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義母・亜紀子   旅情編
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:近親相姦 官能小説   
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1:義母・亜紀子   旅情編
投稿者: コウジ
去年は由美と結婚して初めてのクリスマスで、駅近く
にあるホテルの最上階のレストランで彼女と二人で、シ
ャンパンとフランス料理で結婚一周年を祝ったのですが、
今年は由美が学校のバレー部の生徒たちと、ファミリー
レストランでクリスマスパーティをするとかで、義母と
二人だけのクリスマスイブになりました。
 前日に由美が気を利かせて買っておいてくれたシャン
パンで、義母と二人きりの妙に面映い感じの一時を過ご
しました。
 それでも義母は、見てすぐにわかるくらいに浮き浮き
とした表情で、僕の好きな料理を和洋取り混ぜて沢山作
ってくれました。
 「こんな時間が取れたのは、神様からのプレゼントか
な?」
 シャンパンで二人で乾杯した後、僕が冗談めいて義母
に声をかけると、 
「神様には懺悔してお詫びしなければいけないのに…」
 と義母が少し目元を曇らせたような表情で、呟くよう
に言葉を返してきました。
 白のタートルネックのセーターと濃紺のカーディガン
姿の義母の白い顔が、シャンパンのせいで上気としたよ
うに薄赤く染まり出してきていました。
 そのことをまた冗談めいた口調で義母にいうと、
 「ほんと?…恥ずかしいわ」
 とそういって、一層顔を赤くしていました。
 元々あまり酒には強くない感じの義母でした。
 「由美は、帰りは八時頃だっていってたね」
 「由美が帰るまでに、酔いが冷めるかしら?」
 両手で両頬を押さえるような仕草を見せる義母に、僕
は何かやるせないような気持ちにふと駆られたりしまし
た。
 「年が明けたら、どこか遠いところにでも行きたいね」
 そんな自分のナーバスな思いを打ち消すように、僕が
明るい声でいうと、 「
「あら、そういえばね、この前の婦人会の会合で決まっ
たことなんだけど、一月の末頃にご婦人ばかりで一泊二
日の温泉旅行に行くことになったのよ」
 と義母も明るい声でいってきました。
 「へぇ、いいね。どこへ行くの?」
 「日光の鬼怒川温泉だって…華厳の滝が凍るのが見れ
るかも知れないって」
 「いいなぁ…僕も一緒に行きたい」
 半分以上、本心でいうと、
 「女性の人限定だから…」
 と義母も本心混じりの残念そうな声で返してきました。
 「そういえば…もう風邪治ったはずなのに、浩二さん、
先週末あたりから浮かない顔してる時が多いけど、何か
あったの?」
 ナイフとフォークを持った手を止めて、義母が僕の顔
を覗き込むようにして尋ねてきました。
 先週の小村武との面談から、ずっとあの野村加奈子の
ことが心から離れないでいることを、義母に見透かされ
たような気がして、
「そうかな?…もう風邪はすっかり治ってるんだけどね。年末で仕事も忙しいから」
 そういって、僕は話をはぐらかせました。
 「何か…私たちのことで、一人で悩んでいるのじゃな
いのかと思って」
 「それはないから大丈夫っ」
 と僕は明るく笑いながら、声を大きくしていいました。
 由美が帰宅したのは八時過ぎのことで、帰ってきての
第一声が、
 「もう、お腹一杯っ…」
 でした。
 それから三人でシャンパンでもう一度乾杯して、家族
三人の団欒は長く続きました。
 先日に義母から聞いていた、二階へあなたたち二人が
上がる時が…という言葉を思い出したわけではないです
が、女同士で親子の長い会話には付き合い切れず、先に
僕が一人で二階に上がりました。
 十一時過ぎに風呂から上がって、頭をタオルで巻いた
パジャマ姿の由美が室に入るなり、
 「ねぇ、お母さんと二人きりのクリスマスパーティ、
盛り上がった?」
 と尋ねてきました。
 「盛り上がるも何も…」
 「だよね。ごめんなさいね、私がいなくて…それより
ね、私、生理が遅れてるみたい…」
 「えっ、ほんとっ?」
 「あんまり生理不順ってないから…予定なら昨日か今
日なんだけど?」
 「お義母さんにそのこといった?」
 「うん、いったら慌てないでっていわれた」
 「そ、そうだな、慌てないほうが…」
 「あなたが慌ててる…ふふっ」
 そういう会話が続いてから、由美がベッドに石鹸と化
粧水の匂いを漂わせながら入ってきました。
 「由美…」
 僕はそう呼んで由美を抱き寄せると、
 「イブ、だもんね…」
