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1:再会、別れ…
投稿者:
てつ
26歳の夏、当時安月給で女房に黙っていた僅かな借金がバレてしまい、やむなく土日祭日を利用し、友人の仕事を手伝うことに。
友人の仕事は、都内が主で土日祭日は実家に一人帰っていた。 友人の仕事を終えた夜、一人実家で酒を呑みながらある雑誌を読んでいてら、当時流行っていた『ダイヤルQ2』の広告が目にはいり、30分無料と言う事で掛けてみた。 そこで繋がったのは、ハスキーボイスの女性の優香。看護師をしていて暇だからとのこと。 優香とは勿論初めて声を交わすのだが、話がどんどん盛り上がり、無料時間があっという間に僅かとなり、優香に時間ないことを告げると、優香からもっと話したいと言われてポケベルの番号を教えてくれた。 そんな簡単にポケベルの番号を教えるか?と疑いながらも僅かな希望を抱き教えられたポケベルに。 すると、実家の電話が鳴り、出ると優香だった。 それが20数年前に出会ったきっかけ。 それからは、優香の連絡先も教えてくれ、友人の仕事の日には連絡をし、たわいもない話をする仲に。しかし、私の仕事が忙しくなり、連絡しなくなり、優香も妻帯者の私には優香から決して連絡することはなかった。 やっと一息つける時間がもてるようになり、久しぶりに優香へ電話をすると『どちらさまですかぁ?』と。 『あ…俺だけど…忘れちまった?』と少し焦って返事したら『忘れるわけないでしょ!なんで電話してくれないのよ!』と怒りながらも、私はそんな優香が無性に愛らしく思えたことを覚えている。 その後は、また話が盛り上がり、彼氏がいることはわかっていたがクリスマスに会わないかと誘ってみた。 優香は彼氏と会うかもしれないから…もし会わなかったらいいよ。と。 しかし、クリスマス前に連絡したら、やはり彼氏とデートすると断られた。 まぁ、彼氏が居るのは知っていたし、優香とは恋愛というか異性の友人と言う感情が当時はまた強かったようで、その後も電話では話をしていた。 そんな関係が一年ぐらい過ぎた頃、彼氏と喧嘩したらしく、今から会って話聞いて!と優香から言われたので車を走らせ、指定した場所へ向かった。 待ち合わせ場所に着き、車の中で待っていると、窓をノック。 その女性は、ハーフか?と間違うようなベッキーみたいな感じの美女。初めて会う優香。『てつさん?』『優香?』お互い初お目見え。とりあえず飯でもと車を出し、最初の緊張はあっという間に溶け、いつも電話で話を交わすようになっていた。 違っていたのは、私の優香への感情。一初めて感じた一目惚れと言う感情。 食事中も彼氏の愚痴を話しながらも楽しく話す優香をドキドキしながら接する私…次第に愚痴られてる彼氏への嫉妬のよう思いも。 食事が終わり、店を後に。車の中で優香が呟いた。『あーあ!てつさんともっと早く出会いたかったな。』『なんでよ?』『だって、彼氏なんかより全然居心地いいし、カッコいいし。なんで結婚してんのよ!』と。カッコいいなんて言われたことないし、そんな事言われてもお世話とはわかっているのに優香との時間を終わらせたくない、帰したくない、そんなことしたら嫌われるはずなのに、何故か車を国道沿いのホテルの駐車場へ入れた私。 優香は『…』 心の中で『やっちまった…』 『ごめん、冗談、冗談、帰ろう』 『…いいよ…行こう…』と優香。 『いや、無理しなくても…彼氏に悪いし』 ホテルに車入れる男が言うことじゃないが、逆に戸惑っている私。 『いいの!行こう!』と優香が車を降りて、優香を追う形に。 部屋に入るなり、優香が抱きついて『もう彼氏の事は言わないで…てつさん抱いて…』と。 私の理性は完全に何処かに飛んでいき、優香を抱きしめキス…女房とも交わしたことのないキス…女をこんなに愛おしく思えたのは初めてであった。 