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カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:堕
投稿者: 木菟
少年の名は 《香坂 凛》普通高校の三年、18才である。 この日、凛は電車で一駅隣にある映画館に向かっていた。
夏休みに入り、うだるような暑さである。
両親は 昨日から母の実家での法事に出掛けていた。 凛は、ゼミの夏期講習があるということで、同行しなかった。
そしてこの日、凛は かつてからの願望であった ポルノ映画を観に出掛けた。 背も高いほうではなく、体つきも華奢であり、顔も可愛いかんじで たまに女子と間違われることもあった。
18才とはいえ 入館を拒まれたらと思い、財布に学生証を入れ、キャップを少し目深に被り 少しでも拒まれにくくしようと考え、自宅を出たのだった。
電車は 駅に着き、改札を出ると 数分の処にあるポルノ映画館。狭い路地を曲がると、駅の傍とは思えない殺伐とした風景に変わる。そんな場所に 凛の目指す映画館はあった。
チケットを購入しようと すると
「君、いくつ?学生さんかな?証明できる物ある?」 と、ぶっきらぼうに言われ、お金と共に学生証を提示し、チケットを渡され 学生証を財布にしまいながら 入館した。
映画館の中には ロビーがあり、一人の中年が煙草を吹かしている。凛は 目を合わさないようにしながら通り過ぎる。
その中年男は 凛の顔を覗き込むように 見ていた。 含むような笑みを浮かべながら。
扉を開けると 中は真っ暗であり、画面からの薄明かりの中 一番後ろの席に座る凛。程無くすると 目も慣れてきた。席はガラガラで 十人程度しか客はおらず、凛は 一番端から三つ四つ中程に席を替えた。 上映されている映画は、一人の女が 二人の男に凌辱されているものだった。 赤い縄で 身体中を縛られ、二人がかりで犯され 悲鳴をあげるシーンに 凛は股間を硬くした。入館して20分も経つ頃には パンツの中で まだ青い茎から汁が溢れ、我慢の限界に近付いていた。
『あぁ、すごいよ…すごくエッチだ…我慢できないよ…出したい…』
凛は 席を立ち、トイレに向かう。個室に飛び込み鍵を掛けようとした瞬間、何者かに ドアを開けられた。
『えっ…な、なに…』 その男は、凛の入館時 ロビーで煙草を吹かしていた男であった。
そして あろうことか 男は 凛のいる個室に入り込み、鍵をかけた。
「な、なんですか…なにをするんですか」
凛の顔には いきなりの出来事による焦りが浮かぶ。 「へへ、いいのかい?高校生がこんな処でこんな映画を観て。ええっ、香坂凛君よぉ」
「えっ…な、何で僕の名前を…」
凛が そう言い終わらないうちに、男はヒラヒラと一枚のカードを振っている。 「えっ…そ、それって僕の学生証…」
そう、それは凛の学生証であった。
ドキドキしながら 財布にしまったつもりが 落としていたのであった。
それを 男は見ていたのだ。この男、名を石田明夫といい、この映画館に休みの度に来ている男であった。 そしてこの映画館は、同性愛者が集まる映画館なのであった。
そんなことは 全く知らなかった凛。そんな同性愛者の巣窟に足を踏み入れてしまっていたのだ。
「か、返してください…お願いします。僕の学生証…返してください…」
必死に哀願する凛に
「ああ、いいぜ。返してやるよ。けどな、凛君がこんな所に来ていたことは黙ってる訳にゃいかねえな。一応、住所と学校の名前、学校の電話番号は控えさせてもらったからな」
「そ、そんな…お願いです…学校や親には言わないでください…」
「まあ 考えてやらなくもないがな。じゃあ、俺の言うことを聞いてもらおうか。そうすりゃ黙っててやる。いいな」
「は、はい…で、でも…何をすれば…」
不安になる凛。
「怖がることは ねぇよ。ネタにして 何かやらかそうって訳でもねぇし。だから 黙って言うこと聞いてればいいんだよ。わかったな」
そう言いながら 石田は 凛のTシャツの上から 乳首の辺りを撫で始めた。
「えっ…や、やめてくだ」 「あっ、なんだって?黙って言うことを聞く約束だろう。つべこべ言うなら学校にチクるぜ」
「そ、そんな…わ、わかりました…」
「へへ、それでいいんだよ。気持ちよくしてやるぜ」 そう言いながら石田は 凛の乳首を探しあて、やさしく摘まみながら、時折 キュッと摘む。その度に ビクッビクッと反応する凛。 『えっ…あぁ…な、何…このかんじ…』
初めての体感に 戸惑う凛。固く目を閉じながら、身体を震わせている。
『へへ、乳首がおっ起ってきやがった。この坊や 素質があるみてえだな。じゃあ少し本気にやってやるか』
目を閉じ 顔を背けている凛の乳首を 片手で愛撫しながら、サラッとした凛の髪をかきあげる石田。
髪を押さえながら、現れた耳に息をかけ、耳朶を舐めあげる。ビクーッと反応する凛。舌先を尖らせるようにしながら、耳の奥まで舐めつくす。
「ん…はぁぁ…」
思わず吐息を漏らした凛の口が開く。
石田は それを逃さなかった。凛の開いた口に 己の唇を押し付け、強引に舌を挿入する。乳首、髪から手を離し、凛の頭と顎を掴み 口を閉じられなくし、舌を強引に絡ませながら 凛の舌に唾液をまぶしていく石田。
舌を絡めながら 再び乳首への愛撫を始めた。なすすべの無い凛。
何分経ったのだろう、凛の口からは 先程とは違った吐息が 漏れ始めた。 口の廻りは お互いの涎で グッショリ濡れそぼっている。凛の目は虚ろになり、視線は宙をさまよっている。 「ほぅら、凛。どうした、気持ちいいだろう?今から もっと気持ちよくしてやるぜぇ」
石田は 凛のTシャツを胸の上まで捲り上げ、小さな乳首に吸い付いた。
生まれて初めての 乳首への愛撫に仰け反ってしまう凛。チューチュー吸われたかと思うと ベロベロと舐め廻す。そして時折 カリッと歯を立てる。そうしながら 石田の手は 凛の股間をまさぐり始めた。
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2013/06/20 18:00:24(0H4hxBSz)
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