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1:双子姉弟 終章
投稿者:
ター
◆a.aCHZRLb6
逝く事を覚えたアーは、見違えるようにセックスに積極的になりました。
見た目にもはっきりと分かるほどセックスすることが好きになった・・と言えば良いのでしょうか。 それまでは絶対許してくれなかった状況、例えば母さんが買い物に出掛けた時などのほんの短い時間でもさせてくれるようになってきたのです。 (夜の勉強の時など、母さんが在宅中は相変わらずさせてくれませんが。) 以前から僕はちょっとした機会でも、ダメ元でセックスに誘う事があったのですが、初めてアーの口から、 「・・・いいよ」 と言われた時には、思わず自分の耳を疑ったくらいです。 母さんが買い物に出掛けている間と言っても僅かな時間しかありませんから、前戯もそこそこの慌ただしいセックスしかできません。 でも、その短時間のセックスでも逝かせることができるようになると、益々アーは積極的にセックスを楽しむようになっていき、遂にはアーの方から求めてくるまでになったのです。 その結果、以前には月に数回しかできなかったセックスが、週に数回といった頻度でできるようになってきました。 そうなると現金なもので、僕にも避妊に気を回す余裕が出てきます。 もちろん中出しが一番好きなのに変わりはありません。 でも、そんな目先の欲望を満たすより、アーとの関係をより長く続ける方が大切だ、と思えるようになったんです。 むしろその点に関してはアーの方が欲求不満を感じてる様子でした。 中3という年齢的にも、姉としての立場的にも(弟の子供を)妊娠する訳にはいきませんから、僕が中出しすると建前上は怒っていたのですが、本音では中に出されるのが好きなアー。 僕が中出しを控えるようになると、口には出しませんが内心不満に思っていた様で、 「高校に入ったら、ピル飲もうか・・」 なんて事を言い出しました。 僕としては妊娠の心配なく中出しをできるのですから、もう手放しで大賛成。 でもピルを飲むと言っても、そこらの薬局で自由に買える物でもないように思います。 「・・ピルって、産婦人科とかに行かないと買えないんだろ?」 「うーん・・・たぶん・・」 「高校生がヒョコヒョコ行って、簡単に処方してくれるもんなのか?」 「・・どうなんだろ?・・・・やっぱ飲んでる子に聞いてみた方が良いのかなぁ・・」 バレー部に酷い生理痛でピルを飲んでいる子がいるそうで、その子に聞いてみるとの事でした。 「俺としても、避妊のこと気にしなくて済む方がいいし・・・」 「そんなに中で出したい?」 一々言う必要もない当然のことを、わざとらしく聞いてきます。 それもニヤニヤと笑いながら。 当然、僕としては面白くありません。 「・・・そんなに中で出されたい?」 「!・・・・・全然!そんな訳ないでしょ!!」 一瞬にして顔を赤くしたアーが声を荒げます。 なんて分かり易い奴。 「はいはい、分かった分かった、そういう事にしとこ・・」 こちらも仕返しとばかりにわざとらしくアーを抱き締め頭を撫でてやると、「ウ~」と唸り声を上げてはいましたが、まぁ大人しくなりました。 冬に入り、僕たちの受験シーズンもいよいよ本番。 受験が終わるまでセックスは控え目にしようと話し合ってはいたのですが、勉強の息抜きって名目で回数的には相変わらず。(むしろ増え気味なくらい?) ほぼ毎晩フェラで抜いてもらった上、寝る前にはオナニーもしてましたから、我ながら本当に底無しの性欲だったと思います。 クリスマスは郊外のアウトレットモールでデートしました。 「知ってる人のいない所で、ゆっくり仲良くしたいな・・・」 というアーのリクエストに応えて、地下鉄とバスを乗り継いで片道1時間くらい掛けて。 行ってみると、ほとんどが大人のカップルばかり。 暗くなりツリーのイルミネーションに光が灯ると、そこかしこで抱き合ったりキスしたりのカップルが大量発生。 なんか周囲の雰囲気が一気にピンク色になった感じで、思わず僕達もその気になってしまい・・・、キスしたり、抱き合ったり、アーの胸に手が行ったり。 さすがにスカートの中をまさぐり始めた時には怒られましたけど。 こうしてアーに触れられる嬉しさと、受験を控えた少しの緊張感と共に、新しい年が明けました。 冬休みが終わり最初に気付いたのは、僕達の幼なじみでありアーの親友である山路の態度の異変でした。 明らかに僕を避けているのです。 いえ、避けているどころではありません。 廊下などで僕を見ると、あからさまに顔をしかめて向きを変え、近寄ろうとさえしないのです。 しかも注意して見ていると、アーにさえ同じ態度を取っているのです。 前代未聞の異常な事態でした。 これまでにもアーと山路がケンカして何日も口を利かないことはありましたが、それが僕にまで波及してくることはありませんでした。 それ以前に、僕やアーに山路が嫌悪の表情を向けてくるなんて理解できません。 アーと山路がケンカしてもノータッチが僕の基本スタンスでしたが、さすがに黙ってはいられません。 ある晩、僕はアーを問い質しました。 山路と何かあったのか・・と。 アーの答えは驚くべき物でした。 「アタシとターのこと・・ヤマにばれちゃったの・・・」
2011/07/25 21:28:25(KdVZQSPi)
投稿者:
(無名)
終章期待しております。
11/07/26 14:42
(tqqAXd12)
投稿者:
藤丸
◆a9okHBrhP.
