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メディカルセンターにて…。
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:メディカルセンターにて…。
投稿者: ずる
メディカルセンターにて…。

≪出逢い≫

その女性〈裕美さん〉と初めて出逢ったのは、3年位前に建て替えられた市内の総合病院の〈問診〉のブースでの事でした。

〈ガングリオン〉と言う病名をご存知でしょうか?。
手の甲を小指に沿って降りてくると、手首を過ぎたあたりに ポコッとした丸い骨の出っ張りが誰しも有ると思います。そんな様な物が手首のまわりなどに出来ます。正体は死滅した細胞などが排泄されずに、ゼリー状になって集まり留まってしまった物などらしいのですが、私の場合は、それが2ヶ所、親指の下の方 ちょうど〈脈をとる〉辺りの上の手首のあたりと、人差し指と中指の付け根 付け根と言っても手の平の中、の2ヶ所に出来てしまっていた。
出来た場所が良くなかったのか、痛みや痺れもあるし手首も曲げにくい、〈腱鞘炎〉か何かかと思って、よく行く接骨院にいったら 私の手を診るなり先生が〈紹介状〉を書きはじめた、「レントゲンなり何なり ちゃんと検査してからでないと…」と。
それを持って、初めてこの総合病院に受診にきていた。

大きな病院は 何をするにも 兎に角待たされる。
受け付けは行列、ようやく受け付けできても「初診の方ですね?、始めに診察券をおつくりいたします、少々お待ちください」と又待たされる。
ようやく呼ばれたと思ったら、診察券 番号札 紹介状の入ったファイルと問診表を挟んだバインダーを渡されて「問診表にご記入頂いてから、ファイルと一緒に整形外科の受け付けにお出し下さい」と…。

記入を終え、ファイルとバインダーを整形外科の受け付けにだすと今度は、紹介状を抜きとり問診表をファイルに入れて「これを〈問診〉にお出し下さい」と…。

接骨院の先生が言っていた「…連絡しておきました。9時半に行って下さい。」は何だったのか?、と思ってしまう。

この〈問診〉が また解らない。
どうやらカウンターの隅に置いてあるプラスチックの四角いザルの様な物にファイルを入れて順番をまつ システムの様だ。
ザルにファイルを入れて、カウンターの中にいる女性に「あの…」と言いかけるよりも先に「あっ、そこ(ザル)に入れて下さい、順番でお呼びしますから」と、さも忙しいそうに背を向けられてしまった。
私は聞きたい事も聞けず、そのままトイレに向かった。

トイレから戻り〈問診〉の前でイライラしながら待っていると、私のすぐ左前に1人の女性が立ち止まった。
バッグを左の肘に掛け、その上にカーディガンか何かを掛け、その左手でファイルを持って、辺りをキョロキョロとしている。
右足を半歩出してはキョロキョロ、その足を戻してはキョロキョロ。
私はその女性の右肩をトントンと軽く叩き
「あそこに入れて、順番。らしいですよ」
と、ザルを指差した。
「すみません、ありがとうございます」
と女性がファイルを出しに行った。

「ありがとうございます」
「(この病院)はじめてで…」
と、女性が戻って来て私の左にならんだ。

「私も初めてなんですよね」
「何か分かりにくいですよね?」
「何処行っても長いこと待たされるし…、何の為の予約なんだか?」

「…ですよねぇ。ホント分かりにくくて…」

私と女性がそんな話をしていると、〈問診〉から呼ばれた人が椅子から立ちあがり〈問診〉カウンターの椅子に座った。
椅子に座って待っている人、私達と同じ様に立って待っている人、回りには大勢の人がいる。全員が問診待ちに見えてくる。
私と女性は互いに顔を見合せてしまった。
女性も まだまだ待たされる と悟ったらしかった。
と、女性が「座りましょ」と、私の後方を指差しながら歩きだした。
見ると、何科からか呼ばれたのだろう、壁際の長椅子が空いていた。