優香と何度も長く熱く甘いキスを交わしながらベッドに倒れるように…優香と見つめ合いながら、再びキス…初めて触れる乳房、ゆっくりと揉む…服の上からもわかる形良い乳房… 一旦唇を離し、服を脱がしに。ブラとパンティの優香…最後纏う下着も脱がせ、一糸纏わぬ優香…綺麗だった…小ぶりで型の良い乳房と小さめの乳首… 再びキスを交わし、優香へ愛撫を始めた。 優香のかみをなで、乳房を揉みながら首筋に舌を這わせる…『んっ…はぁぁっ…』優香の悩ましい声… 乳首にに舌を這わすと『ああっ…いいっ』と。 乳首への愛撫を続いてると『ああっ、乳首いいっ、ダメっ、イクっ、乳首だけでイっちゃう!』。 優香は弓反りになり乳首の愛撫で果てた。 私は休みを与えず、指を優香の割れ目に…そこは愛液が溢れて、指を動かすたびに優香は喘ぎ声を。 優香なクリを転がすと『いいっ…またイっちゃう…イクぅ…』。 優香の敏感な身体に酔い痴れ、私は愛撫を続け、いよいよ優香の秘部を。 そな秘部は、正にサーモンピンク…多少毛深いが中の秘部は見たことのない美しさ…私は優香の秘部に口づけし、むしゃぶりついた。 なんじかんでも舐めていたい…俺だけのものにしたい…欲望のままに秘部を舐めた。 優香も愛撫に応えてくれ、何度も何度もイッてくれていた…何度目かかイッた後『今度は優香が…てつさん、自分はまだ脱いでもいないし』と愛らしい笑顔で私の衣類を脱がしてくれた。 パンツを脱がせ、既に天井を向いているペニスを手に取り『凄いね…カチカチ…』と呟いた後、優香の愛らしい口に包まれた…本当に包まれる感覚…こんなフェラは初めてであった。 優香のフェラは愛情がこもったものであり、フェラする優香の髪を撫でながら快感に浸っていた。 『優香…優香が欲しい…優香の中に入りたい…』そう告げると『てつさん…優香もてつさんが欲しい…きて…』と。 再び優香抱きしめ、優香の秘部に当てがい、ゆっくりと優香の中に侵入した。 『ああっ…てつさん…凄い…いいっ…もっと…優香の中に…』 ゆっくりと動かす…『いいっ…てつさん…いいっ…もっと、もっとしてっ…』 優香が愛おしい…私は激しく犯しだす。 『てつさん…ダメっ…イッちゃう…ねぇ…イッていい?』 『いいよ…優香…イキな…優香、イカせてやる…』 『てつさん…嬉しい…イカせて…ああっ…イクぅ!』 優香の秘部が締めつける。 私はまだ終わりたくない…優香をもっと感じさせたい…その思いが強く終わる気配すらなかった。 優香から一旦抜き、バックから突き刺した。 『ああっ!これ凄い…好き…てつさん…好きっ…またイッちゃう!』 『優香っ、何度でもイキな。ああっ優香っ…』 優香の大きめの綺麗な尻を掴み、激しく突きまくった。 『ああっ、壊れちゃう…てつさん、優香を壊して…何してもいいから…優香を好きにしてっ!』 人生で初めて言われた言葉。夢中になった。優香を心から愛おしい。ダメなこととはわかっていたが止まらなかった。 正常位に変え、優香が『ああっ、ダメっ、イクっ…』と再度イクことを告げた時、私も優香の腹に。 出し切ったのちは優香の腹に溜まった精液も気にせず、優香を抱きしめキスを交わした。 二人とも汗だくだが、気にもならず強く抱きしめ合い、舌をからませていた。 『優香、セックスでこんなに夢中になったのは初めてだよ。』 『優香も…こんなに感じたのは初めて…』 そして、二人でシャワーを浴び、名残惜しいがホテルを後にした。 優香を送る帰り道、ずっと手を握り合い、信号待ちのたびにキス。 優香のアパートに着き、優香から『ねぇ、てつさん。また会ってくれる?』と。 飛び上がるほど嬉しかったけど『いいのか?俺、結婚してるし、優香だって彼氏いるよね?』 『彼氏とは別れる…だから…てつさんの余ってる時間でいい…都合のいい女でいいの…付き合って。』 優香からの申し出、たまらなく嬉しかった。 『辛い思いさせちゃうかもしれないが、大切にする』 優香を抱きしめ、キスをした。 こうして、優香との関係が始まった。
2018/04/11 16:45:40(9lLDIewp)