 と照れ隠しのように笑みを浮かべながら、彼女が僕に
抱きついてきました。
 唇を重ねると由美の歯磨きの後の匂いが、僕の口の中
に充満しました。
 唇を重ねたまま、パジャマのボタンを一つずつゆっく
りと外していくと、由美の鼻息がもう荒くなってきてい
て、彼女の両手が僕の肩にしがみついてきていました。
 義母よりもかなり大きな膨らみで弾力も豊かな、由美
の乳房に手を添えると、それだけで彼女の背筋がピンと
伸びるように反ってきていました。
 僕しか知らないことですが、肌の肌理の細かさと艶や
かさは母娘瓜二つでした。
 それと二人ともに乳房の感度の良さも共通しているよ
うで、膨らみを揉みしだいても、乳首を摘んでも、似た
ように激しい反応を見せるのでした。
 唇から乳房への愛撫を交互に繰り返し、首筋のあたり
まで舌を這わせてやると、
 「あっ…ああ、あなたっ」
 と由美はもう半ば感極まったような喘ぎの声を上げて
きていました。
 手を唐突にパジャマのズボンの中に潜り込ませて、シ
ョーツの上に指を添えてやると、その部分も熱く火照っ
ているようで、指先をもう少し下に伸ばすと、繊毛の感
触と同時に、彼女の体内から溢れ出たものですでに滴り
濡れているのがわかりました。
 「由美…すごく濡れてる」
 とそう耳元で囁いてやると、
 「ああっ…も、もう…私」
 と喘ぎか悶えかわからないような、熱を帯びた声を出
しながら、手を僕の背中に強い力で回してきました。
 ベッドの上布団を跳ね除け、仰向けになった僕のパジ
ャマの下を、身体を起こしていた由美が急くようにして
脱がしにきていました。
 室の小さな照明に照らされて、すでに半勃起状態にな
っていた僕のものが露出すると、下半身だけ裸になって
いる由美は、前屈みの姿勢で躊躇うことなくそこに顔を
埋めてきて、自らの口の中深くまで含み入れてきていま
した。
 瞬く間に僕のものは半勃起状態から半がとれ、固くい
きり立っていました。
 僕は首と肩を上げ、手を伸ばして由美の臀部をわし掴
むと、自分の顔のほうに彼女の下半身を引き寄せ、身体
の上に跨がせました。
 剥き出しの由美の丸い尻肉が、僕の顔のすぐ前にあり
ました。
 由美は僕のものを咥えたままです。
 由美の丸く張り詰めた尻肉の割れ目の奥で、何かが蠢
いているように見えました。
 暗いと感じた僕は咄嗟に手をベッドの上に伸ばして、
蛍光スタンドのスイッチに触れていました。
 灯りが点き、目の前の景色が鮮明に見えてきました。
 由美の尻肉の窄みの皺までがはっきりと見え、その下
で何かが蠢いているように見えた、彼女の肉襞の中のピ
ンク色の柔肉が水液のようなものを滴らせ、妖しく濡れ
光っているのを僕の目は鮮明に捉えていました。
 両手を灯りに照らされた由美の尻肉に当て少し開き加
減にして、僕は顔を上げ、彼女のその柔肉に向けて舌を
差し伸ばしていきました。
 「ううっ…むむっ」
 下のほうで僕のものを咥えたままの由美の口から、嗚
咽のような声が洩れ聞こえました。
 僕の舌先が由美の柔肉をしっかりと捉えたのです。
 僕の唾液も凌駕するくらいに、由美の体内から滲み出
る液体は多いような感じで、僕の口の周りはまるで洗顔
したすぐ後のように激しく濡れそぼっていました。
 結婚生活一年で、こういう扇情的な体位は、由美には
初めてのはずでした。
 僕のものを咥えた由美は、下腹部への僕の舌の愛撫を
強烈に受けると、顔を上げ、咆哮に近いような熱い声を
間断なく上げ続けました。
 しばらくして僕のほうから体位を変え、由美を四つん
這いにして、背後から激しく彼女をつらぬきました。
 「ああっ…あ、あなた…きょ、今日はすごいっ」
 由美は襲いくる快感の渦の中深くに吸い込まれでもし
たかのように、顔を左右にうち震わせて、絶え間のない
悶えの声を上げ続けました。
 何かに狂ったように、僕は由美の身体を長く責め続け
ました。
 妻の由美を責め続ける僕の脳裏に、階下にいるはずの
義母の顔が何度も浮かび出てきていました。
 それを振り払おうと、僕はその矛先を由美の身体にぶ
つけていたのです。
 真逆の発想で、由美を…彼女の身体をもっと辱めよう
と僕は、まるでもののけにでも摂りつかれたように責め
続け、背面後位から騎乗位に姿勢を変えていました。
 僕の腹の上に跨り下から激しく突き上げられる快感に、
由美は堪え切れないといった風情で、上半身を前後左右
に激しく揺り動かせていました。
 最後の止めは正常位でのつらぬきでした。
 「ああっ…こ、今夜のあなた…すごいっ」
 そういって僕の首にしがみついてくる由美の昂まりの
表情を見て、僕は彼女をも確実に愛していると心の中で
深く実感していました…。

