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5月の朝、明るい7時、快晴、開けた窓から少しだけ寒い風、
食卓にはトーストとサラダ、ハムエッグ、コーヒー、皿を並べる妻、 テレビはニュースの次に天気予報、 夫がやってきて時間を気にしながらトーストを食べ始める。 「翔太のやつ、まだ寝てるの?」 夫が聞くと妻は 「きのうは1時ごろまで起きてらしたようよ。」 と応える。 「何やってたの? 勉強じゃないだろ。」 「さあ、わからないけど、学校の宿題してたんじゃないかしら。」 そこへ眠そうな表情で髪に寝ぐせのついた中学生くらいの男の子が入ってくる。 妻が「おはよう、翔太くん。」と言っても男の子は返事をしない。 コップの牛乳を一口飲みトーストをかじる。 「翔太、ママにおはようは?」 父親が少し不機嫌そうに翔太に言うが、翔太はテレビの方を向いて何も言わず トーストを食べている。父親がたたみかけるように 「簡単だろ、ママにおはよう、ぐらい。」 翔太は何も応えない。 「あなた、いいじゃないの。」 「よくはない、翔太、おまえ・・・」 翔太は食べかけたパンを置いて立ち上がると、無言で自分の部屋に行ってしまった。 「年頃なのかねえ、すまない・・・マリコ。」 「いいの、あたし時間をかけていつの日か翔太君に、心からお母さんて言われたいの。」 「ありがと、苦労かけるけど、よろしく頼むね。」 マリコと夫の健二は3か月前に結婚したばかりだった。再婚同士の結婚だった。 健二の連れ子の翔太は今中学3年生、中高一貫の私立校に入学が決まったあとに両親が離婚し、 父親が親権をとった。離婚の原因は母親の不倫が発覚してだった。 健二とマリコとは半年前に知り合った。 健二38歳、マリコ28歳、翔太はもうすぐ15歳。 夫の健二は金融関係の会社員、マリコは以前はアパレル関係の仕事をしていたが現在は専業主婦。 翔太は本来はすなおで、まだ無邪気さのある少年だったが、新しい母親を受け入れてはくれなかった。 ただ、翔太はモデルにしてもよさそうなイケメン中学生だった。このクールな表情の少年は マリコが話しかけても応えず黙って立ち去るか、「チッ、るせえょ」というような乱暴な 返事しか返さないのだった。 健二と翔太を送り出した後、マリコは家事をしながら昨夜のことをぼんやりと思い出していた。 夜12時ごろにマリコは入浴した。夫は仕事疲れか先に布団で寝入っていた。 マリコは湯の温度を少し高めに設定していたので、入浴後のほてったからだをさます必要があった。 それで最初は全裸のからだにバスタオルを巻いて、洗面台の鏡を見ながら髪を乾かしていたが、 途中でからだに巻いたバスタオルを床に落とすと、からだの向きをいろいろに変えて、 鏡に映った自分の裸のからだを眺めていた。 きめの細かい肌には傷一つなく、乳首のツンと突き出た形の良いロケットおっぱいと、 くびれた腰、充実した丸いヒップ、すらりと伸びた脚を鏡に近づいたり離れたりしながらマリコは眺めた。 水着でビーチを歩けば、男の視線がうるさいほど自分のからだに注がれるのをマリコは感じていた。 街を歩いていても若い男の視線がさりげなく、時には露骨に自分のからだに向けられるのを知っていた。 マリコが鏡の中の自分の裸体に見入っていると、 廊下の暗がりの中で壁の陰からこっそりこちらを見ている視線に気が付いた。 一瞬マリコはドキッとしたが、すぐにそれが翔太だとわかった。今振り返って翔太を見れば、 翔太を傷つけてしまうかもしれないとマリコは思った。それでなるべく自然にしゃがんで床のバスタオルを 拾い上げからだに巻いた。もう一度鏡を見るとそこに翔太の姿はなかった。 