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微熱
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:微熱
投稿者: ◆Df3LS3WJTE
私の寝室は一階。
美月と美空は二階。
クロスは私の隣の部屋。
この家はなかなか綺麗だな・・古いけど。
ヨーロッパに来てからすぐに学校の建設が始まった。周りの家に挨拶をして数人の子供が来てくれる事になった。
学校というより塾かな?

家から少し離れた所に建てる予定。
朝から工事の音が聞こえる。
食堂に向かうと美空がいた「おはよ、美空」
「うん・・むぅ・・」
「眠いの・・?」
「うん・・」
目を擦りながらフラフラしている。
「ママの部屋でもう一回寝なさい」
「・・・うん・・」
美空を抱き抱える。
どう扱ったらいいのかな。精神的にはもう大人なんだけど。
ベットに寝かせて布団を被せる。
寝ぼけ目で私を見つめる。
「ママ・・おやふみ・・すーっ」
「早いな・・おやすみ」
美空の頭を撫でて机に置いてあるPx4に触れる。
黒いスライドがキラリと光る。
布で優しく磨く。
「お前とは長い付き合いだよね・・・」
日本に来てから私は一人ぼっちこいつが唯一の友達だった。
フレームは綺麗なマリンブルーとパープル。
不調もないし。

コンコン。

「ママ、入るよ」
「どうぞ」
美月が目を擦りながら入ってきた。
美空と同じか。
「どしたの?」
「うにゅ・・眠くて」
「美空と一緒に寝てれば?」「うん・・・」
美月もベットに潜りこんだ
こんな可愛い子供がいて幸せ。
大人扱いはもう少し先でいいや。
Px4を分解してスライドのオイルを落とす。
専用の液体を布につけて擦れば綺麗に落ちる。
「ねぇ、ママ・・なんでずっとその銃なの?」
美月が布団から頭だけ出してこちらを見ている。
「うーん・・道具って思えなくなっちゃったんだ・・こいつには色々助けられたから」
「へぇ・・どんな風に?」
「クスッ・・じゃあまずこいつとの出会いから・・」

日本に来た時は私は14か15くらいだった。
荷物はカバン一つだけ。
空港内であたふたする。
「えっと・・えっと・・こっちかな?」
目線が集まるけど他人にはあまり聞きたくない。
すぐに答が出るのはつまらない。
出口を見つけて街を見た。お洒落な感じのビルや綺麗なお店が見える。
「日本かぁ・・・」
サムライがカタナを下げてないし。
チョンマゲもない。
そんなの当たり前だ。
ちゃんと勉強してきた。


師匠は訓練や任務では厳しいけど日本に行く前は父親のようだった。
私は父親がどんな物か分からないけど。
たぶん優しくて心配してくれる大きな存在。
街をブラブラ。
一生暮らしていけるお金はある。
けど私は殺し屋だから。
師匠がせっかく訓練してくれたんだし。
銃の持ち込みはできないけど国内にあるガンショップで銃が買える。
師匠が教えてくれたお店に向かう。
こじんまりとしたお店。
「ほへ・・・」
ズラッと並ぶライフル。
私はとりあえず拳銃が欲しい。
前に使っていたM9は元米兵に貰った物。
デザインが気に入っていたガラスケースの中にはたくさんの銃器。
「お嬢ちゃん何かお探し?」少し年老いたおばちゃんだった。
「あの・・師匠の紹介できました」
おばちゃんはふむふむとうなずいて店の奥に案内してくれた。
「さて・・お嬢ちゃんは何て名前?」
「えっと・・悠」
「仕事用の名前も決めておくといいよ」
「はい・・・」
カッコいいおばちゃんだ。師匠より少し若い。
髪を後ろでまとめてポニーテールにしている。
「私のやってる所に入る?まぁ私は武器庫にいるだけなんだけど」
「あ、はいっ!」
おばちゃんはニコッと笑った。
「じゃあ連絡しとくよ。年齢制限もないからね・・じゃあ好きな拳銃を選びなさい」
「はーい!」
再びガラスケースの前。
色々ある・・・。
Hk USPはグリップが嫌い。師匠は気に入っていたが私は手がそんなに大きくないのだ。
あんな大根おろしみたいなグリップはグローブをはめないと痛い。
「前は何を使ってたの?」
「えと・・・ベレッタのM9・・米軍仕様のやつ」
「じゃあこれにしなさい」
おばちゃんはガラスケースからベレッタPx4を取り出した。
ポリマーフレームの新しいやつだ。
握らしてもらう。
「ふむん・・・いいかも」
デザインもセクシーだし・・・いい!
「おばちゃんこれにする!」おばちゃんは笑って棚から袋を取り出した。
「それにすると思って一式用意しといたよ」

