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1:双子の想い
投稿者:
ユウ
◆XFPROZh.pg
春の存在がちらほらと見え始める季節。
この季節に、俺と双子の妹のアリス(仮名)は前々から計画していた小旅行に出掛けることにした。 二泊三日。今までこんなに長く二人だけで外泊するというのは無かった。 お互いにまるで子供のようにドキドキしながらその旅館を予約した日を待っていた。 旅行当日。 必要な物をかばんに入れて、俺は車を走らせた。助手席にはアリスがニコニコと嬉しそうな笑顔を浮かべながら、外の景色を眺めていた。 途中、小休憩を挟みつつ、予定した時間よりも一時間ほどはやく旅館に到着した。 到着し、名簿に名前を記載する。 「あら、お若いご夫婦ですね。新婚旅行ですか?」 名簿を見て、従業員は笑ってそう言った。俺は 「はい。このいい季節に二人で行こうと決めたんです」 と言って、俺はアリスに「なっ?」と声をかける。アリスはちょっと恥ずかしそうに「は、はぃ・・・・・・」と言って、さっと俺の後ろに隠れてしまった。 部屋で少し休んだ後、お茶を持ってきてくれた従業員さんの進めで、庭園を散歩することにした。 宿泊客は俺達以外にいないらしく、静かに庭園と辺りの景色を楽しんだ。 その後、今度はお風呂に入ることにした。ここのお風呂は「露天混浴風呂」があり、専用の浴衣を着ていれば、混浴が可能な場所で、中々に人気らしい。 俺はアリスの分の浴衣のレンタル料を払って、男性側の更衣室に入った。 浴衣は白く簡素な作りだが、要所要所には重ねた布が張ってあり、透けて見えないようになっている作りになっていた。 露天風呂に出ると、まだ明るいせいか、山の緑がとても美しくかった。そんな光景に少し感動していると、ぴたぴたと足音が聞こえた。 振り返ると清潔感溢れる白い浴衣を身に纏ったアリスが、タオルを手にしてこっちへ歩いてきた。 「お待たせ・・・・・・」 「いや、待ってないぞ?」 「なら、良かった」 アリスはニコっと笑って、俺の隣に立つ。そのまま俺達は、景色と温泉を楽しみ、ゆったりとした時間をすごした。 風呂から上がって浴衣に着替えて、夕飯を食べた。そして寝ようと思い、布団の敷いてある部屋に入った。 何かを察していたのだろうか、布団は隣同士で、部屋の真ん中に敷いてあった。 その光景を見て、改めて嬉しさと恥ずかしさとが混ざり合った、複雑な気持ちになった。 続きはレスに書きます。
2010/04/14 08:58:04(m7oSLCgu)
投稿者:
ユウ
◆XFPROZh.pg
二日目。
朝、目が覚めると隣には、はだけた浴衣を、かろうじて身に纏っていたアリスがすやすやと寝息をたてていた。 俺はアリスを起こさないように、こっそりと布団から抜け出して部屋を出た。 そして旅館に来る前に買った、旅館近くの地域のガイドブックを読んで今日の予定を立て始めた。 少ししてから、襖が空き目をこすりながらアリスが起き上がってきた。 「おふぁよぉ~・・・・・・」 「ん、おはよう。よく寝れたか?」 「にゅ~・・・・・・うん、だいじょうぶ」 ぽやぽやとした虚ろな感じで言われても、あまり説得力はないがここで言ってもしょうがない。俺はそんな状態のアリスを見て、思わず笑ってしまっていた。 朝食を食べて、俺達はガイドブックに従って、様々な場所を回った。 中でも高原地帯がとても爽やかで、気持ちいい風を浴びて、ひなたぼっこをして、ゆっくりとした時間をすごした。 ひなたぼっこをしてる内に、アリスが 「ここ、おいで?」 と自らのひざをポンポンと叩き、ひざ枕をしてくれた。ひなたぼっこの暖かさとひざ枕の心地良さでいつの間にか、うとうととして眠ってしまっていたらしい。目が覚めると少し日が傾いていた。 「おはよ。よく寝てたね♪」 「あぁ、悪い・・・・・・ぐっすり寝てた」 起き上がると、アリスはいいってと言って、一緒に立ち上がろうとした。が、痺れていたのか、がくんとその場に崩れ落ちた。 「お、おい!?」 