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今朝も窓の向こうには
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:今朝も窓の向こうには
投稿者: ともひろ
[夜勤お疲れ様 ご飯は?]

台所の換気扇の下でタバコをすいながらスマホを眺めているとショートメールの通知があった。差出人の名は[北村孝介]。
使い古した、有りがちな手だが、本当の名前は[北村孝子]、裏の家の奥様。

[ただいま。まだ]
そう、ショートメールを返した。

[ハムエッグでもいい?、トーストと]

[モーニングってやつ?(笑)、ありがとう]

[コーヒー淹とくね]

俺は勝手口から孝子さんの家に向かった。


コロナの中、初めての年末年始、『ゲス』な事は承知しております。
その『ゲスな男女』のあれこれを思いだしながら 時には脚色や妄想も加えて書きすすめてみたいと思います。誤字脱字 文才の無さは どうかご容赦下さい。

まずは前置きと言うか説明を…、面倒な方はスルーして下さい。

俺、野平朋宏1969生まれ、再婚同士の1つ下の妻[香代]と2人暮らし、子供は互いに相手方に…、たまに会うくらい。

北村孝子、裏の家の奥様、本当の年齢は知りません、これまでの話から想像すると もうすぐ還暦かと…。旦那さんと戻ってきた次女とその子供(孫、小学生♀)との4人暮らし。
旦那さんも次女さんも[北村さん]と呼んでいるので下の名前は???、お孫さんは確か[あずさ]ちゃん。

孝子さんと初めて会ったのは 今から5年位前、俺達夫婦が此処に越してきたのが8年前、[裏の家]と言っても[班]も違うし、面識は有りませんでした。
それが5年前、同居していた旦那さんの母親が亡くなって、都会に出ている旦那さんと孝子さんとの兄弟が来るらしく、駐車場に借りた 我が家と同じ班の[寺田さん]の土地と間違えて我が家の庭に兄弟の誰かが車を停めて…、で謝りに来たのが北村さんご夫婦でした。
(分かりにくくてゴメンなさい)
で、それから何処かで会えば挨拶する様になって…。

孝子さんとは かれこれ2年以上になります。
当時はまだ次女さんも居なく、旦那さんと2人で暮らしておりました。

あの日は朝から暑い日でした、夜勤明けで帰宅して朝食を食べていると妻が世話しなく出勤の支度をしていて…。

『寺田さん こっちの家、今日から壊すんだって、で さっき奥さんが持って来てくれたの、取れたてだからって』
そう言った妻の指先す方を見ると、スーパーの袋の中に茄子やら胡瓜やら透けて見えた。

「(家)壊すんだ?、奥に道楽部屋建てて畑と駐車場にするんだって言ってたけど寺田さん」

『そう。うるさくなるからって奥さんが…、会ったらお礼言っといてよ、朋さん。じゃぁね、行ってくるね』

「あぁ、分かった、行ってらっしゃい」

そんな会話で妻を送りだすとすぐに 何やら車が入ってくる音がする。きっと工事の車だろう?。と、すぐにチャイムが鳴った。
案の定、工事の人達の挨拶だった。

俺は2階の寝室に上がった。
いつもなら窓を開けてそのままベッドに転がるのだが『うるさいんだろぅな?』とエアコンを入れて雨戸を閉めようと窓を開けた。
開けた窓の向こうで裏の奥さんが洗濯物を干していた。
俺の家と奥さんの家の間には中央のフェンスを境に2軒ともガスボンベが置いてある、ガス屋さんが大変そうな それだけの距離。
洗濯物も奥さんの顔もはっきりと分かる、今まで気にした事などなかったが改めてそんな事に気が付いた。
ベランダとも呼べないような小さな張り出しに小さな屋根、後から聞いた話しでは[陰干し]するのに丁度良いのだそうだ。
なるほど…、干してある物も肌着だったり それなりのモノだった。

雨戸を閉める音に奥さんが こちらを向いた
、俺は軽く頭を下げた。
奥さんも『おはようございます』と頭を下げてくれた。

「あのぉ北村さん?」
『はい』
「寺田さんち、今日から壊すんですって、その…、洗濯物…、ホコリになるかと…」
『まっ、そうなんですか?、ありがとうございます、大変 仕舞わなくっちゃ…』
『って野平さん?、雨戸閉める程なんですか?』
「いえ、私 夜勤明けなんで…」
『あぁ、これからお休みなんですね?』
「ええ、でも家壊すんですから 音もそうでしょうけど それなりのホコリも舞うのかと…」
『…、ですよねぇ、ありがとうございます、ではお休みなさい、教えて下さってありがとうございました』
それが俺と孝子さんとの 初めの一歩だった。

ベッドにゴロンと横になった。
重機の動く音がして なかなか寝付けない。
悶々としていると先刻の光景が思い出される。
(スリップや下着も干してあった。これまでも ああやって干してたんだろうか?。もうあそこには干さないんかな?、女性はそういうとこ敏感だし、俺を警戒するかもしれないし、勿体ない事したな今まで…)
そんな事を考えるいると妙に北村さんの奥さんを意識し始めていた。
が、翌日も その翌日も 洗濯物が出る事はなかった。(来週は日勤なのに…)悶々としながら夜勤の週が終わり日勤に代わった。
あの日以来 顔を会わせる事もなく二週間程が過ぎた。
日勤の週の週末、夜11時を過ぎていたかもしれない。
妻と2人、呑みながら お笑いの特番か何かを観ていたらタバコが切れてしまった。