おばちゃんにお礼を言って店を出る。
仕事は連絡があるまでできない。
マンションを用意してあるらしい。
すぐ近く。
師匠が用意してくれた。
こんな時は優しいんだな。管理人さんに事情を説明して鍵を貰った。
部屋の案内はしてくれないのか・・。
何もないすっからかんの部屋。
とりあえず座る。
「ふぅ・・・髪の色目立つかなぁ・・」
銀髪は目立つ。
少し伸びてきたし。
「とにかく・・はらへった」近くにお店がないか調べた古っぽいバーがあった。
ドアをあけると鈴がなった「いらっしゃい」
マスターがグラスを磨いていた。
私は椅子に座る。
中は綺麗だな。
「お嬢ちゃん、なんにします?」
「お腹がいっぱいになる物がいいなぁ」
「じゃあパスタ系にしよう」マスターは厨房に行った。お財布には日本の紙幣が何枚かある。
頬杖をついてグラスを眺める。
「お酒・・飲みたいなぁ」
せっかくの一人暮らし。
好き勝手にやってみたい。マスターがナポリタンを作ってきてくれた。
「はい、おまちどおさま」
私はすぐに食い付く。
うまい・・・。
あっと言う間にたいらげた「おいしい!マスターって料理うまいね」
「いや、それほどでもないよ」
しばらく話すとなかなかいい人みたいだ。
殺し屋の事は内緒だけど名前は教えた。

街を歩いてみる。
もう夜だ・・・。
私の外見は目を引く。
我がなら美形だし。
銀髪だし・・・。
けど誰も声をかけてこないな。
日本人って臆病なんだな。私は部屋に戻って寝転がるPx4をいじる。
真っ黒なフレーム。
真っ黒なスライド。
「ふむ・・おまえも美人にしてやる!」
Px4とにらめっこしながらいつの間にか寝てしまった・・・。
隣にだれかいてくれたらって思った。
恋人が欲しかった・・・。



 
2011/01/08 11:33:49(RORlASax)
7
投稿者: 綾 ◆Df3LS3WJTE
手を繋いで歩く。
有名ブランドの洋服店が並ぶ。
私はノーブランド物も結構好きだ。
少し驚かされるデザインがたまにある。
日本ではブランド買っておけば安全って感じで選ぶ人も多かったが。
たまには冒険してみるのもいいんじゃないのかな・・・・。
「ママ、あれ欲しくない?」「・・・うん?アクセサリーかな?」
なんだっけなあれ・・・。いろんな色の腕輪。
ビーズみたいな・・・。
「パワーストーンか・・美月はどれにする?」
「うーん・・・」
美月は石の説明書を見ている。
それぞれに効果が違うようだ。
私はブルータイガーがいいかな。
青系の色は好き。
「ママと同じのにするよ」
「そか、じゃあこれ2つ買おっか」
お金を払ってさっそく腕につけてみる。
ひんやりとした石の感触。天然石らしい・・・かなり高かったぞ。
歩くとやはり視線を感じる美月と私を見ているみたいだ。
「みんな・・・可愛いって思ってるよ」
「あはは、良かったね・・・美月はカッコいいって思われたいか、男の子だもんね」
「うにゅ・・・そのとうり」美月はやはり外国でも受けがいいな。
私も美月も色んな国の血が混じってるからな。
日本人寄りだけど外国の特徴も入ってる。
上手いことにバランスがとれてるようだ。
今日は久しぶりにミニスカートだ。
チェック柄で結構短め。
私の美脚を見せつけたい気持ちがあったり・・・。
春の終わり頃なのだがまだセーターを着てても大丈夫・・てか肌寒いから着てるんだ。
ブーツは少し長めのエンジニアブーツ。
鉄板が入ってるので重たいけどこれで蹴りを入れたらあばら骨ぐらいならヒビが入る。
美月の服装もなかなかセンスがあるがまだまだ・・。少し鍛えてやるかな。
「こっちおいで!」
「えっ?なに!?」
洋服を少し見て回る。
美月はあんまり背丈がないのでどうも子供っぽい服を選びがち。
少し大人っぽい服を着せてみよう。
私が選んだ物を着せてみる・・・。
試着室から出てきた。
ふむ・・・。
「どう?似合う?」
「無理してる感じ・・別のやつ着てみよう」
「うん・・・カッコいいと思ったのに」
店員さんはついていけないらしい。
私はこれでもプロのデザイナー。
服の組み合わせ、選び方もその道の人に習ってきた。師匠の友人はたくさんいるが有名ブランドのデザイナーさんが何人もいた。
何度も誘われたが私は個人でデザイナーがやりたかった。
大きな会社に入る気持ちにはなれない。
忙しいと失ってしまう物がある。
「ふむ・・美月、これはなかなかいいよ!」
「うんっ」
美月に選ばせたらなかなかいい組み合わせをしてきた。
何着か買って待ち合わせの場所に戻った。
ちょうどクロスがカートを押してやって来た所だった「おぅ、食材は買ったぜ」
てんこ盛りのカート。
食い盛りが二人いるからな・・・。
美月が買い物リストを眺める。
「これで全部かな・・・」
「ガンショップ行くぞ!」
「おじさん本気で行く気だったんだ・・・」
こいつはいい歳して銃の事になると子供みたいにはしゃぐな・・・。
銃を道具として見るか。
楽しめる物として見るかは人それぞれ。

