ベッドに入ったのは11時。
不意にスマホが鳴った。
てっきりカレンかと思ったが､サリナだった。
「もう寝てるかと思ってたよ､､､」
「いや､まあベッドの中だけど､､､」
「今日さ､､､ハルのことイジってゴメンね､､､」
「そんなこと気にするなよ､､､カレンもおかげでかなり元気になったみたいだし､､､」
「ねぇ､､､二人､付き合っちゃいなよ､､､少し悔しいけど､､､ハルとカレン､､､お似合いだよ､､､まあ､わたしも負けてないけど､､､」
「俺なんか､､､それに､､､そうもいかないんだ､､､」
「ふーん､､､理由は聞かない方がいい？」
「そうだな､､､その方が有り難い､､､」
「分かった､､､でもハル､カッコ良かったよ､､､」
「どこがだよ？」
思い当たる節がない。
「ううん､まあいいわ､､､そうだイジったお詫びにメール送るから､､､」
「なにそれ､､､メールって､わざわざ､､､話せばいいだろう？」
「いいから､､､今夜のお供にして下さい､､､わたしにもチャンスがあると分かったから､､､」
「はぁ？それに夜のお供って､何よ？」
「いいから､､､見てのお楽しみ､､､おやすみ､､､それからハズいから､もう電話したらダメだからね､､､」
スマホが切れた。
意味が分からないんですけど､､､
しばらくして着信音が鳴った。
メールを開く､､､
『良かったらオカズにしてね､､､お詫びのオカズ､､､誰にも内緒だよ。巨乳好きのヘンタイ君へ､､､』
写真が添付されている。
えっ､､､サリナの水着姿だった。

つづく

サリナの水着姿､､､
あのときの黒のビキニ､､､
ポーズをつけた写真が続けて三枚。
全身を撮ったものと胸の谷間を意識的に強調したもの､､､
場所は室内のようだ､､､なんとなくホテルぽい､､､
これ､自撮りじゃないよな､､､
彼氏はいないと言ってるけど､､､
これを撮ったのが男としたら､､､このあと､きっとその男と､､､
気を取り直してスライドすると､､､
今度は下着姿が､､､
いいのか､､､こんなの俺に､､､
こちらは明らかに自撮りだ､､､
おそらくは今さっき撮ったものだろう､､､
それが余計に生々しさを感じさせる。
これも三枚あった。
紺色のレースのブラ､､､
水着よりも本当の乳房の大きさをさらけ出す。
水着よりも格段に色っぽい､､､
はっきり言ってエロ過ぎ､､､
カップ､デカ過ぎ､､､
谷間が深すぎて､､､
角度を変えているから丸わかり､､､
スゲェ､､､
これで終わりかと思ったら､､､
次からはより注意必要､秘密厳守と但し書きがある。
なんだろう､､､
ブラがない､､､
手ブラだ､､､
はい､もう降参､､､
ビンビンです､､､
でももっと見たいです､､､その手を離して下さい､､､
俺､壊れてきたみたい､､､
写真はまだあるみたいだけど､､､まあ､流石にこれ以上は､､､
スライドする､､､
ああっ､､､手が無い､､､
モロです､､､
オッパイです､､､
デカイです､砲弾型です､､､
高さがハンパないです､､､
全然垂れて無くて､どピンクの乳首が上向きです､､､
もうこんなの完全に大人のオッパイです､､､
俺のど真ん中のどストライクです､､､
さっきからチ○ポがビクンビクンと跳ねてます。
これは角度を変えて四枚も､､､
最後のなんか片手で乳房をまさぐりながら､唇から舌先を覗かせて､､､
もう限界です､ハイ､､､
シコります､､､
でも､､､このまま､､､こんなスゴイもの頂いて､何の返事もしないのは失礼だよな､､､
話したいけど､ハズいから電話しないでって､､､こういうことだったんだな､､､
じゃあ､､､メールでいくか､､､
『ありがとう､､､想像はしてたけど､､､思ってた以上にサリナってキレイだな､､､顔もカラダも､､､でも､よかったのか？』
『すごくハズいんだよ､､､でもハルだから､､､こんなことするのハルだけだよ､､､たから絶対に内緒にしてね､､､それに悦んでくれて､すごく嬉しい､､､』
『誰にも言わない､約束する。大切にするよ､､､それに今すぐ使わせて貰うし､､､』
『やっぱり､､､スルんだ､､､』
『それはしますよ､､､５回ほど連発で､､､』
『ええっ､､､そんなに､､､やっぱヘンタイ？』
『だから違うつーの､､､サリナの見たら､それぐらい普通､､､』
『冗談だよ､､､いっぱいシテくれた方が嬉しいし､､､わたしも､､､これから､､､ハルで､､､スルし､､､』
『ヘンタイ？』
『そうだよ､､､わたしもハルのこと考えるとヘンタイになっちゃうの､､､ねぇ､､､ところで､､､ハルのって､､､大きいの？』
『それかよ､､､』
『いいじゃん､､､わたしのオッパイ見たんだから､､､』
『それを言われると､､､』
『だから､､､ねぇ､､､』
『さあ､､､比べたことないし､､､経験ないし､､､』
やっぱり､､､
ああっ､わたし､､､ハルの童貞欲しいよぉ､､､
『測ってみてよ､､､今､わたしのオッパイでビンビンなんでしょう？』
『どうして分かる？』
『ねぇ､早くぅ､､､』
『くっ､､､エロいな､､､待ってろ､､､』
しばらく待たされる。
『18センチちょい､､､19はない､､､』
『ええっ､､､て､､スゴイよそれ､､､大きいよ､､､』
『そうか､､､それっていいのか？』
『いいに決まってる､､､て言うか､､､そんなスゴイの見たことないけど､､､わたしは好き🩷かな､､､』
『本当かよ？』
『本当だよ､､､わたし､､､ハルとシタい､､､』
『またまた､､､イジろうとしてる?』
『違うよ､､､ねぇ､今度デートしよう？二人で､､､わたし､本気だからね。』
『俺もサリナとデートしてみたい。でも､ケジメを
つけてからでいいか?』
『もちろん､､､いくらでも待つから。わたし前にハルに告ったでしょう？ずっと気持ちは変わらないよ。ハルが好きなの。ハルに好きになって貰えるならなんでもする､､､ハルが選んでくれたら絶対に後悔させないから､､､』
『分かった。でも本当に俺でいいのか?』
『ハルがいいの。もう他の人とは付き合わない。約束する。あっ､長くなっちゃったね､､､ゴメンね､付き合わせて､､､じゃあ､ハズいけどわたしでシテ
ね､､､』
『うん､､､サリナもシテくれ､､､』
『本当にハズいんだけど､､､いっぱいハルでするね､､､大っきいの思い浮かべて､､､でも､､､明日からも普通に逢おうね､､､』
『そうしよう､､､じゃあな､､､』
『うん､､､ハル､大好き❤️､､､じゃあね､､､』