投稿者:
てつ
優香との秘密の交際が始まりました。
あの夜から、はっきりと変わった優香への感情。 淡白な女房と比較してしまう私。生まれて間もない長女への愛情。 ダメだと思うほど、惹かれていく感情… 優香と会えば会うほど深まる感情。 その内に、優香の寮(病院の借上寮)にも入り浸り。 アパートとはいえ病院の寮。隣は付き合いはないが同じ看護師。 優香の職業上、全て会える訳はなく、その制約がかえって二人をもえあがらせたのかとしられない。 会えた時は激しく抱き合い、隣にダダ漏れ。隣の同僚から病院に苦情が上がり、優香は婦長さんに怒られたことも。 優香とは、二年間付き合い、一回だけ旅行に行きました。 女房を誤魔化し、予約したらホテルでの夏のバカンス。 ホテルに着くなり求め合った。優香も私も貪り合うように。 『てつ…愛してる…優香を空好きにして…てつのものなんだから…ああっ…愛してる…』そんな言葉は女房や今までの彼女から聞いたことない言葉。 その言葉を聞くたびに優香への情が深まる。 旅行中は、常に腕を組み、ホテルのプールでイチャイチャ。プールを出て部屋でセックス。 休んで、夕食前にセックス。夕食終えて、海岸てイチャイチャからこセックス。 部屋に帰りシャワールームでイチャイチャからのセックス。ベットでセックス。 寝起きのセックス。いくら抱いても満たされぬ。帰りの車の中、渋滞にハマり、助手席で寝ている優香へイタズラ。 敏感な秘部を弄りながら、渋滞の中でハンドル握っていた。 刺激に目を覚まし『もう、なにしてるのぉ…危ないからやめてよぉ~…んんっ…ダメだってばぁ…あっ、ダメぇ…感じてきちゃうでしょ…んんっ…てつぅ…ああっ…我慢できなくなるでしょ…』 『優香、嫌?でも、ビショビショじゃん…やめていいの?』 『いやっ…やめちゃイヤっ…イッていい?…気持ち良すぎて…ねぇ…イッていい?』 『ああ、いいよ。イキな…』優香のクリを激しく転がすと『ああっ!イクっ!てつぅ…イクっ』と腕にしがみついてくる優香。 イッた後、肩で息しながら『てつぅ…アパート着いたら抱いて…これじゃ我慢できないよ…』 『わかったよ。愛してるよ、優香。』 ホントに優香にハマってました。 優香と付き合い出して、一年ぐらいに優香が抱えていた子宮筋腫を摘出することになり、勤務している病院では、顔見知りのドクターに晒すのは嫌だと言うことで、優香の地元の病院で施術すると。 幸いにして、優香の母も看護師であり、母が勤務する病院に入院した。 優香から事前に病院を知らされていたので毎日のラブコールは欠かさずしていた私。 優香へ見舞いに行く事を告げると『ホント暖嬉しい!てつは来れないって諦めていたの…あ、でも術後安定してからにしてね!せっかくてつがきてくれたのに、優香が痛みで話せないのは嫌。そんな優香を見せたくないから。』 『なんでだよ。そんなだからこその見舞いだろ?』 『だぁ~め。てつに会うのは元気な優香なの 笑』こういう一言も愛らしくて愛らしくて。 術後、麻酔が切れ話せるようになる時間を予め優香から支持されていた。流石は看護師である。 その時間を過ぎた頃に電話してみると、完全に元気な優香ではないものの、笑い声も出せる状態になっていた。 優香から『ねぇ、てつ。。。お見舞いにホントに来てくれるの?』 『勿論!俺、優香に逢いたい。』 『ホント!もう大丈夫だから来て!』優香は涙声だったかもしれない。 お見舞いの当日。優香が好きと言っていた花を花束にし、優香が入院する病院へ。 教えられ病室は個室で、ノックすると『てつ!』とベットに腰掛けていた優香が抱きついて『嬉しい!ホントに来てくれたんだ!』と泣き出した優香。 『ごめんなぁ。ホントは彼氏なんだからずっと側にいてやらなきゃならないのに…』 『いいの!来てくれたんだから、いいの!ありがとう! 』私は優香の髪を撫でてやるしかなかった。 その時ドアが。 『あらま、いいところにお邪魔しちゃったかしら』 優香のお母さんが来た。 