ガラスケースにいくつか拳銃がある。
クロスの知り合いらしい人が店の主人のようだ。
クロスは美月と並んで拳銃を食い入るように見つめている。
私は適当に店の中を歩く。色々と売ってるな・・・。サイレンサーはさすがに置いてない。
あれは買うのがかなり面倒だ。
銃の所持は許可書を書けば帰るがサイレンサーはもっと面倒な事をしないといけない。
私も持っているがかなり苦労して手に入れた。
ダットサイト類がいくつかある。
最近Px4にマウントをつけて色々乗せて撃っている。「ふむん・・・」
新型のホロサイト・・・。これは高価だがなかなかいいな。
けどやはりデカイ・・。
結局スコープとダットサイトをいくつか買った。
美月とクロスは何やら相談中。
まるで親子みたい。
ルカがいたらどうだったのかな。


「・・・・・で?」
「ママ、ごめんね・・」
「綾・・いいだろ?」
拳銃の箱が10ケースある。いくらなんでも買いすぎ。「まぁいいけどさ・・」
「帰ったら撃ってみようぜ」「うんっ!ママは?」
美月は私の手を握って離さない。
私も離したくない。
「私は見てるだけでいいよ」「うにゅ・・そっか」
美月はしゅんとする。
車に荷物を積んで荷台にシートを被せる。
美月の言うとうり雨が降ってきた。
車に乗って美月が膝の上に乗ってきた。
ほっぺたはプニプニ。
化粧水も何も使ってないのにうらやましいくらい綺麗な肌だ。
少しつまむ。
「いたぃ・・」
「美月にも化粧水あげよう。もっと綺麗になるよ」
「うにゅ・・うん」
来た道を戻る。
美月は寝てしまった。
「可愛いな・・ホントに」
「うん・・私の美月」
クロスは運転しながら私の手を握ってきた。
「片手じゃ危ないよ・・」
「綾、俺と結婚してくれないか?」
「はぁ?」
何言ってるんだこいつ。
しかも運転中に・・・。
「美月から離れられるように・・俺と結婚してくれ・・俺はお前の事が好きだし・・女の中じゃ世界で一番好きだぞ!・・・女の中ではだがな 」
「結局男のが好きなのかよ」クロスの手は暖かくて。
力強い。
私も美月から離れられるように努力しなきゃな。
「分かったよ・・あんたと結婚する」
「よし、結婚式はパーッと派手にやろうぜ!」
「ははっ、派手な結婚式か・・・悪くないね」
クロスの事は嫌いじゃないし。
これで普通の親子になれるならいい。
美月と親子になるんだ。
これでいい・・・。
これでいいんだよね。





