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(無題)
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:(無題)
投稿者: 昌子
人の人生って、チョットしたきっかけで大きく変わって
しまうモノですよね。
以前の私は「そんな事は他人事、自分には関係の無い事」として
考えもしませんでした。

私は32歳。結婚4年目で、経済的には楽ではないけれど、
パートにも出てますし、やりくりしながらそれなりに安定した
生活を送っています。
子供が居ないので、その点も負担が少ないと思います。

夫とは以前の職場で知り合い、人当たりの良さと優しさに
惹かれて結婚しました。
派手なことは苦手ですし、ギャンブルもしません。
お酒も殆ど飲みませんし、タバコも吸いません。
嗜好や価値観も私と似ていて、今まで生活の中で衝突したことは
一度もありません。

そんな夫婦生活で、私が唯一不満に思う事。それは
夜の営み・・・なんです。

決しておざなりにされている訳でも無いですし、精力が弱い
訳でもありません。では、何故不満なのか・・・それは
お互いの体型の違いなのです。
夫は元々ラクビーの選手で、身長も体型も大きく、その身体に
比例したイチモツの持ち主です。
方や私は、身長も低く体型も大きくありません。
したがって夜のSEXの時、けっこうツライというか、
私に対して夫のモノが大きすぎるのです。

最初の内は(しばらくすれば慣れるはず・・・)と思って
いたのですが、やはり私にはオーバーサイズみたいで、
求められると正直(うわぁ~・・・)って思ってしまうことも
多いのです。

世間的には「贅沢言ってる」「幸せな事でしょ」と非難させる
かもしれませんが、受け入れる側としては、正直ツライんです。
(出血する時もありますし、股関節が痛む事も・・・)

それでも不倫だとか浮気だとかは、考えたことは無く、
その安定した生活にドップリ浸かっていて、その生活を変える
気持ちはありませんでした。
そう、去年の夏までは・・・。

去年の春、桜も満開になり暖かな日差しと爽やかな風に
誘われて、私は徒歩で買い物に出かける事にしました。
数日続いた雨と寒の戻りで、降ろすにおろせなかった
新しく買ったリーボックのスニーカーを、やっと降ろすことが出来た
からなのです。

それまで履いていた¥1980の無名スニーカーとは大違い!
軽くて衝撃も少なくて、足が勝手に前に前に進む感じがとても
素晴らしいんです。
我家の経済的には、痛い出費でしたが、その価値はあるとな~と
納得する履き心地でした。

スーパーまでの道のりで公園を横切るのですが、そこのデコボコ
した石畳も難なく歩けるし、春の陽気も手伝って私はウキウキ
気分でした。

買い物を終えての帰り道、行きと同じように公園を横切って歩いているとき
それまで軽やかに進んでいた筈の足が急に進まなくなり、
「え?」と思った次の瞬間、身体への衝撃といきなりドアップに
なった石畳が見えていました。
そう、私は子供のように転んでしまったのです。
前を見ると、石畳の上に散らばる買い物品・・・。
恥ずかしさのあまり、急いで立ち上がろうとした瞬間、
右膝に力が入らず、立ち上がることが出来ませんでした。

「イタタッ~・・・」
思わず右膝を手で押さえた時、手の平にヌルリっとした感じを
おぼえ、(まさか・・・)と思いながら恐る恐る手をどけて
見ると、黒いストッキングは無残に裂け、細かい擦り傷から血が
滲んでいました。それも結構勢い良く・・・。

たぶん、まだ新しいスニーカーに足が馴染んで無く、グリップ性能の
良いソールが石畳に引っかかってしまったのでしょう。
完全に私の不注意でした。

最初の内はヒザの痛みも痺れた感じでしたが、次第に痛みが
増してきて、血も止まる気配がありません。
私はその場に座り込んで途方に暮れていました。そのとき
「大丈夫でしか?」と男性の声が聞え、半べそをかきながら
声のする方へ視線を向けると、カジュアルな服装をした
30~40代ほどの男性が自転車に乗って駐まっていました。

私は震える声で「あの・・転んじゃって・・・」とだけしか
いえませんでした。
その男性は素早く自転車を降りると、
「大丈夫ですよ。取り合えず落ち着いて下さい。」
そう言うと私に肩をかしてくれて、近くのベンチまで連れて行って
くれました。