先に座った女性に手招きされながら その隣に座った。

「お見舞いでは何度か来た事が有るんですけど、自分で診てもらうのは初めてで…」

「私もですぅ」
「混むとは聞いてましたけど…」
「ゴメンなさい、これ お願いできますか?、おトイレに…」
とカーディガンを長椅子の上に置いて女性が立ちあがった。

「…ああ、どぅぞ」
「まだまだ呼ばれないでしょ」

「…ですよね?、お願いします」
と、その女性はバッグを持ってトイレに向かった。

これが〈裕美さん〉との出逢いだった。
2019/10/23 01:44:24(F17WCevA)
7
投稿者: (無名)
続きを楽しみに待ってます!!
19/10/29 21:11 (LdYuLVtK)
8
投稿者: ずる
ありがとうございます
19/10/30 22:53 (s1RKFmvW)
9
投稿者: ずる
メディカルセンターにて…
〈秘密〉

エンジンをかけ、取りあえず裕美さんの番号を登録して、車をはしらせた。

と、すぐに裕美さんから着信があった。
が、焦らすつもりも無かったが でなかった。
まだ4時前、夕飯に また出直すのも面倒と 帰り道のスーパーに寄って、酒の肴になりそうなものを買い込んで帰った。

家に着くと裕美さんからショートメールが来ていた。
『今日はありがとう。ごちそうさまでした。私の話しばかりでゴメンなさい。今度 ゆっくりと 山根さんの事 教えて下さい。木曜日 楽しみにしてます』と。

『こちらこそ ありがとうございました。
電話に出られそうな時があったらメールで教えて下さい。今日でも明日でも明後日でも 夜はいつもTV見てるだけなので。』と、レジ袋は無造作にテーブルの上において メールを返した。

と、すぐに返信があった。
『今 スーパーです、かえったら電話します』と。

居間のソファーに座ってTVをつけた、右京さんの再放送、途中~というのも手伝って全然あたまに入ってこない。

頭に入ってこないTVをつけたまま上司にメールを打った『お疲れ様です、山根です、取り急ぎ メールで失礼させて頂きます。今日はすみませんでした。しあさっての木曜日 MRI検査になりました。申し訳ありませんが宜しくお願いします。』
メールを送り、YouTubeでも…と、YouTube画面が表示されそうな時に着信画面にかわった、裕美さんだった。

「もしもし」

「もしもし、裕美です」
「今日は色々ありがとう、ご馳走さまでした」

「いえいえ、此方こそ ありがとうございました」

「帰りにね スーパー寄って お惣菜買って、今 お皿に移しかえたとこ」
「チンして食べて、って」

「え?、そんなんで良いんですか?」

「いいのよぉ!」
「どおせ何時に帰ってくるんだか分かんないんだし」
「居なきゃ居ないで『何処行ってたんだ?』ってうるさいし」
「(ご飯)無きゃ無いで『何やってたんだ?』って…」
「あたしゃ家政婦じゃない!っての!」

「でも、まだ ちゃんと会話とか有るみたいじゃないですか?」
「もっとこう…」
「あっ、ゴメンなさい、すごい失礼な事言ってますよね俺?、ゴメンなさい」

「良いのよ」
「会話たって ほとんど文句か喧嘩だけなんだから」

「…(困)そうなんですか?」

「そうそう、山根さん、ご結婚は?、なさってるんでしょ?」

「…なさってた事はありますよ」
「今も なさってますと言うか?」

「なぁにぃ それぇ?」

「バツイチ同士で再婚したんですけどね、5年位まえに。出会ったのは40になってからなんですけど」
「で、今 協議中と言うか、調停中と言うか、なんです。で、私が(家)出ました。」
「ま、向こう(妻)も別のとこに越したみたいですけど」
「なので 戸籍上 正確には まだ妻帯者です」