11/01/11 09:14 (ue.0sOCn)
8
投稿者: 綾 ◆Df3LS3WJTE
学校の休みの日はだいたい家にいた。
特に行く所も無かった。
朝起きる。
私のパジャマは無地の黒の肩だしワンピース。
露出度が高い。
裾はかなり短い。
袖はダブダブ。
結構気に入ってるやつだ。フラフラ歩きながら居間に向かう。
美月はまだ起きてないな。朝ごはんを作る。
「ふんふーん・・」
私は料理をすると鼻歌が出てしまう。
ハムサンドを作ってお皿に盛る。
飲み物を持って美月の部屋に行く。
「美月・・・んっ?」
まだ寝てる。
机に朝ごはんを置く。
ベットに座る。
「すーっ・・すーっ」
この世の物とは思えないくらい可愛い寝顔。
少し寝癖ができている。
頭を撫でる。
「可愛い・・美月」
一緒に布団に入って抱き締める。
「んっ・・あや・・」
寝言かな・・可愛い・・。暖かい・・。
いいにおい・・。
絶対に離さない・・。
でもさすがにもう起こさないとな。
美月に覆い被さる。
モゾモゾと動く。
「んぁ・・わぁ・・おはよ」「おはよ、美月はまた寝坊したね」
「だって・・・しかたないよ・・」
美月が視線を反らした。
少し顔が赤い。
「ごはん作ったよ、食べよっか」
「うんっ!」
美月の部屋のテレビをつけて並んでベットに座る。
ハムサンドを一口食べる。美月が私の太ももを見ている。
「綾って脚細いし綺麗だよね」
「うん・・まぁね」
「今日の服可愛いよ・・」
「えへっ、どうも」
袖をヒラヒラさせる。
今日も特に予定なし。
「綾って本当に30歳なの?僕よりいくつか上にしか見えないよ」
「あー・・・年齢分かんないんだよね・・大体で決めてるからもっと若いかも・・・・てかお世辞?」
「ううん、本当に・・」
多分美月と美空を産んだのが18歳くらい。
もっと若いのかも・・・。「美月、今日は何する?」
「えっと・・どうしよ」
美空はいないし・・・。
行く所もない。
「エッチする?」
「うんっ・・それがいい」
「じゃあまず朝ごはん食べちゃおうよ」
「分かった、元気出ないもんね」
母親だよ・・母親がこんな事言って・・。
息子としてるんだ・・・。もう離れたくない。





美月と美空に結婚の事言わないとな。
二人を私の部屋に呼び寄せる。
「えっとね、ママはおじさんと結婚する事にしたよ」美空は微笑んだ。
美月は・・・・。
喜んでくれた。
「ママ、良かったね!」
「うん、美空ありがとう」
美月は悲しむかと思ったけど意外だった。
美月ももう決心をしてくれたんだ。
もう親子に戻らないと。

寝室もクロスと一緒のがいいのかな・・。
「ねぇ、クロスと一緒に寝た方がいい?結婚するんだし」
「いや、結婚するからと言って寝室を一緒にする必要はないよ。寝室を分けてある方が離婚率も下がるんだとよ」
「へぇ・・・てかあんた私とエッチしたい?」
「さぁ?興味が出たらな」
「また子供を産めば美月との距離も取れるかもって・・・思うんだけど」
「俺は女には興奮しないんだがな・・・」
「私のテクニックを使えば誰だろうと・・いけるよ」クロスは苦笑してタバコを一本吸った。
「俺は美月と美空がいればいい・・・あんな可愛い子供がいれば満足だよ」
「そっか・・・」
私も新しい子供が欲しいかと言われれば分からない。そんな気持ちで子供を作ってはいけない。
「まぁ、夫婦になるんだしそれなりにはやってやるよ」
「それなりにって何よ・・・本当に冗談ばっかり」
ムスッとしてしまう。
クロスがすくっと立ち上がって私の背後に来た。
胸を触ってきた。
「んっ・・する?」
「溜まってるんだろ?気持ち良くしてやる」
「キスして・・」
優しいキスだ。
さすが美月の育ての親。
紳士だな。
上手い・・・。
「んっ・・はっ・・ねぇ、したいよ・・」
「分かった・・ソファーでするか?」
「うん、いじめて・・」
お姫様抱っこされてソファーに寝かされる。
さすが外国人。
力強い。
今日もミニスカートだ。
パンツを下ろされる。
「あの時は適当にやって悪かったよ」
「あぁ・・あのホテルの時ね・・ムカついたよ」
クロスは苦笑してゆっくり割れ目を舐めてきた。
ビクッと体が反応する。
久しぶりだし・・・。
すぐに濡れてきた。
「あんたの・・・・固くしてあげる」
「できるか?」
「誰に言ってるの?」
ふむ・・やはりでっかい。ゆっくりくわえる。
私のテクニックを使えばたやすい。
「おお、すげぇ!」
「勃起して喜ぶなよ・・」
「入れるか?」
「うんっ・・」
優しく押し倒される。  「コンドームあるぞ」   「ナマがいいよ・・」   「避妊しないと・・」   「もぉ、はやく・・」   クチュクチャと先っぽが入ってきた。
「んっ・・はぁ・・」
「気持ちいいか?」
「まだ・・先っぽだけ・・全部入れて」
グイッと根元まで入った。気持ちいい・・・。
ガシガシと突かれる。
「クロスっ・・上手いよ」
「悪いけど女とも何度かヤった事はあるよ・・」
「んっ・・童貞じゃないんだ・・」
久しぶりの感じ。
気持ちいい。
「あっ、はぁ・・んんっ!!」「お前もっ、凄い上手いな・・・」
「はぁ・・んんっ」
少しずつ早くなる腰の動きそろそろ射精かな・・。
「クロス、中出しして」
「おぃ・・・」
「お願い・・感じたいの」
「ったく・・食費がまた増える・・・」
根元まで入ったままずんずんと突かれる。
「くっ・・・!」
ビュクビュクッ!
凄い量だ・・・。
「んぁ・・妊娠しちゃうね、今日危険日だわ」
「欲しくない子供を産んでどうするよ・・・」
「大丈夫・・あんたの子供なら愛してあげられる」
「そっか・・・じゃあもう少し中に注いでやる」
「うん・・・」
また子供を産んで愛してあげよう・・・。
子育ては楽しいし・・。
楽しみ・・・・。
クロスはいい奴だし。
これから好きになれる。
美月とも離れられる・・。大丈夫・・・。

