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1:キャンプへ行った妻
投稿者:
不甲斐ない夫
今年の夏、妻がキャンプに行ってもいいか、と訊いてきた。
パート先で企画が持ち上がったらしく、日頃の慰安を兼ねて、バイトの子やパート仲間で行くのだという。 子供たちは夏休みであったし、無理に反対する理由もないので快く承諾した。 キャンプに出掛ける日は、軽装に着替えた妻をパート先の近くまで送ってやったものだ。 ぴっちりとしたホットパンツに小さめなTシャツと、めずらしく肌の露出が多い服装をしていたのが、いささか気になりはしたものの、若い男の子たちも来るというから、老けて見られるのを嫌って若い格好をしているのだろうと、あまり気にも留めなかった。 集合場所に着くと、待っていたのはキャンプ資材を積んだ真新しそうな新型のワンボックスと、バイトの子らしい3人の若者たち。 礼儀正しい青年たちだった。 まだ、大学生だという。 他に車は見あたらず、そこに立っていたのは、妻を含めてその4人だけだった。 「他は、まだ来ていないみたいだな。」 「うん、まだ早いから、これから来るんじゃない?」 パート仲間や従業員たちも一緒に行くのだと聞いていた。 だから、誰もいないのを不思議にも思いもしたが、何食わぬ顔で、そう言った彼女に私はまったく疑問さえ感じていなかった。 「ありがと。もう、いいわよ。」 行ってくるね、と手を振る彼女に笑顔で見送られ、私は、妻を残して家に帰った。 キャンプの予定は3日間。 日頃の妻の苦労をしっかりと肌に感じつつ、その3日間は、子供たちを相手に悪戦苦闘したものだ。 3日目の夕方になって、妻はようやく帰ってきた。 「ああ、疲れた!」と、玄関で荷物を下ろした彼女は、疲れてるわりには、とても晴れ晴れとした表情を浮かべていた。 きっと、仲間といっぱい遊んで、リフレッシュできたに違いない。 家計をやりくりするためにパートをふたつも掛け持ちしている彼女だ。 たまには家族を忘れて気分転換するのもいいことだ、などと、晴れやかな表情を浮かべる彼女を見て、私は心の底から喜んだりしていた。 しかし、よく見ると、妻は怪我をしていて、ひざやひじのあたりには小さな擦過傷が幾つもある。 小さな傷は、ふくらはぎや足の先にも見てとれた。 「それ、どうしたの?」 気になって、訊ねてみたら「ああ、ちょっと転んじゃって。」と、妻は、はにかむように笑っていた。 どれほど羽目を外したのかは知らないが、「歳なんだから気をつけろよ。」と、窘めると「失礼ね。これでも、まだ若いのよ。」と、彼女は勝ち誇ったように笑っていた。 それから一週間ほどが過ぎた頃のことだ。 近くのスーパーで買い物をしていたら、たまたま妻の友達にあった。 ママ友で、長女が幼稚園からずっと一緒だったせいか、私にも気軽に話しかけてくれる、気さくで明るい女性だった。 ノースリーブのシャツを着ていた彼女の肩が、真っ黒に日焼けをしているのを見て「さすがにキャンプに行ったら、焼けてるねえ。」と、私は笑った。 彼女も、妻のパート仲間で、この間のキャンプへ行ったのだ。 すると、不意に彼女が怪訝な顔をした。 「キャンプ?なにそれ?今年は行ってないよ。」 「え?この間、うちの奴と一緒にキャンプに行ったでしょ?それで、焼けてるんじゃないの?」 妻は、彼女も一緒に行くと、確かに言っていた。 だから、安心して、妻を送り出すことができたのだ。 「これ?全然違うよぉ。実家の手伝いに行ってたの。毎日畑仕事させられて、大変だったよぉ。」 訊けば、実家のお母さんの具合が悪くなったらしく、帰省を兼ねて、家族ぐるみで農家をやっている家の手伝いに帰っていたのだという。 「じゃあ、キャンプには行ってないの?」 「行ってないよ。」 「でも、うちの奴が、○○さんも一緒に行くって・・・。」 「そんな話聞いてないよぉ。」 「だって、パート先の慰安旅行を兼ねているから、みんなで行くって・・・。」 言葉が続かなかった。 この辺りから、胸がざわつき始めていた。 「それって、いつぐらいのこと?」 妻がキャンプに行った日を教えてやった。 急に彼女が思案顔になって、不安そうな目を向けてきた。 「あのさ、こんなこと言ったら、なんなんだけど・・・。奥さん、気をつけた方がいいわよ。」 「気をつけた方が、いいって・・・?」 「うん、××さんの奥さんね、職場で意外と人気があるのよ。ほら、スタイルだっていいし、顔も可愛いでしょ?だからね、奥さんに声掛けてるバイトの子が結構いるみたいなの。まだ学生の子が多いから年上の人に興味があるみたいで・・・。奥さんは、相手にしていないみたいだったけど、その時って、ちょうどバイトの子の何人かがキャンプに行くって言ってた日なのよね。だから・・・もしかしたら、その子たちと行ったのかも・・。ああ!これは、あくまでも私の想像だけどね!」 慌てて否定していたが、もはや、私の頭の中には、疑念だけしか渦巻いてなかった。 「私が言ったこと、奥さんには黙っててね。」 まずいことを教えて妻との関係がこじれるのを嫌ったのか、バツの悪そうな顔をして、逃げるように立ち去ろうとした彼女を呼び止めた。 「悪いけど、頼みがあるんだ・・・。」 疑惑は、確信に変わりつつあった。 キャンプから帰ってきた日、妻はノーブラだった。 ふっくらと盛り上がっていたTシャツの薄い生地に、ふたつの小さな突起が飛び出していたのを思い出していた。 