つづく

すぐに写メに視線を注ぐ。
こんなに大きいのに､､､プリンプリンでカタチも最高にいい､､､
AVに負けてない､､､
サリナは男を知っている､､､オンナの悦びも､､､
ギンギンに反り返る。
３P､､､カレンも､一緒に､､､
ゲスいな､俺も､､､
しかしカレンもいずれ他の男に初めてを捧げる､､､
胸が苦しいのに自分でも驚くぐらい硬くなってる､､､
サリナの写メの顔がカレンと入れ代わる。
カレンのカラダは負けてないはずだ､､､
きっと胸だってもっとデカイ､､､
シゴく手の速度をアップする。
カレンの初めてが欲しい､､､
俺の男の刻印を焼きつけてやりたい､､､
「カレン､イクッ！」
思いきり射精する。
メチャ飛んだ､､､
先っぽが痺れるような快感､､､
でもまだムラムラする。
そのあともサリナで二回､カレンでも二回シタ。
本当に５回射精した。

翌朝､駅に着くといつもの場所にカレンがいた。
「おはよう､ハル､､､」
「うん､おはよ､､､」
「昨日はありがとう､､､」
「ううん､気にすることしてないって､､､」
「そんなことないよ､､､本当に嬉しかった､､､でも､ハル､､寝不足？」
「うん､､､まあ､､そうだな､､､」
「あっ､､､」
カレンの顔が急に赤くなる､､､
「､､､ひょっとして､､､オカズ､､､した？」
ギクリ､､､
「うん､､､した､､､」
ウソではない､､､
「わたしで､､､シタんだ､､､」
手を繋いで胸を押し付けてくる､､､やっぱデカイ､､､
ううっ､､､やっぱりカレンのオッパイが見たい､､､
でもこんなことでいいのか？
カレン､､､告白するんじゃ､､､
「明日のデート､覚えてるよね？」
「えっ､､､でも､､､」
「約束だからね､､､」
「分かった､､､」
嬉しそうに微笑んでくる。
本当に告白はどうなってるんだよ､､､