「う・・てか、出しすぎ」
「テッシュはどこだよ・・あぁ・・そのソファー高いんだぞ!」
「なんで私のせいになる・・・?」
テッシュで綺麗に拭いた。パンチをはいて服の乱れを治す。
「これでもう立派な夫婦ってやつか?」
「まぁね・・・頼りにしてるよ、クロス」
「任せとけ・・俺は全部守る」
やっぱり頼りになる。
こいつがいて良かった。
夕食を作ってお皿に盛る。「おーい、ごはんだよ!」
美空がトコトコおりてきた「ママ、どうだった?」
「うん?ああ、良かったよ」「そっか!」
多分声聞こえてたな。
美空は美月を独り占めできるから嬉しいだろうな。
「あれ・・美月は?」
二階に上がって美月の部屋をノックする。
「美月、ごはんだよ」
返事がない・・・。
中に入ると美月は布団にくるまっていた。
「美月・・今日はステーキだよ・・」
「・・いらない・・」
ベットに座る。
さっきのがショックだったのかな・・・。
「美月、おじさんとはもう夫婦だからね・・愛し合ったの」
「・・・・・」
「ごめんね・・・もう戻らないといけないよ。親子に・・・」
「・・・・ママ・・」
「うん?どうした?」
美月はブルブル震えているさすがに傷付けてしまったな・・・。
「僕・・・もうやだ・・」
美月をぎゅっと抱き締める「ごめんね・・・私のせいだから・・本当にごめんね・・・」
「お願い・・一人にして」
「分かったよ・・・」
美月を傷付けてしまった。私は自分勝手だよな。
美月に迫ったのも私。
美月と離れたのも私。
でも普通に戻らないといけないんだ。
そうしないと・・・。





