一昔、いや、二昔ならサウナで抜いてくれる所なんていくらでも有った。
今はなかなか無くなってるからこそ、当時のドキドキを味わいたくて探していた。
二十年前によく通ったサウナはマッサージからの手コキだったが、あの、風俗じゃない場所で性欲が処理してもらえる胸の高鳴りが忘れられない。たとえそれが遊びを究めた人に「抜きは当たり前に有るもの」と言われようとも、性的なものは全く感じさせないような、真面目な施術服を着たベテランマッサージさんに身体を触られることで勃起してしまったモノを、真顔でただ淡々と射精に導く姿に神々しささえ感じながらの射精がしたいのだ。
ノリノリでコネ繰り回すおばさんなどは論外。男のツボを知り尽くした熟女の刺激は確かに気持ちが良い。熟女にエロを求めるなら、それも良いだろう。
しかし私は一気に醒めてしまう。
仕方がないから射精はさせてもらうけど、射精後の満足度はかなり低い。
私が求めるのは、イヤらしい気持ちが無く、ただ淡々と、楽になって欲しいから射精させてあげる、というだけの、作業的な射精をさせてくれるマッサージさん。
性的な意味は全く持たずに、ただ楽になるなら、っていう姿勢が感じられると安心感に包まれた気持ちいい射精が出来る。
マッサージから高まって勃起したものの処理までしてもらえる流れは、何とも幸せな、気持ちが昂る射精を味わわせてくれる。
デリヘルを呼んで中出ししようが、ソープやヘルスで濃厚な体験をしようが、あの気持ちを満たしてくれるような体験は出来なかった。
サウナでの、マッサージからの流れで射精させてもらうのは、性的な興奮での射精とは違う事に気付いた。
雄が雌を求めてするような事とはまた違う、サウナで汗を沢山出すという非日常を味わった後、日頃の疲れだとか、今サウナで頑張った疲れを癒してもらって、また明日からの活力にしようっていう、性的な意味を持たず、雄の感情を全く持たずに行われる健全なマッサージ。
そんな中で勃起してしまった肉棒を刺激して射精を促す真面目なマッサージさん・・・
あの、なんとも言い難い背徳感が味わいたい。
そう思ってたところでやっと見つけました。
月に使えるお金は限られた中で、非常に満足度が高い場所。大切にしたいと思います。