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2022/11/18 19:04:02 (0.qGy1v/)
久しぶりの現場で、会社のロッカーからヘルメットを引っ張り出した時、奥に何か落ちた。
なんだろ?…それは扇子だった。
広げてみると、山間の温泉街の中央を川が流れる絵柄…懐かしい…それは、10年前まで付き合ってた16歳年上の美熟女、翔子と最後の夜を過ごした温泉旅館で買ったものだった。
同じものを翔子も持っている…翔子…幸せに暮らしているだろうか…
思い出す、翔子と過ごした2年ちょっとの歳月…俺のために身を引いた翔子…

翔子に出会ったのは13年前、俺は24歳で就職して2年目だった。
翔子は、たまに買ってたお弁当屋さんでレジ打ってたおばちゃんだったが、三角頭巾姿しか見てなかったけど、近所の酒も飲める定食屋で顔を合わせたことがあった。
「あ、お弁当屋さんの…」
「いつもどうも…」
三角頭巾してないおばちゃんは、可愛らしい顔をしていた。
月に何回か、定食屋で顔を合わせて、たまに一緒にビール飲んだりするようになった。
そこで、おばちゃんは40歳のバツイチ、名前を翔子ということを知った。

当時、俺には同期の彼女がいて、彼女とのことを色々翔子に話して酒飲んでた。
その彼女とは、入社2年目が終わる頃に些細なケンカが元で破局してしまった。
そのことで落ち込んでた俺を、翔子は優しく慰めてくれた。
40歳なのに、可愛い顔して、笑うとエクボが出来て、でも包み込むような母性愛が溢れてて、俺は甘えてしまった。
ほろ酔いのまま、翔子の住むアパートへ上がり込んで二次会、定食屋では話せない痴話話もをしているうち、妙な雰囲気になった。

「翔子さん、俺…」
「健次君…寂しいの?…こんなおばちゃんで良かったら、新しい彼女出来るまで、慰めてあげようか?」
この夜、24歳の俺は、40歳の翔子さんと結ばれた。
それまで、40歳の女性はおばちゃんとしか見ていなかったけど、翔子の裸身を見て、40歳はまだまだ女だと知った。
更に、40歳の女体は、若い元カノよりもずっと味わい深いことを知った。
俺は、翔子の身体にのめり込んでいくと、翔子を女として愛し始めた。

40代バツイチの女体は、素晴らしい魅力に溢れていた。
バツイチ40代のマンコは最高だった。
元旦那に使い古されて、はみ出たやや肉厚のマンビラはダークグレーで、皮から半分くらい顔を出してるクリは赤みがかって、そのグロさが卑猥でそそった。
若い元カノのピンクのマンコよりも、舐めてみたいし、入れてみたくなる。
結婚経験がある40代熟女のマンコを舐めまくったら、15分くらいで我慢できなくなって、自分からチンポ握ってきて、
「入れて…」
と言ってきたけど、元カノは自分からそんなことは言わなかった。

翔子の女体は程よい肉付き、吸い付くような肌、使い込まれて熟したグロマン、そこに鍛え抜かれたセックステクニック、そして、恥じらいを捨てて応じられる経験値がいい。
すっかり翔子の魅力に憑りつかれ、夢中になって行った。
女ざかりの40代の女体を疼かせていた祥子は、やりたい盛りの20代の俺の性欲を一身に浴びて、ご満悦だった。
俺が翔子に本気になっていくのを、最初のうちは喜んでいた祥子だったが、俺が翔子との結婚まで考え始めた時、翔子はそれを察知して、
「まだ新しい彼女出来ないの?こんなおばちゃんといつまでもズルズル付き合ってちゃダメでしょ。そろそろ、結婚することも考えないと。ま、私は結婚はコリゴリだけどね。」
と言われてしまった。