私は慌てて優香と離れ『はじめまして。平山と申します。』 『お母さん、彼氏のてつさん。』 『優香から話は聞いてますよ。優香、いい男じゃないの。』 『でしょ!優しいし、あったかいし、今までて一番の彼氏なの。』 おいおい、褒め過ぎだし、まともか彼氏じゃないじゃん…お母さんごめんなさい…でも優香のことは愛しています。 と心の中で訴える私。 その後数十分、お母さんを交え、会話した。お母さんは『そろそろお父さんの支度しなきゃならないからかえるね。てつさんは電車でしょ?駅まで送るわよ。』 『いえ、大丈夫です。歩いて行きますから。』 『お母さん、邪魔しないでよ。折角2人になるんだからぁ 笑』 『あらっ、お母さんだってカッコいいてつさんと駅までデートしたかったのに。はいはい、邪魔者は帰ります。てつさん、優香をお願いね。笑』 『すみません。お気をつけて。』 なにがすみませんなのか。 お母さんが出て行き『てつ…した?』 『何が?』 優香が少し拗ねたように『奥さんとしたんだ… 』 『ああ、してねーよ 笑 我慢してるっつーの!』 女房は全く淡白で、本当に何もなし。 『ホントかなぁ?』優香の手が股間に。 『やめれ。したくなる!』 『ホントかどうかたしかめないと!』優香はジーンズのジッパーに。 『優香、やめれ!やめれっでば!』口とは裏腹に全く無抵抗な私。 簡単に倅が露わになり『うん!元気ね!味はどうかな?』と優香はパクリ。 2ヶ月振りの優香のフェラ…堪らん…『優香…気持ちいい… 』 優香は加えながら『ごへんね…まだぶぇきないけど、今日は口だけで…てつののまふぇて…』 溜まっていたのもあり直ぐに発射。 『いっぱい出たねぇ~しかもいつもより濃かった!他でしてないって信じてあげる 笑』 私は私の匂いの残る優香を抱き寄せ、優しく抱き寄せ長い甘いキスをした。
18/04/11 21:05
(9lLDIewp)
投稿者:
てつ
優香は、その後順調に回復。
相変わらず電話での一方通行なラブコール。 『てつ、今日さぁ、ドクターにいつになったらセックスできるか聴聞いたの。あと1ヶ月はダメって言われた!泣』 『おいおい、焦んなよ 笑 しっかり元に戻ったらできるんだから 笑』 『ええっ!優香我慢できないよぉ~!てつ!浮気しちゃダメだからね!』 そして、1ヶ月後、優香は回復して帰ってきた。勿論、久しぶりの熱い抱擁から激しく求め合った。 だが、それが最後に優香を抱いた日となったのだった。
18/04/11 22:14
(9lLDIewp)
投稿者:
てつ
忘れもしない1998年5月4日。
借金も返済し、女房からはバイトを辞めて良いと言われたが、優香とのこともあり、家計が楽になるならと続けていた。 その日も優香とデートする約束を。 その日は、優香が休みであり、張り切って仕事を片付け、予定より早く終わらせた。 無理して買った当時のトランシーバーのような携帯から優香に電話。 休みで待っているはずなのに、居ない。 何度もかけるも繋がらず。。。携帯も家電も。。。 急な呼び出しかな。。。でも。。。 不安がよぎり、それは的中した。 繋がったのは、多分19時過ぎと思う。 『もしもし、俺。優香どうした?仕事でも入ったか?』 『てつ…ううん…違う…』話にくそうな優香だった。 すると突然『てめえが、優香に手を出した野郎は暖○▽▲etc』 『誰だ?おめえは暖』わかっていたが逆上する私。 直ぐに優香が変わり『ごめんなさい…ごめんなさい…』 『今の誰?』 『彼氏…』 『いつから?』 『今日…』 『…そうか。約束だからな。優香、今までありがとう…幸せにな。』 そう言って電話を切った。 思い起こせば、その前のデートも途中で他の予定があるといい、エスケープしたなぁ。 悩んでたのだ。独身で優香に思い切りブチ当れる男が現れたら勝ち目はない。 わかっていた。わかっていたのに、涙が溢れて止まらない。 