私を座らせると、散らばった買い物品を拾い集め袋に入れると
私の横に置いてくれました。
「怪我をなさっていますね。チョット待ってて下さい。」
そう言うとその男性は、自分の自転車まで戻り、自転車のカゴから
自分のバックを持ってきました。

男性はバックを開けると、半透明のプラスチックケースと
ペットボトルのミネラルウォーターを取り出して、
「応急処置だけしか出来ませんが、取り合えず血は止まるはずです。」
そう言うと、傷口をペットボトルの水で洗い、消毒液で消毒し、
脱脂綿とガーゼで傷口を覆い、持っていた恐竜柄のバンダナ
(手ぬぐい?)で縛ってくれました。

処置を受けている間、この人が格好いい人だったら、まるで
ドラマみたいで素敵だろうな~・・などと不謹慎極まりない
妄想をしてしまいましたが、残念ながら特に格好いい訳でも無く、
かといって不細工と言う訳でも無い、極々普通の人でした。
(私も人様の容姿を言えるほど綺麗な訳でもないのに・・・)

処置を終え、その男性は私の前にしゃがんだまま、立とうとは
しませんでした。ただ顔を伏せたまま
「立てますか?」とだけ聞いてきて、私は恐る恐る立ち上がると
痛みは残っていましたが、出血も収まりなんとか歩けそうでした。
「ありがとうございます。これで何とか帰れそうです。」
「そうですか・・・あまり痛むようでしたら病院に行って下さい。」
「あの、それで・・お礼なんですが」
と私が言いかけた途端、その男性はベンチに横たわって
しまいました。

(え?・・・なに?・・)私は状況が把握出来ませんでした。
「あのぉ~・・・だいじょうぶですかぁ?」
そう言ってその人の顔を覗き込むと、男性の顔色は真っ青で、
虚ろな目つきになっていて、
「だいじょうぶ・・です。・・しばらく休めば・・・」
そう言ったきり、その人はそのまま動かなくなってしまいました。

そのまま立ち去る訳にもいかず、私はベンチの空いているスペースに
座って待つしかありませんでした。
15~20分ほど経った頃、その人はベンチから起き上がり、
「ふぅ~・・・ふぅ~・・・」と何度も深呼吸して、
「いやぁ、お恥ずかしい姿をお見せしました~」と
バツの悪そうな顔をしながら、ポリポリと頭を搔いて
「実は怪我とか血とか見ると貧血を起こしてしまうんです。」

白馬の王子様、とはいかないまでも、あまりの三枚目ぶりに
私は思わず吹き出してしまい、その人も
「いや~面目ないです。ここで颯爽と立ち去ったら格好いいのに
 小説や映画のようにはいきませんね。ハハハッ。」

「お宅は近くですか?ひとりで帰れそうですか?」
「あ、はい。もう大丈夫です。」
「そうですか。それでは私はこれで。」
そう言うと自分の自転車に乗って去ろうとしていたので
「あの、治療費というか・・・お礼がしたいのですが。」
「それでしたら、同じように困っている人が居ましたら
 手助けしてあげて下さい。自分もそうやって助けて
 もらった一人なので。」
そう言うと、その人は自転車を走られ去っていってしまいました。

しばらくヒザは痛みましたが、病院に行くほどでも無かった
ですし、傷口も化膿しませんでした。
数日後、私は薬局で携帯用のファーストエイドを購入し
縛ってもらった緑色の恐竜柄の手ぬぐいを、いつ会っても
返せるように綺麗に洗濯しお礼文と一緒に持ち歩いていました。

ですが、たまたま通りかかった人と出会える確率は低く、
出来る限り、同じ曜日の同じ時間帯に買い物に出かけ、
公園を通るようにしましたし、時にはしばらくベンチに座って
待ったりもしましたが、その時の男性は現れませんでした。

もちろんそればかり気にしているわけにもいきませんし、
その人に特別な感情は、その時はまだありませんでした。
ただ、私の中でこのままでは収まりが悪く、せめて手ぬぐい
だけでも返して、改めてお礼を言いたい。ただそれだけでした。

全然官能的な所もないまま、前説だけで長文になって
しまいました。(o_ _)o

続きはまた・・・。

 
2013/03/14 21:46:46(v/NX1Snn)
72
投稿者: よこっちん
こんばんは。

しばらくUPされて無かったので、もう書かないのか…と思っていたので、嬉しいですね。
昌子さんのエロ度がどんどんUPしているのが良いですね。堪りません。
また続きを楽しみに待っていていいんでしょうか?
13/11/16 02:08 (eKoDoMw.)
73
投稿者: 通りすがりの者
UPありがとうございます!!

