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ネットで妄想文を書きちらしている私に、1通のメールが届いた。
「初めまして。菅原と申します。普通のサラリーマンですが、副業でアダルト動画の配信サービスをしてます。 玲子さんの作品を、大変興味深く拝読しました。いかがでしょう?あの文章をご自身で朗読していただき、動画配信しませんか? あくまで、文章がベースなので、お身体や顔を映す必要はありません。 興味をもっていただけましたら、一度お会いして話を聞いていただけませんか?」 唐突な申し出に戸惑いながらも、好奇心が掻き立てられる。 顔バレ、身体バレなし、かぁ。 自分の文章に興味をもってもらえるなら、会うだけ会ってみようかしら。 次の休日に、某駅前のコーヒーショップで待ち合わせをする。 すっきりした印象のビジネスマン風の男性が現れる。年の頃は、30代半ば? 「初めまして、菅原です。玲子さんですね、いやあ、イメージ通りだ。」 男はにこやかに言葉を続ける。 「メールに書いた通りなのですが、さっそく朗読を聞かせていただけますか?リアルに体感してみたいので。内容が内容ですから、音の漏れないカラオケルームに移動しましょう。」 彼は伝票を握ると、さっと先に席を立つ。 カラオケルームに入ると、彼は私から少し離れて座り、「では、お願いします。」と、私を促す。 初対面の男性を前に、官能小説を読む。 そのシチュエーションだけでも、ドキドキする。 「......じゃあ、読んでみます。」 私は軽く咳払いをし、自分で書いた原稿を声に出して読み始める。 『鏡の前に立たされる私。背後から首筋に唇を這わせられながら、服を一枚ずつ脱がされる。 貴方の手が私の身体を、ゆっくりとなぞっていく。 「ヤらしいカラダ......。」 指をいっぱい広げた掌で、ゆっくり乳房をまさぐられる。時折、親指と人差し指が、きゅっと乳首を潰す。 左手は乳房の愛撫を続けたまま、右手が脇腹を通って、下へと降りてくる。 貴方の指が、淡い茂みをかき分け、敏感な突起を見つける。 人差し指と薬指で、器用に私の襞を左右に開くと、真ん中の中指で、下から突起を撫であげる。くるくる周囲を指が踊り、時々、くちゅっとその指が中に忍びこむ。 まだ、服を着たままの貴方の硬い高ぶりを、お尻の辺りに感じる。 ぐちゅっ。。ぐちゅっ。。じゅっ。。。 貴方の指の動きが速度を増し、イヤらしい音と匂いが、辺りに広がる。』 そこまで読むと、私は上目遣いに、チラッと男の表情をうかがう。 男は眼を閉じたまま動かず。じっと聞き入っている。 私は再び、原稿に目を落とし、続きを読み始める。 『私は立っていられなくなり、がくっと膝を折る。 カチャッ。。 貴方はベルトを外し、高ぶりを外に解放する。 しゃがみこんでしまった私の腰に両手を回し、私に四つん這いの姿勢を取らせる。 鏡から目を背ける私の顎に指をかけ、鏡の真正面に顔を向かせる。 「見てごらん、自分の顔。快楽に喘ぐ貴女、最高に綺麗だから。」 うっ。。。! 貴方が、私の中に、ゆっくり入ってくる。 後ろからぐっと突き上げられ、ぎりぎり抜けそうになるまで、引いた後、さらに奥まで打ち込まれる。 あっ...!あっ...!あ...ン。 鏡の中に映っているのは、上気し、唇のはしから涎を垂らして感じている女。。』 「ここまでです。」 男の目の前で、読み慣れた自分の文章とはいえ、えっちな文章を声に出して読むという行為に、身体の奥底が、じわりと反応してしまう。 菅原は、私のそんな様子に全く気付くことなく、上機嫌で話を進める。 「いいですね。やっぱり思った通りだ。是非、お願いします。タイトルは...、そうですね、『人妻 玲子の白日夢』。どうですか!?人気出ますよぉ。