私は彼におつきあいしてる女性がいるか尋ねると答えはノーだった。
もし、かまわないなら一緒に受け付け通ってくれるかな?…
ラブホテルとか入るしきたりがよくわからないしと付け加えて、お礼もすると言った。
彼はそれはいいけど、そちらはいいんですか的な事を言ってきた。
襲われたりする心配はしないんですかっていう、彼なりの気遣いに思えた。
私はもう若くないのよと自嘲気味の笑みを浮かべて、もしそうした対象に見られるなら抱いてくれてもかまわないのよ?…
と、今までの人生で全く無縁なセリフを言った。
彼は目を丸くしていたが、ふと冷静になって少し警戒するような軽口のようなセリフを呟いた。
さすがに話ができすぎていて美人局みたいな想像をしてしまったようだ。
私はおかしくなって笑った。
こんな中年の女がそんなことしないわよって…
そしたら、彼もつられて笑いました。
じゃあ、本当に言ってるんですか?…
そう…
見知らぬ土地にいるせいもあるけど、なぜだか現実逃避したくて仕方ないの…
私達はホテルに着いても何も確認せずに、段取り通りのように一緒に入った…
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