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単身赴任中に
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:単身赴任中に
投稿者: 茶川
この春から単身赴任中の健二は

妻の異変が気になっていた。

隔週の土、日には赴任地から自宅に帰るのだが、

次第に妻のセックスがうまくなってきたのだ。

以前から妻はフェラ好きだったが、仕方は単調なものだった。

それが明らかに上手くなってきている。

はじめ健二は単身赴任のせいで欲求不満から妻がそうなったのかとも思ったが、

余裕のある表情で夫の反応を確かめながらペニスを刺激してくる姿は、

今までの妻からは想像しがたいものだった。

騎乗位になっての攻め方も誰が教えたのかと言いたくなるほど

身のこなしがなめらかだった。

こういった動きはすぐにできるものではないと健二には思えた。

妻は浮気していると健二は直感したのだった。

妻の名は里奈、24歳、健二は30歳、結婚3年目だが子供はいない。

里奈は健二の務めている会社に4年前にパートの事務員として勤め始めた。

健二は名の通った大学の卒業生だが、スポーツが苦手だった。

いっぽうで妻はスポーツでは有名だが、受験校ではない高校を出ていた。

高校時代はバレーボール選手だった里奈は健二よりも少し背が高かった。

それで外に二人で出歩くときは里奈はいつもかかとの低い靴をはいていた。

ややメタボ体型の健二に対して、里奈はスタイルも良く胸も十分に豊かだった。

さらに健二よりセックス好きであることも明らかだった。

顔もスタイルも万一水商売や風俗の仕事をしたとしても、

さぞかし売れっ子になれるだろうと思えるくらいセクシーだった。

そんな女性であるから里奈は社内でも男の気を引いていた。

たくさんの男にアプローチされ、何人かの男と交際をしたが結婚はしなかった。

そんな女性が不思議なことに、奥手で里奈と知り合うまでまったく女を知らなかった

健二と結婚したのだった。

なぜ里奈が健二を選んだのか、会社の同僚たちにとっても謎だった。

健二は付き合ったと言えるほど親密な女性もいないし、

風俗で遊ぶこともしなかった。

かといって性欲は決してないわけではなく、独身時代は

アダルトビデオの購入に結構な金額を使っていた。

健二は妻が過去に多分複数の男性経験があることは察しがついたが、

素朴な素直さを無くしていない里奈が好きだった。


しかしその妻が浮気しているかもしれないのだ。


どうしても突き止めて妻に問い詰めなければならないと健二は思った。



健二は金曜の夜に妻に内緒で突然帰宅した。

本来なら帰らぬ週の回りであった。

その日に妻の浮気の証拠を押さえられる予感がしたのだ。

それは妻の生理が終わって最初の金曜日のはずだった。

電話をかけた時の妻の声の調子で

以前から金曜の夜が一番怪しく思えていた為でもあった。

健二は夜の8時過ぎに家の前に立った。

そっと玄関の鍵を開けて中にはいると

思った通り見知らぬ男物の革靴があった。

妻が男を家に入れているとわかると

覚悟はしていたつもりだったが、

健二は心臓の鼓動が高まり、喉から何かが出てきそうだった。

決定的瞬間の証拠を残すために

健二はポケットからこの日のために購入した

小型のビデオカメラを取り出して片手に持った。

足音をたてぬように廊下をゆっくりと進み

階段を上がって2階の寝室へ向かった。

すぐにベッドのきしむ音に混じって

妻の喘ぎ声が聞こえてきた。

寝室の入り口は妻と男が

今夜は誰も入ってくるはずはないと思っていたのか、

それとも興奮のあまり閉め忘れたのか

大きく開けられていた。

健二は戸の縁からそっと暗い部屋の中をのぞいた。