正直、半分諦めていたのでチェックを怠っていました。
今回も昌子さん独特の世界観で、一気に引き込まれて
しまいました~!

この雰囲気は他では読めない独特のものなんですよね。
無理をしなくて良いので、どうか続けて欲しいと願って
います。

実体験ではなくて、別の設定の創作作品も読んでみたいです。
きっと良い作品が出来ると感じているのは私だけでは
無いと思いますよ。

13/11/21 08:03 (YRlg0a/1)
74
投稿者: 昌子
今日は朝からドンヨリとした曇り空・・・私の気持ちにも少し
影を落としてきて・・そんな気持ちの中、私は家事を
続けています。
午後からは雨の予報・・・なので洗濯物は外には干せず、
仕方が無くお部屋干しになってしまうのですが、私は
お部屋干しが好きではないのです。
今日は珍しく彼とのお休みも重なって、本当ならウキウキ
気分のはずなのですが、運の悪い時は何事も上手く
進みません。この日に限って彼の知人の方が
いらっしゃるとかで彼との甘い時間もおあずけになって
しまいました・・・・。
そんな事もあり、気分は下がる一方です。
でも、そんな気分を救ってくれるのは「姉さん」からの
メール。
(あれ、お姉さんがいたの?)と思われますよね?
実は姉さんとは女将さんの事なんです。
あれからずっとメールのやり取りは続いていて(女将さん)
と呼ばれるのは他人行儀で好きでは無い・・と言うので
(姉さん)と呼ぶことにしたんです。姉さんも私の事を
(昌子ちゃん)と呼んでくれて、兄弟(姉妹)の居ない私には
本当の姉が出来たみたい・・・、
それに、遠くて高い所の人だったのが、身近な存在になった
みたいで凄くうれしいんです。
もちろん彼にも伝えてあります。彼は素直に喜んでくれて、
「同性の良い関係の人が出来て良かった。私は男だから
 女性の立場から物事を見る事が出来ないしね。
 本当のお姉さんのように甘えても良いんじゃないかな?
 きっとあの人もそれを望んでいると思うよ。」

姉さんからのメールはいつも私が沈んだ気分の時に
送られて来る事が多いんです。(正直、ちょっと不思議・・・)
内容は他愛も無い事なのですが、メールが届くたびに私の
沈んだ気持ちは少し軽くなるのでとても助かります。
時には逢いたくなる時もあるのですが、姉さんは
そうそうお宿を離れる訳にもいきませんし、私から逢いに
行くにもチョット遠いからなかなか難しいんですよね・・・・。

姉さんのメールで少し気分も落ち着いて来ると、今度は
無性に彼に会いたくなってしまいました。
でも無理事は出来ません・・・今日はおとなしく・・・・と
思っても、前回梅雨明けに帰った時も彼は留守で
ひとりで慰めただけでしたし・・・正直もう我慢も限界に
来ていたんですよね・・・・。
生理前で乳房は張って来てて敏感になってるし、身体も
妙に疼いてしまうんです・・・。
でも・・彼もきっと同じ思いで我慢している筈・・・そう思うと
自慰行為で誤魔化す気分にもなれずにいました・・・。

悶々とした気分で家事を終わらせて、キッチンの椅子で
一息付いていると、突然彼からのメールが・・・!
内容を読んだ途端、私は身支度もそこそこに家を飛び出して
行きました。
メールには、
「予定が変わった。今から帰って来れる?」
どういう事情かは分かりませんが、そんな事はどうでも
良かったのです・・・ただ逢える!それだけで充分でした。
私は自転車を走らせました・・・・蒸し暑いジメジメした空気の
中を・・・。

