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主婦の亜希子は居場所のない家庭に疲れきっていた。自分の存在を確かめるかのように自ら慰める毎日。 そんなとき、パート先のスーパーに大学生の萩野がアルバイトとして入ってくる。彼の教育係となった亜希子は彼と同じ時間を過ごすうち、しだいに彼の優しさや温もりに気付いていく。 人妻と大学生、静かに燃え上がる禁断の恋物語の結末とは。 本編へ続く ※この小説はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
2019/04/19 11:55:33(AJ.ua0Tx)
投稿者:
モンスーン
◆LcZFM.jE8Y
萩野君は私の手を引いて数件先のファミレスまで連れて行ってくれました。
決して強引な手の引き方ではなく、私の歩幅を気にしながら優しく連れて行ってくれました。 ファミレスに着くまで私達は一言も言葉を交わしませんでしたが、目の前にある彼の背中を見ているだけでどこか安心できました。 ファミレスに入ると、彼は気を遣ってお店の1番奥の席を取ってくれました。 席に着いた私達は二人ともホットココアを注文しました。 注文を聞いた店員さんが私達のいるテーブルから離れていきます。 それを見届けた彼が口を開きました。 『亜希子さん、大丈夫ですか? 何があったか話してもらえませんか?』 「...今日の朝、ケンカしたの、夫と」 『夫婦喧嘩ですか?』 「うん...」 『な~んだ、夫婦喧嘩は犬も食わないって言うじゃないですか。大丈夫ですって、旦那さんだってもう怒ってませんて』 「......」 よその夫婦なら彼の言う通りでしょう。 たいてい仲直りのセックスでもすれば万事解決です。 でも我が家は普通ではないのです。 壊れた夫婦、壊れた家族なのです。 「夫に言われたの...最近私が楽しそうにしてるって」 『それって、むしろ良いことですよね?』 「ええ、そうなんだけど、夫は歪んでる人だから...それが気に触ったみたい」 『はぁ? 意味分かんないです』 「私が家で感情を出すのは許されないことなの。ただ黙々と完璧に家事をこなしてなきゃいけないの。あの人にとって私は家政婦同然の存在でしかないのよ!」 声を荒げる私を何人かのお客が見ていました。 その冷ややかな視線をかいくぐるように、店員さんが頼んでいたホットココアを運んできました。 『ごゆっくりどうぞ』 店員さんの冷めた視線と相まって、その言葉が胸に重く響きます。 まるで“うるさくするなら早く出て行け”と言わんばかりに。 私達は頼んだホットココアには口を付けず、逃げるようにファミレスを出ました。
19/04/19 18:41
(lz6JcHvj)
投稿者:
モンスーン
◆LcZFM.jE8Y
ファミレスを出た僕達は、また夜の寒空の下にさらされることになりました。
照明が落とされ誰もいなくなったスーパーに戻ってきたものの、これからどうすれば良いのか、どうすべきなのか、若造の僕には見当がつきませんでした。 そのとき、黙って夜空を見ていた亜希子さんがボソリと呟きました。 「...帰りたくない」 『えっ?!』 僕は不粋にも思わず聞き返してしまいました。 「今日は家に帰りたくないの...」 『いや、帰った方がいいですって。きっと旦那さんも心配してると思いますよ』 僕は自分の想いとは逆の言葉を発していました。 “亜希子さんを帰したくない” それが僕の本音でしたが、そんなことを言える勇気は僕にはありませんでした。 すると亜希子さんはスマホを取り出してなにやら操作始めました。 きっと僕が発した情けない言葉に幻滅したのだと思いました。そして旦那さんに謝って迎えに来てもらおうとしてるに違いない、と思ったのです。 僕はスマホの明るい光に照らされた亜希子さんの横顔を直視できませんでした。 亜希子さんの手が止まるとほぼ同時に、僕のスマホが震えました。 メッセージの送信元は目の前にいる亜希子さんからでした。
19/04/19 18:59
(tlr5Fd1W)
投稿者:
モンスーン
◆LcZFM.jE8Y
“今晩、萩野君の家に泊めてくれない?”