「ええぇ、なんでぇ?、なんでまた」

「何て言うんでしょ?、色々求めちゃうんですかね?、1度失敗してる分」
「(前の人と)比べちゃうって言うか」
「『…なんで男の人ってそうなの?、前も そう』とか、お互いに…」

「そう… なの?」

「結局 心の隙間は 金や身体じゃ埋まらない、って事なんですかね?」
「あ、何か俺 格好良い事 いってます?」
「まぁ最後まで 俺が『北風』にしかなれなかった って事だと思います」

「…そうなんだ?」

「… … …」

「… … …」(しばしの沈黙)

「あ、そうそう、山根さんの事 教えてよ」
「山根さんより私の方が(歳)上そうだけど いいのぉ?、こんなオバァチャンにチューされちゃってサ」

「俺 じきに49になりますけど、『お姉さん』だったんですか?裕美さん」

「うん、そ、『お姉さん』ね」
「山根さんが もうすぐ49って事は…(考中)」

「2つか3つ、ですよね?」

「そッ。そうね。そんぐらい。」
「…で?、教えて、教えてもらえる範囲で良いから」

「俺ですか?、何から話します?」
「錦町のアパートに住んでて」
「身長184㎝ 体重76㎏、チン長 直径とも測った事が無いので分かりませんが 早漏なのは間違いないです、ハイ!(笑)」

「ええぇッ、そうなのぉ?」
「長さと太さは今度測るとしてぇ、『早漏』は頂けないわね、どうしましょ?(笑)」

「…鍛えて頂くとか…」
「あとは『回数』でなんとか」

「まずは『回数』ね!、あとは おいおい『鍛えて』って、いきなり『下ネタ』?(笑)」

「頭 使わなくて良いかなぁ?、って」

「それもそうね」
「へぇ、184かぁ、背、高かったもんねぇ」
「あっ この人なら 好きな靴履ける、って思った。気の早い話しだけどね(笑)」

「裕美さんだって結構(高い)」

「私ぃ?、私はねぇ、縮む前は168位あったかなぁ?、縮む前はね!」
「あっ、言わないで!、バレー(ボール)とバスケットは やった事ありません、1度も」
「みんな 背が高い=バレーかバスケ、皆がみんな そぅじゃないっての」
「それはそぅと お仕事は?、明日 明後日は仕事でしょ?」

「…ですよ」
「さっき上司に『木曜日の件』連絡して…」

「そぅよね、仕事よね…」
「… … …」
「帰りは?、帰りは何時頃?」

「残業しても20:00には家に…」

「そっかぁ、うちの(主人)は 早いと19:00前には帰って来ちゃうしなぁ」
「明日は?、明日は残業?」

「…予定では」

「…そう(困)」
「…今日は?、夕飯は?、まだなんでしょ?何か作ったげよっか?」

「…夕飯て。」
「さっき食べたばかりだし、帰りにスーパーで酒の肴だけ仕入れちゃって…」

「一緒に(お酒)呑みたいなぁ」
「(錦町でしょ?、20分かからないわよね?)」(と、ブツクサ言っていた。)
「駐車場は?、駐車場 近くにある?コインパーキングとか、帰りは代行呼ぶから」

「駐車場なら2台分有るんで 停められますけど」
「代行?ですか?」
「必要ですか?、代行」
「なんせ 回数こなさなきゃなんないんで(笑) 帰れないかも?、ですよ 今日のうちには(笑)」
「それでも良いんなら (来ても)いいですけど、何て言うんですか?旦那さんには」

「そんなの どうにでもなる わよ」
「じぁ 良いの?、ホントに?」

「良いですよ」
「ただビールは俺の今晩の分しか無いんで…」

「ビール、何 呑んでんの?山根さん」

「黒ラベルです、サッポロの」

「黒ラベル サッポロ、ね。わかった。」

「そんな いいです(買ってこなくて)って」
「迎えに出たついでに買っときますから」
「(ご飯)ピザかなんかで良いでしょ?、そん時で…」
「裕美さん 末広町の◎◎銀行 分かります?、錦町っていっても そっちの方が近いんで、歩いて3分位ですから、◎◎銀行に着いたら電話して下さい」