ひどく暑い日が続いていたし、日頃からブラジャーを嫌って、家の中では、あまりしたがらないのを知っていたから、さほど気にも留めなかった。 だが、今思えば、若い男たちの前にノーブラの姿をさらすなど、既婚とはいえ、羞恥心がないわけではないのだから、普通ならできることじゃない。 しかし、身体の関係があるなら、話は別だ。 私は、彼女にあることを頼むと、携帯電話の番号を教えて、別れた。 妻とは、結婚をしてから12年になる。 結婚したての頃は、25歳だったから、彼女は今37歳だ。 ふっくらとした顔をしていて、眼尻が下がっているから、年齢よりも幼く見られることが多い。 そのせいか、見ようによっては男好きのする顔をしている。 子供を3人産んでいるわりには、スタイルはまだ崩れてなくて、乳房なども目を見張るほどに豊かな張りに富んでいた。 尻も大きくて、細い身体とのアンバランスが、よく男の目を惹いた。 性格は、これと言って問題はない。 大人しいかと言えば、そうでもないし、かといって、特に口うるさく騒ぎ立てることもなく、毒にも薬にもならない気性をしているから、ことさら不満を覚えたこともなかった。 夫婦仲は、それほど悪くない。 ただ、2年ほど前から、軽いEDになって、夜の生活は、ここしばらくご無沙汰している。 私と妻は、8つ歳が離れていた。 妻も気遣っているのか、無理に求めて来ようとはしないので、申し訳ないと思いつつも、今まで甘えてきた。 だが、可愛がってやらないからと言って、それを理由に妻が不機嫌になることはなかったし、仲違いをしたこともない。 派手なことを好む女ではなかったし、ことさら癖のある性癖を持っているわけでもなかったから、あまり興味がないのだと思っていた。 どちらかと言えば性行為には控え目な性格をしていて、ことさらしたがるタイプでもなかったのだ。 だから、浮気などそれまで一度として考えたこともなかった。 ましてや、妻に変態的な嗜好があるなどとは夢想だにしたこともない。 実に、良き妻であったし、良き母親であった。 私は、心の底から彼女を信じ切っていたのだ。 ママ友の彼女から、携帯に電話があったのは、つい先日の夕方のことだ。 スーパーで会ってから、1週間ほどが経っていた。 近くの喫茶店に呼び出されて、そこで落ち合うことになった。 結論から言えば、クロだった。 それも、開いた口がふさがらないほどの真っ黒だ。 「待ち合わせしたところに3人いたんでしょ?その3人を相手に頑張っちゃったみたいよ。」 アイスコーヒーのストローを口にくわえながら、彼女は呆れたように言っていた。 にわかには信じられない話に、呆然と聞いていたものだ。 「そこに背の高い子がいなかった?その子が、奥さんをすごく気に入ってるらしくて、強引に口説いて、キャンプに行く前から、もう関係はあったらしいわ。私も知ってるけど、なかなかカッコいい子だから、今は奥さんの方が夢中になってるみたい。それでね、その子には、仲の良い子が他に二人いて、奥さんは、その子たちの相手もしてるみたいね。それが、待ち合わせ場所に一緒にいたふたりよ。どうして3人も相手にすることになっちゃったのかは知らないけれど、無理矢理ってわけでもないみたいで、キャンプに行った時も、納得して行ったみたいよ。奥さん、最初から3人を相手にするつもりだったのね。」 冷ややかな目で彼女に見つめられて、思わず頬が赤らんだ。 思わぬ妻のふしだらさと、それに気付きもしなかった自分が恥ずかしくてならなかったのだ。 「向こうに行ってからも、ずいぶんとすごかったみたいよ。最初からエッチ目的だったみたいで、誰も来ないような山奥まで行ったんだって。行く途中も車の中で散々したらしいわ。向こうに着いてからも、ずっと裸で服を着る暇もなかったって話よ。奥さん、休むこともできなかったんじゃない?若い人って、ほんとにすごいし、3人もいたらねぇ・・・。それで、3人いっぺんに相手までしちゃったって言うんだから、ちょっと彼女の性格からは信じられなくて、話を聞いたときには私も耳を疑っちゃったわ。でも、事実らしくて、ずっとそんなことばかりしてたみたい。真ん中の日は、裸の奥さんを山の中に逃がして、強姦ごっこみたいなこともしてたって言うんだから、まったく驚いちゃうわよねぇ。3人で追いかけて、捕まえた人からしたんですって。ずっと、一日中そんなことばかりしてたらしいけど、奥さん怪我とかしてなかった?でも、なんか、私も聞いてて、少しだけうらやましくなっちゃった。ちょっと、憧れたりはするわよねぇ。」 そう言った彼女の瞳には、妖しい光が浮いていた。 あの妻からは、信じられないような話ばかりに、現実のものとして捉えることができず、夢の中で話を聞いているような気さえしてならなかった。 しかし、言われてみれば、確かに妻の手足には、幾つもの擦過傷があった。 あれが地面にひれ伏しながら犯された傷ならば、納得もできる。 だが、アナルまで使わせたなどとは、にわかに信じがたかった。 アナルに触れただけで、嫌がるような妻だったのだ。 「コンドームなんて使わないでしてたって言うから、避妊はどうしたんだろ?赤ちゃんなんかできたら、最悪なのにね。」 おそらく、それはないだろう。 それだけは、確信があった。 私との交渉は、ここのところまったく途絶えていた。 だから妊娠などすれば、すぐに浮気が発覚する。 