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さみしい人妻
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:さみしい人妻
投稿者: 影法師

こちらにもご無沙汰しております。またぞろ動き出しております。
良かったまた読んでみて下さい。



ロッカーで大急ぎで着替えを済ませると、その足で駐車場へと向かいました。
彼が直ぐ、迎えに来る事になっています。
キョロキョロと辺りを見ていると、突然バックの中の携帯が鳴りました。
手にとって見ると、主人からのメールです。
<残業で遅くなる。夕飯は不要>
たったそれだけの内容、結婚して3年目、子供はまだおりませんが、そろそろ
と考えている時期です。
ただ、正直言うと、子供を産んで育てるだけの自信がありません。
私にとって、家庭と言うものが今一つ良く判らないのです。
夫とは恋愛結婚ですが、今は同期の出世争いに巻き込まれている様で、仕事に
追われております。主人には頑張って欲しいとは思いますし、その為の協力
も、結婚当初から惜しまないつもりでいました。しかし、思って様なものでは
無く、私が手伝える事は有りませんでした。
共稼ぎで将来の為にお金を貯める、その事だけが全ての様な生活は、ここに来
て空しく感じる様になりました。その事で主人を悩ませるのは、本意ではあり
ません。
主人には好きなだけやらせてあげるのが、今の私が出来る事の様に思えまし
た。
夫婦の中に、少しだけ隙間が出来ておりました。
そんな時、今の職場の直接の上司に当たる課長と、不倫関係に陥りました。
主人との隙間の中に、知らない間に入り込んでいたのが課長でした。
初めの内は、本当に上司と部下と言う関係だったのですが、仕事の事でいろい
ろと相談する機会が増え、お酒を飲む事も・・。
私自身多少たしなむ方ですが、主人はまるっきり飲みません。
その為、お酒を飲む機会が、結婚してから減ったのも事実。
久しぶりに誘われたお酒の席、忘れていた昔が甦って来ました。
仕事とはうって変り、優しい彼の誘いに、満たされない心が揺れました。
心と同時に・・満たされていない私の肉体も・・。


あれは年も押し迫った、年末の忘年会の時でした。
一次会から2次会へと席が流れ、途中彼と私はそこから逃げ出しました。
「これ以上連れ回されたんじゃかなわん。」
「そうですね、私も、もう十分頂きました。」
そんな会話から始まり、酔い覚ましに少し散歩をする事にしました。
そして、話が丁度途切れたその時です。皮肉な事に、私達の目の前にラブホテ
ルがあったのです。
思わず、互いに顔を見合わせました。
魔が差したと言うのでしょう。そのまま私は課長とその中へ消えて行ったので
した。

<影法師>
2010/11/01 06:36:47(L2rEHubH)
7
投稿者: 影法師

「チョッと、志村君いいかな。」
背中越しに、私の名を呼ばれ、振り向くと課長席で彼が手招きをしていまし
た。
「はい」
無論仕事の話だと言う事は判っておりました。
職場の中では、公私の私の方は話さない様にしていますし、次の密会は、も
う少し先のはず。しかも先日の事が有り、少しばかり私も、自戒の念を抱い
ておりました。
主人に対し、あまりに惨い仕打ちをしてしまった様に思えておりました。
彼が嫌いな訳ではないのです。
それなのに、私のしている事は、完全な裏切り行為です。
自分でも、何でこんな行動に走るのか、時々判らなくなる時が有ります。
彼の事が好きで、こんな不倫を重ねているのかさえ、正直判らないのです。
ひょっとしたら、私自身の満たされない部分を、彼で補っているだけなのか
もしれません。彼を愛しているから、主人を裏切り続けていると言う自信
(?)は、正直言って有るのでしょうか?
「何でしょうか?」
流石に職場内の事、それなりの態度で彼に接する様にはしておりました。
「この書類、午後までに頼むね。」
「判りました、午後一番にお持ちします。」
仕事の話はそこで終わり、
「従妹の結婚式は、確か今度の休みだったよね?」
以前話しておいたので、それを覚えていた様です。
「ええ、日曜日に小田原の方で式を挙げる事になっています。」
「小田原? 又遠いね?」
「家が向うなもので・・・。」
「そう、それじゃご夫婦で、前の日から行くんだ?」
彼の質問にどう答えたら良いか、チョッと考えました。
「はい、そのつもりなんでけど、主人は仕事があるので、多分私だけ先に行く
事になるかも・・。」
結局、正直に話す事にした。
「判った、それじゃ書類の方宜しく。」
課長席から引き揚げて来ると、彼が何であんな事を尋ねて来たのか気になり
ました。
だが、その疑問は翌日判明しました。