      続く
(筆者付記)

前回の投稿サイト間違いは大変申し訳なく思っています。
すみませんでした。
ここのサイトでまたしばらく頑張ってみたいと考えてい
ますので、ご意見なりご指摘なりございましたら、ぜひ
よろしくお願いしたいと思っています。

       筆者    浩二 
 
 
2015/09/09 16:04:43(8CPOTE7M)
17
投稿者: (無名)
Nさんへ Nさんも無名さんと一緒ですけどね
ID出てるわけじゃないんで 倫理観…そうですかぁ
自分はただコウジさんの作品を読みたいんです
毎回毎回の感想が邪魔に感じてたんで書かせて貰いました
コウジさん 続投楽しみに待ってます
15/09/13 13:09 (IFWSLaXB)
18
投稿者: コウジ
レス16の方 すみません。
間違えたのは『近親相姦体験談』の方だと思います。
折角、長くお読みいただいているのに申し訳ありませ
んでした。
今後ともよろしくお願いします。
それから、皆様からのレスはどれもありがたいものば
かりと感謝していますので、お気づきの点はどのよう
なことでもご意見ください。

          筆者  浩二     
15/09/13 18:19 (1jXmYI5n)
19
投稿者: コウジ
それからベッドの上で茫洋とした微睡みの中にいた二人で
したが、先に意識を覚ましたのは僕のほうでした。
 義母のほうは僕の胸に片頬をぴたりと密着させるようにし
て、眼鏡の奥の目を深く閉じていました。
 安らかそうな義母の寝顔を見て、もうしばらくは起こさな
いようにしておいてやろうと思った僕でしたが、手をほんの
少し動かせただけで、彼女の目を覚まさせてしまっていまし
た。
 「ごめん、起こしてしまったね…」
 と詫びの言葉をいうと、
 「ううん、いいの…」
 と義母はいって徐に顔を上げると、眼鏡の細いフレームに
手を当てながら、あたりを見回すような仕草を見せていまし
た。
 「私…」
 何かをいおうとして、義母はすぐに口を噤みました。
 義母なりに今の状況が呑み込めたようで白かった頬に仄か
に朱が差してきているのがわかりました。
 「シャワーが浴びたい」
 僕のその声に、義母は我に返ったように、
 「あ、ごめんなさい…」
 と短くいって、慌てた素振りで僕の身体から離れました。
 僕がシャワーを浴びて出てくると、それを待っていたかの
ように、
 「私も…」
 といって頭にタオルを巻いて、入れ替わりにバスルームに
入っていきました。
 腰にバスタオルを巻いた恰好で身体を拭きながら、何気に
手に持ったテレビのリモコンスイッチを押すと、いきなりア
ダルトビデオが放映されている画面が映し出されました。
 しかも音量も大きくなっていて、僕は思わず義母のいる
ガラス張りのバスルームに目をやり、慌ててボリュームレベ
ルを下げました。
 画面を見ると、和室に敷かれた布団の上で全裸の三十代く
らいの女が四つん這いにされて、背後から四十代くらいの
男につらぬかれている画像が映されていました。
 画面の背景には男の遺影の置かれた小さな仏壇が見え、布
団の周辺には脱がされた黒の喪服が散乱していました。
 白足袋だけ残されて、つらぬかれている女の喘ぎ声が間断
なく聞こえ、淫靡に悶えている顔が何度もアップで映された
りしていました。
 どうやら夫を亡くした未亡人が男に犯されているというシ
チュエーションのようで、男のつらぬきに呼応するかのよう
に女の声は激しさを増してきていて、クライマックスが近づ
いている感じの場面でした。
 バスルームのドアの開く音が聞こえたので、僕は慌ててリ
モコンスイッチをオフにしました。
 この時、僕の頭の中にある閃きが浮かんでいました。
 義母は胸にバスタオルを巻きつけた恰好で、こちらに向か
ってゆっくりと歩いてきていました。
 手に持ったタオルで顔を拭きながら、恥らうような素振り
で、ベッドの僕よりも少し離れたところに座りました。
 何を話せばいいのかわからなくて、僕はそのまま上体を後
ろに倒しベッドに仰向けになりました。
 天井の鏡で自分の寝姿を見るともなしに見てから、唐突に、
 「亜紀子…」
 と義母のほうに顔を向けて声をかけました。
 「はい…?」
 と俯けていた顔を上げて僕を見てきた義母に、
 「こっちへおいで…」
 と手招きして彼女を誘いました。
 少しだけの間をおいて、義母がベッドの上を這うように僕
に近づいてきました。
 「あっ…」
 と義母が短い声を上げました。
 近づいてきた義母の片方の細い手首を掴み取ると、僕が強
い力で自分のほうに引き寄せたのです。
 小柄で華奢な義母の身体は、いとも容易く僕の腕の中に巻
き込まれ、驚いた顔が僕の顔のすぐ側にまできていました。
 「亜紀子…」
 ともう一度僕は義母の名を呼びました。
 「はい…」
 義母は僕の腕の中から逃げることもなく、小さな声で応え
てきました。
 「もう一度、亜紀子を抱きたい…」
 僕が唐突にそういうと、
 「…シャワー浴びたのに」
 と義母はまた小さな声を返してきました。
 「したい…」
 そういって僕は片手に持っていたリモコンスイッチをテレ
ビのほうに向けて電源を入れました。
 つい今しがた淫靡に閃いた、義母にアダルトビデオを観せ
るということを、僕は実践する気になっていました。
 黒い画面が二、三秒続いた後で、制作会社のロゴが映し出
され、長い文字列の画面の後、瀟洒な住宅の全景を背景にタ
イトル名が白く浮かび上がりました。