「アハハ、ごめんね・・・・・・痺れちゃった」 「だろうね・・・・・・よし!」 アリスは「?」な顔をして、俺を見る。 俺はアリスの太ももの下に手を入れ、背中に手を回し、お姫様抱っこをした。 「ひゃぁっ?!」 「帰ろうか・・・・・・しがみついていなさい?」 「ちょ、ちょっと待ってよ・・・・・・わぁっ、走らないでっ!!」 俺は小走りになったりしてアリスを驚かせながら、駐車場に向かった。 旅館に帰って、春の食材に舌鼓を打ちつつ、また温泉に向かった。今度も浴衣をレンタルして混浴しようと決めていた。 浴衣を着て、温泉に入ると、既に先客の夫婦らしき男女が入っていた。 「失礼します」 「「はい、どうぞ」」 お湯に身体をつけると、男性の方が「どなたかとご一緒で?」と聞いてきた。 「え? あ、はい。連れと一緒に」 今度は女性が「それで混浴ですか?」と不思議そうに尋ねる。 「はい。連れは女の子なんで」 そう言った頃に、ぴたぴたと足音とが聞こえてきた。 「ユウ、おまた・・・・・・せ」 先客がいたことに、驚いたのだろう。一気に声が小さくなって、縮こまるようにお風呂に入った。 「あら、可愛い人ですね・・・・・・どういったご関係で?」 女性がアリスに会釈して俺に尋ねてきた。 俺はアリスをちらりと見てから、女性に笑って言った。 「彼女は・・・・・・俺の妻です」 そういうと、アリスはお湯の下で俺の手をキュッと掴んできた。二人はちょっと驚いて「そうですか!」と言っていた。 「お若いご夫婦ですのね」 「高校を卒業して結婚したんです。まだお金も無いんで、結婚指輪も買ってあげられてないんですけど」 「そうですか・・・・・・ここには新婚旅行で?」 「はい。お互いに長い休みが取れたので、ここに」 「まぁ!」 そうやって俺がずっと話してる間、アリスはずっとお湯の中で俺の手を握っていた。 「とても仲がよろしんですのね。羨ましいです」 「ありがとうございます」 「奥様の方はどうですか?」 男性が不意にアリスに向かって声をかけた。 「ひゃ!? は、はい、なんですか?」 「お若いもの同士ですけど、ご結婚してどうですか?」 「え、あの、その・・・・・・えと」 「あなた、そんなの決まってるじゃないの」 女性が男性に「全く何変な事を聞いてるの」と言って、窘めていた。 「これ以上はお邪魔でしょうし、私達は上がりますわ」 そう言って、二人は会釈をして露天からでていった。その時、一瞬だけだが女性の左手の薬指にキラリと銀色に光るものが見えた気がした。 「・・・・・・今の、夫婦みたいだな」 「うん・・・・・・」 夫婦がいなくなって、ぽつりと呟いた言葉に、アリスもぽつんと呟く。そしてそのまま会話らしい会話もなく、ただゆっくりと時間が流れていった。 そして不意に 「アタシたちも・・・・・・あぁ、なりたいね」 身体の奥から搾り出すような声で、アリスはそう言った。 俺はただそれを聞いて、「・・・・・・そうだな」としか言えなかった。 ある程度までお湯と景色を楽しみ、そろそろあがることにした。 最後にまた二人で肩まで浸かり、ほうと息を吐いた。 「アリス・・・・・・」 「なに・・・・・・?」 アリスがこっちを向いた瞬間に、俺はキスをしていた。 昨日の夜のような、重ねただけのキス。 口を離すと、二人で思わず笑ってしまった。
10/04/19 09:03
(fO.A7XUL)
夜になった。
布団はまた部屋の真ん中に寄せ合うように敷いてあり、部屋が広く感じた。 浴衣に着替えていた俺とアリスは、売店で買った飲み物やお菓子を食べて、色々と話しをしていた。 「今日のあの夫婦、羨ましかったな・・・・・・」 「ん? どうした?」 「いや・・・・・・やっぱりあんな風に結婚して、本当の新婚旅行がしたいなって」 アリスは笑ってそう言っていたが、その顔はどこか暗かった。 「出来るよ、お前なら」 「そう・・・・・・かな?」 「そうだよ・・・・・・お前、可愛いし、綺麗だし、気を使えばモテるって」 俺はアリスを褒めていた。が、アリスはどこか上の空だった。 俺は少し考えて、アリスの後ろに回って後ろから抱きしめ、そのままの体勢でいた。