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1:妻の堕ち方
投稿者:
貴之
◆QmymJSDcqA
「それで、妻は・・・」
俺は、乾いた喉から声を絞り出した。 「順調ですよ・・・」 山崎浩二は、ニヤニヤしながら俺を見ている。 「見込んだ通りのマゾ・・・それに、淫乱だ」 そう言い終わるよりも早く、こみ上げる笑いを堪えきれずにグフッ、グフッ、グフフフッ、、、と、その巨大な体を揺らして笑った。 平日の11時過ぎ、待ち合わせに指定されたのはホテルのロビーに併設された喫茶店だった。 待ち合わせ時間の15分前に到着した俺は、無意識に椅子に座る事を選んだ。 待ち合わせ時間から30分も遅れてきた山崎は、当然のように壁際のソファーにどっかりと座った。 白いシーツの敷かれたテーブルを囲む俺達の他には、2~3組の客しかいない。 それでもそこまで広くない店内に、俺は山崎の声を他人に聞かれてしまうような気分になって、何故かも分からず恥ずかしいと感じていた。 「あれはもう、『悦び』を知りましたからねぇ・・・」 山崎は、そんな俺の心境を無視して話し続ける。 「ここからは、早いですよ・・・」 勝ち誇ったような笑みを浮かべ、睨むような力強い視線で俺の目を覗き込んでいる。 「アレは底無しだ・・・すぐに、我慢できないイヌになる・・・」 俺を睨む目に熱を、低い声に力を感じた。 「誰にでも・・・何でもするイヌにね・・・」 それは、まるで俺に言い聞かせているように感じた。 そうする・・・と宣言しているように。 そうさせる・・・その事を認めさせているように。 そう感じていたが、俺は山崎の目を見ながら、無言のまま頷く事しかできなかった。
2021/02/28 18:36:30(XRk6JIof)
投稿者:
貴之
「・・・ようし、そのまま押せ・・・そうじゃ、押し込めっ、ほらっ」
根元まで押し込まれ、テープで固定された 歪な形をしたバイブが ウィンウィンとモーター音を立てながら、膣の中で唸りながら回転している・・・ そしてその下・・・お尻の穴に当てられた 真っ黒いプラグが、篠宮の言葉で押し込まれてくる。 どこにでもあるような三角錐の形をしたそのプラグは、少し変わった形に加工されていた。 楕円形の8個のボールが重なりながら連なったような、太くなっては細くなるのを繰り返す形をしている。 そして、すでに5個目のボールがお尻の中に飲み込まれていた。 「ほらっ、もっとだ・・・そう・・・そのまま押せっ・・・」 篠宮の言葉に、分娩台に拘束された私の両足の間で『同類』・・・篠宮が『橘玲子』と紹介した女が、その手に持ったプラグをさらに私の中に押していく。 その美しい顔は、興奮と苦悶を浮かべている。 玲子さんの後ろに立つ篠宮は、私に押し込まれているのと同じ形のプラグを持ち、玲子さんのお尻の中に同じ数を、同じように差し込んでいる。 玲子さんは左手を分娩台につき、立ったまま後ろからされる時のように 篠宮に腰を突き出している。 「・・・うぅっ・・・うぅ・・・あ・・・うぅっ」 大手商社で36歳にして課長職と紹介された、雰囲気も服装も、体型も顔もその肩書きに相応しい女性が、血涙を流して手に入れただろうその立場からは考えられない姿で、腰を突き出して呻いていた。
21/03/06 18:09
(AKyXm6A/)
投稿者:
貴之
「ようし、いいぞ・・・じゃぁそのまま、こんな風に回してみい・・・ほら、こう回せ・・・」 「うぅっ・・・あ・・・くうっ・・・」 玲子さんは苦しそうに眉をすぼめて声を漏らした。 苦悶の表情を浮かべる少し薄い唇からは、食いしばった歯が見えていた。 「うぅぅっ・・・うぅっ・・・うぅぅっ・・・」 歯を食いしばったまま、声を漏らす。 「ほら、やれ、こうじゃ・・・こんな風に、ほれっ!れ 篠宮は玲子さんの後ろで、玲子さんの中に挿入したプラグを回している。 それがどんな動きなのかは見えない。 けれどそれは玲子さんの手で、私のお尻に再現された。 プラグの根元を掴む玲子さんの手が、プラグを下に押し下げていく。 お尻の穴を支点にしてプラグの根本が下に、お尻の中でプラグの先が上に上がっていく。 そして玲子さんの手が、掴んだプラグを ゆっくりと回転させていく。 「ぁぁあっ・・・あっ・・・うっ・・・うぅっ・・・」 私は玲子さんと同じような声を上げた。 同じように歯を食いしばった。 そうしないと耐えられなかった。 「そうじゃ・・・そぅ・・・次はこうしてみい」 玲子さんは、プラグを下に押し下げたまま、短いストロークのピストンをした。 「おぉ、いいぞ・・・そうそう・・・よし、次はこうせえ」 ボールひとつ分だけが抜かれる。 そしてまた、ゆっくりと挿入される。 またひとつだけ抜かれ、そのまま挿入された。 「うぅぅっ・・・ぁぁあっ・・・うぅっ・・・」 回数を重ねるごとに2人のタイムラグがなくなり、少しずつ私と玲子さんの呻き声がシンクロしていく。
21/03/06 18:11
(AKyXm6A/)
投稿者:
貴之
6つ目のボールが押し込まれ、また同じように回転させられ、抜き差しされた。