着いた時には明らかなオーバーペースで走ったせいで
息も絶え絶え・・・身体中から汗も噴き出して来ます。
でも、その時はそんな事すら気にしている余裕は私には
ありません。
汗だくのまま私は玄関に入ると、その場にへたり込んで
しまいました・・・。
「昌子!どうしたんだい?」
出て来た彼の第一声は意外な物でした。
「・・・・だ・・・だって・・・あなた・・・が・・・・・・」
「いや、メールの返事が無かったから都合が悪いのかと
 思って・・・・今日は諦めかけていたんだよ」
「え?・・・返事?・・・・あ!・・・」
そう、私はメールの返信もせずに出て来てしまった事を
その時になって気付いたのでした。しかもスッピン・・・。
「私ったら・・・・ごめんなさい・・・」
その場にヘタリ込んでいる私を、彼は優しく抱き上げて
立たせてくれました。そして・・
「いや、凄く嬉しいよ。お帰り 昌子」
「ただいま あなた・・・」
そのやり取りだけで私の心は、それまでの異様な興奮が
ウソのように消え、平常心を取り戻していました。

私達はシャワーを浴び、彼の下の毛の処理も済ませ、
裸のままリビングのソファーに座っています。
一本のポカリを二人で飲み・・・液晶テレビの画面を
見つめています・・・・その画面には前回お部屋で撮った
私の自慰動画・・・・。
目を背けたくなるほど恥ずかしいのに、私は視線を逸らす
事が出来ません・・・画面の中の女性は紛れもなく私自身
なのに、まるで他人の自慰を覗き見ているかの様な
一種異様な興奮を感じていたのです。
心臓は高鳴り・・呼吸も荒くなってきます・・・それは私だけ
ではなく、彼もまた同じなのが手に取るように判りました。

私の耳元に彼は熱い息の混じった低い声で・・
「昌子・・・ここでオナニーしてみてくれ・・・」
「え?・・・・今・・・ここで?・・・」
私の問いに、彼は何も答えず箱から張り型を取り出して
私に手渡してきます・・・。
私には拒否する言葉が見つかりませんでした・・・。
自分達の性行為を見て・・・オナニーをし・・・その姿を自ら
録画・・・そしてその動画を見て興奮している・・・・
説得力のある言葉など見つかる訳もありません。
彼は撮影の準備をしています・・・今回も撮影するようです。
でも、それも拒絶できません・・・いえ・・・・
撮られる刺激・・・見る興奮を知ってしまった私は、
心のどこかで、それを望んでいたように思います・・。
そして彼が無言のまま小さく肯くと、私はオナニーを
はじめました・・・・。

張り型を舌で舐め上げ・・・もうすっかり潤った秘部に這わ
せていきます・・・張り型と秘部が擦れ・・・粘着質の卑猥な
音が聞えてきます・・・。
秘部は私の意思とは無関係にヒクヒクと痙攣して・・・
まるで
(はやく入れて・・・)とせがんでいるかよう・・・。
私は張り型をユックリ秘部に沈めていきます・・・秘部の
内壁を押し広げながら入って来る張り型の刺激に思わず
「あっ・・・あぁ~・・・いぃ・・・・」
私は身体を仰け反らせ・・大きな悶え声を上げてしまうの
でした・・・。
その興奮は、張り型からの刺激だけではありません・・・
音も無く撮影し続ける機械のレンズ・・・そして私の前に
あぐらをかき、熱い視線を浴びせ続ける彼の瞳・・・。
有機質と無機質のそれが、私を異様な興奮に誘って
行くのでした・・・。

お部屋に響く私の喘ぎ声とネッチョリとした卑猥な音・・・
二つの視線が注がれる中で、私はあっさりと絶頂を迎えて
しまいました。
でも、彼の視線・・・表情はそれだけで終わらせてく雰囲気
ではありません・・。
(まだだ、もっと続けなさい!)
そう言っているかのよう・・・・その視線に促され、私は
オナニーを続けました・・・。
床に四つん這いになり・・・彼の目の前にオシリを向け・・
後背位の体位で張り型を秘部に収めます・・・。
膣内に溢れた愛液が張り型で押し出され、太ももの内側
まで垂れてきます・・・。
張り型を秘部に出し入れしながら、その刺激と同時に
私は異様な興奮の中にいました・・・。
すごく恥ずかしい・・・はやく彼に抱いて欲しい・・と思って
いる自分と、この新たな行為がどう変化し・・進展して
いくのかという期待感・・・。
冷静に考えようとしても、秘部からの刺激で思考は
まともに働かず・・・ただ混沌とした興奮に身を委ねるしか
ありませんでした・・・。

