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執行猶予中なのに
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:強姦輪姦 官能小説   
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1:執行猶予中なのに
投稿者: (無名)
 ドンという衝撃で目を覚ます。
「ヤベッ……事故ったか?」
 電灯の少ない田舎道。
 車のエンジン音と虫の音だけがやけに響く。
「くそっ……お巡りに見つからないように、田舎道を選んだってのによ」
 悪態をつき、自分の息を手の平に吐き、それを嗅ぐ。
「さっきまで飲んでたから当たり前だよな」
 とりあえず車から降り、何と当たったのか確認する。
「そんな激しく無かったけど……」
 車の前に行くと、地面には制服姿の女が倒れていた。
「マジか!人身じゃねーか」
 飲酒に無免許に人身。
「執行猶予中だから確実に実刑だ」
 俺は吐き捨てるように言う。
 女はどうだろう。生きているか。
「わかんねー……酒のせいか」
 呼吸しているのか分からない。
 見た目は出血とかないし、気を失っているだけか。
 だが、制服女はピクリとも動かない。
「なんでこんな時間に学生が!」
 時計を見るも、まだ22時に差し掛かっていない。
 いても不思議ではないか。
「くそっ」
 辺りを見回す。
 野次馬や人の気配はない。
「…………」
 俺はそのまま立ち去ろうとするが、この制服女が間違ってこのまま死んでしまったら、本当にヤバい事になる。
 だからといって警察を呼んでも、間違いなくムショ行きだ。
「…………」
 俺はトランクを開け、制服女を担ぐ。
 そしてそのままトランクに放り投げ、車を発進させる。
「くそっ」
 どっちに転んでも地獄なら、少しでもムショ行きにならない可能性を選ぶ。
 そのまま少し離れた山へ向かい、俺が以前身を寄せていたボロ家に向かうのだった。
 
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2025/08/12 11:11:27(jf9VuTkb)
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