と言って畑に行った。黙々と作業に集中した。すると暫くして「おじさん…私も手伝うっ」と言って沙希が来た。「ありがとう沙希ちゃん…お姉ちゃんは?」と尋ねると「お姉ちゃん今お掃除してる」と言った。俺は感心した。沙希に作業の指示をしたら「は~い」と元気良く返事をして作業を始めた。俺は食べ頃のトマトときゅうりを少しだけ収穫して、それを家の裏手にある井戸水で冷やした。作業は手伝って貰ったお陰で早く終わった。「終わったから家に戻ろう」と言い俺達は戻った。庭には服と布団が干されていた。俺はまた裏手に行き冷やした野菜を運んだ。縁側にそれを置き中に入りひなたに飲み物を持って来る様に言った。ひなたが飲み物を持って来た。「お茶にしよう」と言ってお茶をした。「冷やしたから食べてみな?」と言うと2人は野菜を食べた。「冷えてて美味しいっ」と言った。「だろう?裏の井戸水で冷やしたんだ」と俺はドヤ顔で言った。
17/08/15 04:35 (Wn9On1Cm)
11
投稿者: (無名)
ひなたは野菜を食べながら「この家って凄い広いですね…掃除大変だった」と言った。「昔の家だからね…二階は全然に使ってないから、たまに掃除する位でいいよ」と「じゃあ私達で使ってもいいですか?」と言った。「いいよ」と言うと「やったぁ…沙希自分だけの部屋出来たよ」と言い2人共喜んだ。…それから2人共家の事を良くやってくれた。ひなたは主に家事と野菜の箱詰めを、沙希は草むしりと種まき水まきを手伝ってくれた。2人は最初の頃と違い良く笑う様になっていた。そしてある晩俺は農家の会合に出掛けた。「遅くなると思うから先に寝てて」と言って家を出た。もうすぐ9月になる頃だった。このままではいけないと思い会合が終わると駅前の交番に行った。警官である親友を訪ねた。「おう久しぶりっどうした?」と親友は言った。「ちょっと調べて貰いたい事あるんだ」と言った。「○○市の警察に家出人の届け出てないか?」と言うと「○○市の?何でそんな物を?」と聞かれたので、俺は2人の事を説明した。
17/08/15 04:57 (Wn9On1Cm)
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