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1:お付き合い
投稿者:
春
◆KEJbDUVQ9A
美空ちゃんに告白できた。その日の夜は寝れなくて。まだドキドキが残る。
顔を布団に埋める。 足をバタバタさせる。 告白・・しちゃつた。 好きって・・言っちゃった・・・。 まだ恥ずかしくて。 胸がキュンとする。 友達から彼女になったらどうなるのかな。 手を繋いだりしてもいいのかな? 布団に潜り込んでまるくなる。 「うーん・・美空ちゃん・・・どうしよ・・」 眠れない・・・。 どうしよ・・・。 部屋から出て台所に向かうジュース飲んで落ち着こう・・。 台所に利奈さんがいた。 「やっ、春くん・・」 「お姉ちゃん・・どうしたの?」 「なんか寝れなくてね」 「ふーん・・」 二人でジュースを持って外に出た。 夏が終わりようやく涼しくなってきた。 「美空ちゃんに告白したんだ・・」 「ふぇっ?ホントに?」 「うん・・付き合ってくれるって」 「そ、そうなんだ・・」 利奈さんはびっくりしたみたいだ。 そりゃそうだ・・僕があんな綺麗な女の子と付き合うんだから。 「お姉ちゃんは美月くんに告白しないの?」 「・・・無理・・かな」 「なんで?」 利奈さんは悲しそうな顔になった。 「振り返ってくれないもん・・美月くんは美空ちゃんを愛してるから」 「ほぇ・・・」 そっか・・やっぱり。 美月くんは付き合うと知っても特に何も言って来なかった。 夜空を見上げた。 星がたくさん輝いている。 凛姉ちゃん・・頑張るからね・・。
2011/02/26 12:18:33(YJRrrGs/)
投稿者:
春
◆KEJbDUVQ9A
神社の中を散歩しながら考える。
山田さん・・姉妹兄弟はいないって言ってたよな。 何か理由があるのかな? 気になる・・・。 美月くんは気にしちゃダメって言ってたけど。 夜空を見上げる。 綺麗な星がきらきら光る。 聞いちゃダメかな。 何か悩みがあるなら力になれないかな。 携帯がなる。 山田さんからだ・・。 妙なタイミング・・。 「もしもし?山田さん?」 「あ、夜に悪いね・・あの・・喫茶店から見てたでしょ?」 バレてたか・・・。 「う、うん・・ごめん」 「あは・・妹なんだ・・双子の」 やっぱり・・・。 「えと・・秘密にしとけば・・」 「あ、別に大丈夫・・・まぁ訳はあるけど・・ずっと離ればなれだったんだ」 「そうなんだ・・・」 「今日、やっと久しぶりに会えたんだ・・」 「よかったね・・本当に」 「うん・・ありがと。じゃあまた明日ね」 「うんっ」 携帯をポケットにしまう。離ればなれの双子か。 なんか可哀想だな。 「春くん・・どした?」 「お姉ちゃん・・」 利奈さんはパジャマ姿。 可愛いな・・。 「風邪引くよ、おいで」 「お姉ちゃんも散歩しようよ」 「あは・・いいよ」 利奈さんとは父親違いの姉弟。 お母さんは一緒。 お母さんはどこにいるのかな・・・。 「お姉ちゃん・・お母さんはどこにいるの?」 「聞きたいの?」 利奈さんが星空を見上げて言った。 月明かりに照らされて綺麗・・。 血が繋がってなかったら・・・きっと・・好きになってた。 「お母さんはね・・音信不通なの・・どこにいるのか分からない」 「そうなんだ・・・」 少し残念。 会ってみたい気もする。 どんな母親であろうと。 「春くん・・きっと悲しむから会わない方がいい」 「そっか・・・」 「さ、寝よう・・寝坊しちゃうよ」 「うん・・」 家に入った。 歯を研こう・・・。 洗面所で歯磨きをする。 美空ちゃん寝ちゃったかな・・もう少し起きていたい・・。 うがいをして鏡を見た。 綺麗な顔・・。 もっと・・自信持っていいかな? 居間に向かう。 やっぱりまだ眠くないや。 居間に入ると美空ちゃんがいた。 「春、寝れないの?」 「うん・・」 美空ちゃんの隣に座る。 縁側から綺麗な月が見える「お母さんって・・いいよね」 「春・・」 「会いたいな・・甘えてみたいな・・」 ぎゅっと抱き締められた。僕も少しドキドキになれないと・・。 「私に甘えればいい・・」 「美空ちゃん・・・」 「きっと辛い思いするよ・・・・」 「それでも会いたいな」 「春・・・」 美空ちゃんを見つめる。 今度は僕から・・・。 「美空ちゃん・・キス・・していい?」 「うん・・いいよ」 ドキドキ・・。 顔を近づける。 唇が触れて・・。 柔らかい・・・。 すぐに離れた。 「春からキスした・・初めてだね」 「あ・・うん」 ドキドキして顔を見れない・・・。 