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2023/11/18 16:41:10 (b0girxDi)
そのころは地方の工場などには社員を迎え入れる独身寮が
あったもんだ。通勤の便が悪くまだ免許とかない新卒を採
用するにはとにかく食住環境が良くないと人が来なかった
のだろう。僕もそういう一人で、都会の企業の試験に落ち
まくり結局、地方の工場勤務のところに就職した。独身寮
があって食事と住むところがとりあえずあるというだけで
ありがたいと思ったもんだ。寮が併設されてると言っても
敷地内にあるわけではなく、歩くと15分ほどかかる工業
団地外の地域にあって、雨風が強い日や暑さ寒さが厳しい
時はかなり苦労した。独身寮は男女別棟で、真ん中に食道
等の福利厚生施設があり、そこには住み込みの管理人一家
がいて寮の出入りはきっちり管理されていた。
管理メンテ部門に配属された僕は工場従業員とはずれた時
間に出退勤していたので、食堂や厚生施設で寮生と顔を合
わせる機会はほとんどないまましばらくが過ぎた。夏休み
前、寮の納涼会でみんなが食堂に集まったとき女子寮には
男子の二倍近い寮生がいたんだとわかった。仕事柄、現場
の社員にはうとまれていたので、ここぞとばかり飲まされ
フラフラになってしまっていた。外に出て外気に当たって
いるうちに吐き気がして植え込みの近くで、ゲーゲーやっ
てしまったのだ。そのとき、「はい、お水。」とグラスを
渡してくれたのが、女子寮のお局と噂されていた古株のツ
ヤ子さんと呼ばれてる女性だった。男性社員はもとより女
子社員もこそこそ噂していたお高くとまった嫌な女という
イメージからは程遠い優しい感じがした。「あっ!あなた
は。おつぼ・・・、アッ!失礼」「みんなが何て言ってる
かは知ってるわ。でも、気にしないの」「す、すいません。」
「こんど、正気のときに、ゆっくりお話ししましょうね」
そういうと、さっさと建物のなかに姿を消した。その時は
何も感じなかったし、ゆっくりお話しする機会も夏中なく、
酒の席の上の冗談かあと思っただけだったが、妙にそのこ
とが気にかかっていた。秋になって、恒例の社員慰安旅行
の前日、残業で遅くなり一人食堂で冷や飯を食っていると
女子寮の方から誰か入って来た。お局のツヤ子さんだった。
「あしたはいよいよ旅行ね。今年はバス、二台に押し込め
ちゃうんですって。ずっと、3台でゆったりしてたのに、
経費節減だそうよ。」「そうなんですかあ」他愛もない話
でさっさと姿を消した。そして、当日なった。驚くべきこ
とに、集合場所が工場ではなくて・・・・
とまず、つまらない話だけしておいてと
 
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