アリスは最初はビクッと驚いたようだったが、そのままでいてくれた。 しばらくそのままでいると、浴衣越しにじんわりとアリスの体温が伝わってくる。 「あったかいな・・・・・・アリスはあったかくて、気持ちいいな」 「何よ、急に・・・・・・?」 「別に? 俺はただお前をぎゅっとしたかっただけだ」 「何それ?」 アリスを見ると、くすくすと笑って嬉しそうだった。 「あのね・・・・・・あの時、妻ですって言ってくれて、嬉しかった」 「お風呂の時か?」 「うん・・・・・・あんな風に言ってもらって、すごく嬉しかったーーーーーーここに来て良かった」 「喜んでくれたんなら、嬉しいよ」 心臓のドキドキが自分の身体の外にも伝わってるんじゃないかと思うくらい、大きな音を立てていたと思う。だが、そんなことは気にならなかった。 その心音すら、心地良かった。 「アリス・・・・・・大好きだ」 「・・・・・・知ってるよ?」 「それじゃ、お前は?」 「分かってるくせに・・・・・・」 お互いにくすくすと笑いながら、そのままの体勢でいた。 そして、いつの間にかゆっくりと顔が近づいていて、おでことおでこがコツンとぶつかった瞬間、お互いに動きが止まった。 目と目が合い、数秒間 俺とアリスは見つめ合った。 そして二人とも、ふっと笑って俺達はキスをした。 最初からお互いに浴衣を脱ぎ、生まれたままの姿になって布団に座り込んだ。 「いくよ・・・・・・?」 「うん、いつでも・・・・・・」 アリスの肩を掴み、そっとキスをしてから胸を触る。フニフニと男の身体では有り得ないくらいの柔らかさが手を包み込む。しっとりした肌の感触。ずっしりとした質量感。どれもこれも最高だった。 「アリスのおっぱいってさ、ふかふかで柔らかくって、マシュマロみたいだな」 「そ、そう? ユウはおっきいおっぱいが好きなの?」 「うん、好きだぞ。でもアリスのしか、もう欲しくはないからなぁ」 「もうっ!」 ふにゅふにゅとおっぱいの感触を楽しみながらそんな話をしていると、ピンク色の小っちゃな乳首がだんだんと膨らんで、硬く勃起していた。それを見て、俺は思わずゴクリと生唾を飲み込んでしまった。 「なぁ・・・・・・おっぱい、吸っていいか?」 恐る恐る聞くと、アリスはニヤニヤしていた。 「ユウってば、おっぱいフェチなんだぁ♪ しかも巨乳好きなんだぁ♪」 「え、あのその・・・・・・」 虚を突かれてあわあわとしている俺に、アリスはニヤついたまま、「いいよ、好きなだけ吸って?」と言って、挑発するように胸を寄せて、俺の口元に近付ける。 迫るように乳が現れ、少しだけ驚いたが、身体はまるで操られているように口を開けて、寄り添いあった二つの乳首をパクリと口に含んだ。 含んだ途端、甘くて濃い女性特有の体臭とミルクのような子供のような体臭、そして汗ばんだ匂いとが混じり合ったニオイが、口のなかいっぱいに拡がってくる。一瞬で頭の中が真っ白に塗り潰されて、赤ん坊のように乳房を吸うことしか頭に無くなってしまった。 「んぅ、ふぅ・・・・・・あふぅ♪ も、もう・・・・・・ユウったら、赤ちゃんみたい、だぞ、ぉっ? あひゃぁ♪♪」 感じているのか、アリスの声が震えていたと思う。軽く歯を立てて甘噛みしたり、舌先でくすぐるように舐めたり、乳輪ごとまとめて吸ったりして、食べるようにアリスのおっぱいを俺は攻め続けていた。 口を離すと、「チュポン・・・・・・っ」と音がして、細い糸が伸びる。 「美味しかった?」 アリスが顔をすっかり桜色に染めて、うっとりした表情でそう尋ねてきた。 「これ以上美味いものを、俺は知らない」 「ふふふっ、ありがと」 アリスは今度は俺の股間に顔を近付けて、大きくなっていたち○こを優しく触る。 「・・・・・・今度はここを食べていい?」 上目使いでそう聞くアリスは、誘惑するような誘うような瞳で俺を見つめてきた。
10/04/21 10:08
(7Qxo21X9)
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