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狙われた美母…崩れていく良妻賢母
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:狙われた美母…崩れていく良妻賢母
投稿者: たけのこ
①…

温泉が近くにある田舎町の中学校…

その学校にある柔道部は、指導者に恵まれて、全国大会でも良い成績を残せるぐらいに強くなった。

町の人々も、柔道部を誇りに思い、活躍を喜びながら応援して、自分の息子にも柔道をさせようとする親が、沢山いたのだ。

しかし、それは突然だった…

誰しもが認める素晴らしい人格者であり、柔道部の顧問をしていた教師が事故で、この世を去ってしまう。

学校や町の皆が、急激に気を落とし活気を失いかけた時、朗報が舞い込んでくる。

新しく赴任してくる教師が偶然にも、有名大学で柔道のコーチをしていた経験もあり、教え子には、なんと世界大会の優勝者もいるということだった。

これで柔道部は大丈夫だろう…皆が胸を撫で下ろし…喜んでいたのだが…

それから数ヶ月後…

今日もワックスで固めた髪を光らせた強面の中年男性教師が、イライラしながら生徒達に罵声を浴びせかけている。

少しでも生徒が反抗的な態度をみせれば、容赦なく殴り、それが女子生徒でも関係なく、今の時代であれば、それが大きな問題になるのだが…

当時は、体罰に対して緩かったとはいえ、顔を腫らしたり、鼻血を出して帰る生徒が続出した為、さすがに学校へクレームを言いにくる親もいた。

しかし、怒っていたはずの親達が、その教師に直接対面すると、勢いを失くして黙り込み、嫌な思いをして学校を後にする。

生徒のように、暴力を振るわれた親もいるという噂まで広がっていたのだ。

既に学校全体を恐怖で支配するかのようになっていた彼に、校長ですら何も言うことができずにいる。

校長「あっ…あのぉ…熊野先生…あんまり無茶な事は…そのぉ~…」

熊野「校長!あんたは何も心配しなくていいんだ…黙って俺に任せてろ…柔道部をそのまま強くしたいんだろう」

校長「……(とっ…とんでもない人が来ちゃったな…調べたら…これまでにも多くの問題を起こしてるみたいだし…うぅ…凄い睨んでくる…怖いよぉ)」

熊野「ところで校長!今日の夜、教室を使うからな!全校生徒が100人もいねえ…こんなクソ田舎な学校で、俺様が指導してやるんだから全員から感謝してもらわねぇとな」

……
………

その日の夕方…

役所で働く久雄という何の取り柄もない真面目だけな中年男性が、仕事を終えて慌てたように帰っていく…

今年で50歳になる彼は、だらしなく突き出た腹部を揺らして、白髪混じりの脂ぎったボサボサ髪の頭に大量の汗をかきながら、駐車場まで走っていた。

元々、30歳半ばまで都会の商社に勤めていた彼は、それまで、女性とは無縁と言っていいほどの人生だったが、親に勧められた見合いにより、なんとか結婚できたのである。

そして、都会の生活に疲れていた事もあって、会社を辞めた彼が、妻の実家がある田舎町に引っ越してきて、もう15年ぐらいが過ぎた。

結婚して、すぐにできた1人息子の久志が、中学生になると柔道部に入り、息子の頑張っている姿に感動した久雄は、ルールすら知らないのに熱心に応援していたのだ。

久雄「はっ…早く帰らないと…(今度きた顧問の先生…急に親達を呼び出すって何だろう?凄く厳しくて、怖い人みたいだし…親にも容赦ないんだとか…遅れたら何を言われるか…急げぇ…)」

帰宅した久雄は、ソファに横になりながらテレビを見ている丸々と太った妻の姿を横目で見る。

久雄「はぁ~…(初めて会った時から…太ってはいたけど…ここまでじゃなかったな…まったく…ゴロゴロしてるなら…たまには久志の応援ぐらいしてあげたらいいのに…)」

帰ってきた旦那に対して、完全に無視している妻…自分は、旦那や息子の柔道なんて興味がありませんと言わんばかりに、テレビを見続けている…そんな彼女に溜め息をつく久雄であった。

この夫婦に愛情があったのは、結婚してすぐの、ほんの僅かな間だけ…2桁にすら達しない回数の夜の営みによって息子を授かるまでである。

それからは、お互いの身体を触れ合う行為など一切していない…いや…しようとも思わなかったのだ。

久雄が息子の通う中学校に着くと、集合場所に指定された教室に、柔道部に所属している子供達の親が既に集まっていて、ザワザワと落ち着かない様子で会話をしている。

久雄「ふぅ…ふぅ…(まっ…間に合った…う~ん…なんか皆…不満たっぷりだな…それより、あの人どこだろう…今日も話せたら嬉しいんだけど…フフッ)」

ある人物を探して周囲を見渡す久雄だったが、教室に響く急な大声に驚いてしまう…

熊野「集まってるな!お父さん…お母さん方、まず適当に座ってくれ…話は、それからだ」

久雄「うわぁ…(チンピラが入ってきたかと思った…噂には聞いていたけど…背はそんなに高くないんだな…でも凄い怖い顔…1番後ろの目立たない場所に座ろう)」

集まった保護者達を睨むようにして、黒いジャージ姿のガラの悪い中年男性が黒板の前に立っていた…


 
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2024/02/17 18:52:54(DqjjjSgF)
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