人妻、熟女マニアにはたまりません。熟女官能小説作家、本人による朗読配信サービス!」 「はぁ.....。」 「特にノルマもありませんから、自由に作品を作ってください。お客様からコメントを書いてもらえる機能もありますから、楽しんで続けてくださいね。」 菅原はその後も、私が引き受けることを前提で話を続け、動画の送り方や、お金のことなどを説明し、帰っていった。 あの人、こんな話聞かされて、何にも感じなかったのかしら。 私は中途半端に疼く身体をもてあましてしまう。 私はカラオケルームの小窓から死角になる位置に移動し、スカートの中にそっと手を差し入れる。 下着のクロッチの脇から指を滑りこませると、そこは既にじっとりと潤んでいる。 敏感な突起に自分で触れながら、解消されない欲望をエネルギーに、さっきの文章の録音を始める。 『人妻 玲子の白日夢 1 鏡の前に立たされる私。背後から首筋に唇を這わせられながら、服を一枚ずつ脱がされる...。』 (続)
2019/10/14 15:46:34(m3OQd4Pq)
『人妻 玲子の白日夢 7 息子の友達
「どうしても?」 「どうしても。玲子さんは賭けに負けたんだ。大人なんだから、ちゃんと約束を守って。脱いで。」 カイが私に命令する。 強い言葉と裏腹に、その声は少し震えてる。 「カイ君。初めては、ちゃんと好きな人としたほうがいいよ。」 ホテルの部屋に入ってからも、私はまだ迷っている。 ................................................ 息子が二十歳になり、高校時代の友達と初の飲み会をした後、二次会と称してうちに何人か連れて来た。リビングルームで飲み直す中、危ない酔い方をしているのが、カイだった。 「お前らは良いよな、有名大学にさっさと合格してさぁ。俺は、二浪だぜ!二浪。」 「カイ、もう止めとけ。」 周りにたしなめられても、カイはハイボールのグラスを手放さない。散々絡んで、大声を出した挙げ句、「うぇっ!」とうめき声をあげ、トイレに駆け込む。 「あ~あ。やっちゃった。」 「飲みすぎなんだよ。」 「平気そうにしてたけど、やっぱ気にしてたんだなぁ。」 息子達は、そうしゃべっているだけで、誰もカイの様子を見に行こうともしない。 「ちょっと、あんた達、飲むのはいいけど、冷たいんじゃない?もう!」 タオルをもってトイレに行くと、ドアを開けたまま、カイが床にしゃがみこんで、便器に頭を突っ込みそうな勢いで吐いている。 「あらら。大丈夫?なわけないね。。。」 私もカイの横にしゃがんで、背中をさする。 「私もお酒ではよく失敗したからねー。でも、飲み過ぎると翌日辛いから、気をつけてねぇ~。」 「おばさん。。。」 「おばさんじゃない!玲子さん!」 「玲子さん。。。俺、ダメだよなぁ。ユウト達はさぁ、大学受かって、彼女もいて。俺だけだよなぁ、酒も弱いし、カッコわりぃ。。。」 絡み酒の次は、泣き上戸。 ルックスだけで言えば、カイは息子の友達の中で一番のイケメンなのに、自信を失ってる分、弱気な発言が止まらない。 息子達に付き合って、私も少し飲んでいた分、口が滑る。 「そんなにカッコいいのに、何贅沢言ってるの!私が若かったら、カイ君のこと追っかけてるわよ。」 「玲子さん、本当?」 「ホント、ホント。ちよっ、ちょっと、カイ君ダメっ!ふざけないで。」 トイレで、抱きすくめられ、焦りまくる私。 「玲子さん。俺、玲子さんと、したい。。。ユウトんちに遊びにくる度に、玲子さんの身体、見てた。頭の中で、このでっかいお尻、なで回してた。」 全然、褒め言葉になってないと苦笑いしながら、私は答える。 「ハイハイ、ありがと。じゃあ、カイ君が大学合格したら、考えるね。」 所詮は、飲み慣れないお酒を飲んでの戯言。適当に調子を合わせておく。 