夜中になっても眠れず、優香のアパートにいってしまった私。 インターホンを押すと優香の声。 『優香?…俺。ごめんな。』 『どうしたの?入って。』 『いや、ちゃんと顔を見てお別れ言いたくて…さよなら…今までありがとうな…』 『いいから、入って!彼帰ったし。早く!』 『上がって。』 『いや、もうダメだよ。』 『てつ!ごめんなさい!ごめんなさい!やっぱり嫌っ!嫌だよ!別れたくない!彼とは別れるから!お願い!許して!』 『いや、ダメだよ。ようやくちゃんとした恋愛できるんだ。もう終わりにしなきゃ。』 『馬鹿っ!てつの馬鹿!じゃあ奥さんと別れてよ!優香だけを見てよ!じゃないと優香死んでやるから!』 優香は包丁を手にとり自らの首に当てた。 『…優香…なら一緒に死のうか。』 包丁を持つ優香の手を私の首に当てた。 『ワァァァっ…』泣き崩れた優香。 包丁を取り上げて、冷静になるまで頭を撫でて。 『怒ってるよね。最低だよね。てつを裏切って…』 『馬鹿。起こるはずないし、怒れる立場じゃないよ。優香には感謝しかない。ありがとう。』 『てつ…もうダメ?…』 Tシャツにパンティ姿の優香。今にも襲いそうな衝動を抑え。 『うん。。終わりだ。。』 『ねぇ、電話はしてね。優香絶対に番号変えないから。』 『…わかった…優香、ありがとう。さよなら。』 私はドアを閉めた。 優香との約束通り、電話はたまに掛けた。 でも、もう昔のように会話は弾まない。 『私、来月結婚する。』 それが最後に電話もやめた。
18/04/11 22:56
(9lLDIewp)
投稿者:
てつ
そして、10年の時が流れた。
私は優香とのことがあってから、どうしても女房と優香を比べてしまい、関係が冷めて行き、また他に求めることを繰り返していたが全て優香のような関係にはならない。 当たり前であるが、それほど優香は特別な存在であった。 ふと気づけば『優香…』と心で呟いていた。 そんな男だから女房にも愛想尽かされ、離婚間近。 女房と離婚に向けた話し合いをしているそんな時、見覚えのある番号からの着信。 『えっ?優香?なんで?』 優香とはわかっていたが、電話には出なかった。 『まぁ、間違えて掛けたな。』 そんな程度しか気に留めていなかった。 数日が経ち、また優香からの着信が。 何故か出れない私。 留守電にメッセージが。 『お久しぶりです。突然ごめんなさい。電話してくれませんか?待ってます。』 忘れることができなかった最愛の女性からの思いもよらないメッセージ。 けど、直ぐに掛け直すことが何故か出来ず、数日後に思い切って電話をしてみた。 『もしもし。』なんだか素っ気ない対応。 『あ、もしもし…平山ですが。』 『もう!なんで早く電話してくれなかったの!』 あの時もそうだった。一気に蘇る記憶。 『ごめん、なんだか掛けにくくてさ。』 あれからの2人のこと。 久しぶりの長電話を楽しんだ。 そして優香から『ねぇ、会ってくれないかな?』 『いいの?俺はバツになって身軽だけど、優香は家庭があるじゃん。』 『ずっと逢いたくて、逢いたくて、てつが最後に掛けてくれた携帯番号は消しちゃって、何年か前に実家のお母さんに同級生と名乗って番号を教えてもらったんだけど、昔の番号だったみたいで繋がらないし…優香の昔の携帯からやっと見つけて掛けたの。』 『そうなのか。でも不思議だよな。今は昔と逆。笑 でも、俺は都合のいい男にはならないよ。 笑』 『いいの!兎に角逢いたいの!いいでしょ?』 今直ぐにでも会いたいのに『仕方ないなぁ。会ってやるか。 笑』 『ホント?嬉しい!楽しみにしてるから!』優香の声が涙声になった。 そして、10年の時を経て2人は再会を果たした。
18/04/11 23:44
(ePMj5IRf)
投稿者:
トマト
続きを是非お願い致します!!
18/04/12 00:25
(PeTjRorT)
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