どんな結末を迎えるのか楽しみです。期待してます!
11/08/07 03:00
(tuo6Wqrb)
投稿者:
ター
◆a.aCHZRLb6
「・・え?」
『山路にばれた?・・・俺とアーのことが?・・・・・なんで?』 「・・・・クリスマスのデートの時、アタシとターがキスしてるとこ見られてたの・・・・」 『でも、キスしてたからって・・・俺達が姦ってる証拠にはならないんじゃ・・・・』 「ヤマ・・・前からおかしいって思ってたんだって・・・・・」 『前から?・・・前から怪しまれてたのか?』 アーによると、夏休みに僕達が関係を持ってから、アーがセックスについて何かと相談や質問していた相手というのは山路だったのです。 最初はそれまで一切恋愛関係に関心を示さなかったアーが、突然エッチに目覚めた事に心配しつつ喜んでいた山路も、いつまで経っても相手の男の姿が見えない事に不審の念を抱くようになったみたいなんですね。 むしろアーの話す内容は、僕とどこへ行ってきた・・など、僕の話題が増える一方。 この頃から山路は僕とアーの関係を疑うようになったのだそうです。 それでも、僕とアーは元々仲の良い姉弟なんだから・・と疑念を打ち消していたそうなんですが、僕達がキスしているところを見てとうとうアーを問い質してきたそうです。 「・・それで、喋っちゃったのか?」 「・・・うん・・・・もう・・誤魔化しきれなくて・・・・・それに・・ヤマなら分かってくれるって・・・思ったから・・・・」 「・・で・・・・山路は?」 「・・・・・うん・・・・・おかしいって・・・・理解できないって・・・」 アーの声が徐々に涙声になっていきます。 「・・ねぇ・・・アタシたち・・やっぱおかしいのかな?・・・狂ってるのかな?」 「狂ってるって・・・」 『そこまで言われたのか?・・・』 アーは俯いたままポロポロと涙を零しています。 そんな事はない!と断言できたらどんなに幸せでしょう。 でも僕自身がアーとの関係を、真っ当ではない、常識に反したモノだ思ってしまっています。 ――好きになっちゃったんだからしょうがない・・。 僕もアーも時々使う言葉です。 でもこんな言い方をする事自体、姉弟相姦が胸を張れる行為ではないと自覚している証拠なのではないでしょうか。 そして言葉の内容以上に、それを山路が言ったという事実がショックでした。 山路とは幼稚園からの10年の付き合いがあります。 僕たちにとって三人目の姉弟みたいなものです。 何があっても、山路だけは最後まで味方でいてくれる・・・。そう信じていました。 アーが山路なら分かってくれると思って僕たちの事を話してしまったのも当然です。 でも、その結果は・・・。 「ごめん・・・俺がアーのこと好きになったりしたから・・・・アーを泣かすようなこと・・・・」 僕にはアーを抱き締めるしかできません。 「・・違う・・・そんな事ない・・・だってアタシ・・ターに好きだって言われて・・嬉しかったもん・・・」 アーが涙でくしゃくしゃに濡れた顔を上げ、 「・・狂ってるのは・・・たぶんアタシ・・・」 そう言って、泣きながら笑ったのです。 こんな悲しい笑顔なんて見たことありません。 「・・・バカヤロウ・・」 途端に崩れるアーの表情。 僕はもうアーの顔を見ていられなくて、無言で唇を塞ぎました。 アーの腕が僕の背中に回され、舌が口の中に踊り込んできます。 アーと舌を絡ませあい、吸い付き、唾液を交換して、そのまま涙で塗れたアーの顔を舐め回しました。 その間にアーの両手が僕の服の中に入って、背中や胸を撫で回しています。 