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狙われた愛妻…Ⅰ
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:狙われた愛妻…Ⅰ
投稿者: 坂井 ◆ZinA4rC0HQ
誤ってレス禁にしてしまいました。
改めて投稿させていただきます


この話は私達夫婦の実体験を元にしたフィクションです

2015/01/25 16:58:00(lOpj/aH.)
12
投稿者: 坂井 ◆ZinA4rC0HQ
ID:kiyotaka40
多くの方から『一話が長すぎて面倒だ』と言うメールをいただきました
次話からは短く分けて投稿します
15/01/26 12:30 (oylBsou6)
13
投稿者: 坂井 ◆ZinA4rC0HQ
ID:kiyotaka40
そんな経緯があったお陰で…

観覧席に一人で座る男性の多さを見て、得体の知れない不安に襲われ
冷静ではいられなくなってしまった私の頭の中は…
忘れかけていた、妻に群がるあの変質者達の事でいっぱいになっていた。
そして…
(こいつは?…あいつは怪しい…こいつはどうなんだ!…あいつは挙動不審だ…)
もう…観覧席に一人で座る男達全てが変質者に見えて来たのだが…
なんとか平静さを取り戻そうと、その観覧席から視線を落とすと…

スタート台後ろに整列する数十組の親子達
妻を探すと、私の所からもその様子が確認出来る
一番手前の例の最後尾に並ぼうとしていた…
(あの水着…どうにかならないかな…)

相変わらず、頻りに水着が食い込むのを直す妻の仕草を気にかけていると、観覧席を歩く一人の男の姿が視界に入った…
その動きを注視していると、その男は最前列の向かって右寄りに陣取る‥母子祖父母といった雰囲気の家族
その直ぐ隣の席に座ろうとしていた…
ほぼ空席の無い最前列…
僅かにある空席の一つに置かれた荷物を退けさせてまで、その席に座ろうとする男に…
三脚を立てカメラを構える、参加者の祖父らしき男性は嫌気な表情を見せながら荷物を退かしていた…

(なんだ…?!参加者の父親か…?!他にも席はいっぱいあるじゃないか…そんなに前で見たいのか…?!…………………………ああっ!!…まさか…)

その男の座ろうとする席の真下に妻の姿があった…
置かれた荷物を退けさせてまでその席に座ろうとする『図々しい』とさえ見える行動に猜疑心を持った私はその男を注意深く観察した。
すると…
(ああっ…やっぱり…ん?違うのか?…いや…やっぱりそうか?!…
くそっ、遠すぎてわからない…)

私の所からその男迄の距離およそ20数㍍
男は座ると直ぐに鞄からビデオカメラらしき物を取り出し、股の間に挟むような態勢をとった…

その視線の先には妻の後ろ姿が…

そして、ファインダーを覗き込んでいるのか、顔が上下に忙しなく動く…
端から見ると撮影しているようには見えないが、私にはそのカメラのレンズが妻に向いているように見えて仕方なかった。

会場では来賓の挨拶が始まっていたが、あの男は一度もそちらに目を向ける事なく
相変わらず頭意外はピクリとも動かさず同じ態勢をとっている

(もう間違いないだろ…盗撮だ…こういった会場は撮影する人間をチェックするんじゃないのか…!?)

私の苛立ちが頂点に達した頃…
「坂井さん…」
呼び掛けに振り向くと、長男をスイミングクラブに誘った同期生の母親『宮田三枝』だった…
宮田三枝は妻とはよく長話をしているようだが、私とは挨拶程度でほとんど話をした事がなかったが…
「下で奥様に会いましたよ…スタイルいいわよね~羨ましい…
私も出たかったんだけど、主人がどうしても出るって言うから…」と喋りながら…

彼女は私の隣に座りあれこれと話し始めた
※今、挨拶しているのが息子達の通うスイミングクラブの会長『黒岩 重光』だとか…
※その黒岩はスイミングクラブの他に
建設業.不動産業.レジャー施設.等々幾つもの事業を手掛ける、地元では有名な人間だとか…
※私達の住むマンションも黒岩がオーナーだとか…

※宮田三枝の夫も黒岩が手掛ける建設会社で働いているから、マンションも割安で買えた、スイミングクラブも自分と息子共々社員割引で通えているだとか…
※その黒岩は58歳にもなるのに未だに独身で後継ぎはどうするのかしら‥とか…

了いには「あ、そうそう…これは噂だけどね、あの会長って気に入った女性を見つけると、結婚してても構う事なくしつこく誘って来るらしいわよ…
それでね、大金を積んででもどうにかアレしたがるらしいのよ…
噂だけどね~!?
そうだ!…さっき更衣室の所で奥様が会長に話し掛けられていたわよ…
奥様綺麗だからね~気を付けた方がいいかも…
ても、奥様しっかりしてるから心配いらないか…
あの会長も、あの顔じゃね~結婚出来ないのも分かる気にがするわよね…
いくらお金があってもね~
私だったら無理無理…」

