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「それで・・・また誘われたんだね?」 薄暗い寝室で、俺は全裸で横たわる妻を見ながら言った。 枕元のテーブルランプが、妻の顔を照らしている。 その顔が恥ずかしそうに歪むのが、黒い皮のアイマスクを着けていても伝わってくる。 妻は、恥ずかしさを感じながらも興奮している。 その証拠に、俺に指示されて股間に伸ばした右手の指がクリトリスを弄り続けていた。 「また行ったんだろう?・・・誘われて・・・また断れなかったんだね・・・」 これは遊びだ。 結婚前から続く、俺達夫婦だけの誰にも言えない秘密の遊び・・・ 妻を快楽に狂わせたいのに、その能力を持たない情けない男の願望・・・ 背徳と嫉妬を切望し、羞恥と屈辱に興奮したいと願っているくせに、妻を実際に誰かに貸し出す根性のない男の願望・・・ それを受け止めてくれる優しい妻との卑猥な遊び・・・ 「・・・言ってくれ・・・頼むよ・・・行ったんだね?・・・美咲・・・また男とホテルに・・・」 妻は小さく震えていた。 恥ずかしくて、けれど興奮している。 そして時間をかけ、ようやく小さく頷いた。 その瞬間、俺は今夜も後頭部を殴られたような衝撃を感じ、体内を興奮が一気に駆け抜けていった。 「・・・・そうか・・・・あぁ、美咲・・・・・やっぱり」 「・・・・・・・・ごめんなさい・・・・」 「・・・・・・・行ったんだね・・・誘われて・・・ホテルに・・・・」 まるで愛する妻が寝取られてしまった・・・かのような質問。 そして男の虜になってしまった・・・かのような返事。 愛する妻を寝取られる・・・そんなゲスな願望にとらわれ、けれど現実には何もできない情けない俺と、そんな俺の変態願望に付き合ってくれる優しい妻の秘密の行為は、いつもこんなやり取りで始まる。
2022/05/12 14:13:49(OllA.rAL)
「行ったんだね・・・またホテルに・・・あぁ・・・美咲・・・相手はまた吉崎なんだね・・・」 妄想の中で妻を奪い凌辱するのは、最近ではいつも吉崎と言う男だ。 最初は決まっていなかったが、いつからかほぼ固定になっていった。 そして、吉崎と言う男は実在する。 妻が結婚するまで勤めていた会社にいる45歳の営業だ。 俺自身は会ったことは無いが、縦にも横にも大きくてラグビー選手のような雰囲気らしい。 我が強く、仕事も自分の思う通りに進めていく強引さを、妻は初めて会った日から苦手に思っていると言っていた。 妻は事務職だったが、契約や請求に関連する書類の作成を 何度もムリヤリ押し付けられ、そのたびに嫌悪感を増していったらしい。 妻が苦手に思っている・・・だからこそ俺は妄想の男を吉崎にした。 そして妻も、自分が苦手に感じ、嫌っているはずの男との妄想に興奮しているようだった。 「行ったんだね?・・・・吉崎と、またホテルに・・・」 「・・・部屋に入ったら、すぐに跪かされたの・・・」 どのホテルかは分からない・・・ いや、妻はホテルかどうかすら答えなかった・・・ 「目の前でチャックを下ろされて・・・」 「・・・またシャワーも浴びずに舐めさせられた?」 俺の言葉に、妻は左手を俺の股間に伸ばして答えた。 指先でタマを包んで優しくマッサージをすると、人差し指の先を まるで舌でするように左右に揺らしながら裏筋を撫で上げていった。 勃起しきった・・・けれど皮に包まれたままの俺の亀頭に触れると、指先が・・・いや、舌がカリの裏を左右に撫でる。 それだけで俺は達してしまいそうになった。 皮の上からの刺激でなければ、終わってしまっていただろう。 俺は妻の指に 舌の感触を妄想しながら、皮を剥く仕草をしない妻に、皮の被っていない立派で逞しいチンポを想像する。 「・・・じょうずになったって言われたわ・・・俺が教えたとおりに舐めてるって・・・」 「フェラは・・・徹底的に教え込まれたんだね・・・男の・・・吉崎の好きな場所を覚えるくらい・・・」 「・・・いつも、何回も教えられたの・・・どこが気持ちいいか・・・どうやって舐めるか・・・」 そう言いながら、妻は皮に包まれたままのチンポを撫でる。 「・・・いやらしい動きだね・・・いつも、そうしてるのか・・・」 俺は今夜も、左右に揺れながら裏筋を上下に移動していく妻の指を褒めた。 舌の動きを模倣する指先は、カリに到達するたびに裏側を撫でていく。
22/05/12 14:14
(OllA.rAL)