しばらく私の痴態を眺めていた彼が
「どうだい?このディルドは気に入ったかな?」
と聞いて来ました。
ディルド?・・・ディルド・・・・・この張り型はディルドと言うのを
初めて知り・・・私は
「う・・・ん・・・・とても・・・・きもち・・いい・・・・・」
「そうか・・・気に入ったのか・・・なら・・・」
そう言うと彼は、ディルドを持つ私の手を離させると、秘部に
収まったままのディルドを自らか持ち・・・そして激しく
インサートし始めたのです。
通常ではあり得ない早さ・・・秘部に伝わる強烈な刺激・・・
お部屋中に響く擦れ合う粘着質な音・・・・そして
悲鳴にも近い私の喘ぎ声・・・その全てが混然一体となり
私を一気に絶頂へと登り詰めさせてしまったのです・・・。

私は一気に絶頂してしまったため、それまでの姿勢を保つ
事が出来ず、そのまま床に突っ伏してしまいました・・・。
痙攣をし続ける身体・・・いつもとは違うちょっと
サディスティックな彼の行動・・・・。
不安感が無い訳ではありませんでしたが、でもこれで
彼も満足したはずだし、この後はチャンと私を抱いてくれる
に違いない・・・そう思えばこれはこれで満足でした・・。
彼は私を優しく抱き起こし、床に座らせようと
してくれています。
(あぁ・・あなた・・・やっと私を抱いてくれるのね・・・・・)
そんな思いが頭を過ぎり、嬉しさが心に広がり始めた
その時・・・・私は異質な存在を感じ、座り掛けた身体を
起こそうとしました。 ですが、そんな私を彼は半ば強引に
座らせてしまったのです。
私が異質に感じた物・・・それは床に立てられたディルド
でした・・・。
その上に座らされ・・・無防備の秘部に無遠慮に進入して
くるディルド・・・
「あ・・・あなた・・・なんで・・・あぁ・・もう良いでしょ?」
「・・・・・・・・・・・・・」
「ねぇ・・・あなた・・・ねぇってばぁ・・・・・」
私の悲願に彼は何も答えず、私の前に立ちました・・・
そして先から粘液を滴らせた逸物を私の顔に押し当てて
来たのです。
「いやっ!」
私は思わず両手で彼の身体を押しのけようとしました。
ですが、その手も彼に制せられ・・・逆に両手を頭の上に
持ち上げられてしまった・・・・
そして彼は逸物を再び私の顔に押し当てて来たのです・・。
逸物の先から溢れ出た粘液が、私の頬や鼻の下に
付着していきます・・・私は彼を説得しようと固く閉じていた
目を開き、彼を見上げました。その時・・・私は見てしまった
のです・・・。
彼の瞳は、冷徹でサディスティックなギラついた輝きは
無く・・・いつも以上に優しく・・・そして哀しい瞳の色を
していたのです・・・・。
(何故・・・どうして・・・・こんな事をしながら、そんな瞳で
 私を見るの・・・?)
私には理解が出来ませんでした・・・でも・・・・彼の瞳から
今にも熱い物が零れてきそう・・・・・
私は今の状況が理解できませんでしたが、あんなにも
哀しい瞳で見られては受け入れるしかありません・・・いえ、
彼の哀しみを受け入れ・・・そして癒やせるのは私しか
いません・・・今までだって受け入れて来たんだもの・・・
これからだって・・・そう、彼が私に求めるのなら・・・・。

私の中の拒絶感は薄れ、私は彼の逸物を口の中に受け
いれました・・・。
すると彼は激しく腰を動かし・・・私の口に逸物を
インサートし始めたのです。
時折、ノドの奥まで逸物の先が届き、嘔吐しそうになります。
苦しくて目から涙が溢れてきてしまいましたが、彼は腰の
動きを緩めようとはしません・・・。
涙で潤む視界で見上げると、苦悶と悲しみに満ちた
表情の彼・・・。
(どうしてそんなに辛そうなの?何が貴方をそんなに
 苦しめているの?・・・)
その時の私には何も判りませんでした・・・でも、
私に出来る事は彼の全てを、ただ受け入れるしか術が
無かったのです・・・。