もし、彼女の話が事実であるならば、おそらくキャンプに行く前から、妻は避妊の準備をしていたのだ。 子供の学校の支度は、必ず前日のうちに終わらせていて、朝になっても、子供たちが慌てふためくことなど、一度もなかった。 何事にも念入りに準備をして、きちんとしていなければ、気の済まない性格をした妻だった。 おそらく、彼女は妊娠することがないように、きっと用意周到に準備をしていたはずだ。 ピルでも飲んでいたのかもしれない。 今夜、タンスの中でも探ってみよう、などと彼女の話を聞きながら考えていた。 「ねえ、ほんとにまったく気付いてなかったの?私は気付かなかったけど、若い子の間では、奥さん評判にもなってたみたいよ。」 彼女の瞳には、非難するような色があった。 正直なところ、性欲というものが失せかけていて、ここのところまったく妻の裸を見ていない。 多少でも、妻を気にかけていれば、もっと早くに気付いていたのかもしれないが、私は、それを怠っていたのだ。 非難されても仕方のないことだった。 「なんかね、その3人のうちのひとりが良いとこの坊ちゃんらしくて、結構いいマンションに住んでるみたいでね、そこをたまり場にして、乱交パーティみたいなこともしてるんですって。それでね、時々は、その3人以外にも、他の子が混じったりしてたらしいのよ。手当たり次第だったみたいね。ほんと、迷惑な話だわ。」 ため息混じりに、ぽつりとつぶやいた最後の彼女の言葉の意味がわからなかった。 淡々と口にしていたが、その時の彼女は、まるで妻を嫌ってるかのようにも思えた。 いったい、妻が彼女になんの迷惑をかけたのだろうか? 同じパート仲間として恥じているのか? それとも、同性として、妻のふしだらな行為を軽蔑しているのか? 妻と同い年の彼女だった。 歳が同じだったせいか、知り合ってからは、同じ勤め先を探してくるなど、ひどく懇意にもしていた。 だが、その時の彼女は、妻を忌み嫌っているようにも見えたのだ。 そう言えば、一人言のようにしゃべり続ける彼女に、妙な疑問を覚えた。 彼女は、いったい誰から話を聞いたのだ? まるであたかも自分が見てきたように話をしているが、それはいったい誰に教えてもらったことなのだろう? それを考えると、不思議でならなかった。 「ねえ、ところで、それは誰に聞いたの?」 疑問が、口をついて出た。 彼女は、迷惑そうな顔をしながらも、あっけらかんと答えた。 「私のカレから・・・。私も奥さんと同じで、あの職場に若いカレ氏がいるの。奥さんを気に入ってる子と仲が良いから、頼んで全部訊いてきてもらったのよ。それを、あなたに教えてあげてるの。」 予想もしなかった答えに息を飲んだ。 彼女も、浮気をしていたのだ。 「でね、訊いてよ・・・。」 急に眉根をしかめ、不機嫌そうな顔つきで身を乗り出してきて、彼女が続けた。 「あなたに言われてから、すぐにカレに聞いたんだけど、なかなか教えてくれなくて、おかしいな、とは思ってたのよね。でも、やっと昨日白状して、なかなか教えてくれなかった理由がわかったわ。実は私のカレもね、その子に誘われて、今言ったマンションに、行ったことがあるんですって。それでね、あなたの奥さんとしてきちゃった、なんて言うのよぉ。挙げ句にすごく良かったなんて言うもんだから、もう腹が立っちゃって。あなたが、しっかりと奥さんを見ていないから、私まで嫌な思いしちゃったじゃない。」 怒ったように告白されて、ようやく疑問が解けた。 そうか、彼女は男を寝取られたと思っていたから、妻を快く思っていなかったのだ。 まさか、妻が彼女の男まで相手にしていたとは思いもしなかった。 それにしても、なんと言うことだ。 あの妻が、次々と若い男たちに体を開いているの言うのだ。 まさに彼女が言うように手当たり次第ではないか。 だが、聞けば聞くほど、あの妻が、そんなことをしているなど、にわかには信じがたい気持ちが強くなっていき、戸惑いさえ覚えた。 それは、おそらく事実なのだろう。 わざわざ私を呼び出してまで、嘘を教えるメリットが彼女にはない。 むしろ、浮気の事実さえ教えてしまったデメリットに、真実味さえ感じてならない。 きっと、彼女の言っているとおりなのだ。 妻は、次々と若い男たちに身体を与え、そして喜悦の声を上げて悶えているのだ。 「これから、どうするの?」 塞ぎ込むように黙り込んでしまった私に、彼女が苛立つように訊ねた。 答えなど求められても、すぐには返答などできそうになかった。 どうしても信じられなかったし、信じたくもなかったのだ。 その時、不意に彼女の携帯が鳴って、彼女は慌てたように小さなバッグから携帯電話を取り出すと、耳へと当てていった。 「うん・・・うん・・・わかった。すぐ、行くね。」 携帯を畳んだ彼女は、実に嬉しそうな顔をしていた。 「カレが迎えに来てくれたみたいだから、もう行くね。」 「彼?」 「今言った、若いカレ氏。浮気した罰に、今から遊びに連れて行ってもらうの。」 「えっ?これから?子供たちはどうするの?こんな時間から、いったいどこへ行くって言うの?」 本当なら、主婦である彼女は、夕げの支度にいそしんでいる時間のはずだった。 私の問いに、彼女の目が意地悪そうに輝いた。 「そのマンションに遊びに行くのよ。今日は、早くに仕事が終わったから、子供たちは、旦那が見てくれてるわ。たまには、私だって息抜きくらいさせてもらいたいわよ。」 「えっ!?」 露骨に乱交をしに行くと告げたのだ。 