壁の間接照明で薄暗く調光された部屋で、

妻と男が絡み合っていた。

健二の眼に突き刺さるように鮮烈な光景だった。

夢中でうごめく男は妻の乳房をむさぼるように吸っていた。

妻が苦しげにのけぞっていた。

その声は辛そうに聞こえて、その実嬉しいのがわかった。

健二は冷水を背中に掛けられたような気がした。

今まで積み上げてきた夫婦の暮らしがはかなく崩れていく気がした。

ビデオカメラで証拠を撮影するために戸の縁からカメラを出して、

ズームインして撮影した。

最近のカメラは性能が良く、暗がりでもかなりきれいに撮影ができる。

妻が上になって男の一物を咥えようと体位を変えたとき

男の顔がはっきり見えて、健二はあやうく腰をぬかしそうになった。

その顔はよく知っている人だったからだ。

ど、どうして・・・・上杉部長・・・

その人は健二の会社の直属の上司だった人だ。

実は上杉部長は恩人でもあった。

健二が取引先との契約でミスを犯してしまい、

取引先を激怒させてしまったときに何度も一緒に謝罪に行ってくれて、

事態を治めてくれた人だった。そのミスのために会社は損害を被り、

本来ならクビになっても仕方がないところを、

部長の尽力もあって2年間の単身赴任で許してもらったのだ。

まじめで部下思いの部長には、色恋のうわさも聞いたことがなかったが、

それは健二が知らないだけだったかもしれない。

妻が上杉部長のペニスをキャンディーでも味わうように舌を動かしていた。

ときどき上杉部長が○○のほうも頼むよ、というと

妻は素直にそれに従っていた。

部長は時々妻を褒めて、うまいよ里奈さん、上手だよと言っていた。

それにしても50歳過ぎだというのに

上杉部長の立派な一物は硬く大きく天井を向いていた。

上杉部長は以前から社員の里奈のことは知っているはずだ。

そうはいっても特別な交際はないはずで、おそらく最近の関係だと

健二は想像した。一昨年部長の奥さんが病気で

亡くなった噂を聞いていた。

そのあたりから妻と部長との関係ができたのかもしれない。

そんなことを思いめぐらしているうちに

健二の股間は勃起して、先から先走り汁が出てきているのが

自分でも分かった。健二の右手はカメラを持って離せぬので、

自分の股間を左手で掴んでいた。

更に部長が正常位で挿入して腰を動かし始めると、

健二の興奮は高まって、熱病にうなされるような表情で、

とうとうズボンの中で射精してしまったのだった。



2017/12/16 11:07:00(3hKuTzlD)
27
投稿者: 茶川
鵜久森と里奈が寝室から出て1時間近くが経過して戻ってきたとき、

二人とも裸にバスタオルを巻いた姿だった。

「里奈さんはフェラが上手いなあ、危うく逝かされそうだったよ。」

「あら、よろしいじゃありませんの、おもいっきり逝ってしまえば。」

「そうはいかんよ、私も歳だから、一晩に一回しか逝けないからね。」

「そうかしら、社長さん、まだまだ出来そうに見えますわよ。」

「アハハハ、そう言って貰うと元気が出るがね。さあ、ここに座って。」

鵜久森はベッドに腰掛けると、里奈を隣に座らせキスを始めた。

禿げた頭の60過ぎの男が若い里奈を引き寄せて、太い舌を里奈の口に

入れていた。里奈もそれに応えるように小さなピンクの舌をチロチロと

突き出している。鵜久森は里奈の唾液と自分の唾液を絡めるように、

里奈の舌を吸ったり、自分の舌を里奈の口に侵入させたりを繰返した。

里奈から甘いため息がでると、鵜久森はそれを合図に里奈のからだに巻いた

バスタオルをほどいた。スリムなからだの割に豊かな乳房が現れた。

鵜久森は里奈の乳首に口をあて、まだ出ぬ乳を求めるように音を立てて

吸った。里奈は軽く声を上げたあと、自分の乳を吸う鵜久森の禿げた頭を優しく撫でた。