「ホント?じゃあ玲子さん、俺に賭けて。W 大に合格したら、俺の勝ち。落ちたら玲子さんの勝ち。俺が勝ったら、セックスして。」 はいはい、といいかげんに答えて、引きずるようにカイをリビングに連れて行く。息子と友達は、雑魚寝状態で既に寝息を立てている。隙間にカイを寝かせて、私も寝室に引き上げる。 翌日、目覚めた時には息子の友達は皆、引き上げた後だった。そして、私はカイとの会話をすっかり忘れていた。 その3か月後。。。 「母さん。カイ、W 大受かったんだ。合格祝い、うちでやるからね。」 息子がそう宣言する。 「カイ君、受かったの。良かったわねぇ。じゃあご馳走作らないと。」 「頼むわ。あいつが、うちでやりたいって言うから。この間来たとき、母さんにも迷惑かけたから、お礼を言いたいって。」 「そんな、お礼なんていいのにねぇ。」 息子にそう答えながら、少しだけ胸騒ぎを覚える。この間のやり取りを微かに覚えている。でも、本気な訳はない。知らんぷりしてお祝いだけすれば良い。そう思っていた。。。 ところが、カイは本気だった。 合格祝いの会でうちに来ると、片付けを手伝うと言ってキッチンに入りこみ、3か月前の賭けの話を持ち出してくる。 「玲子さん、俺、あの賭けがあったから受験勉強にラストスパートかけられたんです。今度の日曜日、一緒にホテル、行ってください。」 「カイ君、冗談はやめて。この間はベロンベロンに酔った勢いで心にもないこと言ってたんでしょう?」 息子達に聞こえないよう、声を潜めて答える。 「酔ってはいましたけど、賭けのことは本気です。玲子さん、約束しましたよね?日曜日、○○町のコンビニ、午後2時に待ってます。」 ○○町は、隣町のホテル街。 悩んだ末、待ち合わせ場所に向かう。 カイは私の姿を認めると、無言でホテルに向かう。入口で躊躇している私の手を握り、引っ張るように部屋に入る。 「カイ君、どうしても?」 ブラウスのボタンに指をかけながらも、なかなか動こうとしない私にしびれを切らし、カイの手が伸び、全てのボタンが外されていく。。』 (続)
19/10/20 04:52
(vRxTJe0F)
「西崎チューター~。お願いしまぁ~す。」
チューター室の入口で、タクマに呼ばれる。 大教室での授業が終わると、コピーを頼みに来たり、学習相談に来たりする予備校生で、入口付近はごった返す。 私もその喧騒に紛れてタクマの呼び出しに応じる。さも相談を持ちかけている風を装い、タクマが小さな声で私をなじる。 「西崎チューター、いや、玲子さん、酷いよ。あんな中途半端なところで話が終わっちゃったらオカズにならないじゃん。」 「しっ!......約束は守ったわよ。小説の中ではちゃんと大学合格させてあげたんだから、モデルのタクマ君も絶対合格してよ。」 「このままじゃ、続きが気になって勉強に集中できない!玲子さんのせいだ。」 私は、深くため息をつく。。。 「まだ私を脅すの?」 「人聞き悪いな。脅しじゃないよ、お願いに来たんだ。せめてちゃんとえっちし終わるところまでは書いて。」 「なら、次の目標は?それ次第ね。」 「ズルイな、玲子さん。わかった。次の模試でW 大学合格判定でB 以上取る。それなら、いい?」 私より遥かに背の高いタクマが、膝を曲げて目線を合わせ、私に懇願する。 「......いいわ。やれるものならね。今までC判定しか出してないでしょう?」 「おっし。商談成立!見てろよ。」 見違えるように、とはいかないものの、タクマは確かに真面目に受験勉強に取り組むようになってきた。もともとムラがあるだけで力はある生徒なので、やればやっただけ結果はついてくる。 もしかしたら、本当にB判定が出るかもしれない。それならそれでいいか。タクマをモデルに小説を書いていた時、実は感じてしまっている自分がいた。 