「あ、山田さん、双子の妹 がいたらしいよ」 「そっか・・・」 「離ればなれだったみたい」「ふーん・・私も美月と離ればなれになった事あるよ・・」 「ほんとに?」 「うん・・」 辛かっただろうな・・。 あんなに仲がいいのに。 「結局私から戻って来ちゃったけどね」 とっても嬉しそう。 「美空ちゃん・・美月くんと僕・・どっちが好き?」何を言ってる・・。 僕は・・・。 「春・・・ごめん比べるなんて無理だよ」 「う、うん・・ごめん」 僕はガラスの向こうの女の子に恋してる。 多分これ以上は触れない。触れられない・・・。 そんな気がする・・。 今日は利奈さんの部屋で寝よう。 「お姉ちゃん・・入っていい?」 「いいよ・・」 利奈さんはもう寝ていた。一緒に布団に入る。 抱きついてみる。 「お姉ちゃん・・・」 「甘えたいの?」 「うん・・甘えたいよ」 「いいよ・・」 利奈さんも抱き締めてくれた。 暖かい。 ゆっくりと眠りについた。
11/03/03 11:21
(0DVOtdEs)
投稿者:
春
◆KEJbDUVQ9A
美空ちゃんと美月くんは保健室行っちゃった。
大丈夫かな? そんなに・・怖かったかな? 山田さんは少し申し訳なさそうな顔。 「やりすぎたかな・・」 「あは、あの二人が怖い話苦手だっただけだって」 「そっか・・」 授業中だしあんまり喋れない。 ノートは何とか書ける。 汚い字だけど・・・。 「ねぇ、榊くんは・・美空ちゃんと付き合ってるんだよね?」 「あ、うん・・」 「そっか・・楽しい?」 「う、うん・・・・」 正直・・・あんまり変わらない。 友達だった時と。 キスはしたけど・・。 美月くんがいる。 美空ちゃんの大好きな。 僕より愛してる・・・。 それは分かる。 「私は美月くんが好きだなぁ・・・」 「や、やっぱり?凄いもんね・・美月くんは」 銀髪にブルーの瞳。 容姿は文句のつけようがないくらい。 女の子のような・・・中性的な・・超がつくくらい美少年。 僕なんかより・・ずっと。「でも榊くんも好きだよ」 「へっ?」 僕を見て微笑んだ。 友達として・・・? だよな・・・。 僕なんか・・山田さんに合わないよな。 終礼が始まった。 明日の予定やお知らせのプリントが配られる。 ガラッ。 教室の扉が開いた。 「すみませーん・・」 美月くんと美空ちゃんだ。美空ちゃんは顔が赤い。 席に座った。 「具合はどう?」 「あ、ああ、うん・・だ、大丈夫だよ」 「そっか・・・」 お知らせのプリント。 授業参観・・。 「はぁ・・・」 ため息が出てしまう。 僕にはお母さんがいないから・・・。 「春・・・」 美空ちゃんが心配そうに見つめている。 「いいよ・・大丈夫」 「そっか・・」 お母さんがいなくても生きていけるから・・。 大丈夫・・・。 いつもどうり部活。 美空ちゃんは美月くんと喋ってる。 最近・・なんか違う気がしてきた。 僕なんかが・・美空ちゃんと付き合うのは。 好きだった気持ちが分からなくなってきた。 家庭科室に入る。 いつもどうり席につく。 今日は何を作ろうかな。 うーん・・・。 「今日は自由に何でもいいよ」 みんなに言った。 食材は色々あるから。 何でも作れる。 美空ちゃんと美月くんは仲良しだし・・。 僕は・・・。 邪魔・・・かも。 美空ちゃんが僕を見た。 近づいてきた。 「春・・元気ないね」 「美空ちゃん・・・別れよっか」 「春!?なに・・」 「僕・・美月くんには勝てないよ・・ごめん」 胸が苦しくなって家庭科室を飛び出した。 これで・・・いい・・よね・・? 気が付いたら屋上にいた。フェンスに寄りかかる。 僕はこれ以上進めない。 もう無理だ・・。 「春・・・」 美空ちゃんが追いかけてきた・・。 「美空ちゃん・・ごめん」 「春・・・どうして?」 「美空ちゃんにはたくさん与えてもらった・・だからもういいよ」 「春・・・」 「美月くんが好きなら余所見しちゃダメ・・」 「春・・・私が春を好きって事・・忘れてない?」 美空ちゃんが抱きついてきた・・・。 あったかい・・。 けど・・・もういい。 辛い・・・美空ちゃんと付き合ってると・・。 「ごめん・・別れよう・・もう辛いよ・・短かったけど・・楽しかった」 美空ちゃんを引き離した。美空ちゃんは悲しそうな顔・・・。 「春・・・」 「友達に・・戻ろう」 本当に短かった。 夢みたいな日々だった。 美空ちゃんとは友達・・それが一番いい関係。 「ごめん・・先に帰る」 逃げるように駆け出した。僕はこれ以上は・・望まない。 家庭科室に戻った。 涙が出そう・・。 椅子に座ってうつむく。 「榊くん・・大丈夫?」 