床に吸盤で立ったディルドを秘部に受け・・・逸物からの
刺激で何度も嘔吐しそうになりながらの行為には、性的
快感は感じられませんでした・・・。
ですが、この状況下で私の中には不思議な感情が広がって
行くのを感じていました。
それは今まで私に見せなかった彼の心の奥底に眠って
いた暗い部分・・・
苦痛に満ちた悲しみ・・・その感情を世界中の誰でも無い
私にだけ向けられ・・そしてそれを受けられているという
優越感・・・充実感にも似た感情・・・。

彼は熱い逸物を私の口内に激しくインサートし続け・・・
そして
「うぅ・・・ぐうぅぅ~!・・・・」
と低くて苦しそうなうなり声を上げると、私の口内の奥に
激しい射精を始めました。
でも、それはいつもの暖かくて優しい彼の「愛情」の感覚は
無く・・・彼の心の奥底に眠っていた、熱くて赤黒い溶岩の
噴出のように感じられました・・・・。
その溶岩は私の気管に流れ込み、息が出来なくなった
私は激しくむせ込み・・・口に逸物を含んだまま、その
熱い精液をもどしてしまいました・・・・。
そしてその一部は、私の鼻孔にも入り込み・・・ツーンと
した痛みと共に鼻の穴からも逆流してしまうのでした・・・。

彼はやっと私の手を解いてくれ、
私はその場で伏して激しく咳き込んでいるだけでした・・・。
しばらくしてやっと呼吸が楽になりましたが、声を出そうと
すると、また咳き込んでしまいそうです・・・。
私はその場に倒れ込み、その拍子に秘部からディルドが
抜け出ていきます・・・。
私は口と鼻から逆流した精液を拭う事も出来ず、ただ
その場に横たわり・・・何も考える事も出来ず、呼吸が
収まるのを待つしかありません・・・。
耳鳴りがし・・・軽い頭痛も感じます。 そんな私を彼は
仰向けにし・・・そして少し柔らかくなった逸物を私の
秘部へと押し入れてきたのです・・・・。

苦しそうな呻き声を上げながら、必死に腰を振るう彼・・・
私はただ人形のように彼のなすがまま・・身体を揺すられて
いるだけでした・・・・・。
秘部の中の逸物は、少し柔らかいままで、固くなる気配が
ありません。そしてその事に苛立つように彼は腰を振るい
続けています・・・・。
そして、一瞬彼の動きが止まり・・・身震いした後・・・
膣内に放たれる暖かい物を感じました。でもそれは、
彼からの「愛情」では無く・・・以前にもあった放尿だと
秘部から溢れ出る感覚で直ぐに気付きました・・・・。

私は・・・彼の・・・私と彼との距離が急に遠くなってしまった
ような・・・とても哀しい感覚に襲われてしまいました・・・。
彼に何があったのか・・・どうしてこのような行為に至った
のかも判らないまま、このような恥辱を受け・・・・
自分が彼の何なのか・・・どんな存在なのか・・・
私自身が自分の立ち位置が判らなくなり・・・彼への気持ち
が揺らぎはじめていたのです・・・。
そんな私の気持ちを他所に、再び腰を動かし始めた
彼・・・。私は身体を揺すられながら、目に熱い物が
こみ上げて来るのを感じていました・・・。
でもその時・・・彼が苦悶の中から絞り出すような声で・・・
「しょうこ・・・すまない・・・・・ゆるして・・・く・・れ・・・・・」
(?・・・・・・)
私は潤む視界で彼を見ました・・・。そこには今まで以上に
苦しみに表情を歪め・・・哀しみに満ちた瞳から熱い物を
零す彼が居たのです・・・・・。
衝撃でした・・・・・優しくて包容力があり、いつも冷静に
状況判断する彼が、今は私の知らない感情に
押し流され・・・飲み込まれ・・・・まるで溺れるように苦しみ
悶えているのです・・・。