そのマンションは、乱交パーティのたまり場だと、彼女自身が言っていた。 予想もしなかった返事に、ただただ驚くばかりだった。 息抜きにしては、ずいぶんと艶めかしいことだ。 「じゃあ、行くね。」 立ち上がって、すぐさま背中を向けようとした。 「あ、それとね・・・。」 不意に振り返った彼女が、ひどく暗い目で私を見つめてきた。 「奥さんのことは、黙っていた方がいいかも。騒いでも何もいいことはないわよ。どうせ、遊びなんだし、向こうだって本気にはならないから、子供のことを考えたら、何も言わないで好きにさせてあげてた方がお互いのためだと思うわ。きっと、すぐに飽きちゃうだろうしね。それに、××さんだって、ずっとしてあげてなかったんでしょ?やっぱり、問題はあったと思うのよね。奥さん、ずっとこぼしてたもの。だから、少し遊ぶくらい大目にみてあげなきゃ。本気にならなければいいんだし、奥さんもバカじゃないから、それくらいわかってるわよ。」 妻を引き合いに出しているが、それは彼女のことも黙っていろと、暗に告げているように聞こえてならなかった。 若い男に弄ばれながら、喜悦の声を上げる妻のふしだらさが、大したことではないのか? 呆然としている私を尻目に、彼女はスタスタと歩いて店を出ていってしまった。 目の前で、話を聞かされても、にわかには信じがたい。 とても、浮気ができるような女ではなかったし、そんな気配など、これまで一度として感じたことはなかったのだ。 だが、あの奥さんが嘘をついているとも思えない。 やはり、妻は浮気をしているのだろうか? しかし、乱交だと? 山の中で、強姦ごっこをしていただと? あの妻がか? キャンプから帰ってきた後も、いつもとまったく変わらない妻だった。 家事も手抜きすることなく、きちんとこなしていた。 相変わらず明るく笑うし、家族にも優しかった。 彼女は、彼女のままであって、ずっと良き妻であったし、良き母親であったのだ。 とても、ママ友の奥さんが言っていたようなことをしていたとは、到底思えない。 乱交までした事実を、あれほどうまく隠せるのなら、妻は、まさしく悪魔だ。 仮にそれがもし事実だとして、これからどうする? 離婚するのか? 3人の子供の面倒は誰が見る? 三女はまだ幼い。 長女にしたところで、まだ手の掛かる年頃だ。 思春期になって、いよいよ扱いづらくなってきた。 そこに、離婚話など持ち上がったら、いったいあの子はどうなってしまうのだ? 仕事にしたってそうだ。 今は、出世レースの大事な時期だ。 もし、離婚の事実が判れば、管理能力を問われるだろう。 私に不利益が働くのは、目に見えている。 浮気をしていようが、していまいが、選択肢など残っていないような気がした。 それに、私自身が、まだ妻を愛していた。 この事件が発覚するまで、なんの不満などもなかったのだ。 確証があるわけではない。 疑いがあるだけだ。 信じたくない思いが強すぎて、無理に信じ込もうとしていた。 キャンプだって、あれから仲間が来たのかもしれない。 ママ友の奥さんは、私をからかっただけなのだ。 気さくな彼女は、よく人をからかって楽しむところがある。 もう少し妻を信じてみよう。 無理にそう思い込みながら、私は家へと帰った。 玄関を開けると、ちょうど出掛けようとしていた妻と、ばったり出くわした。 「ああ、あなた、帰ってきたの?よかったぁ。ちょうど今、電話しようと思ってたとこなの。」 携帯電話を手にしていた妻は、いかにも助かったといった顔をして、明るい笑顔を向けてきた。 「え?なに?どうしたの?」 小綺麗に着飾った服を着て、丁寧に化粧をしていた。 強めの香水の匂いが、やけに鼻をくすぐってならなかった。 「あのね、ごめんなさい。また急にパート先から電話が入っちゃって、夜のシフトに入ってくれないかって、頼まれちゃったの。人がいなくて大変みたいで・・・。悪いけど、ご飯の用意はしてあるから、あの子たちに食べさせてあげてくれない?」 パートに出掛けるだけなら、そんなに着飾ることはない。 ずっと、気にはなっていた。 『あら?外に出るなら、これくらい普通よ。あなただって、自分の奥さんが綺麗に見られた方がいいでしょ?』 そうやって、いつも言いくるめられてきた。 私は、ずっと騙されていたのだ。 もはや、疑いの余地はなかった。 妻はふたつのパートを掛け持ちしている。 ママ友の奥さんと一緒に勤めている化粧品の配送センターの他に、深夜まで営業している大手焼き肉チェーン店の清掃婦もしているのだ。 通常なら、どちらも子供が学校へ通っている昼間だけだが、ここのところ、焼き肉屋の方が、突然、夜間のシフトが入れることが多くなっていた。 それを疑問に思ったことは、一度もなかったが、嘘だったのだ。 ついさっき別れたばかりのママ友の奥さんは、これからマンションに行くと言っていた。 そのマンションに待ち構えているであろう男たちと、息抜きと称した乱交を愉しむのだ。 おそらく妻も、その乱交に加わる。 「12時前には帰れると思うから。」 まだ6時にもなっていなかった。 つまり、これから5時間以上も、妻は何人もの男たちに弄ばれるのだ。 返事も待たずに、妻は、急ぐようにハイヒールに足を入れていく。 表情に悪びれた様子はない。 口元に微笑まで浮かべていた。 そんなに若い男はいいのか? 私の知らない妻が、目の前にいた。 「じゃあ、お願いね。あなた♪」 見事なまでに屈託のない笑みを残して、妻は、嬉しそうに玄関を出て行った。 きっとママ友が来ることは知らないはずだから、驚くはずだ。 だが、何事もなかったように、彼女たちは明日もパートに出掛けていく。 そして、今夜を境に、ふたりはより親密になっていくことだろう。 そうなったら、もう、私には、真実を知る術がなくなる。 口裏を合わせるようになるからだ。 胸の奥で、何かがすっぽりと抜け落ちたような感覚を覚えてならなかった。 私は、ぼんやりと玄関に佇みながら、妻の運転する軽自動車のエンジン音が遠のいていくのを、黙って聞いていた・・・。
