以下会話形式の方が状況がわかりやすいと思うからそうする、なにせ20年以上前だから細かい会話は忘れちまったから、だいたいこんな感じと思って読んでほしい。
部室に入ると彼女が先に来てて
「さっきはありがとね」
「別にいいよ、いいもの見させてもらったし」
「いいものって?」
「お前のパンスト穿いた脚、いやーエロかったよな」
「バカじゃない、やっぱりあんた変態だわ」
「そういえばお前、パンストの足裏伝線してるぞ」
彼女は上履きを脱いで確認して
「えーまたぁー」
「お前それ脱ぐのか?」
「だったら何?」
「捨てるなら俺にくれ」
「ハァ?何考えってんの、こんなもの欲しいなんて本当に変態なんじゃない」
「いいじゃん、どうせ捨てるんだし、ね、お願い」
「そんな問題じゃないでしょ、絶対嫌!、そんなに欲しけりゃあんたの彼女に頼めば?」
「だって彼女の学校パンスト穿いてないし、パンストくれなんて言ったら変態呼ばわりされて別れることにでもなったら嫌じゃん」
「じゃぁなに?私になら変態呼ばわりされてもいいってこと?」
「だって既にいつも俺のこと変態って言ってるじゃん」
「呆れた、とにかく嫌なものは嫌」
でも俺には切り札があった、彼女は熱狂的と言えるほど写真やカメラが好きだったのだ
単に好きなだけではなくコンクールで何度も入賞してるほどの腕前もあった。
そこで話を切り替えて
「ところで俺この前新しいカメラ買っただろ、AFの最新式のやつ」
「あれね、AFなんて邪道でしょ、一眼レフはマニュアルよマニュアル」
「俺もそう思って前のカメラ手放してなかったんだけど、一度AF使ったら使い勝手の良さに慣れちゃって売ろうと思うんだ、お前欲しがってただろ、安値で売ってやってもいいぞ」
「いいの?いくら?」
「そのパンストくれたら安くしてやる」
「またそれ?、あんたってどうしようもないバカで変態ね…、でもニコンの○○って前から欲しかったんだよね、新しいのなんて買えないし…」
心が揺れ動いてるのがわかりしめしめと思い、決定打を出しました。
「よし、カメラケースも付けて○円でどうだ!」
「あんたには負けたわ、本当にその値段で売ってくれるんでしょうね」
「男に二言はない」
彼女は「後ろ向いてて」と言いながらパンストを脱いで俺に手渡してくれました。
「うわー、あったけー、勃起してきた」
「もう、恥ずかしいから早くしまってよ、家に帰ってからそれで猿のようにオナニーでも何でも勝手にして」
「それにしてもお前ってカメラのためなら何でもするんだな、マジ体だけは売るなよ」
「余計なお世話、あんたが欲しいと言ったから脱いであげたんでしょう、そんなこと言うなら返してもらうからね、それとカメラの約束破ったらどうなるかわかってるでしょうね、あんたの彼女に彼氏は変態野郎だってバラしてやるからね」
そうやってパンストを手に入れることに成功したわけだが、俺ですらカメラまで破格値で売ってパンストを貰うなんてマジ変態だなと思います。
家に帰るまで我慢できず、駅のトイレで匂いを嗅ぎ「たまんねー」とまた一発抜きました。
次の日に約束のカメラを持って部室に行き
「同じ値段でモータードライブも付けてやるから、またパンスト伝線したらくれよな」
彼女はため息をつきながら「はいはいあげます、あんた病気だわ」
彼女が自分から伝線したからあげるということはなかったんだけど、俺が目ざとく伝線を見つけて「伝線してるぞ、くれ」と言って何度か貰ってました。
作り話のようだけど、全部本当の事です。
彼女は今プロの女性カメラマンとして活躍してます。
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