翔子は、結婚は二度としたくないけど、俺には、一度は結婚した方がいいと言った。
その上で、
「結婚はコリゴリだけど、元旦那のところにいる娘が、短大に入学したのね。来年、就職活動するに当たって、片親は良くないみたいなの。復縁、打診されたんだ…」
と言った。
つまりそれは、俺とは切れて、元旦那ともう一度夫婦になるということ。
離婚原因は知らないけれど、翔子の事を考えたら、俺が身を引くべきだと思った。

翔子がアパートを引き払い、元旦那の元へ去って行く数日前俺は休暇を取って、翔子と別れの旅に出た。
それがあの扇子を買った山間の温泉街だった。
俺27歳、翔子43歳、2年ちょっとの付き合いに終止符を打つ旅路は、切なかった。
最後の夜、精液が枯れるまで翔子に射精した。
翌朝は、未練を断ち切るため、抱かずに別れた。
二人で旅館のお土産屋で、同じ扇子を買って、思い出にした。

「さよなら…こんな若造と付き合ってくれて、本当にありがとうございました。どうか、お幸せに…」
「健次君、素敵なお嫁さんを探してね。おばちゃんに青春をありがとう。楽しかった。さよなら。元気でね。」
翔子さんとは、駅前で別れました。
翔子さんが引っ越すところを見送るのは切なかったから、そこでお別れしました。

暫くして、翔子さんが居なくなったお弁当屋さんで買い物がてら、
「ここにいた翔子さんって、元旦那さんとやり直すそうですね。娘さんの就職のためだとか言ってましたけど…」
と言ったら、
「え?翔子さんが復縁?娘さんのために?それは無いわよ。だって、翔子さんが離婚したのは、娘さんが交通事故で亡くなったからよ。」
「ええっ!」

翔子さんは、小学校低学年の一人娘さんからちょっと目を離した隙に、公園から転がり出たボールを追いかけていって車に撥ねられてしまい、責任を感じて離婚したそうです。
つまり、元団阿讃と翔子さんを繋ぐものは何もないということで、つまりそれは、俺が身を引いたんじゃなく、翔子さんが俺の未来のために身を引いたということ…
「翔子さん…」
天を仰いだ俺の目尻から、涙が流れ落ちた。

翔子さんは、あのまま付き合っていたら、いつか悲しい思いすることが目に見えていたから、あんな嘘ついて、そっと身を引いたのだ。
翔子さんの優しさに、胸が軋んだ。
でもやっぱり翔子さんが好きだった。
気持ちの整理が出来たのは、翔子さんが去って1年後、今の嫁と巡り会った時だった。
嫁は、翔子さんが若い頃はこんな感じだったんじゃないかっていう、笑った時のエクボが可愛い女だ。
俺28歳、嫁25歳で男女の関係になった時、抱き心地も翔子さんい似てて、惚れた。

俺30歳、嫁27歳で結婚して、今年で7年になる。
子供も生まれて、幸せな毎日だ。
10年前に買った懐かしい扇子を見つめながら、
「翔子さん…お元気ですか…俺は結婚して、幸せになりましたよ。この幸せは、翔子さんがくれた幸せだって思ってます…」
と言って、思い出の扇子をロッカーの棚に戻した。
そして、今はどこでどんな暮らしをしているのかさえ知らないけれど、53歳の翔子さんが元気で、幸せに暮らしていることを祈った。
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6
投稿者:名無し
2023/11/08 09:29:25    (cRXByrR3)
よか話ばい
5
投稿者:(無名)
2022/11/21 22:22:43    (qvLgAV6w)
泣きそうです、切ない、翔子さん。。
胸がいっぱいになりました。ありがとうございます。
4
投稿者:(無名)
2022/11/21 19:19:54    (Isu/DY5f)
これは哀しいお話でした。
翔子さんのくれた幸せを大切にしてください。
3
投稿者:(無名)
2022/11/20 15:14:28    (qhWNQ9Xg)
泣きそうになった
2
投稿者:(無名)
2022/11/18 19:40:14    (oWGXI72w)
感動しました。ありがとうございました。
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