 『義母が性奴隷に…』
 という扇情的なタイトルでした。
 僕の顔の下にいた義母が少し驚いたように顔を上げて、眼
鏡のかけていない目を細めるようにして、テレビ画面に目を
向けていました。
 画面は建物の全景から家の中に変わり、台所で忙しなげに
弁当を作っている、主役の女優らしい女が映り、その彼女の
独白が長く続きました。
 独白の内容は、二年前に再婚した夫が、一年前に不慮の交
通事故で亡くなり、今は夫の連れ子の高校三年生の息子との
二人暮らしのようです。
 そしてその息子は内気な性格で、学校で何人かの不良たち
に苛めを受け、金品を強請られたりしていたのを、気丈な義
母は学校に出かけ、担任に実情を話し、結果的にその不良生
徒たちは退学か停学処分を受け、息子は大学進学に向けて勉
強に励んでいるという設定のようでした。
 主役の義理の母となる女優は、四十代半ばくらいの年齢の
ようで、プロポーションもよく色白できりりとした整った顔
立ちをしていました。
 こういう類のビデオは、話としてあることは知っていても、
義母のほうは、おそらくまだその内容がよく把握できていな
いようで、眼鏡のない目で見るともなしに見ているという感
じでした。
 ビデオはさらに進み、ある日のこと、義母が一人で家にい
る時に、息子への苛めで学校から処分を受けた生徒の何人か
が訪ねてきていました。
 玄関口で驚いた顔で応対に出た義母の前で、最初はしおら
しく息子への苛めに対して、頭を下げていた生徒たちが
突然豹変し美しい義母に襲いかかるのです。
 四人の不良生徒たちに強引に居間のほうまで連れ込まれて、
瞬く間に衣服を剥ぎ取られ、不良生徒たちに屈辱的に犯され
る場面が延々と続くのでした。
 画面上で義母役の女優がが発する、激しい抗いの声が聞こ
え出した頃から、義母はテレビから眼を背け、僕の胸に顔を
埋めてきていました。
 僕のほうはというと、すでに下腹部には愚かにも男として
の反応が出てきていました。
 目を画面に向けながら、僕は義母の身体に巻いていたバス
タオルを剥がし、彼女の丸く小さい乳房に手を添えていまし
た。
 全裸にされたビデオの義母が四、五人の不良生徒たちにソ
ファの上で、淫靡な蹂躙を受けているのがまだ長く続いてい
ました。
 この頃のビデオのぼかしは、自分が若い頃に観たものと違
って女性の股間の漆黒や男性のものも、かなり具体的に観れ
るようになっていることに少し驚きながら、僕は食い入るよ
うに観ていました。
 義母の乳房に添えていた僕の手に、次第に力が込められて
いて、左右の膨らみを忙しなげに行き来してました。
 画面の義母は全裸でソファに仰向けにされて、一人の不良
生徒の激しいつらぬきを受けていて、顔のあたりに他の二人
の生徒が差し出した下腹部の屹立を握らされ、交互に口での
愛撫を強要されていました。
 不良生徒たちに襲われて、悲鳴のような声を上げて激しく
抵抗していた義母が、長い屈辱的な陵辱を受けて、いつしか
喘いできてしまっているというお定まり的なシチュエーショ
ンでしたが、久方ぶりに観るアダルトビデオに、愚かな僕は
男としての反応を露骨に下腹部をさらに興奮させてしまって
いたのでした。
 ビデオの画面で長く繰り返される陵辱の行為に、僕はまる
で追随するかのように、義母の乳房への愛撫に気持ちを強く
込めて精を出していました。
 「亜紀子も観て…」
 と僕は義母の耳元に囁くように強要しました。
 乳房への僕の執拗な愛撫に、義母の吐く息が荒く大きくな
り出しているのを僕は察知していました。
 テレビから義母役の女優の、激しく悩ましげな喘ぎ声が途
切れることなく長く続いていました。
 そういう異様な雰囲気の中で、義母への淫靡な愛撫を続け
ている自分自身に、僕は気持ちを昂めてしまっているところ
も、正直なところあったように思います。
 義母のもうかなり上気しきったような顔が上がり、激しく
悶える声が、絶え間なく聞こえるテレビ画面に向けられまし
た。
 このようなただ卑猥なだけのビデオを観ること自体が、義
母にはおそらく初めての体験のことだと断言できました。
 義母は眼鏡のない目でしたが、テレビ画面ではどういう光
景が繰り広げられているのかはわかったようで、すぐにまた
視線を伏せていました。
 「ああっ…こ、浩二さん…シ、シヤワー浴びたのに」
 そういいながら義母は、僕の裸の胸に顔を強く押しつけて
きていました。
 「亜紀子、キスして…」
 義母の両肩を抱くようにして、僕は短く囁くようにいいま
した。
 少しの間があって、僕の胸に伏せていた義母の顔が上がっ
て、上からゆっくりと唇が彼女のほうから重ねられてきまし
た。
 口の中に舌を最初に差し入れてきたのも、義母のほうから
でした。
 もうその時点あたりから僕のほうの自制心は、他愛もなく
崩壊してしまっていました。
 唇を重ね合い口の中で舌を絡め合わせたまま、僕は義母の
身体を強く抱き締め、仰向けになっていた身体の向きを変え、
自分から彼女の身体を征服しにいったのでした。
 卑猥なビデオに感化されたのかどうかは定かではありませ
んでしたが、義母のほうの反応も一層激しくなっていて、ま
たしても二人は、熱く淫靡な官能の底のない渦の中深くまで
埋まり込んでいったのでした。
 二人は結局、シャワーを二度浴びることになり、ホテルを
出た時には、すでに陽は西に大分傾いていました。
 明日の日曜日は、由美が部活がなく、久しぶりの休みだと
いうことを僕も義母も聞いて知っていました…。