マリコは翔太が自分を義母としてではなく、性的対象の女として見始めていることに気付いていた。 ある夜、翔太が洗濯カゴの中からマリコの下着を取り出している姿を見つけたとき、 それは確実なものになった。翔太はマリコの汗の匂いのついた下着を鼻に近づけていたのだった。 マリコはなぜか嫌な気持ちがしなかった。むしろ反対にそんな翔太がかわいいと思い始めていた。 翔太の通う学校は男女共学だったから、クラスの女の子に興味や関心を持っても不思議はない。 けれど、翔太にとってはたぶん性的に未熟な彼女たちでは物足りないのだろう。また、子供を産んで 早々におんなを捨ててしまったママたちにも興味がわかないのだと思った。 十代の男の子からセクシーに見られて悦ばない女はいない。意識し始めると、マリコはいつも翔太の目に 自分のからだが犯されているような気がした。翔太の心の中は分からないが、夜マリコのはだかを 想像しながらオナニーしているのだろうか。翔太の妄想のなかで自分はどんな女になっているのだろうと 思うと、マリコは興奮してしまうのだった。マリコは翔太のシャツや体操服の匂いを嗅ぐことが多くなった。 甘くて若い男の子の汗の匂いはマリコを悦ばせてくれた。夫の健二には悪いが、夫のシャツの匂いを嗅ぐことは しなかった。翔太のシャツの匂いを嗅ぐのはマリコだけの特権であった。 ある土曜日翔太は二人の友達を家に連れてきた。その日は健二は会社の出張で一晩帰らない日だった。 翔太の友人はマリコに快活に挨拶をして、山本と森田と名乗った。二人ともいい体格をしていたので、 「何かスポーツをしているの?」とマリコが聞くとサッカークラブに所属しているとの返事だった。 三人は二階の翔太の部屋に上がっていった。おやつにでもと思いマリコはすぐ近所のケーキ店に買い物に 出かけ帰宅すると、二階の翔太の部屋から笑い声が聞こえてきた。話の内容はわからないが 少年たちの声は明るく楽しげだった。興味をそそられ誘惑に負けてマリコは階段を音をたてぬように静かに上った。 そして戸に耳をあてると、それはマリコについて話しているのであった。 山本「・・・・俺もさー、この間あの女がスキニージーンズ履いて歩いている姿、うしろから見ててさー、 プリケツがパツンパツンで、勃起してきたぜ・・・・」 翔太「エロいんだぜ、あの女、この間着替えてるところたまたま見たんだけど、 黒の下着でガーターベルトしてて、なんとTバックでさ・・」 森田「えっ、マジー!チョー見てぇー、Tバックににガーターかよ、先っぽだけでも横から入れさせてくんないかなー。」 山本「何で先っぽだけなんだよ、俺はしゃぶらせてTバックのケツにぶっかけてー」 翔太「俺はフェラさせて顔にぶっかけて最後の一滴まで飲ませてえな」 森田「やべえ、立ってきた・・ハハハハ・・・」 翔太「しょうがねーな、ハハハハ・・・」 マリコは再び階下の台所に降りると、まだ子供だな、と思いながら紅茶とケーキを盆にのせて、今度は足音をたてて 二階に上がった。部屋の戸をノックして「翔太さん、お友達にケーキ持ってきたよ」と言って中に入った。 瞬間翔太が何かを背中の後ろに隠した。気にせずマリコは机の上にケーキと紅茶をのせた盆をおいた。 森田が翔太の後ろから何かを取り上げた。翔太が取り返そうとすると山本が翔太に抱きついて両手で動けなくした。 森田がマリコに何かを差し出した。翔太のスマホだった。その画面にはマリコのヌードが写っていた。風呂上がりに 全裸で鏡に映った自分の姿を見ているマリコだった。スワイプさせると次々にマリコの恥ずかしい写真が出てきた。 「翔太さん、これ・・・・」 マリコが何か言いかけたとたん、山本の手を振りほどいた翔太がマリコに襲い掛かってきた。 「キャッ!」という小さな悲鳴を上げると同時にマリコはベッドに押し倒されていた。 