「分かった!」
「今5時半でしょ、6時に出たとして…」
「でもアレね(悩)。そぅ 7時までにはつくわ、大丈夫?、いい?、ホントに良いの?山根さんとこ行っても、大丈夫?」

「大丈夫ですって、お待ちしてます」

「ありがとう、じゃぁね、ありがとう」
「待ってて」

期待していたとは言え、あまりに急な展開だった。
洗面所の棚からバスタオルをだして、給湯器のスイッチを入れた。


19/10/31 01:44 (0o3wVrW2)
10
投稿者: ずる
メディカルセンターにて…
<秘密 2>

すぐにシャワーを浴びて、部屋着にしているスウェットの上下に着替えた。
とりあえず 散らかってそぅな所を片付け、テーブルを拭き ソファーとTVの間にあるテーブル代わりににしている炬燵も拭いた。
2人掛けのソファーに家族向けの炬燵たが そのどちらも壁際に押し付け、普段は炬燵の半分をオットマン代わりに足を投げ出している。
ラッチョンマットを二枚 置いてはみたものの
『さて、裕美さんには何処に座ってもらおうか?』、炬燵だけリビングの真ん中に引きずり出してはみたが ソファーは思いのほか重い TV も? 位置は??、何だか面倒くさくなって 炬燵を押し戻した。

ピザを19:30で頼んだ。
まだ18:30、待っているのは長い。
TV では 人気ラーメンの特集をやっていた。
ラーメン食べに出ても良かったかな?、そんな事を思いながら見ていた。

炬燵の上でスマホが踊り出した。
「もしもし?」

「もしもし、裕美です」
「◎◎銀行の駐車場に居れば良いのよね?」
「見てえきたけど、(◎◎銀行)看板」

「はい」
「駐車場でまってて下さい、すぐ出るんで」
「じゃ」
パーカーを羽織って 家をでた。

駐車場のフェンス際にバックで 黄色いカブトムシが停まっていた。
手を振ると 指で助手席を指して 合図している。
「おまたせぇ」
「どっち?、どっち行けばいい?」
「教えて」

「(親指で後ろを指しながら)その道 一通なんで、駐車場出て左 で、また すぐ左で、この道を向こうに…」
と、右手の方を指差した。

「で?、そのあとは?」

「まあ とりあえず行きましょ」
「その都度 ナビしますから」

「了解」

「そこを右」だの「そこを左」だのと、家まで5分以上かかった、『歩いた方が早いんだ?』そんな事を思っていた。

「あれです、あの左のベージュのアパート」
「手前の駐車場に入って下さい」
「で、アパート側の10番に、頭から…」

「OK!」(駐車場に着いた)
「山根さんの(車)は?」

「後ろ、後ろの10番に…」

「あっ、ホントだ」
「あれ何ていう車?」
裕美さんがミラーでみながら聞いてきた。

「MPVって言います」
「もぅ何年乗ってんだろ?」
「暮れに車検なんで なんだかんだ7年近く」
「(部屋)ここの2階なんで。どうぞ。」

「お邪魔します(ペコリ)」
「これ。ビール 何本あってもよいでしょ?」

「ありがとうございます。」 

「って、重たいからなんだけどさ(笑)」

2人で階段を登った。 
1F2Fとも階段を挟んで1部屋づつ、計4部屋、それぞれが角部屋になるようになっていて、それが3棟 計12世帯。
老夫婦~新婚さんまで 色んな世代が住んでいる。

