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2025/07/14 09:05:57 (AXxGmgeq)
2024冬 懲罰人事

俺は運転免許を取得するのは人に比べて遅かった方だ。
運転免許なんてのは最後の親からのプレゼントみたいな感じで取らせてくれるだろうと甘えていた俺ではあるが「お前には大学まで行かせてやった。これ以上は余裕なんてない」の一言で見事に粉砕された。
結果、周囲の連中が18.19で免許を取るところ俺は24歳での免許取得となった。
遅くなったとはいえども免許を取れた時は嬉しかった。(これでやっとまとも正社員の仕事が出来る!)とも思った。
そして俺は免許取得と同時に派遣社員から、車の免許を有効活用した配送関係の仕事に就く事が出来たんだ。
ここでは配送関係の仕事を「ハイエースに乗り県内複数の病院に資材を納入する業務」と簡単に示しておきたい。
入社初日
下請けの下請けといったこじんまりした会社。簡素な事務所での簡単な朝礼が終了すると俺の研修担当が「千堂あかね」(推定30前後)であることが決まっていたらしい。
千堂「須藤さんですね。千堂です。よろしくお願いします」
須藤「こちらこそ宜しくお願いします!」
見た感じキレイ系の人ではあるが性格もキツそう、、と思った。病院に出入りする仕事でなければきっと茶髪にでもしていただろう。そんな感じの人だった。
そして千堂さんが運転するハイエースの横ノリとして俺は各地区の病院の案内や配送の手順などと教えてもらう毎日が始まったのだ。
会社も下請けとはいえ一応は医療メーカーの直営店という体裁があるので一般的な配送ドライバーみたく作業着ではくスーツ姿での仕事である。俺は横ノリをしていた2週間、、「この頃までは天国であった。」
仕事中、荷物を積み下ろしする千堂さんの尻からはガッツリのパンセン。運転中のタイトスカートから見える足。とくにダンボールを動かす時には各動作の中での見えそうで見えないギリギリのラインというものを楽しませてもらった。(見えた時もあった)
だが、、楽しかったのは千堂さんが運転をし俺が横ノリをしていた最初の2週間だけであった。
2週間後
千堂「じゃ今日から須藤君が運転してね」
須藤「はい!わかりました」
そして俺が運転する車で走り出したのだが、、、。
始まったんだ。
千堂「車間距離つめろって!前あきすぎてるよ!」
千堂「だからぁ!大型車と並走しないでって!」
千堂「ほら!青!青!ちゃんと信号みて!!」
これが朝から夕まで続くのである。
書いてても気分悪いので千堂の発言を逐一拾い出したりはしないが、こんな3行のセリフだけではない事を強く伝えておきたい。
完全なパワハラであった。確かに免許取り立ての俺が慣れた手つきで運転出来るはずもない。だからといってハラスメントは許される訳でもなかろう。
天国から一気に地獄の毎日となり、日に日に俺は病んでいったんだ。
さらに2週間を経過する頃には、もはや運転だけでく日常の動作にも「トロイ」「同じ事言わせるなよ」などと言われ始めていた。パーフェクトすぎる新人イビリであったと思う。
免許は取り立て、経験もなし、年齢も下の存在はかくも弱いものなのか。
溜まっていくストレス、、研修が1ヶ月経過する頃になると俺は退職を考えていた。だが!泣き寝入りして辞めていくのも悔しい。そこで俺が考えたのは、、
須藤(いっその事パワハラ発言されてる直後にわざと車ぶつけてやろうか?そうすればドラレコで事故の前後を再生したりするよな?そうなればパワハラ受けてる事を明るみに出来るんじゃ??どうせ辞めるんだし、、いっちょやってやるか!!)と決意したんだ。
その日から俺はボイスレコーダーで千堂からのパワハラ発言を録音し、徹底的な一言を引き出すチャンスを伺う毎日が始まった。
俺のスイッチを押す発言、、それさえ聞いたら事故を起こしてやろう。巻き添いにしてやる。。!!
だが、、そんなある日。。。
とある大都会にある医療センターへ納品した帰りの事だった。ただでさえ混んでる17時頃の主要高速道路で渋滞にハマっていた時の事である。
千堂「次のパーキング寄って」
須藤「はい」
千堂「何不貞腐れてんのよ?」
須藤「いや、別に」(ストレスの限界がきている)
それでも車は前に進まない。挙げ句の果てには電光掲示板で「この先事故!!」とランプが点滅していた。
千堂「何が事故だよぉ、、ふざけんなって、、!」
俺は千堂の様子を横目で見ていると、膝を閉じたり握り拳を作ったり明らかに様子が変なのである。
須藤(もしや、、、チャンス♪)
そして見えてきたパーキング。だが俺は、、無視してそのまま本線道路に突き進んでいったんだ笑