2011/08/21 01:49:24(95m0bXiu)
投稿者:
(無名)
続きお願いします
11/08/24 15:26
(Sze5CK8K)
投稿者:
不甲斐ない夫
「あ-あ、なんか眠くなっちゃった。遅いから続きは、明日にしよう。私、お風呂に入ってくるね。」 絶句して、言葉を失ってしまった私を眺めているのに飽きたのか、妻は、大きな欠伸をすると、そう言って、居間を出て行った。 すぐに浴室の扉が開く音がして、妻の気配が消えた。 しばらくは、ソファにうな垂れながら、ぼんやりと考えていたが、頭の中には何も思い浮かびはしなかった。 人間とは、極限状態に置かれると、考える作業をやめてしまうものらしい。 身体が宙に浮いているようで足に力が入らず、ようやく、ふらっ、と立ち上がると、よたよたと2階へ向う階段をのぼっていった。 寝室の扉を開け、綺麗に整えられたベッドの上に、倒れ込むように横になった。 柔らかい羽毛布団を、体に巻き付け、背中を丸めて壁を見つめた。 暗闇の中で、しばらく何もない壁だけを、ただ、じっと見つめ続けた。 目を閉じると、裸になって弄ばれる妻の姿が、まぶたの裏に浮かんでならなかった。 乳房を掴まれ、3人の男に抱かれながら、妻は嬉しそうに笑っていた。 苦い思いが込み上げてきて、ひたすら壁を見つめるしかできなかった。 やがて、とんとん、と階段を上がってくる足音が聞こえ、慌てて目を閉じた。 扉が開いたと思ったら、不意に淡い光が部屋の中に灯り、「寝ちゃった?」と、声を掛けてきた。 黙っていると、妻は、ドレッサーの前に座り、寝る前の支度に掛かったようだった。 神経が張りつめていたせいか、乳液を肌に馴染ませる音や、髪をとかす音が、はっきりと聞こえてくる。 聞くつもりもないのに、耳は研ぎ澄まされ、妻の一挙一動が手に取るようにわかってしまうのだ。 なぜ、平然としていられる? なぜ、罪の意識を感じない? なぜ、泣いて謝らないのだ? 心の中で念じてみても、妻は、何食わぬ顔だ。 やつれきった神経を逆なでするように、研ぎ澄まされた耳の奥には、妻の口ずさむ、途切れ途切れのかすれた声が聞こえていた。 なぜ鼻歌など歌えるんだ? すぐそこにいる女が、まったく理解できず、まるで自分が異次元にでも落とされたかのような気分にさえなった。 おそらく、こいつは、恐ろしいバケモノだ。 俺が愛した女は、この禍々しいバケモノに喰われてしまった。 きっと、キャンプに行って、山の中で喰われてしまったのだ。 妻の体は、乗っ取られた。 乗っ取ったこいつは、何食わぬ顔で帰ってきた。 私が気付かないのを良いことに、やりたい放題だ あのおとなしかった妻に、乱交などできるわけがない。 こいつは、俺の妻なんかじゃない! 埓もないことを考えたところで、どうにもなりはしない。 部屋の灯りが落とされ、妻が隣りに潜り込んできた。 何も言わずに、ベッドに身を横たえていく。 いつもと同じだ。 何も変わらない。 夜のパートに行くと、妻は、必ず深夜に帰ってきた。 先に寝ていた私を起こさぬように、そっと布団をめくって、隣りに潜り込んでいた。 私を気遣い、絹ずれの音ひとつ気にして、静かにベッドの中に入ってくるのだ。 まったく同じことをしている。 やっぱり、こいつは私の妻なのかもしれない。 咳払いをして、寝ていないことを教えた。 妻は気付いたようだが、何も言わなかった。 目を閉じても、眠れはしなかった。 どれだけ時間が経ったろうか。 時折、妻は寝返りを打っていた。 かすかな寝息が聞こえたかと恩ったら、すぐに小さなため息に変わる。 平静を装っても、眠れないのは、妻も同じらしい。 「なあ・・・。」 背中は向けたままだった。 妻の顔を見るつもりはなかった。 「え?」 妻は、こちらを振り返ったらしい。 「どうして、3人なんだ?」 一人なら、まだわかる。 抱いてもらいたいと願うほど、想いを寄せる人間は、普通なら一人だ。 だが、妻が相手をしているのは3人だ。 しかも、その3人を一度に相手にしている。 「どうして、って言われても・・。う-ん・・楽しいから?」 「楽しい?それだけか?楽しみたいから乱交なんかしているのか?」 無理矢理されているなら、まだ救われた。 「最初は、そうじゃなかったけど・・・。なんか、いつの間にか、そんな風になっちゃったのよね・・。」 「どうして?」 「ん?ああ・・。うんとね・・サトシ君って子がいるんだけどね・・。」 「サトシ?」 「うん。ほら、パパがキャンプに送ってくれた時に、背の高い子が一人だけいたでしょ?あの子。」 「ああ・・。」 そう言えば、一人だけ頭の飛び抜けてた奴がいたな。 「最初はね、あの子だけだったの。」 「そのサトシ君だけだったのか?」 「うん。最初は、彼だけだったんだけどぉ・・。あの子あまりお金がなくてね。バイトするくらいだからお金なんてあるわけないよね。