2013/06/25 23:03:44
(3z7qPFHo)
ミラーを見ながら顔を拭う。
小さなミラーの中にもアイツは潜んでいた。
「アンタ、最低だね アタシも色んなキチガイ知ってっけど、クソの拾い喰いするヤツなんか本でも見たことないよ」
ぐうの音も出ない。
ミラーを下に向ける。
手にはハンカチと空のタッパー。
助手席にはウンチサンドの入った別のタッパーと着替えを詰めた紙袋が置いてある。
沸々と脳が灼けてくる。
つい、今し方絶望的な嫌悪感を抱いた自分が運転席に座っている。
本物?の自分は助手席に座り、こちらも本物?の自分を見ている。
思考が激しく交錯する。
自分が誰なのか判らなくなってくる。
果たして自分はこの世に存在しているのか?
もしかしたら想像上の世界にのみ生きる架空の生物の頭に巣くう化け物なのでは?
恐る恐るミラーを顔に向ける。
やっぱり…
意地悪な目を斜めに向けたアイツが舐めるようにこちらを見返す。
なんか言いたいの!?
「いい加減正直になったら?」
完全にキレた。
ふざけないでよ!
アンタが止めなかったらアタシどうなんのよ!
鏡の中からアイツの蔑む目つきがこちらを睨み返す。
キーを差し込み捻る。
生気を与えられたエンジンが唸りを上げる。
シフトレバーをDレンジに叩き込みアクセルペダルを蹴り飛ばす。
タイヤが軋み悲鳴を上げる。
公園の駐車場を抜け、走り出す。
たまに覗くミラーの中には後部座席に座るアイツが覚めた目で視線を返してくる。
着いたところは県境の峠の林道。
春先には山菜採りの人の車で埋まる空き地。
時季外れの今は1台もいない。
紙袋を開け着替えを始める。
Tシャツにデニムのパンツ。
外に出て着替える。
ラバーショーツを残し全裸になる。
初夏の木洩れ日が肌に降り注ぐ。
一切の迷いが無くなる。
メイは登山遠足の小学生。
ウンチサンドを片手に雑草の生い茂る登山道を歩き出す。
お尻の穴のオモチャが腸壁を抉り、ローターが絶え間なく振動を伝える。
小高い丘の頂上が開けている。
水筒の蓋を開けオシッコで喉を潤す。
Tシャツを脱ぐ。
パンツを下ろし、ラバーショーツも脱ぐ。
爽やかな風が火照った肌を舐めるように流れていく。
墜ちるとこまで堕ちてやる。
お腹に力を込める。
お尻の穴からオモチャが顔を出す。
同時にアソコがウンチを排泄する。
こぼれないように手で受ける。
マンコから排泄をするメイ。
ケツの穴からディルドを産むメイ。
ごめんなさい。
少し酔ってます