哀しい感情が流れ込み・・彼への気持ちが揺らぎ始めた
私の心の中に、小さな灯火のような・・・何か暖かなものが
芽生えてくるのを感じていました。
それはとても小さいけれど、でも確実に私の心を温めて
いきます・・・。
そして、その温かさは徐々に広がり・・・私の思考の全てを
優しく包み込み・・・溶かしていってしまうのでした・・・。
私は彼の顔に手を伸ばし、汗と涙で濡れた頬をやさしく
包み込みました・・・すると彼は腰の動きを止め・・・
私を見つめてきます・・・。
荒い呼吸が収まり始め・・・それと呼応するように、彼の
苦悶に満ちた表情が消えて行きます・・・・。

しばらく私達はそのまま動けなくなっていました。
私の秘部に挿入されたままの彼の逸物は、すでに固さと
張りを失っています・・・。
私達はただ、そのままの体勢で見つめ合っているだけ
でした・・・。
しばらくすると、私の膣内がヒクヒクっと伸縮を始めました。
それは私の気持ちを表しているかのように、彼の逸物を
優しく包み込み・・刺激し始めたのです。
その刺激に彼の逸物も反応し・・・少しずつ固さと張りを
取り戻し始め・・・・そして膣内一杯にまで大きさを取り戻し
ました。
膣内の伸縮は大きくなった逸物を、一層求めるかのように
伸縮し続けています。
私は彼に小さくうなずくと、彼もまたうなずき・・・そして
再び腰を動かしはじめたのです。

不思議な感覚でした・・・もちろん快感は感じます。でも、
私の身体には今までに無い「何か」が満たされて
行くのを感じていました。
それは彼の暗い部分を取り除けたという満足感でも無く、
ふたりで一つの障壁を越えられたという達成感でも
ありませんでした・・・。
うまく表現出来ませんが、もっと・・・もっと深い部分の
「繋がり」、「絆」・・・・というと表現は陳腐になってしまうの
ですが、ある種の強い結びつきを感じていたのです・・・。

彼の腰の動きは徐々に早さと力強さを増し・・・彼の頬に
添えていた私の両手は首筋・・・胸と降りて行き・・・そして
激しく動く彼の腰に添えられ・・・彼の腰の動きを即して
いきます・・・。私は腰を前へと突き出し・・・より深い挿入
を求めます・・・。
そして膣内の逸物が固さと大きさの限界に達したとき、
私の足は彼の腰に絡みつき・・・秘部から抜き出ていくのを
制してしまったのです・・・。
私の中で脈動を続ける逸物・・・子宮口に直接放たれ、
膣内に広がって行く暖かな彼の愛情・・・・私の身体は全身
に力がみなぎり・・・そして絶頂を迎えたのでした・・・・。

はじめて彼の愛情を避妊具を介さないで受けれた充実感
と、不思議な感情の中で、私は暖かくてふんわりとした
真綿に包まれているような気持ちになっていました。
私と繫がったまま、彼は私を抱き起こすとそのまま私を
両腕で包み込んでくれて頭を優しく撫でてくれています。
それは夜通し続いた嵐が去り、風の無い静寂の中を
静かに朝日が昇って来たような・・・そんな情景を思い
起こさせる静かで満ち足りた一時でした。

(あぁ・・・ずっとこの時が続けば良いのに・・・・・)
それは叶わぬ願いなのは判っていても、私はそう
願わずにはいられませんでした・・・・。


今年一年、ご愛読頂きました事、心より感謝致します。
色々な含みを抱えたままで恐縮ですが、一応の終止符を
打たせて頂きたいと思います。

私自身の環境が整い、皆様からのリクエストが多ければ
続きを書くかもしれませんが、誠に勝手ながら今回は
幕引きとさせて下さい。

今までご愛読して頂いた方、レスを入れて下さった
方々には本当に感謝の言葉も見つかりません。

今まで本当にありがとうございました。
また・・・いつか・・・。

                  昌子
13/12/18 14:01 (OOLptY5Z)
75
投稿者: (無名)
お疲れ様です。書けるようになったら続きお願いします。
13/12/18 19:19 (PIPTkE0v)
76
投稿者: ひろ
昌子さん 

素敵な経験談

有り難う

また いつしか ここに 

戻って来て下さい
13/12/19 19:48 (hJ19R6u4)
≪ 前 113 14 15 16 1727 次 ≫
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