         続く
              
 

 
 
15/09/14 01:20 (hftlKKe7)
20
投稿者: クリ
今夜は、最新の投稿を旦那と再現してみました。
もう腰が立たないです。
15/09/17 00:00 (hKZBgY8C)
21
投稿者: コウジ
翌、日曜日は母と娘の親子の間で、すでに密約?が交わ
されていたようで、そのことを僕が知らされたのは、義母
とラブホテルからの帰路の時でした。
 助手席でしばらく無言のままだった義母が、車が市街地
近くまで来た時、フロントガラスに目を向けたまま、独り
言のように呟いたのです。
 「…そういえば、由美からメールが入ってたわ。集会所
にいる時だったけど」
 「そう、何だって?」
 「明日は休めそうだから、お買い物に付き合ってほしい
って…」
 「あ、そうなの。そういえば久しぶり部活の休みがとれ
るかも知れないっていってたなぁ」
 「郊外のアウトレットモールでバーゲンあるんですって」
 「そう」
 「あの子がいつも使ってるバッグの留め金が壊れてしまっ
てるらしいの。…それで」
 「女の人って買い物が好きなんだね。正月にもいったばか
りなのに…」
 「浩二さんは好きじゃないの?」
 「どちらかというと…あまり。由美とそれでよく揉めたこ
とある」
 最初は呟きに近い小さな声だった義母の声が、出たホテル
から距離が離れるに従い、次第に明るくなってきているよう
でした。
 自分が理性も何もかもかなぐり捨て、義理の息子である僕
の前に、女としてのはしたなさを淫らに露呈してしまったこ
との羞恥は、僕の想像を超えるくらいに大きかったようです。
 「浩二さんも一緒に行けばいいのに…」
 「いや、由美は僕に待ってもらったりしての買い物は、気
を使うからっていって…だから僕を誘わないんだ。…明日は
ゆっくり家で過ごすから、親子で仲良く行ってきて」
 その夜の三人での食事中に、案の定、由美から買い物の話
が出て、僕は初めて聞くような素振りをしながら、丁重に辞
退しました。
 日曜日当日、義母と由美が出かけたのは九時半頃でした。
 バッグの他に見たい家具や化粧品店にも寄るとかで、帰宅
予定は夕方とのことでした。
 昼食は義母が朝から作ってくれた、僕の好物のさつま芋入
りのカレーが用意してくれてあるようでした。
 トーストとコーヒーで一人の朝食を済ませて、今のソファ
に座り漫然と新聞に目を通すと、『北陸新幹線、今春の開通
に向けて』という大きな見出しを見て、僕はまた新潟県阿賀
野市近辺にいるという野村加奈子のことを、ふと何気に思い
出しました。
 そして連鎖的に長く会っていない、新潟出身の大学の同級
生の顔を思い起こしていました。
 浅野祐一という名前で、大手生命保険会社の新潟支店に勤
めているはずでした。
 一年前の僕と由美の結婚式に、友人の一人として出席して
くれていました。
 どちらかというと無口なほうの僕と較べて、誰とでも気軽
に喋れる、社交的で明るい性格の男でした。
 大学には本格的な登山部もあったのですが、僕も浅野も誰
でもが気軽に登れるような、手頃な高さの山を歩くのが好き
で、『小山クラブ』というふざけた名前のサークルを作って、
標高千メートルくらいまでの山々を一緒に仲良く登り歩いた
仲間の一人でした。
 確かまだ結婚はしていないようで、僕の結婚式の時にも、
先越されたけどバテないようにな、と笑いながら祝福してく
れたのを覚えています。
 いずれ近い内に、僕は野村加奈子のいる新潟県阿賀野市次
郎丸というところを訪ねる腹積もりでいたのもあって、急に
その友人の声が聞きたくなり、携帯で名前を探し発信ボタン
を押していました。
 少しだけ間があって、浅野の懐かしい声が耳に入ってきま
した。
 「やぁっ、浩ちゃんっ」
 「ようっ、祐ちゃんっ」
 学生時代からお互いにそう呼び合っていました。
 「久しぶりだね。元気でやってる?」
 「携帯の名前見てびっくりしたよ、浩ちゃん」
 「いや、今朝の新聞で北陸新幹線、間もなく開通の見出し
見たら、急に祐ちゃんの顔思い出してね」
 「ああ、それは嬉しいなぁ、お世辞でも」
 「お世辞なんかじゃないよ。…でも、ちょっと他の用件も
あったんだけどね」
 そのあたりまで話していて、僕は友人の浅野の声に少し異
変を感じていました。
 声はとても明るかったのですが、僕の記憶に残っているよ
うな快活さや、覇気みたいなものがないような気がしたので
す。
 そのことを尋ねると、浅野から思わぬ告白があり、僕はひ
どく驚いてしまいました。
 腸閉塞という病気で、浅野は三週間ほど前から新潟市内の
病院に入院しているというのでした。
 症状的には危険なことはないということでしたが、食事制
限が当然あって、八キロほど体重も減っているとのことでし
た。
 見舞いと労いの言葉をいって、長電話の了承もとってから、
 「…ところで祐ちゃん、阿賀野市って知ってるよね?」
 「阿賀野市?…ああ、前に浩ちゃんと登ったことのある五頭
山のあるところじゃないか?…雨の日だったよね」