この遊びが始まったころ、妻の返事は、ほとんどがオウム返しだった。 けれど俺の言葉は 当然だが俺の願望そのものであり、それが妻の声で再生されるだけで興奮した。 そして何度も、何か月も、何年も・・・俺の変態行為に ずっと付き合ってくれる妻の言葉は、最近では俺の妄想を追い越しそうなほど進化していた。 俺の放った言葉とは違う表現での返事や、俺の言葉への付け足し、シチュエーションの違い・・・ そうされると、すぐに射精してしまいそうなほど興奮する自分がいた。 妻はそんな俺のために、さらに言葉をエスカレートさせてくれる。 「服は脱がされたのか?」 「・・・自分で脱いだわ・・・そうしろって・・・自分で準備しろって言われて・・・」 「準備・・・まるで、精液を出すための奴隷だな・・・」 「・・・そうね・・・精液を出すための・・・性欲処理のための奴隷・・・」 「あぁ・・・美咲・・・」 「私は、あの人の精液を出すための道具なの・・・」 妻は俺の言葉だけじゃなく、自分の言葉にも興奮を高めているようだった。 クリトリスを弄る指が、さらに激しく動いていく。 クチュクチュという卑猥な音が、静かな寝室に響いている。 「んっ・・・あぁ・・・ダメ・・・・・いきそう・・・」 「・・・イク時は、なんて言うんだ?・・・それも教えられたんだろう?」 「あ・・・・んん・・・逝きます・・・淫乱なマンコが逝きます・・・あ・・・」 妻を見つめながら、カラカラになった喉で空気を飲み込んだ。 白い肌が高揚し、うっすらと汗ばんでいる。 アイマスクに隠れた瞳が、俺ではなく妄想の中の吉崎を見つめているような気分になっていた。 「アァッ・・・アッ・・・イクッ・・・逝きます・・・淫乱なマンコが逝きます・・・あ・・・アァァッ!」
22/05/12 14:14
(OllA.rAL)
「・・・アナタに触れていないか聞かれたの・・・」 クリトリスの快楽による絶頂を終えると、妻は艶やかな声で呟いた。 まだ整わない息に、大きな乳房が上下に動いていた。 「約束通り・・・命令した通り、ちゃんと旦那を断ってるだろうなって・・・そう聞かれたの・・・」 「・・・美咲は なんて答えたんだ?」 「そのまま・・・正直に答えたわ・・・・・・・断ってるって・・・触らせてないって・・・」 「・・・吉崎が美咲に命令したから・・・俺は美咲を抱けないんだね・・・」 「・・・・・・そうよ・・・」 これは遊びの中で発生した『約束』だった。 妄想の中で生まれた、吉崎から妻への命令・・・それは勃起するほど屈辱的なものだった。 ・・・旦那とのセックスの禁止・・・ これを思いついたのは、俺だったか妻だったか・・・それは覚えていない。 けれど俺も妻も、この『約束』を、もう3ヶ月も守り続けている。 「・・・あぁ・・・美咲・・・」 俺は、左手で妻の乳房に触れる。 「ダメ・・・・ダメよ・・・触らないで・・・」 「美咲・・・お願いだ・・・今夜は中に・・・」 「ダメ・・・触っちゃダメ・・・もうアナタとしないって約束したの・・・」 そう言って、妻は体を起こした。 俺の手を押しのけるようにしながら左手で触れているチンポに顔を近づけていった。
22/05/12 14:14
(OllA.rAL)
・・・グチュッ・・・ 今にも射精しそうなほど勃起したチンポが、温かい口に包まれていった。 ねっとりとした動きの舌が、口の中で皮を剥いていく。 「あぁ・・・美咲・・・お願いだ・・・」 「ダメ・・・ダメよ・・・」 「だってもう・・・もう3ヶ月も・・・お願いだ・・・今日は美咲の中に・・・」 興奮に屈辱が加算されていくのを感じる。 頭がクラクラする・・・ そして、俺は今夜も 情けないほどの速さで限界を迎えてしまう。 グチュッ・・・グチュッ・・・グチュッ、グチュッ・・・グチュッ・・・ 「あぁ・・・美咲・・・ガマンできない・・・お願いだ・・・」 グチュッ・・・グチュッ、グチュッ・・・ 「お願いだ・・・今日は美咲の中に・・・だってもう3ヶ月も・・・あぁ・・・そんなにしたら・・・」 グチュッ、グチュッ・・・グチュッ・・・グチュッ、グチュッ・・・グチュッ・・・ 俺は必死にケツを締めた。 けれどそんな努力をしても、虚しいほど簡単に精液が尿道を這い上がっていった。 「あぁ・・・あ・・・あぁ・・美咲・・・・・・アァッ!」 今夜も妄想の中の約束通りに、俺は妻を抱くことなく その温かい口の中に精液を放った。
22/05/12 14:15
(OllA.rAL)
いつもと同じ時間に起き、いつもと同じように朝食を作った。 いつもと同じ時間に旦那を起こし、いつもと同じように会社に行く旦那を見送った。 そして、いつもと同じように・・・玄関の扉が閉まるよりも早く、ポケットの携帯からメッセージを送信した。 『旦那が家を出ました』 これは秘密・・・ 結婚前から続く、旦那には絶対言えない秘密・・・ 罪悪感を感じている心を弄ぶように、手に持ったままの携帯がブルッと震えた。 『服を脱いで準備してろ』 数分後、旦那が出ていった時のままの・・・鍵のかかっていないドアが開いた。 彼は全裸で立っている私を見てニヤリと笑った。
22/05/12 14:15
(OllA.rAL)
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