その頃には、繰り返される行為に篠宮の手と玲子さんの手が同じ動きをしていた。 私と玲子さんは同じような表情を浮かべ、同じタイミングで同じように喘いだ。 そして、7つ目のボールでも同じ行為を繰り返した後、一番太い最後の8個目が押し込まれた。 玲子さんは、とうとう床に崩れ落ちた。 分娩台で足を開く私の腰に玲子さんの頭があり、圧迫感に震えているのが伝わってきた。 篠宮がそんな彼女の目の前に自分の勃起したチンポを突き出すと、玲子さんは弱々しい動きで、それでも大きく口を開いて首を伸ばし、咥えていった。 クチュッ・・・ジュボッ・・・ジュボッ・・・クチュッ・・・ 玲子さんが私の足の間で、篠宮の股間に卑猥な音をたてるのを見ていた。 そして私の視線の先で、篠宮の左手に玲子さんの頭が引き剥がされる。 篠宮は右手でオチンチンの根元を掴み、私の膣口に擦り付けてから挿入した。 「おぉ・・・ほれ、わかるか?・・・プラグのデコボコがチンポに伝わってきて、たまらんな・・・ほれ、奥さんにもデコボコがわかるか?」 そう言いながら腰を振った。 そして数十回もピストンをすると膣から引き抜き、左手で掴んだままの玲子さんの頭を引き寄せた。
21/03/06 18:14
(AKyXm6A/)
投稿者:
貴之
クチュッ・・・クチュッ・・・んっ・・・クチュッ・・・
私から抜かれたばかりの肉壁に、美しい玲子さんの唇が音を立てていた。 添えられた篠宮の手は動いていないのに、玲子さんの頭は長い髪を揺らしながら 前後に動き続けた。 そしてまた、篠宮は私に挿入する。 篠宮は、私に挿入しては玲子さんに舐めさせた。 それを何度も繰り返してから玲子さんを見た。 玲子さんは乱暴なピストンを続ける腰に手を添え、篠宮の太ももに舌を伸ばしていた。 挿入を重ねるたび、玲子さんが私を見る目に怒りが宿り始めた。 肉棒が抜かれるたび、玲子さんの奉仕に熱がこもっていった。 (・・・あぁ・・・せめて自分に欲しいのね・・・) そう思った。 押し除ける手には 逆らえない。 自分にも欲しいと不満を言って、嫌われたら・・・いや、嫌われなくても、もしも不満に思われたら・・・そんな感情が自分に向けられたら、と考えるだけで怖くなってしまって そうできない。 だから、自分に向けられた時に激しくなってしまう。 自分じゃない女に向けられると、悔しくて仕方がない・・・ だから、せめて射精は・・・満足した証だけは自分に・・・ その感情は、山崎さんや健二君を思えば痛いほど理解できた。 だから篠宮が私の膣の中で精液を出した直後に、泣きそうな顔で私の足の間に口をつけた時には切なかった。 おそらく、これが山崎さんや健二君なら、私もそうすると確信していた。 それほど激しく玲子さんは私の膣口を舐め、中の精液を欲しがって吸っていた。
21/03/06 18:29
(AKyXm6A/)
投稿者:
貴之
もしかしたら、私にとっての『悪魔』にも、少しは思いやりがあるのかもしれない。
篠宮を忌み嫌う感情が無くなるわけでは・・・いや、少し薄まる事さえないが、そう思った。 涙を流しながら、私の中から少しでも多く・・・いや、一滴も残さず吸い出そうとしている玲子さんに、射精を終えてオチンチンを情けなくダランと垂らした篠宮は、少しバツが悪そうな声を玲子さんにかけた。 「・・・あー・・・んんっ・・・んー・・・」 ちゃんと、間違った事を自覚した声だった。 「んー・・・・・・・・・おい・・・」 玲子さんの姿を見る目は、少しは『悪い事をした』とゆう思いを浮かべているように感じた。 指先でポリポリと、頭の左右にしか残っていない白髪を掻いてもいた。 「・・・おい・・・おい、玲子」 篠宮の声が自分の名を呼び、玲子さんは動きをピタッと止めた。 固まった首を、無理やり篠宮の方に向けていく。 玲子さんには、それまで篠宮の顔が見えていない。 これまでの行動はたった一瞬だけ、嫌われるかも知れないリスクを、譲れない願望が上回っただけなのだ。 一滴も譲れない、自分に出されなかったのならせめて・・・と思い、舐めて吸ったのだ。 しかし、名を呼ばれてしまった。 不快に思っただろうか? 勝手な事をしたと怒られるだろうか? まさか、追い出されるのかもしれない。 そんな恐怖に、美しい顔が固まっていた。 そんな顔を、ゆっくりと篠宮に向けていった。 「・・・旦那に連絡しろ」 口は、私を舐めていた時のまま固まっている。 「・・・玲子は、今日は家に帰らん」 何を言われるかを心に決めつけ、おそらく篠宮の言葉を理解していない。 だから悲しそうな表情に、美しい顔が歪んでいく。 フルフルと震え、怯えている。 「あーーー・・・伝わらんな・・・いや、そうじゃない・・・・・・泣くな・・・・・・・・・あーーー・・・・・・今日は、帰るな・・・泊まってけ」 そこからの行為は変態行為と変態奉仕の連続で、全てを嬉しそうに受け入れていく玲子さんを邪魔できははずもなく、応える篠宮を邪魔できるはずもないと思い 見守り続けた。 が、ホンネでは、『この両手と両足の拘束は、いつ解いてもらえるのだろうか?』と思っていた。
21/03/06 18:47
(AKyXm6A/)
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