つづく

朝のホームルームが終わるとカレンは職員室に呼ばれて行った。
席に着いているハルにサリナが寄ってくる。
「ハル､おはよ､､､」
「おう､おはよ､､､」
サリナが顔を赤くしてモジモジしてる､､､
オイオイ､いつも通りのはずだろう？
でもやたらカワイイから､､､赦す､､､
サリナは声を潜めた。
「ねぇ､､､本当に､､５回シタの？」
「シタ､､､」
「す､すごいね､､､なんだか､わたしハルに犯された気分､､､」
「オイ､､､」
人聞き悪いじゃないか､､､
周りを見渡すが､みんな話しに夢中で聞かれてはいなかったようだ､､､
ただ何故かミズキがこちらをジッと見てる。
なんだ､アイツ､､､
サリナが耳元に口を寄せる。
「やっぱり､ハルとシタいよ､､､」
素早く囁くとサリナは離れて行った。
エロ過ぎだろう､､､サリナ､､､
入れ代わるようにカレンが戻ってくる。
「どうだった？」
「大丈夫､､､昨日のこと､､､それよりハルの分もお弁当作ってきたからお昼二人で食べようね､､､」
「おう､サンキュー､､､」
でも実際にはサリナ､三島さん､それにアイコまで加わり５人で食べることになった。
ハーレムかよ､､､
サリナの目つきがいつもよりも険しい､､､
それでもそれなりに楽しい食事をすごした。

待ち合わせをして午前中から二人で動物園に行った。
カレンはブルーのニットにカーディガンを羽織り､細身のデニムパンツ姿。
気取りの無い出で立ちだが､突き出した胸のラインが際立ち､その美貌も相まって男の視線を集めてしまう。
こんなにいいオンナの､､､このすごい胸を俺が自由にしてると周りの奴等は思ってるんだろうな､､､
でも､､､カレンはもうすぐ､､､他の男のものになる､､､
寂しさを感じながらも楽しい時間が過ぎていく。
遅い昼食をとって､そばにある旭森公園に歩いて行った。
町並みを見渡せる丘の上に立つ。
周りにはほとんどカップルばかり､､､
素晴らしい景色に二人の目は奪われる。
この丘で告白してカップルになった二人は幸せになるという評判の場所だ。
そのせいか中には周りを気にせず抱き合うカップルもいる。
他のカップルもそれぞれに自分達の世界に浸りきっているようだ。
カレンが振り向き思い詰めた表情で見つめてきた。
「今日は楽しかったね？」
「うん､､､そうだな､､､」
こうして二人きりで過ごすのも最後かも知れない､､､
「わたし､､､これから､､､告白する､､､」
そうか､､､そういうことか､､､
この丘で彼と待ち合わせしてるんだな､､､
胸が締め付けられる､､､
やっぱ､辛いな､､､
邪魔者は消えるか､､､

つづく

「じゃあ､､､俺は先に帰るよ､､､」
まるで捨てられた子犬の気分だ､､､
「何言ってるの？ハルがいないと始まらないよ､､､」
「へっ？」
告白に､､､立ち会えと､､､いうことなのか?
「もう､､､鈍感過ぎるよ､､､告白の相手はハルなの､､､」
「ウソ､､､だろう？」
「わたし､ずっとハルを見ていたんだ､､､初めて会ったときから好きだった､､､そばにいるようになって､､､もっと､もっと好きになったんだよ､､、」
「でも､､､カレンには他に好きなヤツが､､､」
「それはミズキのウソ､､､わたしがハルに告白すると話をしたの､､､そのときは応援してくれると言ってくれたのに､､､ミズキは､､､そしてあんなことになったの､､、」
「そうだったのか､､､」
すんなりと腑に落ちる､､､
ミズキは初めから俺を騙していたんだな､､､
「信じてくれる？」
「もちろんだよ､､､」
「第一､､､わたし､好きじゃない人に写メ送ったり､､､あんなこと､､､電話でシタりしないよ､､､」
そうだよな､､､俺ってバカだ､､､
「好きだよ､､､ハルが大好き💗付き合って下さい､､､」
「俺もずっとカレンが好きだった､､､俺の方こそ付き合って欲しい､､､」
「ああっ､ハル､､､」
カレンが抱きついてくる。
しっかりと受けとめ熱く見つめ合う､､､
「キレイだよ､､､カレン､､､」
「嬉しい､､､」
カレンが瞳を閉じる､､､
唇が重なり合う。
周りのことなど気にならない､､､
「カレン､､､もう離さない､､､ずっと一緒だ､､､」
「わたしだって､､､離れないから､､､これからも一生ハルだけ､､､ずっとハルのそばにいる､､､」
ずっとミズキへの復讐を考えていた。
でも今回の奥山との騒動ではっきりと分かった。
あのとき､ミズキは愉快そうに周りと一緒になって噂話で盛り上がっていた､､､
この子は表向きは反省しても結局は変わらない。
自分が幸せになることしか考えてなくて､人を幸せにすることが出来ない人間なんだ､､､
こんな人への復讐なんてもうどうでもいい､､､
後で虚しくなるだけ､､､
わたしはハルを絶対に幸せにする。
そしてわたしも幸せになる､､､
それが､､､本当の復讐､､､
想いを込めてハルを抱き締める。
「わたしをハルのものにシテ､､､､」
耳元で囁いた。

終わり

本当の復讐　ー20年後ー
に続きます。