ある平日の夕方、仕事帰りに住宅団地内を通っていると、1人の女が歩いているのが目に入った。俺はこの女をやりたいと思った。その夜あの女の事が頭から離れない。どうしたら出来るか考えていた。(後ろからチョークで締め落とす?いやチョークじゃ時間が…当て身?落ちないだろ…どうするか)と考えながらチャンネルを廻していると、ボクシングを放送していた。瞬時に(これだ!これなら一瞬で落ちる)と思った。そして作戦を決行する為、次の日の昼休みにホームセンターに行ってある物買った。ただ一つ不安があった。あの団地内は車の通りは少ないが、襲う時に車が来たり人が来たらまず無理。それにあの女があの時間に通るかも怪しかった。…仕事が終わり襲う予定の所に車を走らせた。昨日見た場所から少し先にゴミの集積所があり、少し広くなっていてそこに車を停めた。そこはあまり街灯もなかった。暫くすると遠くに人影が見えた。その影が街灯の下を通る。(女だ!)だがあの女かは解らなかった。その時反対から車が来た。人影がはっきりと見えた。あの女に間違いなかった。