それからは、オール下ネタだった。
今までの経験や、性癖、E子との事まで話した。
暫くして、
M子『さぁ、お風呂入ろ』
突然立ち上がったM子。
私『ゆっくり、どうぞ(笑)』
M子『万さんも一緒に入るの!』
手を引っ張るM子。
私『いや…、けど…』
躊躇する
M子『恥ずかしい?(笑)』
私『そやないけど…』
M子『お尻の穴に指まで入れた女やで(笑)』
私『確かに…』
M子『はい!立って!行くよ!』
グィッと引っ張るM子に連れられ、浴室へ行った。
さっさと服を脱ぎ捨て、私の服を脱がしに掛かるM子。
M子『はい、入ろ』
手を引かれ中に入った。
サッとシャワーを浴び、手際良く私の体を洗い始めた。
M子『意外と筋肉質なんやね』
私『肉体労働者やしね』
イチャつく事もなく、洗い終わり、スポンジを手渡し
M子『私も洗って』
普通に言ってきた。
私『はいはい』
初めて見るはずのお互いの裸体。
にも関わらず、何の違和感なく、普通に接してる奇妙な感覚だった。
全身を洗い、シャワーで流し、二人で浴槽に浸かった。
M子は、自然に、もたれかかってきた。
後ろから手を回し、手を繋ぐ。
ずっと昔からの恋人のようだった。
M子『私じゃ、興奮しない?』
私『何で?』
M子『だって、勃ってない』
私『不思議と、興奮というより、安心感があるかな(笑)』
M子『私も(笑)』
本当に不思議だった。
身体を洗った時も、お互い、秘部もアナルまでも洗った。
だが、勃起せず、濡れていなかった。
洗われるのが当たり前のように。
E子より小振りだが、まだまだ張りのある乳房に手をやり、ゆっくり揉んだ。
その手に手を重ね、感覚を楽しむM子。
振り向き、首筋に唇を這わせ、時折、舌で舐めてくる。
更に深く振り向かせキスをする。
舌を絡め合う。
M子『気持ちいい』
唇を離し、ふぅ~っと息を吐いた。
M子『キス上手いね』
私『そうかな?』
M子『キスの上手い人って好き』
私『そっか(笑)』
再びキスをせがんできた。
浴槽内で本格的に愛撫を始め…、られなかった。
M子『揚がろ』
私『うん』
浴室を出て、軽く雫を拭き取り、全裸のまま、寝室へと向かった。
M子の手には、缶ビールが、しっかり握られていた。
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