 「僕も覚えてるよ。…で、そこの次郎丸っていう地名がある
と思うんだけど、知ってるかな?」
 「次郎丸?…ああ、名前は聞いたことあるけど、行ったことは
ないなぁ…。そこが何か?」
 「いや、そ、そこにちょっと知り合いがいるって聞いたんで…」
 「ふぅん、でも山奥の田舎のほうだと思うよ」
 僕のほうが少し口篭ったので、浅野は気を利かせてか、あまり
深くは追求はしてきませんでした。
 久方ぶりの友人との会話の最中に、病気の浅野には申し訳なか
ったのですが、僕の頭の中に色々な策謀めいた考えが浮かんでき
ていました。
 「見舞いには必ず行くよ」
 まだ一ヶ月は病院暮らしだという友人の浅野にそう約束して、
養生を祈ってから僕は携帯を切りました。
 浅野には申し訳ない気持ちでしたが、そう遠くない日にこのこ
とを理由にして、新潟県阿賀野市次郎丸まで出かけようと思って
いて、僕は妻の由美への口実を考えていました。
 それから居間のソファから立ち上がると、僕の足は自然に義母
の寝室に向かっていました。
 誰もいなくてひんやりとした室内でしたが、義母のあの心地よ
い残り香が漂う中に入った僕は、そのまま机のあるほうに向かい
ました。
 机の前の椅子に座ると、僕は迷うことなく義母の日記が入って
いる引き出しを開けました。
 何気に一番上のノートを取り上げ、ペラペラと捲り拾い読みす
ると、最近の僕といる時のことに字数の大半を割いているような
感じでした。
 次のような文章が目に入りました。
 
 …今度こそは、次こそは必ず浩二さんにいおうと、心に強く思
っていても、彼の目を見て声を聞いてしまうと、私の気持ちは他
愛もなく揺らいでしまい、強く思っていたはずの決心と決断は、
すぐに脆弱な戯言になってしまう。
 あるはずと思っていた理性の心が、その片鱗だけかすかに覗か
せるだけで、彼の胸に抱かれてしまうともう儚く雲散霧消してし
まうのだ。
 そして今の私は浩二さんといない時でさえ、彼のことを考え思
い詰めるようにまでなってしまっている。
 人としても、そして女としてもこれだけの年齢を重ねてきてい
る自分が、死にたくなるほど情けないことと、毎日のように痛感
している今日この頃の私…。

 と自分の不甲斐ない心情を赤裸々に吐露していたり、生真面目
な性格の分だけ、自分で自分を責めることが多く書かれていまし
た。
 それともう一つ、ひどく気になることが短くでしたが記載され
ていて、日付を見ると、まだ数日前のことのようでした。
 それは、あの町内会長の小村のことが書かれていて、義母が少
し不安な気持ちを四、五行ほどで吐露していました。

 …集会所からの帰り際、小村さんに声をかけられ呼び止められ
る。
 浩二さんが掛け合ってくれて以来、初めての会話だったが、今
頃になってこれまでの非礼の詫びをいわれる。
 そして別れ際の時、「私の気持ちは浮ついたものでは決してな
く、今も真剣です」といわれ、ひどく思い詰めたような
視線を受けたことに、小さく私の胸は慄き騒いだ…。

 しつこい親父だ、という感想を僕も持ちましたが、義母からも
直接的に自分にそのことを話してこないのは、それほどに案じる
事態までにはなっていないのかと、読み流すに留まりました。
 生真面目な義母には申し訳ない気持ち気持ちでしたが、不真面
目な僕はさっさとそのノートを閉じ、以前に見た四年前の青木と
のことが書かれているノートを探し出して、前に盗み読んだ後の
続きのページを見開いていました。
 青木との淫らな関係が四ヶ月ほど続いた、ある夜のことが書か
れているのを見つけ出し、目と頭をそこに集中させました。