堪らず僕もアーの服の裾に手を入れ、一気に上半身を裸にしました。 アーの白い肌、ピンク色に光る乳輪、張りのあるおっぱいが露わになります。 こんな魅力的な体とセックスする事が、そんなに間違った事なのか・・。 『姉弟でなければ、なにも問題にならないのに・・・』 今さらの事を考えてしまいます。 覚悟の上でアーとの関係を選んだはずなのに。 『俺達には、もうお互いしかないのかも・・・』 僕にとってのアー、アーにとっての僕。 僕達にはもうそれだけ・・。 それはとても悲しい考えです。 だから僕は、ただ無言でアーを求めました。 そしてアーも何も言わず、僕だけを求めてきます。 アーの服を全て脱がすと、アーが自分から僕の服を脱がせてきました。 僕達は全裸で抱き合い、お互いの体を舐め合い、当たり前のようにシックスナイン。 僕がアーのマ○コを隅々までしゃぶり尽くすと、アーは僕のチ○ポを喉深くまで飲み込んでくれました。 そして、遂に挿入。 居間に母さんがいるのに、声を殺してのセックスです。 アーのヌルヌルのマ○コがニュルンとチ○ポを飲み込んでいきます。 「あんっっ・・・」 アーの体がピクンと震えます。 アーの中は、温かくて、柔らかくて、そして優しく絡み付いてきて。 こんな気持ち良い行為を、今さら止めるなんてできっこありません。 「アー・・」 僕は震える声でアーを抱き締めると、がむしゃらに腰を振り始めました。 「!?・・・んっ!!」 アーの体が痙攣するように仰け反り、僕の背中に回された手に力が入ります。 そのアーの口を塞ぐようにキス。 「んーっ!・・ふっ・・・・ふぐっ・・・むーっ!」 ほとんど言葉のない、ただ体をぶつけるようなセックス。 瞬く間に僕は限界を迎えようとしていました。 それを感じ取ったのでしょう。 アーが、 「ねぇ・・・来て・・・・・そのまま・・来て」 と言ってきたのです。 「え?・・・そのままって・・中で?・・」 「・・・うん・・・・中で・・いいよ・・・・ターの・・・ちょうだい・・」 「・・でも・・・いいのか?・・・避妊とか・・・」 「・・・いいの・・・いいの・・・・お願い・・・アタシを・・離さないで・・・・ひとりに・・・しないで・・・」 そう言うアーは泣いていました。 「・・・・ああ・・・分かった・・・絶対・・離さないから・・・・アーを・・ひとりになんて・・・しないから」 「うん・・・うん・・・絶対・・離さないで・・・ずっと・・・一緒に・・いて・・・」 そして僕とアーは、実の姉弟でありながら、またも弟の精液を姉の胎内に流し込むという罪を犯してしまったのです。 アーは僕を抱き締め、僕に抱き締められ、下半身を未だ繋げたままで、いつまでも啜り泣いていました。 僕達が実の姉弟でありながら愛し合い、そして体の関係を結んでから、その事で初めて失った物。 それは10年来の親友でした。
11/08/23 22:24
(Qwb1TLP7)
投稿者:
ター
◆a.aCHZRLb6
たぶん次で最終回を迎えられると思います。
宜しければ、最後までお付き合いください。m(_ _)m
11/08/23 22:26
(Qwb1TLP7)
投稿者:
藤丸
◆a9okHBrhP.
とうとう最後かぁ。どんか結末を迎えるか楽しみな反面寂しいなぁ。
でもまぁ最後まで見届けたいと思います。
11/08/24 04:13
(nHHONOeM)
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