こんなこと口では恥ずかしくて言えません。 だから文字で伝えました。 メッセージを受け取った萩野君はじっとスマホの画面を見ています。 それから私の目をじっと見つめたあと、無言で私の手を引き原付バイクの後ろに乗せてくれました。 ひとつしかないヘルメットを私に被せると、彼はエンジンをかけて勢いよく走り出しました。 原付バイクに2人乗り、しかも彼はノーヘル。 完全に交通違反です。 彼は人目に付かない裏道をすり抜けるように走っていきます。 私は彼の体に腕を回しピッタリと体を密着させました。 彼の背中越しに私の胸の高鳴りが伝わってしまいそうでした。 まるで初恋のような、そんなドキドキした気持ちです。 バイクが止まり、顔を上げると目の前には彼の住んでいるアパートがありました。 時間にすればわずか10分ほどだったでしょうか。 でも私には2人きりの長い長い逃避行のように感じられました。
19/04/19 19:23
(gytL77Ef)
投稿者:
モンスーン
◆LcZFM.jE8Y
古い1Kアパート。
僕が自分の家に女性を入れるのは母親以外で亜希子さんが初めてです。 そのことを亜希子さんに言うと、ようやくクスッと笑ってくれました。 ひとまずエロ本やDVDを出しっ放しにしてなかったことに僕はホッと胸を撫で下ろしました。 亜希子さんは座る場所を探すようにしながらベッドの端に腰掛けました。 僕はインスタントコーヒーを淹れるためにお湯を沸かします。 『どうぞ、さっきファミレスでココア飲めなかったから』 「うん、ありがと」 亜希子さんはニッコリと微笑んでコーヒーカップを口元に運びます。 僕はあえてさっきの話の続きには触れないでおこうと思いました。 そのほうが今の2人の時間が長く続くと思ったからです。 亜希子さんはコーヒーを半分ほど飲んだところですまなそうに僕に言いました。 「体、冷えちゃったから、シャワー、借りても大丈夫?」 『あっ、えっ、はい、全然、全然大丈夫です』 僕は部屋の隅にある風呂場へと亜希子さんを案内しました。 『バスタオルはコレを使ってください。あ、着替えは、、どうしよ』 「大きめのTシャツとかあったら、借りたいな...」 僕は自分のタンスから1番大きいサイズのTシャツ取り出し、亜希子さんに渡しました。 部屋と脱衣所の間は磨りガラスの引き戸が一枚だけ。 服を脱ぐ亜希子さんのシルエットが透けて見えます。 男の性とは哀しいもので、僕はそれを食い入るように見ていました。 上着を脱ぎ、窮屈そうにお尻をくねらせてジーンズを下ろす亜希子さん。 体を反り両手を背中に回してブラジャーのホックを外そうとしています。緩んだブラジャーのカップから大きな膨らみが溢れました。 最後にパンティを下ろし両脚を抜くと、一糸纏わぬ肌色のシルエットが磨りガラス越しに浮かびました。 僕はその様子に息を呑み、そして勃起していました。
19/04/19 19:39
(gytL77Ef)
投稿者:
モンスーン
◆LcZFM.jE8Y
狭いお風呂場です。
棚にはメンズ用のシャンプーとボディーソープが置いてあるだけでした。 勢いよく出た熱いシャワーのお湯が冷えた体を温めてくれます。 結局、私の“帰りたくない”の一言で、萩野君の家まで来てしまったのです。 彼は私のことを何と思っているでしょうか。 甘え上手な女? それとも、面倒な女? シャワーを浴びながらそんなことを考えます。 でも、いくら考えても答えは出ません。 答えは彼に聞くしかないのです。 ボディソープを泡立てて、手のひらで体をなぞります。 首筋、腕、胸、お尻、脚、そしてアソコも... 慣れないメンズ用のボディソープの匂いが私の体を包みます。 シャワーを済ませた私はバスタオルで体を拭き、借りたTシャツに頭と腕を通します。 ずいぶん大きなTシャツでした。 私が着るとまるでワンピースのようです。 磨りガラスの向こうに萩野君のシルエットが見えます。 彼は私のことを何と思っているでしょうか。
19/04/19 20:25
(eg9.0ZL3)
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