 …青木からの携帯が入ったのは、私が帰路につく車に乗ってす
ぐで、夕刻の六時前だった。
 それまで二週間ほど彼からの連絡は途絶えていた。
 くくっ、と鼻を鳴らすような薄気味の悪い笑い声を、青木はい
つも最初にしてくる。
 慣れることの決してない青木の癖だった。
 「遠いとこの現場に行ってて、今日の昼過ぎに戻ったところだ。
これから迎えに行く」
 と青木は一方的に通告してくる。
 「困りますっ、急にいわれても」 
 という私の拒絶の言葉など意に介することなく、
 「七時には行くから、いつものところで待ってろ。…それとこ
の前みたいに、パンティ脱いでおけ。くくっ」
 そういって青木は私の返事を待つことなく、自分から携帯を一
方的に切った。
 青木との待ち合わせ場所は、郊外にある大規模なホームセンタ
ーの駐車場になっている。
 学校からその駐車場までは二十分もかからなかった。
 私は取敢えず車を学校から出し、少し離れたコンビニの広い駐
車場に車を止めて、娘の由美に嘘のメールをうって、帰宅が遅く
なる旨の連絡をした。
 車のエンジンを止めて、私は思いに耽った。
 絶望という言葉が何度も頭の中を駆け巡った。
 いつでも青木は自分の都合だけで私を呼ぶのだ。
 さすがに学校の授業中はなかったが、突如、夜遅くに呼ばれた
りすることがある。
 二週間前の時もそうだった。
 夜の八時過ぎに青木に呼び出された。
 娘の由美と二人で家にいる時だった。
 児童の父兄からの電話で、子供が交通事故に遭い病院に運ばれた
と娘に哀しい嘘をついて私は家を出た。
 娘も自分が教師ということもあって、母親の不安げな顔に深い疑
念を持つことなく送り出してくれるのが、心にひどく痛かった。
 途中で青木から携帯が入る。
 子供が今夜は祖母の家に行ってるから、家に来いという。
 途中でパンティ脱いで入って来いとも彼はいった。
 酒に酔っていそうな声だった。
 途中の暗い路側帯に車を止め、私は運転席に座ったままフレアス
カートの裾の中に両手を入れ、ガードルとパンティストッキングを
脱ぎ下ろした。
 最後のショーツにも手をかけ、両足首から抜いた。
 青木のアパートのドアを開けると、すぐに酒臭い匂いに全身を包
まれた。
 居間まで足を踏み入れると、
 「先生っ、こっちだよっ」
 と青木の呼ぶ声が、隣りの寝室から聞こえてきた。
 照明が煌々と点いている。
 敷きっ放しの布団の上に、赤ら顔をした青木が仰向けに寝そべっ
ていた。
 酒に酔ったとろんとした目をした青木が手招きをしながら、
 「先生よ、パンティ脱いできたか?」
 と辿々しい声で聞いてきた。
 「はい…」
 私に逆らうことは許されていなかった。
 「スカート脱いで見せてみな」
 青木の側まで寄った私に命令が下る。
 スカートのホックを外すと、布団の上に静かな音で落ちて、
私の下半身が青木の前に露呈した。
 「俺の顔を跨いで座れ」
 「…………」
 声を出さないまま、私は青木の顔の真上に立ち、そのまま
両足の膝を折った。
 太腿で青木のぎらついた目をした顔を挟むように、私は座
り込んだ。
 青木の濡れた舌がすぐに、私の露わになった下腹部の茂み
の中に突き刺さってきていた。
 「むむっ…」
 思わず声が上がってしまう私。
 青木の舌が、私の茂みの中で力強く動き出してきていた。
 私に逃げることや抗うことは許されていなかった。
 最初の理不尽な陵辱以来、十回以上は青木の毒牙の餌食と
なり、卑劣で狡猾で卑猥な男の性技の前に、私は不覚にも教
育者という立場を忘れさせられ、淫ら極まりない女として
はしたなく悶えさせられてしまっていた。
 もう地獄に堕ちた自分のことよりも、娘の由美のことを考
えると、このことを公に晒すのは、正義であるべき教育者の
当然の責務でもあるにも拘わらず、何もできないままでいる
自分が本当に哀しかった。
 青木の狡猾な舌が、私の下腹部で縦横無尽に駆け巡ってい
た。
 「ああっ…」
 自らの意思からでは断然なく、女としてはしたなく恥ずか
しく堕ちていく寸前の自分を私は意識した。
 それでも身体の下のほうから、堪えても堪えても突き上が
ってくる卑猥で熱い官能に、私はついに屈した。
 「ああっ…お、犯してっ」
 青木が求め悦ぶ声を私は自分の口から発し、上体を前に倒
し込んでいた。
 青木が私の股間から顔を離し、上体を起こすと布団に胡坐
をかいて座った。
 「こっちを向け」
 私の背後から青木の声がした。
 青木に剥き出しの臀部を晒し、前のめりになっていた自分
の身体を起こして、彼のほうに向けた。
 青木は上半身はランニングシャツで、下は派手な色のトラ
ンクス姿だった。
 胡坐をかいた青木の前ににじり寄る私。
 青木の前に身を屈めるようにして、彼のトランクスに手を
添える私。
 トランクスを下げ下ろすと、どす黒く照明に映える青木の
半勃起状態のものが露出した。
 私の口が露出された青木のものをゆっくりと含み入れた。