私の文章で(エロ小説だけれど)、受験勉強のモチベーションが上がるなら、続きを書いてみようか。。。 果たして、次の模試でタクマは予告通りW 大学合格判定でB、合格圏内まで成績を上げた。 「西崎チューター!俺、やったよ!見て見てこの結果。」 チューター室の入口で、タクマが大声を出す。 「はいはい。。。もう知ってるから。」 私は廊下に出で、苦笑いをしながら、改めてタクマの差し出す判定用紙に目を通す。この調子なら、本当に合格できるかもしれない。 声を落として、タクマが囁く。 「玲子さん、約束守って。うんと刺激的なやつ......。」 返事をしない私のお尻に、周りに気付かれないように、一瞬さっと触れて、タクマは帰っていく。 仕事を終えた私は、子供達が眠ったことを確認すると、パソコンのある部屋に籠る。今日は夫の夜勤日で、夜はいない。 私は胸元を開き、自分の乳房に触れる。 乳首を指先で弄びながら、タクマ......、カイとのその後を思い描く。。。 (続)
19/10/22 06:40
(KGl26zjH)
『人妻 玲子の白日夢 8 息子の友達 2 「玲子さん。俺、初めてじゃないよ。小学生のころから、親戚のおばさんに......、よく裸の写真撮られてた。 おばさんは、ショタコンって言うんだっけ、そういう趣味で、俺以外の男の子の写真も沢山もってた。」 カイは、ボタンを外したブラウスに手を差し入れると私の背中に手を回し、ブラジャーのホックを外す。乳房を剥き出しにすると、愛しそうに 揉みしだく。 「おばさんに、色々教わったんだ。女の人の身体のこと。どこに触れば気持ちいいか。どんな風に舐めたら感じるか。。。。徹底的に。」 カイはそう言うと、私の左の乳首を指できゅっと摘まみ、右の乳首を唇に含む。 舌でねっとりそこを舐め回し、軽く歯を立てる。 ア...あん。 夫との夜の営みがもう何年もない私。 カイに吸われている乳首が、甘く痺れていく。 カイは赤ん坊のようにそれをチューチューと吸ったかと思うと、大人の男に変貌して舌を駆使し、甘く歯を立てる。 乳首の愛撫だけで、身体が崩れ落ちそうになる。。。 「玲子さん。感じてるの?うれしい。」 カイの唇が、乳首から、鎖骨、首筋とのぼってきて、私の唇を捉える。 二十歳の唇はあまりに柔らかく、私は女の子とキスをしているような錯覚に陥る。でもその中には獰猛な舌が潜んでいて、すぐに私の唇の砦は破られ、カイの舌に私の舌が絡めとられていく。 息が詰まるような長いキスの間、カイの右手がスカートの中に忍びこみ、ショーツの上から敏感な場所を探られる。 カイの指の腹が、襞の周りを小さな弧を描くように蠢き、身体の奥から、じわりと潤ってくるのがわかる。 あ、出ちゃう。。。 「玲子さんのここ、濡れてきた。」 やっとカイの唇から解放され、頭がぼーっとしている私を、休ませることなく次の快感が襲いかかる。 あっ。。!ダメっ。。。! 下着の上からカイが濡れた部分に舌を這わせ、さらに染みを広げていく。 「玲子さんのここ、凄くイヤらしい匂いがする。。。おばさんと同じ、メスの獣の匂い。」 カイはそこにも軽く歯を立て、わざと音を立てて吸い上げる。 ひぃっっ。。。! 「べちゃべちゃになっちゃった。もう、これ脱ごうね。」 カイは私のショーツを脱がしにかかる。私はもはや、抵抗する気力もなく、カイのされるがままになっている。 私の下半身を剥き出しにすると、カイは再び私の中心に顔を埋める。指先で襞を開き敏感な突起を露出させ、ちろちろとそこを舐めたかと思うと、舌全体で入口全部を舐めあげる。。 カイのおばさんは、なんてことをこの子に教えたのか。。。 今まで男から与えられたことのない快感に腰全体がじんじんと痺れていく。 「玲子さん。。。後から後から溢れてくるよ。