千堂「おい!パーキング寄れっていったよな!?」
須藤「スンマセン。今日の仕事の事考えてボーとしてましたわ」
千堂「何がボーっとしてただよ!ふざけんなよ!」
須藤「なんでさっきからパーキングパーキングって言ってるんですか?」
千堂「関係ないだろ!先輩が寄れって言ったら寄れよ!!」
須藤(ククク。オシガマしてんだろうな。果たしてどこまで気張れるやら笑)
15分。20分と経過していった。だが車はまったく前には進まない。
ハイエースほどの広さなら後ろの荷台に隠れて用を済ますとも考えられてそうだが、後ろはダンボールの山。人が入れる隙間はない。千堂は俺のすぐ隣の助手席から動けないのだ。
千堂「須藤、、、っ!ぜってー横みんなよ!!」
須藤「はい?なにか?」
すると千堂はタイトスカートに手を入れてパンストを脱ぎ始めたんだ。
須藤「なぜパンストなんて脱ぎ出すんすか?」
千堂「見るなって言ってるだろ!」
須藤「仕事中はちゃんと見ろ!ってさっきも怒鳴ってたじゃないですか。だから見てるんです」
千堂「今は見るな!」
須藤「見ろっていったり見るなっていったり。見ても怒られる、見なくても怒られるならどうします?見て怒られるほう選びますよ」
千堂「お前がパーキング寄らなかったからここでトイレするんだよ!見るな!オメーのせいなんだぞ!!」
須藤「僕のせい??w事前にトイレいかなかった自己責任でしょw」
千堂「アッ!!!」
すると千堂はビニール袋入りも見当たらず、パンツを脱ぐ訳にもいかず、スカートを汚す訳にもいかず、シートを汚す訳にもいかず、、結局、いかずいかず尽くしで思いついたのが、漏らした時にもっとも被害の少ないであろう、足を置く面に向かって用を足すというものであった。
急にシートベルトを外し、シートを1番後ろまで下げる、そしてタイトスカートをまくりあげパンツはいたままジュワァ!!と勢いよく出し始めていった。
千堂「テメー!なに動画とってんだよ!!」
須藤「車汚したの僕じゃないっていう証拠です」
千堂「やってることセクハラだぞ!!」
須藤「セクハラ?笑わせますね。僕はこれ以上のパワハラ受けてきたんすよ?ここ数日分のあなたからのパワハラ。全て録音してるんで。こんかい撮影してるのもセクハラなんて意図はありません。すべて証拠集めしてるです。あなたからすれば俺が無許可撮影してセクハラしてる!っていうかもしれませんが、俺からすれば単なる証拠集めなんですよ?あなたが勝手に車内でションベンをしはじめた。っていうね?」
千堂「オメーがパーキングで止まらなかったからこうなったんだろうが!」
須藤「いやー、日々のパワハラで心が病んでましてね。ついボーとしてたんですよ。スンマセンね」
まこと辞める決断をした者は何故ここまで強くなれるのか。完全にこの時は立場が優位になっていた。
千堂「くっそ、、、」
この時、千堂は半泣きになりながらハンドタオルで股間周辺を拭いていた。
須藤「ちゃんと拭けました?風当ててあげますね」
そしてエアコンを入れて足元送風を全開にしておちょくる俺。千堂は濡れたパンツのままスカートを履き直すわけにも行かず座席の足元で丸くなっていた。
須藤「千堂さん。仕事中にふざけてるんすか?ここ高速道路ですよ?シートベルトつけてくださいよ」
千堂「オメーわざと言ってるだろ!」
須藤「だからぁ!濡れたパンツ脱いで、もう一度拭いたら最低限スカートはけるっしょ?!いつまでそんな格好でいるんですかって言ってるんですよ!!」
すると俺の言い分にも一理あると思ったのか千堂は「クソが」と言いながら車内道具のハサミでパンツの裾を切り、絶対に俺にだけはアソコを見られまいという動作でスカートを履き直したのであった。
ノーパンでスカートを履きなんとかシートに座った千堂。
千堂「その動画、どうするんだよ?」
須藤「提出しますよ。パワハラの証拠、そしてセクハラの冤罪のためにね」
千堂「提出って!どこに!」
須藤「パワハラ相談窓口、直属の上司、場合によっては弁護士とか。いろいろですね」
千堂「まてよ!!」

つづく
 
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3
2025/07/14 10:16:04    (Go2Kolkm)
なるほど!
これが全ての始まりだったんですね。

この後も楽しみにしています!
2
投稿者:(無名)
2025/07/14 09:06:50    (AXxGmgeq)
訂正 タイトル
2024年→2022年の間違いです。
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