それで、そのサトシ君がホテル代を浮かすために友達のマンションでしようって言い出したの。それがきっかけ。テッペイ君っていう男の子がいて、サトシ君の友達なんだけど、そのテッペイ君のお部屋でしてたら、我慢できないってテッペイ君まで混ざってきちゃって・・・、それで、サトシ君とテッペイ君には、もうひとりシュン君っていう友達がいんだけど、その子も、そこにいたから、ひとりだけ仲間はずれは可哀想だって、その子も入って来ちゃったの。それで3人でエッチすることになっちゃって・・・。理由って言えば、それが理由かなぁ・・。」 我慢できなかったからだと?・・。 仲間はずれは可哀想だったからだと?・・・。 最初から計画的だったのだ。 鼻から3人は、妻を輪姦するつもりだったのだ。 妻は、まんまとしてやられた。 しかし、拒まなかったのだ。 こいつも、よくそれを承知したものだ。 「他の奴が見てる前でセックスなんて、よくできたな。」 思いっきり嫌みを込めて言ってみた。 「そりゃ最初は、すごく嫌だったよ。でも、お金ないって言うし、サトシ君とも離れたくなかったしぃ・・・。」 「それで、言いなりになったわけか?」 「うん。まあ、そんなところ・・・。」 「言いなりになるほど、そのサトシって奴を愛してるわけだ。」 「うーん・・・愛してる・・とは、違うような・・。パパみたいに愛してるとかじゃなくて、なんて言うかぁ、一緒にいるとすごく楽しいって言うか。大事にもしてくれるしね。」 「大事にする奴が、自分の女を他の男に抱かせるか?」 「それは、仕方ないよぉ。だって、成り行きでそうなっちゃったんだもん・・。」 成り行きじゃねえよ・・。 「俺や子供たちのことは、考えなかったのか?」 一番の核心だ。 「考えてたよぉ!だから、ばれないようにうまくやってたんじゃない?私だって、パパに知られたら嫌だったよ。それをあの奥さんが、しゃべっちゃったから、ばれちゃったんでしょ?ほんと、余計なことしてくれるよね。まったく迷惑な話よ。」 人のせいじゃねえだろ・・・。 ん?そう言えば・・・。 「そう言えば、あの奥さん、今日行ったんだろ?お前、なんか変なこと言ってなかったか?いっぱい虐めたとか、なんとか?」 「うん。なんか、私に彼氏取られたと思ってたらしくて、旦那さんにしゃべっちゃった、なんて得意そうに言うから、サトシ君たちに言って、思いっきり虐めてもらっちゃった。」 「なにをしたんだ?」 「へへ・・、ゴム付けないで生でしてもらったの。みんな、中出しして、すごいことになってたよ。彼女、悲鳴上げて泣いてたもの。5人もいたから、最後は、身体中真っ白になってた。」 嬉しそうに笑っているのが、背中越しにもわかった。 「5人!?さんに・・いや、奥さんの彼氏がいたから4人か・・。4人じゃなくて、5人もいたのか?5人で中出しって・・・。大丈夫なのか?妊娠とか、やばくないのか?」 意外な数の多さに驚いた。 5人にもやられたら、たまったものじゃなかったろう。 ただの息抜きが、とんでもないことになったものだ。 「やばいんじゃない?知らないけど。」 知らないって・・・友達が無理矢理妊娠させられても関係なしかよ・・・。 なんて女だ・・・。 「そう言えば、お前は大丈夫なのか?」 「ん?なにが?」 こいつも、その5人にやられたはずだ。 ずっと気がかりだった。 「妊娠だよ。」 「ああ・・。大丈夫よ、ちゃんと避妊してるもん。」 「ピルでも飲んでるのか?」 今夜探すつもりだったが、もう、その必要もない・・。 「違うよ。避妊リング。ピルなんて毎日飲まないといけないから面倒くさいし、それに、太っちゃうでしょ?」 「避妊リング?いつの間にそんなの付けたんだ?」 「ずっと前だよ。サトシ君たちがお金出してくれたの。でも、ほとんどテッペイ君のお金だったみたいだけど。」 「あいつらが金を出して、お前は避妊リングを付けたのか?」 少なからず動揺していた。 そこまでしていたとは、思っていなかった。 「うん。どうしても生でしたかったみたい。でも、妊娠しちゃったら、ばれちゃうし、赤ちゃんできたら、しばらくは会えなくもなっちゃうでしょ?それで、どうせだったら、長く使える避妊リングがいいってことになったの。」 しばらく言葉が出なかった。 妻の中に、ずっと精液を撃ち込みたかったから、避妊をさせた。 しかも、長く関係を続けたかったから、避妊リングを選んだ。 幾らかは知らないが、避妊リングは、結構な値段がしたはずだ。 そんな金を出してまで、人妻を汚して弄びたがった。 そして、妻は・・・それを許した。 奴らの精液で真っ白にされたという奥さんの姿が目に浮かんだ。 それはすぐに妻の顔に変わっていった。 妻も同じだ。 一時の快楽を得るために、自分の身体に異物を埋め込み、妊娠しない身体になって、とことん男たちに与え続けている。 奴らの精液で真っ白に汚されることを選んだのだ。 「ねえ・・・こっち向いてよ・・・。」 そうまでして快楽を欲しがるこいつは、いったい何なのだ? やり場のない怒りに身体中の血が沸騰してならなかった。 怒りに我を忘れて、この女を殺してしまいたい衝動に駆られて仕方なかった。 不思議なことに奴らの精液にまみれる妻を想像していたら、下半身に力が漲っていった。 喩えようもない疼きが下半身に広がり、それはどんどん加速していった。 「ねえってば・・・。」 不意に起き上がって、妻の身体に覆い被さった。 