2002/09/25 04:55:43
(d1W1LeLI)
本ライヴにおける ” Lark's Tongues In Aspic, Part Two ” は、本曲の多
くのテイクの中でもベストとして挙げることができると思う。 クロスのヴ
ァイオリン・パートに多少頼りないところがあり、脱退が予定されていたこ
と、及び 『 USA 』 におけるクロスの演奏がカットされていたことが頷ける
ところもあるが、それをさっ引いても凄まじい演奏である。
” Lament ” は、クロスの存在感が殆ど感じられない。
一転 ” Exiles ” では、クロスのヴァイオリンが大々的にフィーチャーさ
れている。お互いのメロトロンをバックにソロをとりあうクロスとフリッ
プ、後半メロトロンをバックにヴィヴィとベースを鳴らすウェットン、最後
のフリップのソロ等どれをとっても素晴らしい。
” Improv - A Voyage To The Centre Of the Cosmos ” は、インプロ。
一定のリズムの上をフリップのギターが這い回る展開が、中間部でベースを
バックにクロスのヴァイオリンとフリップのメロトロンが絡み合うパート、
4人がフリーに演奏するパート、メロトロンを中心としたハードなパートと
15分にも及ぶ。
” Easy Money ” は、『 USA 』 と異なりフェイド・アウトすることなく、
最後まで収録。 ヴォーカル、ギターに絡むブルッフォードの、特にハイハ
ットのアクセントの付け方が格好良い。
” Improv - Providence ” も、『 Red 』 収録バージョン異なり、ラスト
約2分が省略されていない。 前半部と ( 『 Red 』 で省略されてい
た ) ラストのパートでのクロスのヴァイオリンも素晴らしいが、やはり中
間部での一丸となったハードは演奏パートが何よりも素晴らしい。
” Fracture ” は、ここでもやはり名演。 中間部でのフリップのオスティ
ナート、静寂の後続くパート、ウェットンのうなるベース・ソロから続くフ
リップとクロスのソロの絡み等、即興ではない楽曲におけるこの時期のクリ
ムゾンの徹底したまでの演奏。
” Starless ” は、自らのヴォーカルのバックでヘロヘロになるウェットン
のベースが情けなかったり、クロスのエレピの音が思いっきりしょぼかった
りして粗も目立つのだが、管楽器が導入されていない分フリップのギターが
活躍する場面が多く、スタジオ・テイクとは又違った楽しみ方ができる。