山田さんが隣に座った。 美月くんはいない。 結実はこっちを見ている。あっけないな・・・。 終わっちゃった・・。 「ほら、春さん!食べて元気だせ」 結実の作ったどんぶりを食べた。 美味しいけど物凄く辛い・・。 「これ・・なに?」 「スペシャルどんぶりだ!」味がよくわからない・・。「ははっ・・美味しいよ」 笑えた・・。 結実が肩を叩いてくれた。友達でいいんだ・・。 友達で・・・。 美空ちゃんと美月くんが戻ってきた。 美空ちゃんが僕に駆け寄る「美空ちゃん、もう友達だからね」 「・・・うん」 抱き締めなくてもいいって事。 もうドキドキしなくていい・・・。 料理を作ろう・・。 料理を作って忘れよう。 僕が一番好きなのは料理だけ。 それだけでいい。
11/03/04 14:24
(4R6f3xZC)
メールが来た・・・。
美空ちゃんからだ。 今日は雪の家に泊まりますっ!( '∇^*)^☆ へぇ・・。 お泊まりかぁ。 いいなぁ・・・。 携帯を枕元に置いてため息・・。 僕はそろそろ自分で歩かないとな・・。 美空ちゃんに支えられてばかり。 目をつむって寝転がる。 はぁ・・・。 寝よう・・・。 翌朝・・・。 美月くんと美空ちゃんはまだ帰ってきてない。 どうしたんだろ・・。 まぁ・・いいや。 朝御飯を作った。 利奈さんと朝御飯を食べる・・・。 「春くん、少し大きくなったね」 「あ、そう?嬉しいな」 たくさん食べるようになったから・・。 体つきも変わってきた。 「だんだんと男らしくなってきたじゃん!」 「うんっ・・!」 素直に嬉しい・・。 朝御飯を食べてから学校に向かう。 今日は一人だけだ。 あ・・山田さん・・。 鈴美・・ちゃん? 「おはよ・・えっと」 「あぁ、おはよ・・鈴美だよ」 「あ、ごめん・・」 山田さん・・鈴美さんは微笑んだ。 「もう鈴美でいいよ」 「あ、うん・・」 二人で並んで歩く。 妹・・鈴風さんは何してるんだろ? 「妹・・・明日帰るんだ」 「えっ?」 「だめ・・だった・・ここに来ても治らなかった」 「えと・・何か病気なの?」鈴美さんは悲しそうな顔をした。 うつ向いてしまった。 「夜一人で歩き回るの・・いつの間にかいなくなってる・・・」 「夢遊病ってやつ?」 「うん・・・」 大変なんだな・・。 何か力になってあげたいな・・・。 「ここにくれば・・私もいるし静かな街だから・・治るかもって思ったけど・・ダメだった」 「そっか・・・」 「また・・離れちゃう・・のか」 とてもとても悲しそう。 近くにいてやりたいはず・・・。 双子なら・・。 学校についた。 教室に入っても美空ちゃんと美月くんがいない。 今日はお休みかな・・。 席に座る。 山田さんはやっぱり落ち込んでいる。 なんとかしてあげたい。 チャイムが鳴る。 ガラッ。 「セーフ・・・」 美空ちゃんと美月くんが入ってきた。 よかった・・。 休みじゃなかったんだ。 二人が席についた。 「春、おはよ」 二人同時にあいさつした。可愛いな・・。 「うん、おはよ」 美空ちゃんと美月くんなら何か・・。 いや・・僕の力で・・。 鈴美さんの力になってあげたい。 僕がそばにいてあげれば・・・いいかな。 鈴美さんが寂しくないように・・。 放課後。 今日は鈴美さんと帰る事にした。 「めずらしいね・・榊くんが私なんかと」 「僕・・鈴美さんの力になりたいなって」 「えっ!?」 「友達・・だから」 「あは・・ありがと」 嬉しそうな・・悲しそうな顔。 鈴美さんの家・・大きいな・・。 それより・・・。 パトカーが止まっている。 鈴美さんが走り出した。 僕は家の前で待つしかできなかった・・。 どうしたんだろ・・・。 しばらくして鈴美さんが戻ってきた。 泣いてる・・・。 「鈴風・・・どっかに行っちゃった」 「えっ・・?」 「夕方までここに・・いた・・・いなくなった・・どうして・・」 泣き崩れてしまった。 僕は・・・。 抱き締める・・それしかできなかった。 ドキドキはしない。 美空ちゃんとは違う。 なんか・・違う。 「探そう・・僕も手伝うよ」「榊くん・・・」 「双子のお姉ちゃんなら・・場所が分かるかも」 「うん・・うんっ!」 ハンカチで涙を拭いてあげた。 美空ちゃんと美月くんにも連絡した方がいいかな? いや・・いい・・。 頼らない・・・。 僕は大丈夫・・。 「行こっ!」 「うん・・」 鈴美さんを立ち上がらせて・・。 二人で走り出した。
11/03/05 23:58
(D8BSxE6U)
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