指で少し塞ごうか。」 カイはそう言うと、舌での愛撫を続けたまま、くの字の曲げた二本の指をずぶりと私の中に沈ませる。肉壁の上の部分を優しく引っ掻くように刺激され、私はびくんびくんと身体を震わせる。 指で塞ぐどころか、後から後から愛液が溢れ出し、カイの指を濡らしてしまう。 ようやくカイが、私のそこから唇を離して立ち上がる。 「玲子さん。嫌じゃなかったら、僕のも口でしてくれる?」 そう言うと、素早く下着ごと一気にズボンを下ろし、私の前に立ちはだかる。そこには華奢な身体とは不釣り合いなほど大きな肉の柱がそそりたっている。 私は吸い寄せられるように、それを口に含むと、割れ目の入った丸い部分の裏側に舌を這わせる。 「あぅっっ!あぁ!玲子さん。。。気持ち、いい。。」 女の子のように喘ぎ声をあげるカイ。 その声をもっと聞きたくなり、さらに深く彼を飲みこみ、上下に吸い上げる。 「あっ、あっ、だめだよ。そんなに激しくしたら、出ちゃう。。。出すのは、玲子の中って、決めてるんだから。えいっ!」 カイは私の唇から自分自身を引き抜くと、私をベッドに押し倒す。 「攻守交代。」 にこっと笑うと私の太腿を左右に開き、反り返ったものを私の敏感な部分に擦り付ける。私の意志とは無関係に私のそこは、男を飲み込みたくてタラタラと涎を垂らして口を開いている。 「いい?玲子さん。。」 微かに頷く私に軽く口づけ、カイの逞しい肉の塊が私の中に打ち込まれる。 圧倒的な存在感が私の下半身を覆い尽くす。 「カイ君。。。!待って、激しい。。あン、あン。」 若い腰は疲れを知らず、何度も何度も強く激しく私に情熱をぶつけてくる。 「玲子さん。後ろ向いてお尻あげて。このおっきいお尻に、触りたかったんだ。。」 両手でいとおしそうに私のお尻を撫でまわす。 「うわぁ。こっちの穴もイヤらしい。。。」 カイは私のお尻の穴にも舌を這わせ、入口に差し入れようとする。 「そこは、ダメ。だめよ。」 お尻の経験がない私は、必死に抵抗する。 「そう?おばさんは中まで舐めないと許してくれなかったんだ。気持ちいいよ、おばさん白目むいて感じてたもの。じゃあ、ここは今度ね。」 そう言うと再び硬い塊を後ろからずぶりと沈ませる。 「はぁ。。玲子さん。バックも。。最高。気持ちいい。一度、これで、いきたい。。。玲子さんのお尻見ながら。いい?」 私の返事を待つことなく、カイは激しい抽出を繰り返す。 さっきとは、異なる場所の粘膜を刺激され、私もどんどん高まっていく。 「カイ君。。!カイっ!!」 「玲子さん!いくっ!いくっっ!! 決壊したダムのように、熱いほとばしりが私の身体に流れこむ。。。』 (続)
19/10/22 08:43
(KGl26zjH)
8つ目の作品の録音を済ませ、菅原に送るが、なかなか配信予定の連絡がない。
不思議に思っていたところ、やっと菅原からメールが来る。 「今回の作品のイメージ映像につきまして、ご相談があります。お会いして打ち合わせたいので、ご予定をお知らせください。」 イメージ映像? また何か、新しいアイデアでもあるのだろうか。 訝しく思いながらも、時間の取れそうな日程をいくつか挙げる。 「では、次の日曜日にお願いいたします。紹介したい人間が同席しますので、ご承知おきください。」 日曜日、指定された喫茶店に行くと、菅原の隣に、妙にあか抜けた若い男が1人座っている。 「玲子さん、こちらです。」 軽く会釈して、二人の前の席に座る。 「玲子さん、今回の作品、今までのとテイストが違いますよね。まぁ前回の続きではありますが、男のキャラクターがはっきりしていて、性描写もかなりリアルじゃないですか。いや、良かったですよ!」 「はぁ、ありがとうございます。」 「それで、バックに流すイメージ映像をあの作品に沿ったものにすると、さらに完成度が増すと思いませんか?」 