(はぁ?!確かに言いたい事は分かるが…お前も似たようなもんだろ…この人は平気で人の悪口を言うタイプなんだな…
こんな人に付き合っている綾子も大変だな…
旦那もネクラな感じだし…近所だから当たり障りないように付き合って行くしかないな…)

小肥りでバーコード状に禿げ上がった頭、醜い顔立の黒岩の事を…
スイミングの成果が全く見られないような体型で、見るからに意地悪そうな顔つきの宮田三枝が楽しそうに話す様子に呆れながらも
(しかし…今、それどころじゃないんだよ…まったく…)

とヤキモキする私の心も知らずに
どうでもいい話を長々と続け…

「それじゃ、私は向こうに席をとってありますから…」
と言い残し宮田三枝は去って行った。

(なんだよ…まったく…あっ!…綾子は?!…………くそっ、あの男まだいるのか…いい加減にしろ!!
他はどうなった…?!まだいるか…
ん?よく考えたら…あの位置からは観覧席の陰になって綾子の背中から上しか見えないんじゃないか…
しかし、あの視線は気になる…)

やっと消えてくれた『邪魔者』を見送ろうともせず、直ぐにあの男達の様子を伺うと…
最前列に割り込んだ男は相変わらず同じ態勢をとり続けており
前例寄りに集まる家族連れとは距離を置いて、ポツンと上段寄りに座る男達の視線が妻に集中している事に気付いた…

そして、妻は…観覧席からの視線が気になるのか、もしかしたら『あの男達』からの視線を感じているのか、両手を後ろに回しその手でスイムキャップを広げ、尻を隠すようにしていた…

(そうだ綾子…見られてるぞ…そのまま隠していてくれ…)

そんな妻の仕草にほっと胸を撫で下ろした。



15/01/26 13:14 (oylBsou6)
14
投稿者: 坂井 ◆ZinA4rC0HQ
ID:kiyotaka40
来賓の挨拶も終わり、散らばり始める参加者の列…

その中で妻は‥先程までと同じようにキャップで尻を隠すようにしながら、先を行く息子の後を歩いていた…

プールサイド下に消えていく妻と息子…
そして、親子水泳大会子供の部の競技が始まり、少しするとトレーニングウェア姿の妻が観覧席に座る私達の所に現れた…
「恥ずかしい…やっぱり小さかったよ…水着…」と
困り顔で話す妻の言葉に
「仕方ないよな…少しの辛抱だよ…」

と平静さを装おい応える私だったが…

(やっぱりそうだよな…あんなに尻肉をはみ出してたら…他の男に見られてしまうなんて、俺の方が嫌だよ…棄権してくれなんて言えないしな…)

内心は憂鬱で仕方なかった…

それから私と妻次男の三人で競技を観戦していると、カメラを持ちプールサイドを動き回る『STAFF』と書かれたTシャツを着た男女の姿が…

妻に聞いて見ると「各クラブのホームページやブログに載せるみたいよ…」
との応えに…「そ、それじゃ…綾子も撮られたりしちゃうのか?!!」

妻の水着姿を見られ撮られる事に過敏になっていた私が慌てたように問うと
「そんな訳ないでしょ…ない‥よね?!やだぁ…ないよ…」
と不安気に応えていたが…

長男の出番に気をとり直すように…
「佑樹~!頑張れ~」大きな声で長男に声援を送る妻
「すご~い!?佑樹頑張ったよね~」
残念な結果には終わったが、スイミンクを始めたばかりの長男の頑張りに、興奮した様子で話す妻に笑顔が戻っていた
そして、【保護者の部に出場される方は…】とアナウンスが流れると…
「じゃ、頑張ってくるね…」と笑みを浮かべながら去って行く妻
しかし、それを見送る私の心中は穏やかではなかった…

(はぁ…出るのか…さっきと違ってスタート台なんかに立ったら、唯でさえ注目されるのに…隠す事も出来ないし…男達の卑猥な視線が集中してしまうじゃないか…)

鈍よりとした気分になりながら、ぼーっと競技の進行を眺めていると…

(ああっ…とうとう来たか…あっ?!頼によってまたあそこか…)

スタート台の後ろに並ぶ10人の母親達…
妻は一番端の10コース‥あの最前列からカメラを隠し持つ男のほぼ正面だった
しかも、自らの尻を隠すように持っていたスイムキャップは、被っている為
剥き出しの尻を隠す事が出来ない…

