「イエス。ユアカントリー？」「ブラジル。サイトシーイングね。ビッグシスターとイッショ」
ビッグシスター？あぁ、お姉さんってことか？「ニッポン楽しいですか？エンジョイ？」
「イエース！ゼンブオイシイ！」「それはよかった」「オニイサン、ヒトリ？」「イェス。ビジネス、ビジネス」英語が分からないので単語を連発。
そこのコインランドリーの機械の使い方が分からない…多分英語でそう言っている様だ。脇に少し膨らんだ袋があった。
洗濯機のところまで一緒に行き、「ここにイン」と身振りで言うと袋の中身を洗濯機の中に入れた。なんとピンクやアカ、黄色のブラやTバックが出てきた。
ドキドキしながら、「ここにコイン、イン」洗剤を入れフタをすると洗濯機は動きだした。
「OK！サンキュウー！」「ユア、ウェルカム！」再度、喫煙ルームに戻り二人でたばこを吸った」
親しみが沸き、１０分程そこで身振り手振りで話した」
たばこも吸い終わり、「それじゃ」と自室に戻ってカードでロックを解き、ちらっと喫煙ルーム方面を見ると、おばさんがこちらを見ていた。
しばらくすると「コンコン」と部屋をノックする音が。スコープで覗くとさっきのおばちゃんがいた。
ドアを開けるとビールを手に持ち「オレイ、オレイ」とビールを一本差し出した。
気を使ってくれたんだな…と「サンキュー、サンキュー！」と喜び「一緒に飲む？」とジェスチャーで示すと、「イイノ？」と言う感じで入ってきた。

広い角部屋のツインルームのソファーに座り、簡単な乾杯をして飲み始めた。小柄だが出るところは出ている、やはり日本人とは違ったスタイル。胸もさる事ながら尻の出っ張りと厚みが強調されたスパッツ。浅黒い顔に小ジワは目立つがなんとも妖艶な魅力があった。身振り手振りとつたない英語力で気疲れし、ちょっとお互い無言になった時におばさんがテレビのリモコンの電源ボタンをおもむろにに押した「あっ！」画面にはさっきまで見ていたアダルト放送、しかも熟女が若い男の肉棒を一心不乱に舐め回している場面が大画面で写し出された。(勿論モザイク入)「ワオ…」おばさんはニヤリとしてビールを喉に流し込んだ。生唾を飲み込むのをカモフラージュする様に。目線はテレビと私を交互に見ていた。