着ていたパジャマを胸元から引き裂き、たわわな乳房を露わにした。 ブラが嫌いな妻は、案の定していなかった。 手のひらに余るほどの豊かな乳房を、力の限り思いっきり握り締めた。 力を漲らせたペニスが、それを命じて、正気に戻ることを許さなかった。 かつてないほどにペニスは勃起して、嫌というほど気持ちは高ぶり、感情は攻撃的にもなっていた。 妻は、顔を歪めたものの、私の下半身に力が漲っているのを見て、口元に微笑さえ浮かべた。 握りしめた手のひらに伝わる柔らかさに、泣きたいほどの感動を覚えて、一瞬我を忘れた。 強引に下のパジャマも下着ごと脱がせてしまうと、足首を掴んで引き裂かんばかりに大きく拡げていった。 綺麗に手入れされたデルタが、射るように目に飛び込んできて、真っ白な肌との見事なコントラストが、ひどく胸を締めつけてならなかった。 目は釘付けになったように、妻の性器から離れなかった。 ここに奴らは撃ち込んでいた。 こんなに美しい性器を大勢で汚し抜いた。 奴らの精液に塗れているのが、ありありと目に浮かぶようだった。 ここは、私だけのものだったはずだ。 ずっと、私だけのものだったはずなのだ! 自分で握り締めて、愛撫もせずにあてがった。 妻の手が急くように伸びてきて、位置を合わせていく。 何とも言えない息苦しさに、顔を歪め、大きく息を吸い込んだ。 足首を掴んで拡げながら、眼下の妻を睨みつけると、私は、ゆっくりと味わうかのように、突き刺していった。 「ああ・・・。」 白いあごを仰け反らせ、妻がシーツを握り締めていく。 まったく濡らしてもいないのに、妻の膣は引きつりもしないで、飲み込んでいった。 ペニスに伝わる信じられない温かさ。 そして、信じられない気持ちよさ。 「パパ・・・すごいよ・・・。」 ゆっくりと動いた。 すぐに濡れてきて、さらに気持ちよさを訴えてくる。 石のように硬くなったペニスが、奥まで届いているのがわかった。 突き殺してしまいたかった。 徐々に速度を速めて、腰を叩きつけていった。 「ああっ!すごいっ・・・。」 耐えられないかのように、細い腕を背中に巻き付け、妻が胸を合わせてしがみついてくる。 頭を抱えて、長い髪を乱暴に掻きむしった。 激しくベッドが揺れ、ギシギシと軋む音が部屋中に響いても、気にもならなかった。 この温かさを奪う奴は許さない。 この気持ちよさを奪うことなど、誰にもできない。 ベッドが壊れるほどに軋み、壁に当たって、ゴツゴツと音を立てた。 向かいの部屋で寝ている子供たちの寝姿が、一瞬、脳裏をよぎった。 お前たちの母親を突き殺してやる。 こんな女は、殺してもかまわない。 こんな母親なら、いない方がいい。 狂ったように腰を叩きつけ、折れんばかりに細い身体を抱きしめた。 「すごい・・・すごいよパパ・・・・。」 妻は、譫言のように繰り返していた。 昔は、ずっとこんな声を、このベッドの上で聞かせてくれた。 今は、私の知らない奴らのために、聞かせている。 耐え難い屈辱感に、さらに激しく責めたてた。 射精感がつのり、それでもかまわず、思いの丈を知らしめるかのように動き続けた。 「ああっ!!」 馬鹿みたいに膨らみ、妻が悲鳴を上げる。 なにもわからなくなって、頭の中が真っ白になったと思ったら、一番深いところで果てていた。 ドクドクと呆れるほどに吐き出し、それに合わせるかのようにビクビクと身体を震わせ、荒い息を吐きながら、一生懸命しがみついてくる妻が、なぜかこの時だけ、無性に愛しくてならなかった・・・。
11/08/25 00:00
(fjomRAvD)
投稿者:
(無名)
貴方は寝とられ願望があるのですよ 奥さんの不倫の話しを聞いて今までより、興奮し今まで以上に勃起したのでは?奥さんの言っていたように貴方も仲間にはいれば貴方が相手に命令すれば貴方は家に帰っても奥さんを抱けるしもし本当に離婚したいなら手んうつはず そうでないなら、寝とられ願望あるよ
11/08/25 09:31
(T9ig.4j4)
投稿者:
(無名)
続き早くお願いします
11/08/25 10:52
(nQUsQNYU)
投稿者:
不甲斐ない夫
何も変わらない穏やかな朝だった。 妻は、いつものように台所に立ち、家族のために朝食を作った。 心なしか、浮かれて見えたのは、夕べのことがあったからだろう。 降って湧いたように突然性欲が蘇り、うやむやのうちに肌を重ねられて、激しく突き上げられた。 厳しく叱責されることもなく、その後は、心地よい満足感を覚えながら、穏やかな眠りにつくことができた。 「素敵だったよ・・・。」 そう言って、嬉しそうに笑っていた。 妻の中に出しきったなど、何年ぶりのことだったか。 自分は、重ねたティッシュを股間に挟んだだけで、すぐに私のものを拭ってくれた。 丁寧に拭い、力なく萎れたものを手のひらに弄びながら、大事そうに何度もキスをした。 始末が終わると、ベッドの下に落ちていたパンツを拾い上げ、それを私に穿かせてくれた。 いつも、そうだった。 終わると、そうやって、いつも妻は、私にパンツを穿かせてくれるのだ。 何も変わらない。 以前と、まったく同じ優しさを持った妻がそこにいた。 「またしようね・・・。」 背中を向けることもなく、私と向き合ったまま、目を閉じた。 すぐに寝息が聞こえて、妻は、深い眠りの中に落ちていった。 おどけなさを匂わせる寝顔は、今も昔も変わらなかった。 まんじりともせず、しばらくの間、眺め続けた。 