健二はタブレットに写し出されるその衝撃的な妻と鵜久森の行為を、

出張先のホテルの小部屋で見ながら、いきり立つペニスを切なくしごいていた。

里奈は鵜久森のバスタオルの下に手をいれて鵜久森の肉棒をしごき始めた。

鵜久森はベッドに里奈をゆっくりと押し倒した。

からだをずらせて里奈の両足を開かせると、彼女の股間に顔を埋めた。

犬が皿のミルクを飲むようにペチャペチャと音を立ててそこを舐めると、

里奈の喘ぎが次第に激しくなった。里奈は両手で鵜久森の禿げた頭を股間に

押し付けると、小刻みにからだを震わせて軽く逝ったようだった。

鵜久森はその様子をみて、里奈の恥丘の上あたりを優しく撫でながら、

「本当はここに私の子がいるのじゃろ。」

と言うと、里奈は首を左右に振った。

「さ、今度は私のおちんちんを舐めておくれ。」

里奈と入れ替わるように鵜久森が寝て、里奈が鵜久森の開いた両足

の間に顔を埋めた。里奈がじゅるじゅるとイヤらしい音を立てて鵜久森の

肉棒をしゃぶると、鵜久森は口を半開きにして呆けた面持ちになった。

肉棒を口から音を立てて抜くと、里奈は今度は鵜久森の陰のうを舐めた。

健二は、妻が鵜久森にするその光景に耐えられなくなって、

しごいていた手の動きを速めると、

ウオーとケモノの咆哮のような声を上げた瞬間、射精した。

ホテルの小部屋の黒い床に、行き先を失った精液が無惨に飛び散った。

鵜久森は、そろそろ入れさせて貰うよ、と起き上がると里奈を

四つん這いにさせ、里奈のフェラで硬くなったペニスをバックから

挿入した。白肌の傷ひとつない丸く大きなヒップに、鵜久森の黒光りする

肉棒がゆっくりと突き刺さった。鵜久森は大きく感嘆の息を吐いた。

ゆっくりと腰を動かしながら

「お腹の赤ちゃんが驚くといけないから、今夜は後ろからさせて貰うよ。」

鵜久森が気遣うように言うと、里奈は、すみません、と返していた。

やがて肉を打つリズミカルな音を立てて腰の動きが速くなると、

「おお、すごい、里奈さん、行くよ、里奈、里奈、里奈、、、おお、、、」

「きてー、きてー、中に出してー、精子いっぱい頂戴。」

汗をにじませて、禿げた中年男と若い女が官能の高みに向かって突き進んでいた。

やがて

「逝くぞ!!」

と気を込めて鵜久森の腰が深く打ちやむと、里奈がガクガクとからだを震わせて

逝ったのだった。鵜久森が男の精を里奈に出し終えて肉棒を引き抜くと、

里奈は硬直したからだの力が抜けたように、うつ伏せに伸びて行った。

鵜久森は額の汗をバスタオルで拭きながら、

「里奈さん、気持ち良かったよ。ありがとう。」

と礼を言っていた。

「凄い、鵜久森さん、凄く感じちゃった。」

里奈が笑顔で応えた。

その様子を遠く離れたホテルで見ている健二はというと、オナニーをして2度目の

射精で床を汚していた



俺と言う男は何なんだ、と健二は自分が分からなくなっていた。

他人の肉棒を妻が受け入れる姿に嫉妬し、怒り狂うと同時に、

その淫靡な姿に興奮し、性欲を異常に駆り立てられて射精し満たされる。

若く、美しく、官能的で、鵜久森や上杉などの社会の成功者から愛されている

妻が正直、自慢でもある。対立するはずの感情が、今の自分の中で

バランスを取って収まってしまっている。

俺は入ってはいけない土地に入ってしまったのかもしれない、と

健二は思った。普通の人は「危険! 立ち入り禁止。」と書かれた

看板の立つ土地には入っては行かない。ところが自分はそこに入ってしまった。

そして、そこで禁断の土地の快楽を知ってしまった。


この先俺と里奈はどうなってしまうのかと、考えあぐねる健二だった。



18/01/15 16:29 (NHVqc1DU)
28
投稿者: 茶川
里奈が無事に女の子を出産して6か月が経過した。

名前は健二が由奈と付けた。