昼間彼からメールが入っていました。
自分でも大胆だと思うのですが、着信名は課長と入れて有ります。
これなら、例え主人に履歴を見られたとしても、職場の上司からの連絡だと
思うはずです。
しかし内容は、とても上司からのものとは言い難いものでした。
<土曜の夜、二人で箱根と言うのは如何かな?>
初め、その文章を見た時、正直胸が高鳴りました。
何と、外泊の誘いなのです。
今の今まで、絶対に有りえないと思っていた二人だけの一泊旅行、
その欲求が無いと言ったら嘘になります。
しかし、現実にはあり得ない話。
夫有る身で、家を空ける事等到底無理な事と考えておりました。
それは多分彼も同じだったようです。
それが、昨日の私の話を聞いて、彼なりに考えた事なのでしょう。
メールを見た後、職場に戻ると、何気ない顔で彼は課長席で仕事をしており
ました。
私の方が、妙に興奮して落ち着かない気持
そんな空気に気がついたのか、彼がふと私の方に顔を向けたのです。
彼と目が合い、慌てて視線を外す私。
彼の目は、読んだね、と語っている様でした。
帰りの間、私はずっとその事を考えておりました。
前日から出掛ける事は、既に主人の許しを得ています。
ただ泊る場所までは話してはいません。
例えそれが箱根であろうと、誰と一緒だろうと家を空ける事に支障は無いの
です。
有るとすれば、それはその事自体でした。
彼と宿に泊ると言う事は、それ即ち、彼とのセックスを意味するのです。
果たして、夫有る身で、それが許されるか如何かと言う事。
もちろん、許されるはずはない。
そんな事は、決して有ってはならないのです。
それを、真剣に悩んでいる自分が、なんだか馬鹿馬鹿しく思えました。
(考える事なんか無いじゃない。答えは既に決まっているじゃないの、馬鹿
ね!)
私は、自分なりの答えを出すと、そう自身に語りかけたのでした。

<影法師>
10/11/03 17:09 (OgUl9aRE)
8
投稿者: 影法師

次の日、課長席に彼の姿は有りませんでした。
2日間の出張に出たらしい。
帰りは金曜日で、私の出かける前日と言う事でした。
土曜日の返事はまだしておりません。
多分彼は、私が当然断わって来ると思っているのでしょう。
だから、私からの返事も聞かずに、出掛けたものと解釈しました。
(そうよね、私の答えなんか、初めから判っていた事よね。)
それが当たり前の様に思えても、又何か寂しくもありました。
(私って馬鹿ね、何を期待していたのかな?)
彼の顔が浮かび、何故か、急に逢いたくなりました。
(雄二さん・・。)
ふと彼の名前を読んでいました。


退社時刻になっても、まだ彼は戻っては来ませんでした。
(やはり、初めから本気じゃなかったのね。)
私は彼の席を眺め、それを確かめると
「それじゃ済みませんけど、先に帰らせて頂きます。」
周囲の同僚に帰る挨拶をすませ、職場を出ました。
(そうだ、明日の切符を買って行こうかしら?)
私はそう考えると、JRの窓口へと向かいました。
その時です。改札口から彼が姿を現したのです。
直ぐに目が合いました。
彼が私に微笑みかけました。
それに対し、私は心ならずも顔を背け、素知らぬ顔で通り過ぎ様としまし
た。
急ぎ足で行く私の手を掴むと、
「如何したんだ・・、さおり。」
そう言って声をかけて来ました。
「初めから本気で誘った訳じゃなかったのね。馬鹿みたい。」
目に涙を浮かべ、まるで駄々っ子の様に、引き止める彼の手を振り解き、そ
の場を去ろうとした私に対し、
「じゃあ、これは?」
そう言って彼は私にあるものを見せました。
ロマンスカーの切符です。しかも2名分。
凍りついていた私の心は、その瞬間一気に溶け出して行くのを自分でも感じ
ておりました。