「と、おっしゃいますと?」 「あ、紹介します。こちら、橘 海斗くん。大学生ですが、バイトでうちの動画の男優もしてくれてるんです。イケメンでしょう?女性視聴者にもすごく人気があるんですよ。」 「それほどでも、ないですよ。」 照れたように、若い男が菅原の言葉を打ち消す。 「いやいや、本当のことだから。それでね、玲子さん。今回の作品に出てくる男性、カイという名前で閃いたんです。あの作品の世界観を写真に撮りませんか?動画だと生々しくなってしまいそうなので、あくまでも写真のスライドショーのような感じで。玲子さんと橘くんとで綺麗に絡みあっている写真を流したいんです。どうですか?」 「え?えぇっ?」 「もちろん、顔を映さない約束は守ります。配信前に、玲子さんにチェックもしていただきますので。」 「ちょっと、それは。。。」 すると、それまで黙ってやり取りを聞いていた海斗が口を開く。 「僕からもお願いします。玲子さんの作品、僕もファンなんです。今回の作品読んで、僕自身すごく熱くなりました。あの作品の登場人物になりたいです。カイとして。」 タレントのように美しい男に口説かれて、心が揺れる。イメージ写真くらいなら、本当にするわけではないだろうし、少しだけ夢を見ても良いのだろか。。。? 「顔は、映さないんですよね?」 「もちろんです。約束します。」 「イメージ写真だけでしたら。じゃあ、はい。分かりました。お任せします。」 「やった!では早速移動しましょう。この近くに、よく動画撮影に使うスタジオがあるんです。」 喫茶店を出ると、菅原は流しのタクシーを止め、私と海斗を後部座席に乗せると自分は助手席に乗り、運転手に行き先を告げる。 「さあ、着きました。玲子さん、どうぞシャワーを使ってください。気に入っていただけるかは分かりませんが、撮影用のランジェリーも用意しました。よろしければ着てください。」 言われるままにシャワーを浴び、自分では買いそうもない高そうな下着を身に着ける。それだけで気分が華やぎ、顔は映らないというのに、念入りに化粧直しをしてしまう。 再び服を着て、部屋に戻るのと入れ違いに海斗がシャワールームに消えていく。 菅原が撮影器具をセッティングしながら、私に指示を出す。 「どうぞ、そのベッドに腰かけて、リラックスしていてください。橘くんは撮影に慣れてますから、彼のリードに身を任せてください。玲子さんも楽しんでくださいね。」 シャワールームから海斗が戻ってくる。 「じゃあ、最初のシーンから。」 菅原の声を合図に、海斗が私のブラウスのボタンを外し始める。。。。 (続)
19/10/22 20:15
(KGl26zjH)
慣れた手つきで、海斗はブラウスのボタンを全て外し、背中のブラジャーのホックを外す。
カシャッ!カシャッ! 乾いたシャッター音が響く。。。 私が書いた小説のシーンをなぞっているだけなのだが、私は今さらながら重大なことに気がつく。 妄想ではアブノーマルな性行為を書き散らしていた私だが、リアルに男に触れられることなど、ここ何年もなかったのだ。 乳房に海斗の手が触れただけで、呼吸が乱れ、心臓が口から出てしまうのではないかと思うほど、鼓動が早い。 この次は、確か、乳首を愛撫されるシーンのはず。。。 緊張から、身体をこわばらせてしまう私。 海斗はゆっくり乳房を掌におさめると、私に微笑みかける。 「綺麗ですよ、玲子さん。そんなに怯えないで。玲子さんの小説と、少し順番が違いますが、こっちが先のほうが良さそうだ。」 海斗は私の耳元に唇を寄せ、そう囁くと、そのままそれをスライドさせて、私の唇に重ねる。 小説さながらに、柔らかい唇。 ちゅっ。ちゅっ。 海斗は私の唇をついばむように、軽く触れては離し、触れては離す。 カシャッ!