健二から見て、里奈似の美人に育ちそうなきれいな顔立ちの子だった。

しかし自分に似ているかというと分からない。上杉や鵜久森にも似ていないようだ。

そもそも、健二には6か月の赤ん坊はみんな同じような顔に見えてしまう。

健二は遺伝子による親子鑑定に自分と赤ちゃんのサンプルを、妻には内緒で

検査機関に送っていた。頬の粘膜を綿棒で軽く擦るだけで、料金も数万円である。

2週間程で書面による通知があるはずだった。もしも自分の子種ではなかったらと

思うと、健二は心臓がバクバクと脈打った。


健二の会社での仕事はというと、重要な企画が優秀な3人の部下のおかげもあって

大成功。社内での評価が一気に上がり、特別昇給もあった。

来春の昇進は確実だろう。

健二の会社と鵜久森のK社との合弁事業も順調で、経常利益は

過去最高になると予測されている。

噂では偏屈で疑り深いことで有名な鵜久森社長に、上杉副社長が

信用された事が合弁事業の成功に繋がったという。


ある日曜日の昼下がり、里奈は居間で椅子に座って赤子に母乳を

与えていた。新聞を読んでいた健二に里奈は、

「ねえ、聞いて、昨日昔なじみの子から電話があってね、K社の

秘書課に来ないか、ていうの。その子、来年でK社を寿退社するの。

それで上司から誰か知り合いでいい子いないかって聞かれたらしいの。

そしたら彼女、あたしと一緒に写したスマホの写真見せたら、

是非一度面接に来させて、て上司の人が言うんだって。来春からだから、

まだ先なんだけど。会社のすぐ近くに保育園があって、K社が出資していて

社員は優先的に安い料金で子供を預けられるらしいの。どうかなあ。

いずれ一戸建ての家に住みたいし、もう少し貯金が必要でしょう。」

健二はこの話が出ることを予測していたので、

「いいんじゃない。里奈がそうしたいなら。」

と新聞から目を離さず、ややクールな口調で答えた。

「健二さんに見てほしいものがあるの。」

里奈は子供用のベッドに由奈を寝かせると、タンスの引き出しから

何やら取り出してきた。預金通帳だった。

「健二さん、いま家にいくら預金があるか知ってるの?」

健二はお金の管理が苦手で、全部を里奈に任せていたので、

「うーん、2百万くらい?」

「そんな金額じゃないわ。」

「じゃあ、百万?」

「見て!」

里奈の渡す通帳を開くと、健二は思わず声を上げた。

「こんなに!!」

詳細な金額については個人情報であるからここでは書けないが、

健二の予想を良い意味ではるかに裏切る額であったことは間違いない。

「どうやって、こんなに貯めたの?」

健二は心の中で、誰からこんなに貰ったの、と聞きたいところだったが、

必死で言葉を飲み込んだ。

「友達に投資を教わってちょっとやってみたら、何となく儲かっちゃって。」

もはや里奈には何もかなわない、と健二は思った。

ここまできて離婚は難しい。

夫婦の真実を打ち明けられる人もいないし、

いたとしても誰も離婚に賛成しないだろう。

健二のことを間違って美人局という人があるかもしれない。

しかし、健二は誰も騙してはいない。

むしろ健二を騙そうとしているのは周囲のみんなではないか。

その夜健二は里奈を抱き、久しぶりに3度果てた。

里奈は出産してもいっこうに性欲は低下しなかった。

天然のセックス好きであった。

乳房は子に吸われなければパンパンに張って、

健二が揉むと噴水のように母乳が吹き出た。


翌日会社に検査機関から親子鑑定の結果が届いたが、

健二は開封せずにそれをシュレッダーにかけた。





18/01/16 18:02 (1NqU.cfr)
29
投稿者: 無名
新しいスレが始まっていますが…このスレは終わりですか?
18/01/19 17:30 (TrxOl5FT)
30
投稿者: 茶川
健二は生後1才を過ぎた由奈が可愛くて仕方がなかった。