「どうぞ」と玄関をあけた。
「お邪魔しまぁす」と裕美さんが先に入った。
「あら、良いお部屋ね」
「ちょっと見せてもらって良い?」

「どうぞ」

「じゃ、遠慮なく…」
何やらブツブツ言いながら 見て回っていた裕美さんがキッチンに戻ってきて
「良いお部屋ねぇ、引っ越してきたのよね?ここに」
「でも、こんな事いったら失礼だけど 無田に広くない?、2LDK、バストイレ別、洗面台だってシャワー付きだし」
「このテーブルとかも大きいしさ…」
「TVだって2台あるし…」
「男性の1人暮らしの お部屋には見えないわ、お家賃だって結構すんるじゃないの?」
「駐車場も2台分あるんでしょ?」

「幾らだと思います?、家賃」

「そうねぇ、6万。」
「駐車場 管理費、なんだかんだで7万、どお?」

「コミコミ、4万8千円です」

「ホントにぃ?、何それ?」
「私も引っ越してこようかな、ここに」
「空きは?、空きはないの?、今」

「今 空いてるのは、うちの下ですかね」
「道路側の上は 近々入るみたいで」

「そうよねぇ」
「無いもの!、これで4パチなんて、ないない!」
「『何か出る』とか?」

「…なんですかね?、今のところは まだお目にかかってませんけど」
「って、前に住んでたんです、別の部屋でしたけど」
「その時は そこも そこも 2部屋とも畳で、ちょうど裕美さんがたってるあたりに壁があって3DK だったんです、なにせ昭和の建物ですから」
「バブルの頃は強気の値段だったらしいんですけど 空き部屋の方が多くなっちゃって」
「で、さらにリフォームして、空きがないように『誰でも飛び付く部屋と値段にした』、リフォームのローン 早く返せるように、らしいです」
「でも収納が ほぼほぼ無いんですよね、ここん家、そこが難点ですかね」
「水回りとかは階段側に寄せてるから、隣の物音とかは聞こえてこないんですけど、何せ収納が…」
「でも大丈夫です、下もいないし、隣にも そうは聞こえないです、『そうは…』ですけど、叫ばないかぎり(笑)」

「あら、回数こなして『叫ばせて』頂けるんじゃ(微笑)?」

「頑張ります、ハイ(笑)」
「呑みますか?」
「ソファー、どうぞ」
俺は もう1つのTVの前から座椅子を持って来て炬燵の横に置いた。左に裕美さん 右にTV、そんな位置関係になった。

「乾杯しましょ」
「何に乾杯しょうかしら?、山根さんとの出会いに…?、それも何だか『ありきたり』ね」
「何かないの?山根さん、ねぇ」

「良いんじゃないですか?ありきたりでも」

「そうよね。じぁぁ、2人の出逢いに…」

「とっても綺麗な今夜の『お月様』に…」
「「 乾杯! 」」

「プッ(笑笑)、ちょっとぉ何それぇ?」 
「夏目漱石だっけ?『月がとってもキレイですね?』っとかってやつ?」

「漱石でしたっけ?」

「あのさ、何かこう『痒く』ならない?、この辺とか」と裕美さんが首筋をかいている。

「えっ、ゴミ 出さなかったから 蚤か何か わいちゃいました?、大丈夫ですか?」

「もぉ!、いいわ、今日のところは額面どおりに受け取っておいてあげるワ」

互いに笑い合いながら ふたくち目を呑もうとした時にチャイムが鳴った。
「ピザ屋さん?、いいわ私が出る」
「私が出て ちゃんと『ご挨拶』しておきますから、山根さんは座ってて」

「すみません、お願いします」

「お幾らかしら?」
裕美さんがピザを受け取っている。

ピザを受け取って戻ってきた裕美さんが
「あのさ、普通 とめない?、私が出るっていっても…」
「お金の事じゃなくてさ、『見せたがらない』って言うかさ、まして今日はじめて会った女なんだしさぁ、『隠したがる』って言うか、そぅだったから私の知ってる男どもは…」
「怒ってるんじゃないのよ、嬉しいんだけどさ、何て言うんだろ?、…?」
「さっきだってさ、『月が綺麗』なんて言わないわヨ普通の男は、言われた事なんてないもの。ズルいって言うかさ…」

