食事の最中は特に何もなく、ただお酒も進んで気持ちが緩み、胸元が開け気味になることしばしばではありました。
そもそも部屋食なので他所のお客さんとの絡みもなく、食事中は仲居さんからすれば、酔ってだらしない女の人くらいの感じだったかもしれません(笑)1時間半ほどかけて食事が終わり
「なんかとんでもない量だったね」
「今日も腹パン!」
「腹ごなしに少し動かないとね」
「やだもう?(笑)」
「それでもいいけどせっかく温泉で、共同浴場があるから散歩するよ」
「共同浴場とかあるの?」
「決めたのは宿だけかー(笑)」
「そう!宿だけ!行き当たりばったり!」
「なるほどなんとなくわかる」
とりあえず外湯へ行こうと連れ出すと、玄関を出たところで
「待って。外もこのまま?」
「このまま」
「待って。おまたスースーするんだけど」
「でしょうねぇ」
「外敵に襲われたらどうするの?」
「蛇とか」
「気持ちいいかもよ?」
「いいわけないでしょ!」
「とにかくご開帳しないようにお気をつけあれ(笑)」
「見られてもいいのね?」
「ダメ。NTRとかの趣味はなし!」
「なにそれ」
「自分の妻や彼女を他人に寝取らせて喜ぶ性癖」
「あー!一緒芽生えないでいいからね(笑)」
「心なしか内股だね」
「なんか落ち着かないわー、ノーブラで外出たことはあるけど、ノーパンは初めて。」
「ノーブラはあるのか」
「冬場とかね、部屋着に上着とかでコンビニまでとかさ」
「あーなるほど。ポチッと見せつけて歩いてるわけではないのね(笑)」
「それはない、まだ恥じらいはあるわ(笑)」
なんて話ながら、前に誰もいないタイミングを見計らって浴衣の前をめくったら
「次やったらちょん切るから」と脅されましたが、後に「あれ興奮したー」と仰ってました。
そして共同浴場へ到着。
お湯はとんでもなく熱く、どうやら45℃位あるらしい。
とても浸かれる温度ではなく、慣らし慣らし入ってはみたけど、予定より早めに退散。しばらく待っていると
「お待たせー!すごく熱かったね!」とふみさんが出てきて。
帰り道少し離れたコンビニで買い出しをして戻る道すがら
「いやー浴衣脱ぐのちょっと勇気いったわ」
「なんで?」
「脱いだら全裸でしょ?地元のおばあちゃんって感じの人が体拭いてたのよ(笑)」
「あらーあの人中スッポンポン!なんて思われたね」
「ちゃんと見てないところで脱いだから!」
「ソウカーヨカッタネー」
「なんてカタコトなのよ(笑)」
「なんにしてももう一度お風呂入らなくちゃだね」
「汗かいたねー」
と手をつないで帰りました。
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