森田と山本がマリコの手足を抑えた。マリコのTシャツを翔太がたくし上げた。 「黒のブラだぜ。それもバラの花の・・」 「やめて・・・やめなさいよ・・・」 マリコが抵抗しようとしても手足は動かせなかった。 「おとなしくしてろよ、俺たちこれ以上我慢できないんだよ。」 森田が先にマリコの乳首に吸い付いた。ブラをずらせてマリコの乳首を乱暴に吸った。 遅れて反対の乳房を山本が吸った。 翔太がマリコのジーパンを脱がせた。黒のショーツにも大きなバラの刺繍がしたデザインだった。 山本「エロー、黒地に赤いバラですか、チョーエロいんですけど」 翔太がマリコの股間に顔をあててショーツの上から匂いを嗅いだ。 「いい匂い・・・・」 森田「俺にも嗅がせてくれよー」 森田が翔太と交代すると森田はマリコのショーツを一気に引き下ろした。 マリコは「イヤー」とからだを捩ろうとしたが翔太の手で動きを遮られていた。 森田「すげえ、剃ってるの? ツルマンじゃない・・・」 森田がマリコの秘肉を左右に拡げクリをツンツンと刺激した。その指を膣口にゆっくりと挿入すると ピクンとマリコのからだが動いた。「やめて・・・やめなさい・・・」 森田「濡れてきた・・・ほら」膣口から抜いた指が粘液で濡れ糸を引いていた。 山本「誰が最初にヤルかジャンケンな・・・・・ほら、最初はグー、ジャンケンポン! アイコデショ!・・・・」 翔太、山本、森田の順になった。 ズボンを下した翔太がマリコの両脚の間に分け入ろうとすると、「やめて! やめなさい!」と叫んだ。 山本がマリコの口に黒のショーツを突っ込んだ。「おとなしくしてろよ」 翔太が勃起したペニスをマリコの膣奥深く突っ込むと「うっ」とこもったうめき声をあげた。 翔太がズンズンズンとピストンを始めるとマリコの両脚に甘い電気が走った。やがてマリコの首元から胸にかけて 肌がピンク色になった。 森田「おい、この女感じてるんじゃないか」 山本「俺もさせてくれよォー、はい、時間ですよォー」 翔太がシブシブ山本に交代すると「あザース」とビンビンに勃起した肉棒をマリコに挿入した。 「うおっ、締まってる」山本は高速ピストンを始めた。マリコの視線はうつろに中空を見つめ目は潤んでいた。 森田が口に入れたショーツを外すとマリコの口角から口に溜まった唾液が流れ出た。森田はズボンを下すと 勃起したペニスをマリコの口に近づけ、マリコの頭を横向きにさせると口の中に突っ込んだ。 森田「おい、しゃぶれよ」山本が高速ピストンを止めると、マリコは素直に森田のペニスをしゃぶった。 マリコは若いオスの匂いと味を感じていた。傲慢で世間知らずで無知で、だけど若くて生命に輝くオスの ペニスを、マリコは大切なモノかのように舐めていた。
2019/05/03 21:19:11(F24ICsTt)
2か月前のことだった。
翔太、山本、森田の三人はサッカー部の部室で話していた。 山本「翔太のパパの再婚相手、どんな感じだ?」 翔太「パパのやつ、エロい女を連れてきちゃったよ。」 山本「へー、いいじゃん。歳、何歳?」 翔太「28歳だったと思う。」 山本「翔太のパパ、40前だろ、若くていいじゃん。ババアじゃないし。」 森田「何、なに、それで胸でかいの、巨乳?」 山本「おまえ巨乳好きだもんなー」 翔太「胸は、あるほうじゃないかな」 山本「え、まじー、何カップ? D? まさかのF?」 翔太「知らねーけど、最低でもD、それよりケツでか。」 森田「オーマイガー! 今夜家行ってもいい?」 翔太「来いよ。それと茶髪で、長さが胸くらいかな。昨日黒の網タイツはいてた。」 山本「まじかよー、網タイツ匂いてー」 翔太「欲しけりゃ今度持ってきてやるよ」 山本「絶対だぞ、約束だぞー。イケネエ、チンポ立ってきた。」 