カシャッ! それだけで私は崩れ落ちそうになってしまう。 海斗の左腕が、私の背中に回され、ぎゆっと支えられているのを感じる。 小鳥のようなキスが、徐々に激しさを増す。 私の中の、何かが崩れていく。 耐えきれなくなった私の唇が緩むのを待って、海斗の舌が私の中に忍びこむ。 海斗の舌先を感じた途端、自分の中の「女」が目覚める。自分から、海斗の舌に絡みつき、吸い付いてしまう。 カシャッ!カシャッ! 貪り合うようなキスを、菅原がカメラにおさめていく。 海斗の唇が、私の唇を離れ、乳首に下りていく。スイッチの入ってしまった私は、もう怯えることもなく、海斗の舌と歯の愛撫に嬌声をあげる。 あっ。。。あン。あン。。。! カシャッ!カシャッ! 自分の書いた小説の続きを思い浮かべる。 この後、確か、下着ごしの愛撫。。。挿入。。と続くはず。でも、これは単なる撮影。きっとそのポーズだけして写真さえ撮れればいい話。 そう思い込もうとするが、頭のどこかで、それ以上を期待している自分がいる。 海斗が私の両腿を左右に開く。 カシャッ!カシャッ! 「玲子さんのここ、濡れてる。」 わざと小説と同じ言葉を口にする海斗。 恥ずかしさに両手で顔を覆う私。 クロッチの部分に海斗は唇を近付け、布越しに、その部分に舌を這わす。押し付けられた鼻の部分が、ちょうど敏感な突起に辺り、じわりとした快感が広がる。 「イヤらしいメスの匂いがする。」 そう言って海斗は更にそこを舌で責めてくる。 「カイ。。。ダメ。。あ......ン。」 私は自分の作品を思い浮かべながら、彼を「カイ」と呼ぶ。 海斗の手がショーツを脱がしにかかる。 一瞬、手で制しようとするが、再び海斗のキスに幻惑されるうち、抵抗する気持ちが溶かされてしまう。 剥き出しになった下半身に、もう一度、海斗かを顔を埋めてくる。 カシャッ!カシャッ! カメラは海斗の後ろから映しているため、そのポジションをとるだけでも十分それらしい画は撮れるはず。 しかし、海斗はカイに成りきっている。 私の襞は海斗の指で左右に広げられ、剥き出しにされた敏感な突起に海斗の舌が絡みつく。 ひぃ~~っ! あられもない、悦びの声をあげてしまう私。 襞の入口からズブリと指が沈み込まれる。 海斗の指は私の肉壁の感じる部分を探りあて、そこを押し上げるように刺激してくる。 外側から内側から絶え間なく快感を送り込まれ、私の理性は完全に崩れてしまう。 海斗がズボンを脱ぐと、自分から貪るように彼を口に含み、だらだらと涎を垂らして、海斗のそこを舐め、吸い上げ、飲み込んでいく。。。 カシャッ!カシャッ! 「玲子さん。。。すごいよ。。。あっ。。。気持ちいい。。」 今迄、私を責めたてていた海斗の口から、甘い喘ぎ声が漏れ始めると、脳が痺れ、唇をすぼめめて更に上下の動きを激しくする。 「あ、ダメだよ。玲子さん。待って、出ちゃう。いやだ。玲子さんの中でいきたい。」 海斗は私の唇から身体を抜くと、素早くゴムを着け、私を仰向けに横たわらせる。 もう一度唇を合わせると耳元にそれをずらして囁く。 「玲子さん。。挿れたい。。いい?」 微かに頷く私を見つめながら、海斗は私を左右に開き、見事に硬いそこを私の潤んだ部分に何度か滑らせると、ズブリと奥まで貫いてくる。 !!! カシャッ!カシャッ! そこからは、もう、細かいことは覚えていない。ただ、ただ、海斗の動きに合わせ、本能のままに叫び、感じ続ける。 向きを変えられ、お尻を高くあげて、後ろから貫かれ、獣のように吠えて肉の悦びを貪る。 カシャッ!カシャッ! 時折混ざるシャッターの音が、更に私達を煽っていく。。。。 (続)
19/10/24 06:18
(aJocPB2m)
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