11/01/12 11:08 (cv/qqoEi)
9
投稿者: 綾 ◆Df3LS3WJTE
朝、目が覚めて大きく伸びる。
「ふぁーあ・・・ねみゅい」目を擦ってスリッパをはいて食堂に向かう。
クロスがコーヒーを飲んでいた。
「おはよ、クロス」
「Good morning」
おはようのキスをする。
夫婦って感じ。
「んっ、ちょっ!舌入れないでよ!」
「ははっ、ダメか?」
「んー・・・朝から激しくするのも悪くないか・・」そう言って舌を絡める。
身長差がかなりある。
私はクロスの娘に見えるんじゃないかな。
「んちゅ・・つっ・・」
「なぁ・・綾・・・」
「・・したい?」
「いいか?」
「いいよ・・・」
抱えあげられてキッチンに座る。
パジャマとパンツを下ろされる。
「クロスもしっかり私の体にハマったね」
「あぁ・・お前は最高だよ」手でしごきながらキスをする。
クロスは割れ目を刺激してくれる。
「ん・・ちゅ・・はぁ」
「綾は可愛いな・・」
「ありがと・・・」
割れ目にチンコをくっつける。
「またナマか?」
「うん・・・」
グイッとクロスが押し込んできた。
「んっ・・はっ・・」
腰を掴まれてズンズンと突かれる。
朝から激しい・・・。
「ああっ、いいよぉ・・」
「俺もこんな・・・こんな気持ちいいのは初めてだよ・・」
「んぁ・・もっとぉ」
「おぅ・・」
クロスに抱き締められて突かれる。
美月・・・。
美月・・・。
考えちゃダメ・・。
「くっ・・イクぞ」
「うんっ、中にいっぱい・・・・」
クロスが思い切り引き寄せた。
子宮に直接注がれる。
「んぁ・・いっぱい・・」
「綾の中に射精するのは・・・最高に気持ちいいよ」引き抜いてまた奥まで突いてくる。
何回か繰り返している。
「んっ・・んっ・・もっとたくさん注いで」
「ベットに行くか・・ここじゃあ、あまり声出せないだろ」
「うん・・私の部屋でしよ?」
「了解・・・」
クロスは引き抜いた。
ドロッと濃い精子がたれてきた。
「すご・・・濃いなぁ・・」指につけてペトペトと触る・・・凄く粘っこい。
「早く行こうぜ」
「待ちきれない?」
「あぁ、当たり前だろ」
「あはっ、行こ・・」
手を繋いで部屋まで行く。部屋に入ってから抱き締められる。
鍛えられた体。
とっても力強い。
ベットで正常位の体位になる。
「んっ、いい・・はぁ」
「綾・・」
動くたびにギシッと軋む。やらしく響く。
「あはぁ・・声聞こえちゃうよぉ・・・」
「大丈夫だよ・・」
クロスは乳首を舐めまわしてきた。
美月の方がいいよ・・。
美月の方が優しくて気持ち良かったよ・・・。
「・・・っ!あっ!!」
ドクッドクッドクンドクンドクン・・・。
「すげぇよ・・今気絶しそうだった」
「あは・・・んっ・・たくさん出たね」
「シーツ汚れるな・・・このシーツも高いんだぞ!」
「だからなんで私のせいにするんだよ・・・」
朝ごはん作らなきゃ。
私は母親だから・・。
そう・・母親・・・。


「ママ、おはよ」
「うん、おはよ」
美空がおりてきた。
美月はまだ来ないかな。
お寝坊さんだし・・・。
美空はクロスに抱きついてから椅子に座った。
「おはよ・・・」
「美月、おはよ。えらいね寝坊しなかったね」
「僕はもう大人だから」
目を擦っている。
可愛い・・・。
抱き締めてあげたい。
美月はいつもどうりの様子
パジャマの上にカーディガンをはおっている。
私も朝食を食べる。
家族での食事だ。
これが普通・・・。
これで良かった。

大福とマックにドックフードをあげる。
こやつら・・・仲良すぎだろ・・。
今日は晴れだ。
うーんと伸びてから芝生に寝転ぶ。
「うにゃーっ・・気持ちいい・・」
目を閉じると・・・。
美月の事を考えてしまう。フルフル頭を振って消してしまう。
美月は息子だから・・。
ダメだ・・・。
それにまた子供ができるかも知れない。
もう戻っちゃいけない。
お腹をさする。
まだ妊娠したかは分からない。
けど排卵日に中出ししたから妊娠するだろうな。
ポフッと何かが隣に・・。「美月・・・」
「ママ、僕は大丈夫だから・・・大丈夫だから・・・前に進もう・・」
「うん・・」
私にはこんな綺麗な美少年がいるのに・・・子供なんて・・・・。
「僕、弟が欲しいなぁ」
美月は空を見上げた。
「うん・・男の子になるといいね・・」
「僕・・がんばる・・」
すっと立ち上がって歩いて行った。
美月・・・ごめんね。