「…でもキレイだったでしょ?、『お月様』」

「(困、困) そうなんだけどね。もぉッ!」


《何だか 前置きばかりが長くなってしまって なかなか『官能』的な部分までたどり着けなくてスミマセン。今夜は この辺で。失礼致しました。》
19/11/01 01:15 (f/nAXLGs)
11
投稿者: ずる
メディカルセンターにて…
〈秘密 3〉

そんな事を言いながらソファーに座り直した裕美さんが まだ 2くち3くちしか呑んでいないビールを一気に呑み干した。
俺は お代わりのビールを裕美さんの前においた。

ビールを片手に仰け反る様に背もたれにもたれた裕美さんが
「このソファー 良いわね」

「…でしょう」
「何軒か回って ようやく見つけたんです、それ」
「座面も深いし、背もたれも丁度あたまを支えてくれて、そのままウトウトなんて しょっちゅうです」
「2人掛けの割には横幅も長めで」

「うん、すごく楽だもの これ」
「ねぇ山根さん?、そこじゃ首 疲れるでしょ?」
「こっち 来る?」
と、壁際に寄って 開けた座面をトントンとしていたが、俺が立ちあがるより先に
「ゴメン、ちょっとトイレ」
と、裕美さんが立ちあがった。

トイレから出てきた裕美さんが
「山根さん?、お代わりは?、まだ?」

「あ、スミマセン お願いします」

「私 黒ラベルって買ってまで呑んだ記憶がないけど 結構イケるのね?」
「ずっと これ?」

「まぁ 何処にでも置いてあるんで」
「ホントは ビンのバドワイザーが良いんですけどね、コンビニとかには まず無いんで」

「なんだぁ、言ってくれれば良かったのに」
「ハイ、お代わり(どうぞ)」

半身に身をよじって 裕美さんを見上げる様に ビールを受け取った俺を 裕美さんが押し倒した。

仰向けに押し倒して 俺の肩を押さえた裕美さんの顔が ゆっくりと近づいてくる、まっすぐに ゆっくりと。

俺は片手で裕美さんの腰を抱き寄せ もう片方の手で炬燵を目いっぱい押した。

そのままキスされるものと思いきや すんでの所で裕美さんの顔がとまった。

あまりに近すぎて裕美さんの顔が良く見えない。
が、俺の唇に何かが触れた。
『裕美さんの舌?』
ほんの僅か、舌先だけの様だ。

裕美さんの顔が ゆっくりとホントにゆっくりと 左右に動きはじめた。
と同時に裕美さんの舌先も ゆっくりと動きはじめた、その舌先が少しずつ 俺の唇を割ってゆく。
俺の唇の間を右や左に行ったかと思えば 今度は俺の唇全体に舌先だけで円を書いてみたり、そしてまた 舌先だけをこじ入れ その舌先で俺の上唇の裏側を舐めてみたり。
そうして 一切 唇どうしを触れさせる事なく、少しずつ俺のクチを開かせてゆく。

唇を割り 歯の間を抜け、俺のクチの中に侵入してきた裕美さんの舌先が 今度は俺の上顎を探る。
上顎を探る裕美さんの舌の裏側に 今度は俺が舌先だけで応えた。
一気に唇が重なった。
裕美さんのベロが俺の舌に絡みついてくる。
裕美さんのベロが俺のクチの中で暴れ回った。

裕美さんのベロが俺のクチの中で暴れまわるさなか、片足で炬燵の足をさがした。
探り当てた炬燵の足を頼りに天板を探り、もう1度 足で炬燵を目いっぱい押した。
炬燵の上で何かが倒れる音がした。