「コンビニ行ってくるけど何か要る?」
『アイス買ってきて、ハーゲン◎ッツ、苺の…。裏から行くんでしょ?、溶けて丁度良いじゃん』
「わかった…」
俺は勝手口を出ると[ピョン]と裏の小川を翔んで跨いだ。

関東とは名ばかりで、未だにこの辺は相当な田舎、外に出るとカエルがうるさい。
家の裏の小川を飛び越えて田んぼや畑の中の畦道を通ると、コンビニに行くには車を出してアレコレするより よほど早い。

小川を飛び越え何歩か歩き出した時 左側から人影が飛んで来た。
俺と同じように小川を飛び越えたらしいが上手く行かなかったのか ズリ落ちそぅになって慌てている。
俺も 慌てて飛び寄るように手を貸した。

『ありがとうございます』
『ああ、びっくりしたぁ(笑)』
『ありがとうございますぅ』

「あれ?、北村さん?」

『あらっ、野平さん、ありがとうございます』
『コンビニですか?野平さんも』

「ええ」
「大丈夫ですか?」
「手、震えてますよ」

『はい、何とか…』
『おばあちゃんが こんな事するもんじゃないわね、ゴメンなさいね』

咄嗟に差し出した俺の手を 強く握った孝子さんの手がプルプルと震えていた。

「小川は飛び越えるし、声まで震えて…、可愛いですね?北村さん…、アハハ」

『もぉっ、からかわないで下さい野平さん。でも ありがとうございました、助かりました』
『もぅ少し行けば橋あったのに…ゴメンなさいね』

「橋ったって ただ角材置いてるだけでしょ?」

『そ、アレはアレで怖くて つい…』

「まぁ落ちなくて何よりでした…」
「コンビニでしょ?北村さんも」
「このまま手繋いで行きますか?(笑)」

『やだっ、私ったら…』
『・・・・・』

せっかく繋いでくれていた手が離れてしまった。が、北村さんと2人 畦道をコンビニに向かった。

『今週は昼勤だったんですね?、その、雨戸 閉まらなかったから…』

「ええ、夜勤と日勤と一週間交代なんで…」

『て事は来週は また夜勤ですか?』

「ええ」

『寺田さんちの取り壊しも終わったみたいですし、お天気 良くなるとよいですね?』

「…ですね」
「でも あんまり暑いのもねぇ」
「エアコン入れないと寝れないし…」

『ですよね?』
『それはそうと寺田さん、この後 どうなさるのかしら?』

「何か 小屋建てて、前半分は駐車場にして、小屋と駐車場のあいだは畑にするみたいですよ、奥さんは道楽小屋とか言ってましたけど」

『そうなんですね?』

「ええ、これから仲間内で 道楽小屋 建てるみたいです」

『お仲間と?、楽しいそうですね?』

奥さんは 俺の部屋の窓を気にかけていた。
警戒なのか確認なのかは定かではないが、気にしてはいたようだった。

そんな話をしながらコンビニに着いた。
それぞれが目的の物を持ってレジに並んだ。
『どぅぞ』と奥さんに手を差し伸べられて 俺が前に並んだ。
「お先に…」と頭を下げると『お休みなさい』とニコッと頭を下げてくれた。

コンビニを出ると すぐにタバコを開けて 咥えタバコで畦道を歩き出した、(追い付いて下さい)と わざとゆっくりと。
が、奥さんに追い付いて貰えないまま 小川にたどり着いてしまった。
フィルターの所で既に消えてしまっているタバコを小川に向かって指ではじいた。
小川に沿って左に曲がった。
コンビニの方に目をやると人影が見える、きっと奥さんなのだろう?。
俺は我が家の[渡り廊下]の後ろで小川を飛び越えて奥さんを待った。
小川の川幅は ここが一番狭いから。
やがて小川に沿って歩いてくる奥さんに「北村さん」と小声で手招きをした。
辺りを見渡しながら 奥さんが小川を挟んで反対側までやってきた。

「ここ、一番狭いですから」
と、小さな声で手を差し伸べた。

『ありがとうございます』
と、奥さんも小さな声で俺の手を取った。

奥さんが飛ぶと同時に俺は手を引いた。
少しよろけた奥さんが俺に凭れる格好になった。俺は そっと奥さんの肩に手を添えて引き寄せた。

「大丈夫ですか?」
『ありがとうございます』
「ここ、一番狭いですから、いつでも…」
『はい…』

ドキドキしていた、年甲斐もなく。鼓動が奥さんに知られてしまうのではないかと思う程ドキドキしていた。

『ありがとうございました』と奥さんが離れた。
「いえ…」
「お休みなさい」
『はい、お休みなさい』
ニコッと微笑んだ奥さんが自宅に向かった。

「ただいま」
「はいよ、ハーゲン◎ッツ」
『ありがとう』
『でも ちょっと溶けすぎよ(笑)』
『何か話し声がしてたけど…?』
「ああ、誰だっけ、犬が時々吠える家の人と一緒だったから帰り、畦道で」
『…そう』
妻は そう言ってハーゲン◎ッツをクルクルとかき混ぜはじめた。
『ダメね、名前覚えないと、班以外だと北村さん位しか顔と名前が一致しないもの』
『どっかで会っても(挨拶もないのよぉ)なんて噂されちゃう』

妻の『北村さん』にドキッとした。
これが女の勘なのか…と。
「そうだね、(あそこの夫婦は挨拶もしない)なんて言われかねないね」
そう、平然を装うのが精一杯だった。










 
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2020/12/29 14:47:49(c6B0813O)
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