どんなに眺めていても飽きることはなく、そこには、いつもと変わらぬ可愛らしい寝顔があるだけだった。 ぐっすりと深い眠りに落ちていった妻とは、対照的に、私は、なかなか眠ることができなかった。 目を閉じても、すぐに、苦い思いに胸を掻きむしられ、幾度となく目が覚めた。 目を開くたびに、それまで頭の中で繰り広げられていた映像が、はっきりと思い出され、やりきれない気持ちに、泣きたいほどの敗北感を覚えてならなかった。 束の間の浅い眠りを幾度となく繰り返し、その間も、多くの夢を見た。 すべての夢に妻が現れ、どの夢の中でも、妻は笑っていた。 見知らぬ山の中で、顔のない男に犯されながら笑い、見覚えのない部屋で、屈強な男たちに尻を犯されては、また笑う。 大きな洗面台の上に乗せられ、見せつけるように膝を開きながら放尿している時でさえ、彼女は、嬉しそうに笑って いるのだ。 どの笑顔にも憂いはなく、心の底から喜んでいるようだった。 そんな夢ばかりを見てしまったら、安眠などできるはずもない。 目が覚めるたびに、股間に激しい疼きを覚えた。 明け方近くには、どうしても我慢できなくなって、もう一度妻を襲った。 やるせない気持ちとは裏腹に、身体は妻を欲しがらせて仕方なかった。 上に乗っていっても、妻は、驚きもしないで、すぐに受け入れた。 大きく足を聞かせ、じっ、と中を覗き込んだ。 そこだけが無性に欲しくてならなかった。 夕べから気付いていたことだが、妻のデルタは、恥丘の上に綺麗な正三角形を描いているだけで、性器の 周囲は、まったくの無毛だった。 「剃られたのか?」 毛根の痕さえ見あたらない、滑らかな肌を不思議に思い、見つめながら訊ねた。 「それ?レーザーで永久脱毛したの。ブラジリアン脱毛って言うのよ。どうせだから、お尻までぜんぶしてもらっちゃった。」 事も無げに、答えていた。 「奴らに言われて、やったのか?」 おそらくそうだろうと思った。 性器を指で押し開いて、奥まで覗き込んだ。 まだ、何かをされているのではないかと、気が気ではなかった。 「うん。あの子たちがお金出してくれたの。その方が綺麗に見えるからって。どう?なかなか可愛いと思わない?」 おどけたように笑っていた。 罪の意識などまるでなかった。 性毛は綺麗に処理されていたが、なぜか脇毛は、ほとんど処理がされていなかった。 几帳面な妻にしてはめずらしく、それもまた、私に不信を抱かせた。 体毛の濃さは、それほどでもないが、はっきりとわかるほどに黒い茂みが脇の下に残っていて、柔らかい毛並みを指の先に確かめた。 「どうして脇の下は剃らないんだ?ここも奴らに言われて残してるのか?」 妻の答えは、しごく簡単なものだった。 「そうよ。この方がいやらしく見えて興奮するんですって。将来は映画を撮りたいって子がいてね、その子が教えてくれたの。」 そいつの言ったことは、間違っていない。 確かに、あどけなさの残る妻の顔に、脇毛は不釣り合いだが、顔が幼く見えるだけに、脇の下の黒い茂みが、何とも言えない淫らな印象を与えて、見事に情欲をそそられる。 妻を寝取った赤の他人から、新たな魅力を教えられたのだ。 自分ができなくなってからは、ほとんど妻の裸を見たことはなかった。 だらしなく下着姿のままでいたり、ノースリーブのシャツでも着ていれば、すぐにでも気付いたのだろう。 しかし、妻は、下着姿で家の中を歩き回ることはなかったし、いつも袖のあるシャツを着ていた。 私の目に触れないように隠していたのだ。 いや、隠さなくても、おそらく気付きはしなかった。 寝取られたと気付いて、慌てて執着し始めたのだ。 それまでは、妻の身体に興味を示そうともしなかった。 見ようともしていなかったのだ。 そんな男だから、奪われる。 まったく気付きもしないで、妻を弄ばれることになる。 やりきれない思いを胸に抱えたまま、妻に挑んでいった。 どんなに乱暴にしても、妻は、文句も言わなければ、嫌がることもなかった。 静かにまぶたを閉じて、されるがままになっていた。 「パパ、気持ちいいよ・・・。」 「もう・・あいつらのところへは行くな・・。」 心情を吐露するようにつぶやいた。 「うん・・・。」 甘えた声で頷いた。 それが、その場限りの嘘であることなど、わかりきっていた。 「お前は、俺のものだ。ずっと俺だけのものだからな。」 「うん・・・。」 「毎晩してやる。毎晩虐めて、思いっきり悲鳴を上げさせてやる。」 「うん・・。」 なし崩しに許すつもりもなかったが、あいつらから奪い返したい気持ちの方が、はるかに強かった。 もう一度、この手で妻を取り返し、できることなら、自分の精液で浄化したいとも思っていた。 自分の身体さえ元に戻ってくれれば、毎晩裸にして罰を与えてやることだってできる。 しかし、そんな私の気持ちを見逃かすように、身体は見事に裏切ってくれた。 途中から、まったく言うことを聞かなくなり、あっという間に、だめになったのだ。 妻が口でしてくれたが、二度と力を蘇らせることはなかった。 「大丈夫よ。また、すぐにできるようになるって。」 妻の慰めが、惨めに聞こえてならなかった。 虐めてやるどころか、役にも立たない。 途方もない惨めな気持ちを抱えたまま、睡眠不足の朝を迎えることになった。
11/08/25 21:25
(fjomRAvD)
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