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命令
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:命令
投稿者: 木村 ◆LMuJLx2xxA
鉄パイプを持った俺達と怯える母娘の話合いは平行線だった。
「お願いだから帰って。もう二度と関わらないで」
「ノゾミ、いい加減にしろよ、お前がOKするまで帰らねぇって言ってんだろ」
ノゾミが必死のお願いも今野先輩はあっさり却下した。

「俺達キレると何するか分かんないよ?」
富井先輩もニヤつきながら鉄パイプを床に叩きつけていた。
「ぼ、暴力はやめてください。お金なら払うって言ってるじゃないですか」
「別に金はいらねぇんだよ。でも、いくら払ってくれんの?」
「と、とりあえず、そこの棚の中に10万あります。どうかそれで」
「よし、雄介、棚探せ」
ノゾミの母の二葉さんが言うと今野先輩は俺に命令した。

俺の名前は小谷雄介。16歳だ。
学校には行ってなくて、今は“西東京特攻隊”という世間で言う半グレ集団に属している。
今野先輩も富井先輩も西東京特攻隊のメンバーだ。
ニュースにもなってるが半グレ集団は凶悪化して手がつけられない。
西東京特攻隊も年々凶悪化して、グループの中でも今野、富井は特に凶暴で知られていた。
俺は若くて中途半端な性格だから2人のパシリにされ、行動を共にするようになっていた。
今まで恐喝やら窃盗、暴行を命令でしていたが、今日はさすがに気が重かった。

「今野先輩、ありました」
「よし、持って来い。それは今夜のメシ代だ。で、ノゾミ、OKする覚悟はできたか?」
俺はテーブルの上に金の入った封筒を置くと、相沢二葉、ノゾミ母娘を見た。

何でこんな事になってるかといえば、ノゾミは少し前にグレてた時期があって、
女友達と一緒に俺達とつるむ様になった。でも、ノゾミは真面目になることを決め、俺達と会わなくなった。
でも今野先輩はノゾミに惚れていたらしく、電話等でグループに戻るか付合うかを迫っていた。
結局、ノゾミはそれを無視して、電話にも出なくなった。
それに怒った今野先輩が富井先輩と俺を連れ、鉄パイプを持ってノゾミ宅に押し入ったのだ。
女は拉致って手に入れる、が信条の今野先輩だから当然の行動だった。

「これが最後だ。ノゾミ、戻って来い。じゃなきゃここがメチャクチャになるぜ」
「答えは同じよ!これ以上居座ると警察に電話するわよ!!」

今野先輩は目を閉じ何度か頷いた。そして目を開けると恐ろしく冷酷な目になっていた。
これは完全にキレた時の先輩だ。これから恐ろしい事が起こる。俺はそう直感した。


つづく
 
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2013/01/15 17:49:21(Yx0vn5aF)
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