11/01/13 08:11 (s62DPz0/)
10
投稿者: 綾 ◆Df3LS3WJTE
ベンチに座って夜空を眺める。
綺麗な星空。
ライフルスコープで星座を探してみる。
「ふむん・・・うにゅ・・・ない・・」
まだ妊娠してないみたい・・・おかしいな。
あんなにしたのに。
まぁそのうち・・・。
「ほれ、コーヒー」
「おっ、サンキュ」
毎日クロスがコーヒーをいれてくれる。
とっても甘い・・・。
カフェオレってやつかな?私の隣に座った。    「綺麗だよね・・・」
「そうだな・・」
手を伸ばしてみる。
ギュッと掴んでみても何も掴めない。
「ねぇ、妊娠しないんだけどさ・・・あんた種無しじゃないよね?」
「・・・・あるに決まってるだろ」
「そっか・・・」
クロスは苦笑して私の頭を撫でた。
「美月と美空がいる・・それでいいじゃねぇか」
「うん・・・」
クロスは立ち上がった。
「そろそろ寝るかな・・」
「あとで行くから・・満足させてね」
「あぁ・・・待ってるよ」
クロスは家に入って行った私はもう少し眺めていたかった。
美月とはもう親子だから。大丈夫・・・もう普通なんだ。
カフェオレを一口飲む。
少しぬるくなってきた。
「ママ、隣いい?」
「うん、いいよ・・」
美空がちょこんと隣に座った。
「お風呂入ったの?」
「うん、入ったよ」
美空もいいにおい。
シャンプーのにおいも微かにする。
「ママ・・・私、今の美月を見てられないよ」
「美月が?どうしたの?」
美空はしゅんとしている。「凄く・・辛そう」
「しかたないよ・・・私と美月は親子にならなきゃいけないの・・普通にならなきゃ」
「うん・・・」
美空と美月が愛し合っている事は言わなかった。
二人の関係を話す事はできない。
「辛いだろうけど・・普通にならなきゃ・・」
「ママ・・・美月をもう傷つけないで」
美空は私をじっと見る。
「美空?なんでそんな・・」「普通なんて・・無意味な言葉で縛り付けないで。ママが一番良く知ってるんじゃないの?」
「美空、私は正しい事をしてるんだよ?」
「今は私よりママを愛して欲しいから・・・だからママも素直になったら・・」バシッ。
美空を叩いた。
「なんなの・・?美空は私を否定するの?」
美空は頬っぺたを抑える。怒りが・・抑えないと。
「もう・・いい・・」
美空は家に行ってしまった・・・。
私の行動は正しいんだよね・・・?
そうだよね?
ルカ・・・。



次の日から美空は口を聞いてくれなくなった。
私も喋りたくなかった。
美月はまた寝坊した。
「美月、また寝坊?」
「うん・・・」
「いい加減に治しなさい、大人なんでしょ?」
「うん・・・」
「もっとはっきり喋りなさい!」
「うん・・・」
イライラして叩こうとした、美空が美月をかばった。「美月、行こ・・」
「うん・・・」
二人で二階に行ってしまった。
なんか・・・嫌な空気。
私が望んだのはこんなのじゃないのに・・・。
「大丈夫か?」
「・・・ったく・・反抗期かな」
クロスが頭を撫でてくれた。
まだイライラしてしまう。上手くいかない・・。


工事の音がうるさい。
またイライラしてしまう。こんなの私じゃない・・。美月と美空がベンチに座っている。
美月は元気がない・・。
今すぐに抱き締めてあげたい。
けど・・・・。
「はぁ・・・もぅ・・」
イライラする・・困った。私は美月の将来を考えてやってるのにな。
まだ子供だからいい物を・・・・。
私だって辛いのに・・。


夕飯を作る。
美月と美空はおりて来なかった。
「反抗期か・・・」
「クロスも何か言ってやってよ!」
「・・・・成長してるって事さ。大丈夫だよ」
「もぉ・・・」


外の空気を吸う。
辺りは真っ暗。
真っ暗で何も見えない。
家の灯りも届かない。
「はぁ・・・」
ため息をついて寝転がる。どうして・・・。
どうしてなの?




11/01/13 23:33 (s62DPz0/)
11
投稿者: 綾 ◆Df3LS3WJTE
夜にポツポツと雨が降る。家の中は静かだ。
自分の部屋で寝転ぶ。
何も上手くいかない。
「はぁ・・・」
ため息が出てしまう。
クロスの部屋に向かう。
廊下は真っ暗。
クロスはまだおきていた。「失礼、入るよ」
「おぅ」
クロスはベットで寝転んでいた。
私はベットもベットに寝転ぶ。          「ねぇ、私は正しいよね?・・美月と親子に戻るのは正しいよね?」
「あぁ、正しいさ。間違ってない」
クロスは私を抱き締めた。私もギュッとする。
「分かんないよ・・なんか上手くいかない」
「そのうち分かってくれるさ・・・」
「ねぇ・・子供欲しいよ」
「・・・・どうして?」
「もぅ・・美月と美空に触れるのが怖いよ・・・普通の子供が欲しい・・」
「バカかお前は・・・」
クロスは少し怒ったら口調になる。
けど優しく抱いてくれる。「少し休め・・・抱いててやるから・・」
「うん・・・」
そのまま抱き締めた寝てくれた。