森田「ほんとだ、チンポ立ってるー。俺も立ってるけど。」 翔太「しこいて何秒で出すか競争しないか、一番先に出したら優勝てことで」 山本「乗った、優勝したら帰りに負けた二人がジュース驕りな」 翔太「オーケー、よーし・・・・ほらよ・・・・じゃ、レディーゴー!」 ・・・・・・・・・・ 山本「うっ!俺一位!」 森田「はやっ!・・・・・うううん・・・・出た」 翔太「うわっ、俺に飛んだぜ、俺はくそ、ビリかよ。」 山本「毎日義理ママ見てオナニーしてるからだよ。」 翔太「あ、そうか、あはははは」 山本「今度、スマホで写真撮って見せてくれよ。」 翔太「オーケー」 森田「約束ヨロシク」 翔太「プロミス!」
19/05/04 22:10
(Isyql16O)
マリコが家に来てから、翔太の性的妄想の対象はマリコになった。
マリコの入浴後に翔太が入浴することもあったので、その時はマリコの残り香の漂う浴室で マリコの裸体を想像していた。マリコが泡立つソープを手に、細いうなじを、 柔らかい脇を、ツンと乳首が尖った乳房を、細くくびれた腰を、大きく膨らんだヒップを 洗う様子を翔太は想像して興奮した。そしていよいよその手はマリコの秘部に進み、細い指が その奥へと入ってゆく。まだ見ぬマリコの秘部は神秘的な魔力で翔太をその奥へといざなうのだった。 普段は不機嫌な表情しかマリコに見せず、マリコとは必要最小限の会話しかしない翔太だったが、 実はマリコへの性的な衝動を隠しているだけだった。翔太はすぐにマリコの体臭が好きになった。 マリコのシャツの汗の匂いもショーツの汚れも翔太は好きになっていた。 翔太は夢の中でマリコの裸体を見たこともあった。 誰もいない夜の砂浜。暑くもなく寒くもない夢の中の風。 月明かりのもと寄せては返す波の白い稜線を見ながら、マリコと翔太は抱き合っていた。 夢の中でも海の香だけはしていた。翔太のペニスをマリコの秘部はしっかりと受け止めていた。 腰を動かすたびに快感が押し寄せてくる。そして同時に波の音も大きくなってゆく。 そして急に自分のからだだけが宙に浮かんだような気がして目が覚めるのだった。 むろん隣にマリコはいない。もの悲しい気持ちでパンツの中に手をやると夢精しているのだった。
19/05/05 16:16
(GuyWsF6F)
マリコが家に来てひと月経った頃のことだった。
翔太が深夜に目覚めると微かに階下から物音がする。 時計を見ると2時を過ぎていた。しばらくすると女の低いうめき声が ゴトゴトというこもった音に混ざって聞こえた。ぼんやりと寝ぼけた頭で これは何だろうかと思っているうちに、マリコと父親がセックスをしている のだと気づいたとたん、意識が急に研ぎ澄まされたように翔太は感じた。 それまで父親が再婚相手の若い妻とセックスを営んでいることは察してはいたが、 いざ現実に直面すると何か心の中で波立つものを感じるのだった。 このまま布団を被って寝ようかとも思ったが、翔太は衝動が抑えきれず ベッドから起き上がると物音をたてぬようにゆっくりと部屋を出た。 階段を降りるにつれて性の営みの音は大きくなった。 廊下を進み夫婦の寝室にたどり着くと翔太は寝室の戸に耳をあてた。 うっ、うっ、うっ、というマリコのからだの奥から出てくるような 低いうめき声がはっきりと聞こえた。翔太は引き戸になっている 寝室の戸をゆっくりと少しだけ開けた。目を隙間にあてると 暗闇の中、父親に覆いかぶされ腰を打ち付けられているマリコの姿があった。 灯りと言えば消されたテレビの赤いLEDが放つ光だけだった。 二人は一塊の黒いシルエットになって細部は見えないが、動いているのは よくわかた。しだいに暗闇に目が馴れてくると、マリコの両脚が父親の 後ろで交差して、しかっりと腰同士が密着しているのが分かった。 マリコが、いい、いいよ、と快感を顕わにすると、翔太は胸が苦しくなて 自分の部屋に引き返した。その夜はあまりよく寝られず朝を迎えた。
