ダイさんはほんとうに幸せな方ですねえ。まったく羨ましいかぎりです。
私などその意味において足元にも及びません。
というのも、自分のカミさんとはたしかに精神的には和合し合えており、ま
た人間性的にも尊敬しあえる間柄です。しかし問題は、カミさんとの結婚が
かなりストイックなプラトニックな関係が発展したものであるからです。つ
まり肉体的な要求が有っての結婚ではなく、細身なそして神経細やかな彼女
との人生論的な結婚が発展してしまったわけです。当時の自分としてはそれ
はそれでとても幸せなことでしたが、年月を経るごとに人間はそれだけでは
ないと私の側が思えて来たんです。それは一種の明らさまな裏切りとも言え
るでしょう。でも、結婚後の生活の中で、私が満たされなかったのは、プラ
トニックな関係“だけ”ではなく、身体的充足が欠落していると感じ始めた
ことは事実でした。たしかに仮に私の結婚が逆に肉的側面からの結婚だった
場合でも、それはそれで別の角度への不満がいずれにしても発生したことで
しょう。そうも思います。実際、カミさんとの結婚前、ある知り合いの方か
らカミさんとは正反対な女性を紹介され、あんたに似合いだから結婚しては
どうかと推薦されたものです。その女性は今ならたぶんフラッと来るような
とてもふくよかで、一度なにかの拍子に抱きしめたときには量感たっぷりな
肉体、大きな胸、しとやかで従順そうな性格でしたから、場合によっては一
直線にその人と一緒になったかもしれません。でも今考えれば青かったんで
すねぇ。その時はその“しとやかで従順そうな”その雰囲気が重荷に感じら
れてしまったんです。まったく若さのなせるつっぱりだったんですかねぇ。
たぶん違った時期であればその人との結婚に躊躇はなかったでしょう。そし
て今、その反動が蠢いているとしか考えられません。まったくどうしようも
ないおバカな自分であります。今はカミさんには悪いと思いつつ、裏表のあ
る罪な自分があるというわけです。しかしこれもまた人間なのかなあとも思
いつつ、赤ん坊のように、ふくよか巨乳の女性によろめく日々です。
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