何とか体を入れ替えようとしたが上手くいかない。
が、何とかソファーに座る形をとる事が出来た。
その間も俺の頬を両手で押さえた裕美さんは離れない、むしろ『暴れ方』が激しさを増した。
俺のクチの中で2人の舌が絡まりあう。
かと思えば、『ジュルジュル』と俺の舌を吸っている、自分の舌を俺の舌の下に入れて支えながら 頭を前後させている。まるでフェラでも している様に。

そうしながらも 裕美さんの腰が右に左に 動く。
裕美さんは正座をする形で俺を跨いだ。
裕美さんの『前後』が速度を増しながら振り乱れてゆく。
あまりの『振り乱れ様』に、『ジュボッ』っと音をたてながら離れた。その後ろに倒れそうになった反動で 裕美さんが俺に飛び付く様にもたれかかってきた。
「ハァーッ … ハァーッ」と途切れ途切れに 肩で息をしながら。

背もたれに両手をついて身体をお越した裕美さんが、また 腰を左右に動かしだした。
片ひざづつ ソファーの下に降りて行った。
クチの周りのヨダレを手のひらで拭った裕美さんが、妖しい眼差しで俺を見上げている。

俺は『尻』だけを浮かせた。
裕美さんがスウェットに手をかけた。
パンツごと脱がそうとしている。
が、なかなか脱がせられないでいる。
『怒張』、そう いつにも増して怒張した『それ』が邪魔していた。
裕美さんは 俺の尻だけ露にすると スウェットの前の方に持ちかえ 剥がす様に パンツごとスウェットを脱がせた。

裕美さんが身を乗りだし、俺の腰のあたりに両手をついた。
裕美の髪の毛が 俺の腹に触れた。
俺の怒張は裕美さんの頭で隠れた。
裕美さんが 俺の腹に頭を押し付けてくる
『鈴口』のあたりだけが何かに包まれた。
俺の腹に押し付けられたままの頭が 右に左に 前に後ろに揺れる。
鈴口から亀頭 亀頭から雁首、少しずつ 生温かいヌルッとしたものに包まれてゆく。
前後に 左右に 倒されながら ゆっくりと頭が
上下して、少しずつ怒張全体が包まれていった。

俺は裕美さんの頭を グッと押し込んだ。
苦しそうに『ンー、ングーッ』と唸りながら 足をバタつかせている
頭から手を離した、その反動で裕美さん頭が跳ねた。
が、肩で息をしてはいるものの 怒張を チンポを吐き出す訳でもない。
また ゆっくりとしたストロークがはじまった。
微妙に変化を付けながら。
微妙な加減で裕美さんの頭が揺れる。
その揺れが 僅かに止まった。
微かだが 裕美さんが小刻みに震えている。
小刻みに震える時間が少しずつ長くなってゆく。

俺は そんな裕美さんを強引に引き離した。
体を入れ替え、裕美さんをソファーの上に上がらせた、向こうむきで。
裕美さんはソファーの上に正座をして、背もたれに上体を預けている。
その裕美さんの両膝を抱えて抱き寄せた。
自然と裕美さんのお尻が上がってくる。
スカートを捲りあげた、パンストの中は白いTバックだった。俺はパンストとパンツを一緒に下げた。

愛撫など、そんな余裕は無かった。
いきなりチンポをあてがった。
裕美さんの唾にまみれたチンポでもわかる程、裕美さんは溢れさせていた。

一気に貫いた。
『ヒィィーィ』、小さな喘ぎ声とともに裕美さんが仰け反った。
余裕などない、のっけから全開のスパートだった。
裕美さんの唸り声と『パンパン』という 2人がぶつかる音が響いた。

「中はやめて」
「お願い、外に」
過去の女性達から 何度か聞いた事のある言葉だった
その時は気にもとめず ひたすら腰を振った。

「イヤッ、いく」
「いっ、いくぅーっ」

「ダメだ でるッ」
裕美さんの白く大きな尻に放った。

2人して ソファーの上に崩れた。
大きく荒い呼吸に、2人の背中が上下していた。


19/11/02 01:03 (1mw.IYJX)
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