19/05/06 07:58
(l/XrCn4O)
5月の末のことだった。
翔太が山本、森田と一緒にN渓谷の温泉に一泊二日で旅行したいと 言い出した。昨年部活の合宿で泊まったので、もう一度そこへ行きたい というのだ。男三人が温泉に行って何が楽しいのかと父親が翔太に問うと、 沢歩きができるコースがあって、それが昨年非常に楽しかったというのだ。 健二はそれだったら自分とマリコも一緒に行こうと言い出した。 マリコは先日翔太の部屋で起こったことは夫に秘密にしていた。 始まったばかりの家庭生活を壊したくないからというのが建前だったが、 本音はイケメンの中学生3人とのプレイが意外と楽しかったためだった。 夫同伴なら三人とおかしな事にはならないに違いない。ならマリコには 反対する理由はない。翔太ら三人はどうかというと、本音は父親はいらないが マリコとなら行きたいということで、賛成意見に固まった。 6月中旬、土日を利用して5人はN渓谷温泉に行く事になった。 土曜の朝早く5人は健二の運転する車でN渓谷に出かけた。 家から3時間近くかかる辺鄙な温泉宿である。 V字渓谷には清流が流れ、青々と木々が茂る山からは絶えず野鳥の鳴き声が聞こえていた。 何年か前に村おこしを兼ねて、村の予算を使って沢歩きのコースを設置した。 必要な装備もほとんどがレンタルで利用できる。 専門家を招いて設置したコースだったが、連休や夏休みを除いてはあまりお客は 来なかった。翔太たちの宿泊する小さな温泉宿も、その日の宿泊客は翔太一行以外は 定年を過ぎた一組の初老の夫婦だけだった。昼前に到着し昼食を5人そろって済ませると、 午後から男4人で沢下りをする予定だった。梅雨明けはまだだったが幸い天候はよく、 4人とも意気洋々と出かけるはずであった。 ところがここで奇跡が起こった。 突然健二のスマホが鳴ったのだ。こんな僻村まで張り巡らされた電話網と高性能のスマホの せいで、健二は会社に呼び戻されることになったのだ。健二は金融関係の仕事をしているのだが、 担当していた会社が不渡りを出したらしい。こうして宿にはマリコと男の子三人が泊まることになった。
19/05/06 16:15
(l/XrCn4O)
中学生3人が沢下りを楽しむ間、マリコは旅館周囲を散策してみることにした。
渓流は透明度が高く、水の深みはエメラルドグリーンをしていて、小魚の泳ぐ姿もあった。 そういえば旅館のパンフレットに釣り竿のレンタルの案内も載っていた。 渓流沿いの遊歩道はよく手入れされ、危険がないように所々手すりも設置されている。 太陽の日差しは木々の葉の間からゆらゆらと地面を照らしていた。初夏だったが 沢の空気ははひんやりとしていた。翔太ら3人も沢下りを楽しんでいるのだったが、 逞しいからだの3人だったから、マリコは安全についてはあまり心配しなかった。 それよりも今夜のマリコの身の安全が心配だった。その点夫の健二は不思議なほど 鈍感だった。仕事人間の夫から見れば中3の少年は未熟な男にしか見えていないのだ。 しかしマリコから見れば3人とも立派な雄だったのだ。 夕方近く翔太ら3人は楽し気に沢下りから戻ってきた。三人とも良い汗をかいたらしく、 爽快な表情をしていた。皆空腹になっていたので、部屋に食膳を用意させた。 山の幸を中心に肉料理もある夕食を4人で楽しく食べると、その後はいよいよ温泉に入ることになった。
19/05/07 21:01
(8SV4jRth)
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