 そのまま丹念に私は顔を上下に動かした。
 青木の手が動いて私のブラウスのボタンを外しにきていた。
 青木のものを口に咥え入れたまま、ブラウスが脱がされ、
キャミソールの下のブラジャーのホックが外し取られた。
 私の口の中で青木のものがひどく膨張し、硬度を増してき
ているのがわかった。
 ああ、これでまた私はつらぬかれ、激しく悶えさせられて
しまうのだ、と私は青木のものへの愛撫を続けたままそう思
った。
 この家に入った時からか、あるいは車の中でショーツを自
らの手で脱いだ時からなのか、自分の心から理性がいとも容
易く消滅したのがどこからなのか、私はわからないままでい
た。
 もうそのことを考えようとする気力さえも、私からは失せ
ていた。
 私の口の中で隆々と膨張し、脈々と硬度を増す青木のもの
がいとおしいと、その時の私は正直なところそう思ったのは
事実だ。
 早く青木につらぬかれたいと私は思っていた。
 それから私は布団の上に四つん這いにされた。
 「ああっ…いいっ…いいわっ」
 青木の固く屹立して長さも異様にある太いものが、私の体
内に突き刺さってきた。
 堪らない快感に私はすぐに声だけでなく、つらぬかれたま
まの全身を強くうち震わせた。
 亡くなった夫との行為の時には、一度として感じたことの
ない官能の悦びだった。
 このまま死んでもいいと私は思った。
 「どうだ、メス豚っ」
 「ああっ…いいっ…いいですっ…し、死にそうっ」
 「教育者もカタなしだな、おい」
 「ああっ…ほ、ほんとに…死にそうっ」
 「よう、どこがいいんだ?先生よっ」
 「ああっ…は、はいっ…お、おめこが…」
 「誰のだ?」
 「わ、私の…おめこが…気持ちいいですっ…ああっ」
 この後、青木がまた胡坐をかいた姿勢になり、私は彼の腰
を跨ぐようにして座らされ、胸と胸を合わされたまま激しく
下からの突き上げを下腹部に受け続けた。
 私は両腕を青木の首に強く巻きつけ、下からの突き上げに
堪えていた。
 彼の唇が私の唇を塞いできた。
 青木の酒臭い息と唾液が私の口の中に充満した。
 もうそれに対する嫌悪感も何もなかった。
 「俺のことが好きか?」
 と青木が私を抱き締め、下からの突き上げを繰り返しなが
ら聞いてきて、首を何度も頷かせる私。
 口に出していえ、と青木がいうと、
 「ああ…は、はいっ…あ、あなたが好きです」
 と応える私。
 青木の何もかもが神だとさえ思えるくらいの、深い忘我の
境地にまで、すでに私は追い詰められていた。
 「ああっ…も、もう…私」
 「このままで逝かせてやる」
 「き、きてっ…も、もっと突いてっ」
 私は叫ぶようにそういって、青木の赤黒い筋肉質の背中に
強くしがみついていた。
 暗い車の中でシートに深く背をもたげながら、私は二週間
前の青木との情交を、目を閉じて思い起こしていた。
 時計を見ると約束の時間の三十分前だった。
 青木は今夜はホテルに行くといっていた。
 周囲に車が止まっていないのを確認して、私はそこでスカ
ートのホックを外し、ガードルとパンティストッキングとシ
ョーツを脱ぎ下ろしていた。
 脱いだショーツに触ると、ある部分のところだけがひどく
滴り濡れているのがわかった。
 青木のあの薄気味の悪い笑い声には慣れるということはな
かったが、スカートだけの下半身になった時、私の心の片隅
のどこかに、恋人にでも抱かれる前のような恥ずかしいとき
めきのようなものを感じてしまっていることに唖然とした思
いになった…。

 読み終えた後、義母の身体を女として妖艶に開花させたの
は、もしかしたらもうこの世にいない青木なのだったのかも
知れないという、少し嫉妬に近い思いが僕の脳裏を過ぎりま
した。
 由美と買い物に出かけている義母が、急に恋しくなってき
ていました。
 それから義母と由美が帰宅した夕方まで、僕は何か腑抜け
状態になったような気持ちで、何することもなくだらだらと
過ごしました。
 夕食は外でしようということになって、僕の運転で郊外の
フランス料理店に出かけました。
 駐車場に車を止めると、由美はトイレに行きたいからとい
って先にスタスタと早足で歩いていきました。
 義母が歩いている真横に僕は素早く近づいて、
 「亜紀子としたかった…」
 と耳元に囁いてやりました。
 まぁっ、という驚きの表情をした義母の顔が、薄闇の中で
も赤く染まったのがわかりました…。


    続く


(筆者付記)
思いついたように日を置いての投稿で申し訳ありません。
皆様の温かいレスやご指摘で多くなりましたので、次回から
また新しいレスにて投稿させていただきますのでよろしくお
願いします。
レス20の方、嬉しい応援ありがとうございます。

     筆者    浩二

15/09/17 23:07 (Y0cmpHy1)
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