ブラジル・アマゾン奥地マナウス市の病院でこのほど、先住民族の9歳の
少女が女児を出産した。女児は体重2キロ、身長42センチで、母親ととも
に産後の経過は良好という。
7日付の地元紙グロボなどによると、この少女はアプリナン族の小集落に
属し、身長は約130センチ。3月末、妊娠6カ月の状態でマナウス近郊の
マナカプル市から姉に連れてこられた。
マラリアなどで衰弱していたが、5日に無事分べんした。少女はアニメを
見たり、人形で遊ぶなど普通の9歳と変わらない様子だが、赤ちゃんを見て
母親としての意識も芽生えているという。
地元検察当局は、少女が暴行を受けた可能性があるとして、部族習慣にも
照らして慎重に妊娠の経緯を調べている。(時事)
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