学校はあと内装をすませれば完成となる。
工事の音もだいぶおさまってきた。
クロスは用事で出かけた。美月と美空は部屋にこもったままだ。
訓練もしてない。
このまま働かないで生きていくつもりかな?
「ママ、武器庫に用事があるから美月のそばにいてあげて」
「・・・・うん」
美空と喋るのは久しぶりだとりあえず洗濯物をしてからなだな。
美空は武器庫に行った。
すぐに戻るだろう。
しばらくして、コーヒーを飲んで一息つく     「はぁ・・気まずい・・」
二階に向かう。
美月の部屋をノックする。「美月、入るよ」
返事がない。
ドアを開けた。
美月はこちらを見ないでボーッとしている。
私は近くにあった椅子に座る。
「ずっと寝てるからボーッとしちゃうんだよ」
「・・・・・」
「美月?」
「・・・・・」
パタッと倒れた。
ベットに近寄る。
「美月、大丈夫?」
「・・・・・ママ」
「うん?」
「お願い・・・抱き締めて」「・・・無理だよ、できない」
できない・・・抱き締められない。
また求めてしまうから。
そんなの良くない。
階段を上がってくる音。
美空が部屋に入ってきた。「ママ、もういいから」
「うん・・・武器庫に行って何してきたの?」
「・・・何でもない」
何か隠しているな・・・。「見せなさい!」
「ママには分からないよ、私達の気持ち・・・」
美空は拳銃をポケットから取り出した。
「それは何に使うの?」
「・・・・私は美月と一緒に生きるの。最後も同じだよ」
「・・・どうゆう意味?」
美空はうつむいた。
「私達は死なない・・・寿命がない・・・不老不死なの」
「美空、何を言ってるの?からかってるの?」
美空の顔は真剣だった。
冗談でもなんでもない。
「美月はとっても苦しんでるから・・だからもう限界になったら私と美月は・・・・私も・・もう疲れた」            「な・・なんで?」
「私達は普通じゃない・・だからもう終わりにしたいの」
「そんな・・そんな事許さないよ」
美空の肩を掴む。
「私達は化け物だけど人間だよ・・・こんな大きな物を抱えてずっと終わらないないなんて辛いよ」
美空は泣いてしまった。
私はどうすればいいの・・・・・。
美月が私の服をギュッと掴んできた。
「ママ、僕は・・・今ママを愛したい・・ずっと生きるんだ・・だから今はママ愛してあげたい・・美空はその後でもいいって言ってくれたの」
「美空・・・美月・・」
美空が抱きついてきた。
久しぶりの感覚。
「ママが素直にならないからいけないんだよ!ママもバカだよ」
素直になる・・・美月と美空を愛してあげたい。
もっともっと・・・。
「私は美月と元に戻りたい・・・日本にいた時のように愛し合いたい・・・」
涙が流れてきた。
素直になればいい。
忘れそうになっていた事が頭にいっぱいになる。
二人を抱き締めて泣いた。無理してたんだな・・・・二人とも・・。
私も無理してた・・。

落ち着いてから話をじっくり聞こう。
今は夕飯を作る。
美月はかなり弱っているから何か美味しい物を作ろう
こうやって美味しい物を作ろうと思うのも久しぶり。クロスが帰ってきた。
「ただいま、綾」
「おかえり・・」
キスしようとしてきたが私はしなかった。
「どうした?」
「ねぇ・・・私、素直になっていいのかな?美月とまた・・・愛し合いたい」
クロスは苦笑した。
「やっとか・・・俺はいいよ・・」
「クロス?」
「俺は女に興味ないって昔から言ってるだろ?」
「なに?・・・はぁ?」
「美空に大分前に相談されてたよ、不老不死の事とか・・」
「あんた、知ってたの?」
クロスは笑って私を抱き締めた。
「もう素直になれよ・・・日本を出る時からおかしくなったって美空が言ってたぞ・・・」
「結婚は?子供は?」
「大丈夫!全部冗談だよ・・・・」
「はぁ・・・今あんたにM2重機関銃ぶっ放してやりたい気分」
「綾・・悪かった・・好きじゃないやつと結婚式なんて嫌だろ?」
「うん、嫌・・・」
「美月の所に行ってやれ」
「うんっ・・」
二階に向かう。
美月の部屋に向かう。
ノックもしないでドアを開ける。
「美月っ!」
ムギュッと抱き締める。
「んぁ・・痛い・・ママ」
「・・・ママ?綾って呼びなさい!」
美月は微笑んだ。
少し痩せたな・・・。
「綾には振り回されてばっかりだよ・・・」
「美月・・・ごめんね」
「うん・・・」
しっかりと抱き締めてあげた。
忘れようとした気持ちが戻ってきた。
大切な気持ちが・・・。

11/01/14 11:16 (VdjccJZV)
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