<影法師>
10/11/04 06:01 (FB6Pme.B)
9
投稿者: 影法師

何故だか判りません。
でも間違いなく、私はこちらの道を選択していました。
自分でも正直驚いていたのです。
(本当にいいんだね?)
彼が改めて、私にそう訊ねました。
「そこに立って、沙織の身体、僕に良く見せて欲しい。」
それが彼の頼みでした。
月明かりが差し込む部屋の襖の前に立つと、欲衣を脱ぎ、全裸となりまし
た。
佇む私をジッと眺めている彼、
「沙織、綺麗だよ。」
とうとう来てしまいました。
来ないはずでした。来てはいけない所だった。
でも、私は今間違いなくここに居る。
彼に抱かれる為、ここにいるのです。
左手で乳房を、右手で茂みを覆う様にしながらたたずむ私。
その私の後に彼が立ちました。
「来てくれるとは正直思わなかった。」
彼は乳房を軽く揉む様にしながらそう言いました。
「私も・・、初めから断るつもりだったわ・・。」
「なんでそうしなかったの?」
当然の質問でした。
「判んない、何でここに居るのか?」
「そうだね、大事なのは今この瞬間だ、今間違いなく、沙織はここにいる。」
襟足から背中にかけて、彼の愛撫が走りました。
同時に私達は、その柔らかな蒲団の上に横たわりました。
乳房を含まれ、右手がユックリと下の方へと移動して行きます。
「はぁ~~ぁ」
静かに私の身体の中を、心地よい感覚が抜けて行きました。
「沙織、僕だけの沙織・・・。」
この言葉を私は如何聞けばいいの?
私には夫がいる。
私を自由に出来る人は、その夫だけのはず。
でも、今私を愛している男性は、夫では無い別の人。
決して行きずりの恋でも無く、何度も夫を欺いては密会を重ねている。
そして、この熟れきった肉体を、今こうして・・彼が好きにしている。
「アァ~雄二さん、彼方が好き~。」
心の中に閉じ込めていたその言葉を、私は解き放った。

<影法師> 
10/11/04 17:03 (FB6Pme.B)
10
投稿者: 影法師

この瞬間、私の中に主人の姿は無かった。
不思議なのは、彼とのセックスが夫婦のそれとは明らかに異なっている点、
今主人との交渉は途絶えがちではあるが、夫婦の中でも、それなりにルール
は存在していた。それは、相手が嫌がる事は強要しないと言う事だ。
しかし、彼とのセックスには、それが存在しない。
私は何が嫌だったのだろう・・?
主人との夫婦生活を思い出しても、それが思い出せない。
確かに有った気がする。
でも、彼とのセックスに関しては、何をされても許してしまう。
しかも、得られる快楽は、夫婦生活とは比べようも無かった。
彼の体力も夫の比では無い。
水泳で鍛えられた肉体、その身体から繰り出されるパワーは、私を圧倒させ
る。
それまで、私が主人との間で味わったもの、それは本当の歓びとは違った。
彼との交わり、それは私の認識を一気に変えてしまった。
信じられない位、何度も何度もアクメが襲って来た。
交わったまま、何度も彼のペニスで突かれるたびに、私は頭の中が白くなっ
た。
これこそ、本当のセックス何だと思い知らされたのだった。
何度目だろうか?
かなりの回数、逝かされてしまった。
「沙織、だいじょうぶかい?」
彼が私の身体から離れ、横になった。
「大丈夫よ、雄二さん凄いんだもの・・。」
「沙織のアソコが良いんだよ。」
「うそ、そんな事無い。」
私は、褒められたのではなく、とんでもない事を言われた様に感じた。
「私が異常みたいな事言って・・意地悪。」
張りのある乳房を右手で探りながら、時折乳首に触れる彼。
「沙織、こんな事聞いて良いかな?」
彼が、改まった顔をして訊いて来ました。
「なあ~に?」
「ご主人が居て、俺とこうなった事、」
私は、暫く何も答えませんでした。
「ごめん、怒った? 怒ったよね?」
彼は私の顔をジッと見つめていました。
「酷い女と思うでしょう? 雄二さんがもし私の夫だったら如何する?」
「如何するって・・知った時?」
「そう、自分の妻が、他の男とセックスしていると判った時。」
「ショックだろうね?」
「それだけ?」
「他に何が有る?」
彼が考える様な素振りを見せました。
「殴るとか、突き飛ばすとか・・。」
「やるかもしれないな。」
「それって・・憎いから?」
「そうとは限らないよ、愛しているからこそ、それに対する裏切りが許せない
じゃないかな。」
彼の言う通りだと私も思いました。
やはり私は、主人の信頼を裏切っているのです。
主人は、私が今このような場所に来ているとは、考えても居ないはず。
明日の結婚式に備え、ホテルにでも泊って休んでいると思っているはず。
でも、私は・・主人を裏切り、主人の知らない男とのセックス
如何してこうなのか・・自分でも判からなくなっていました。

<影法師>
10/11/04 23:12 (FB6Pme.B)
11
投稿者: 影法師
このサイトを利用していて、この様な事をされるのは実に心外です。
この作品は、私の作品とは明らかに異なるもので、似て非なるものです。完
全なる書き換えが行われており、強く抗議するものです。これ以降の掲載は
全て中止させていただきます。
                      影法師


10/11/05 00:49 (M01kJYTD)
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