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スマホの向こう側

カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1: スマホの向こう側
投稿者: てんてん
日曜の午後2時
優弥は自宅で机に向かい勉強していた。
高2の夏休みも終わり、そろそろ受験への備えも考えなければならない時期に差し掛かっている。
森島優弥は180の長身で優しげな整った顔立ち。
穏やかで面倒見の良い性格。
成績も優秀で運動神経も良い。
生徒達や教師の信頼も厚く生徒会の副会長をしている。
スマホがなる。
恋人であるカナの表示。

吉村カナ
同じ年に生まれた幼馴染。
家が近所というもあり昔から家族ぐるみの付き合いだ。
155とやや小柄だか可愛らしい顔立ちをしている。
幼い頃は人見知りが激しく周りとコミュニケーションがまるで取れない女の子だった。
それを周りに揶揄われイジメに遭うことも度々だった。
そのたびに優弥が助けに入った。
だからカナは優弥のそばから片時も離れず互いに一人っ子ということもあり二人はいつも一緒だった。
優弥は常に目立つ存在で周りに慕われていた。
いつしか友人達が周りに集まるようになっていた。
そんな状況に馴染めず戸惑うカナを焦らず優しく気遣い優弥がフォローすることでカナも次第に心をひらくようになっていった。
そして少しずつではあるけれど友人もできていった。
中学になってからは殆ど何の支障もなく周りと会話を交わせるようになり、イジメに遭うことも無く愉しく学校生活をすごせるようになっていた。
しかし相変わらず勉強は苦手で高校進学のときは苦労した。
どうしても優弥と一緒の高校に進みたい。
毎日優弥に教わり夜遅くまで勉強して頑張った。
そして努力が実を結び合格出来た。
カナの両親は涙を流して悦んでくれた。
高校合格だけでなく自分の娘にいつも寄り添ってくれる優弥に心から感謝してくれた。
高校に通うようになってカナから告白された。
ずっと好きだった
ユウくんは誰よりも大切な存在
今までは支えてもらうばかりだったけど、これからはわたしもユウくんを支えるようになりたい
ユウくんはモテるから凄く心配
誰にも渡したくない
わたしと付き合って下さい

日に日に女らしくキレイになっていくカナを優弥はいつしか異性として意識するようになっていた。
そしてあのカナがこんなにハッキリと自分の気持ちを伝えることが出来るようになった。
そんなカナが今まで以上に自分を必要としてくれている。
優弥は悦んで告白を受け入れた。
幼馴染の二人が微笑ましい恋人同志になったことはすぐに知れ渡った。
二人の両親も悦び心から祝福してくれた。
優弥は今まで以上にカナを大切にし仲睦まじく過ごす日々が続いた。
二年になって優弥が生徒会の副会長になったときカナから野球部のマネージャーになると告げられた。
四人いたうちのひとりが転校することになり友人の沖野ミユキに手伝って欲しいと頼まれたからだった。
男だらけの中にという心配はあったがカナを信じて致し他にもマネージャーはいる。
カナは自分が必要とされているのが嬉しいのかマネージャーの仕事に夢中になった。
優弥の生徒会もあり二人で過ごす時間もめっきりと減ってしまった。
そしてたまに逢えたときはカナがいかにも愉しそうに野球部の話をするようになっていた。
そんなカナが一段と女らしくなり生き生きとしているように優弥は感じていた。
カラダつきも急に大人びたような、、、
二人はまだキスしかしていない関係だった。
去年のクリスマスに初めて、、、
優弥も健康な男児だ好きなカナともっと進んだ関係を結びたいという気持ちは当然ある。
しかし互いの両親からの高校生らしい交際をという言葉が足枷になっている。
キスすらも4月を過ぎてから遠ざかっていた。
野球部も地区予選の準決勝で敗れ夏休みも終わった。
これからはもっと逢うようにしたいと二人で話していたが今日はマネージャーだけで集まって女子会だと言っていた。
どうしたんだろう?優弥は電話に出た。
しかしスマホから聞こえてきたのはカナでは無く男の声だった、、、

つづく
 
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2026/06/11 09:37:24(x7ztIB08)
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