妻が登場した途端に慌ただしくなる男の動き…

(まずいな…早く終わってくれ…)

【1コース…○○スイミンククラブ○○○○さん……】
焦る私の気持ちを嘲笑うかのように選手紹介のアナウンスが流れる中、観覧席上段寄りにポツンと座るあの男達の内二人に動きが…

(あっ…ああっ、やっぱりか…)

一人が鞄からカメラらしき物を取り出し膝に乗せ、それを鞄で覆い隠すようにしてチラチラと覗き込んでいる
もう一人は膝に乗せた鞄の口を大きく広げ、手を差し込んだまま中を覗き込んでいて‥その鞄の先端からキラリと反射するガラス状の物が確認出来た…

(盗撮だ…間違いない!…どうする?!とうしたらいいんだ…)

もし盗撮だとしても妻が狙われていると言う確証はないのだが、下へ前へと忙しなく動く男達の視線が妻へ集中していると確信しながらも、どうする事も出来ずに苛立っていると…

【10コース○○スイミンククラブ‥坂井綾子さん…】
(ええっ!!頼によってフルネームかよ…勘弁してくれ…)

開場に流れるアナウンスによって、妻に卑猥な視線を浴びせ盗撮する卑劣な男達に、水着姿だけでなくフルネームまでをも知られてしまった事に頭を抱えていると…
開場に鳴り響くスタートの合図が…
初めて見る妻の『本気』の泳ぎ…
しなやかに躍動する妻の体に…あの男達の事などすっかり忘れて釘付になって見ていると‥
他を寄せ付けない圧倒的な速さに開場から響めきが…
ぶっちぎりの一位に沸き上がる開場からの拍手の中
息を切らせながら水中で水着の乱れを直す仕草の妻

(そうだよな動いたら食い込んじゃうよな…撮られてるぞ、上がる時気を付けてくれよ…おおっ、さすがだ…)

水着を直す妻の仕草を見て、直ぐにあの男達の事を思い出し、心配しながら見ていると…
プールサイドに両手を付き、勢いを付けてジャンプした時に一瞬だけ見えた妻の濡れた尻にドキッとしたが、そこからクルッと体を回転させプールサイドに腰掛けてから立ち上がる、淑やかな所作に感心していると…

(ああっ…こんどはこっちか…あんなに近くから…エロオヤジどもが…見るんじゃねえ!)

レースが終わり退場口へと来賓席の目の前を歩く妻を目で追う、いい年をしたオヤジ達のだらしない顔に苛立つ私だったが…

(あれは…?!会長とか言うやつ…だよな…なんだよ!馴れ馴れしいな…綾子に気安く触るんじゃねえよ…)

退場口の所で妻に話し掛ける黒岩の姿が目に入った…
先程の宮田三枝の話を聞いていた事もあり、気色悪い微笑みを浮かべながら、妻と握手をし肩を叩く黒岩に怒りを感じながら注視していると…

退場口から消えて行く妻の後ろ姿を長々と見つめた後、隣に居るSTAFFとプリントされた黄色いTシャツ姿の中年男に何やら耳打ちをする様子が目に付いた…
(なんだよ、気味悪い…どうせ卑猥な話でもしてるんだろ…あ~気分悪い…散々だな今日は…)

『気味悪い』『卑猥な話』で済めば幸せだったかもしれない…

後に、この黒岩によって私達夫婦が引き裂かれてしまう事になるなど‥知るよしもない私はこの男をただの‥気に入らない好色な中年男だとしか思っていなかった…
15/01/26 13:55 (oylBsou6)
15
投稿者: (無名)
続き、宜しくお願いします。出来れば、奥様のスペックなども詳しく表現していただけると興奮ものです。例えば、競技は、自由形、平泳ぎでしたか?フィクションでも素晴らしい脚本だと思います。批判的な者?等、気にせず、続けて下さい。批判者は、嫌なら此所へ来なくて良いし、自分が同様に書けてから批判すべきでしょう?投稿して頂ける方こそ尊いと思いませんか?
15/01/27 06:30 (nSHP.yuG)
16
投稿者: 坂井 ◆ZinA4rC0HQ
ID:kiyotaka40
ありがとうございます。

参考になりました

競技は自由形です 他にも何かありましたら、ご質問ご指摘いただけるとありがたいです。

『フィクション』と明記した理由は全てが私の『主観』‥悪く言えば『思い込み』で書かれていると言う事と…

その『思い込み』から想像する『脚色』が加えられている事

それに、ひとつのストーリーとして後半への『フリ』が入っている事です

尚、後半に出て来る『さざ波…』辺りから完全にフィクションになります。
15/01/27 09:01 (ZI78KpYL)
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