こんなに可愛い赤ちゃんが居るものだろうか、とさえ思った。

その気持ちが由奈にも伝わったのか、

最初に由奈が言ったことばは、「パパ」だった。

由奈が成長するにつれて、健二は由奈が自分に似ているように

感じていた。しかし、本当に自分の子かは自信を持てなかった。

やがて里奈は鵜久森の会社の秘書として勤務するようになった。

高校時代の友人の紹介で、と里奈は言っていたが、健二はそれが嘘で

あることを知っていた。里奈が仕事の間由奈は保育園に預けられ、

勤務が終わると里奈が家に連れて帰った。

ある土曜日、今夜は職場の歓迎会があるということで、里奈は

子供に離乳食を与え寝かしつけると、夜の街へ出掛けていった。

無論健二は里奈が鵜久森社長に誘われて、二人だけで会っていると

思っていた。だから今回もハンドバッグに盗聴器を忍ばせていた。

夜遅く酔って帰って帰宅した里奈はシャワーも浴びずに

ベッドに倒れこむと、そのまま寝入ってしまった。

健二は盗聴器の音声ファイルをノートパソコンに移し、

里奈の隣に横たわると、イヤホンでその盗聴音声を聴いた。

再生を進めて里奈と鵜久森がホテルに入った場面を聴いた。

キスの音に混じって鵜久森が

「里奈さん、私は今日という日をずっと待っていたのだよ。」

「嬉しいわ……」

「私の子は元気かい。」

「由奈は夫の子ですわ。」

「そうか。今夜は再会を祝して、遅くまで付き合ってもらうよ。」

時間はたぶん9時くらいだろう。里奈が帰ってきたのは夜の2時過ぎだから

5時間近くも鵜久森とホテルに居たことになる。途中ルームサービスで、

軽食とワインを取って休憩したが、それ以外はずっとねっとりとした

セックスを楽しんでいた。

健二は隣で妻の寝顔を見ながら音声を聴いていた。

香水の香りとアルコールの臭いがしていた。健二は

里奈の唇に指で触れた。それから豊かな乳房に触れた。

里奈は熟睡していて、全く気が付かなかった。

それからパンティの上から里奈のアソコを触れた。

湿っていた。パンティの中に健二は手を入れた。

それでも里奈は熟睡していて何の反応も示さなかった。

里奈の陰毛の奥の股間はたっぷりの粘液で滑っていた。

イヤホンの音声は激しく喘ぐ里奈の息づかいと、

肉と肉がぶつかる音と鵜久森の小さく呻く声が続いていた。

健二はその生々しい音を聴きながら、自分でしごいて

何度も射精したのだった。



18/01/23 20:56 (j326f4.L)
31
投稿者: 茶川
月日が流れ由奈は2歳の誕生日を迎えた。

里奈は相変わらず鵜久森の会社に勤めていた。表向きは社長秘書だが

その実愛人契約と変わりは無かった。しかしそれでも里奈は

良き妻であり、良き母親の役割を完璧と言って良いほど

果たしていた。妻の収入もあって生活には不自由しなかった。

ある朝妻のハンドバッグが変わっているのに気が付いた健二は、

そのハンドバッグ最近買ったの? と聞いてみた。里奈は社長の息子

さんが海外旅行に行ったお土産にプレゼントしてくれた物だという。

安物だから気にしなくていい、と言われたのだそうだ。健二にはハンドバッグ

の良し悪しは全く分からなかったが、刻印のハーメスという語の響きには

何処かで聞いたような気がしていた。それで電車での通勤中にスマホで

調べてみると、そのハンドバッグはエルメス製品で100万以上もする

商品だと分かった。健二は電車に揺られながら胸騒ぎがしていた。

きっと鵜久森の息子とも何かあるに違いないと疑い始めたのだった。

その日の夜、健二は再び妻のハンドバッグに新しく買った盗聴器を忍び込ませた。

18/01/29 20:58 (qYYbfwKB)
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