その日はとても贅沢なことをした1日だったので振り返りたい。
前からお目当てにしていた2回目リピートのメンエスを予約するも、予約時間間際になってドタキャンの連絡。正確にはキャンセルではなかったが、当初の予定時刻の2時間後にしかご案内できません、という連絡だった。
写メ日記をみながら女の子のサービスを妄想予習しまくっていた自分にとって2時間も先延ばしにされるのはかなりの痛手だった、痛い部分は手ではなく別の部分であったが。
他を探そうかとも思ったが、良サービスに当たるかどうかの賭け的な愉しみ方ではなく、確実に気持ちよさを取りたいという攻めより守りの気持ちが強かったため、泣く泣く2時間後という条件を飲んだ。
そこでこの空いた時間、健全かつ安価なふつうのマッサージ店で時間を潰すことを思いついた。その店はどこにでもあるような駅中にあるマッサージ店で、受付には女性が2、3人並んでいるのが見える。比較的若い女の子が多いようだった。
みんな首上まで襟のある清楚感のある制服を着用しており、間違ってもメンエスノような誤算は起こり用のない雰囲気である。
受付で対応してくれた女性は同年代くらいでこの人がしてくれるのかなぁと考えながら愛想よく受け答えしていく。
簡易的な待合所のようなところで待たされる。みた感じお客さんはがらがらだったし、みているとバックヤードを出入りするセラピストは全部で5人くらいは居そうだったので、待ち時間が結構長く感じる。なかには自分より年上なセラピストもいた。待たされるとなんとも言えない焦らされ感で高揚感も少し高まる。高揚しても仕方ないが、やっぱり女の子にマッサージをしてもらうというのは良いものだ。
お待たせしました、と自分の前にやっと現れた比較的若くてあどけない雰囲気の女の子に案内され、簡易的な仕切りのベッドルームに着いた。女の子は身長が小さめで川栄ちゃんや若い頃の蒼井ゆうみたいな見た目でえろとは遠い雰囲気であった。
〇〇です。今日はよろしくお願いします。と礼儀正しくあいさつされて靴を脱ぐように促された。